《新年ご挨拶》明けましておめでとうございます!

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新年明けましておめでとうございます!

 

A Happy New Year!!!

 

2016年は、私にとって「書く」という、大きな表現方法をみつける年となりました。

 

「世界」と「より大きな秩序」との接点を書くという一つの試みが徐々に形になっているのを感じています。

 

また、世界で二人目のハートメタテクニックのプラクティショナーとして認定をいただきました。

 

新しい時代・次元に私たちが移行することをサポートするためのツールであるこのテクニックを大切に使っていきたいと感じています。

 

2017年に向けて、拡大のエネルギーを感じています。

 

2017年は、執筆の場を広げ、講座とコーチング・カウンセリングセッションをより多くの人にお届けしたいと思っています。

 

さっそく今月下旬より、私の先生が来日します。今回は、第2期生となる認定講座や初めての宿泊となるリトリートがあります。

 

とても大きな飛躍の機会になると感じています。

 

今年もたくさんのインスピレーションと喜びを共有できることを楽しみにしています ⭐⭐️⭐️

 

2017年がみなさんにとって素晴らしい年でありますようにお祈り申し上げます。

 

本年もどうぞよろしくお願いいたします!

(^ー^* )♪♪♪

「世界のトップ」はなぜ東北を目指すのか? ハーバードとウィーン・フィルが教えてくれた世界の中の「東北」②

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⬆️ 福島県郡山市内の中高生合同オーケストラ・合唱団によるベートーベン第九の演奏。2016年10月16日東京赤坂サントリーホールにて (写真提供: SUNTORY HALL)

 

ウィーンフィルといえば、元旦に行われるニューイヤーコンサートが世界40カ国に同時中継される言わずも知れた世界最高峰のオーケストラです。

 

ウィーンフィルは、震災以降、5年間東北を訪れ、これまで計42人の団員が東北で演奏活動を行い、中高生に音楽を教えてきました。

 

その中でも、フロシャウワーは、過密なスケジュールにもかかわらず、毎年続けて東北を訪れ、津波に襲われた海岸では献奏も行っています。彼を毎年東北に足を運ばせたのは何だったのでしょうか?

 

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⬆️ 東北の学生たちに音楽指導をするウィーン・フィルのバイオリン奏者フロシャウワー(中央)
(写真提供: SUNTORY HALL)

 

 

私は、それを彼の口から直接聞きたいと思い、2016年10月16日、東京で開かれた「こどもたちのためのコンサート特別公演」に出かけました。これは被災3県の中高校生が、ウィーン・フィルと共演する夢の舞台です。そして5年間の集大成の日です。

 

 

舞台中央にひときわ人目を引く姿があります。演奏者全員をまとめるコンサート・ミストレスの15歳の高校一年生の隣で、彼女が送る合図にぴったりと意識を合わせ、あたかも全身で彼女をサポートするかのようなバイオリニスト。それがフロシャウワーでした。

 

彼の真剣な様子から、弱冠15歳のコンサート・ミストレスを一人前の奏者として、そして、共にステージを創り出す仲間として尊重しているのが客席にまで伝わってくるのです。小学校5年生のときに震災にあい、それからも音楽を続けてきたという15歳の彼女とステージに立つ中高生全員の勇気をたたえているようでもありました。

 

 

私はその四日前にも、ウィーンフィルの演奏を聴いていました。世界的指揮者ズービン・メータを迎えての公演は、それは素晴らしいものでしたが、私の目の前には、その日にも劣らないくらい懸命に、いや、もしかしたらそれ以上の力で演奏するフロシャウワーにどんどん引き込まれていきました。

 

 

そして、指揮者として言葉を超えたリーダーシップについて教えたシャルル・ミュンシュの言葉を思い出していました。ミュンシュは、その後世界的指揮者となる小沢征爾に、影響を与えたと言われる指揮者の一人です。ミュンシュは言います。

 

 

「壇上に立った瞬間、あなたには無数のまなざしが向けられる。…その瞬間、音楽の知識はほとんど役に立たない。 … 大切なのは、命令をするよりも、自分が伝えたいものを自分自身がそれを身振り、態度、そして抗じ難い放射によって表すことだ。」

 

 

演奏後、フロシャウワーにインタビューをする機会を得た私が、「四日前の記念公演とも変わらないくらい、またはそれ以上の渾身の演奏でしたね」と触れると、即答がありました。

 

 

「当然です。世界的指揮者とでも中学生とでも、演奏家は常に全力で演奏するものです。
私は町民の半分が津波で流された町で演奏した日のことを、いまでもはっきりと覚えています。

そのとき、自分の音楽が誰かの役に立ったと心から感じることができました。

これは、音楽家にとって何より光栄なことです。」

 

「それに」といって、彼はニコッと笑いながら最後にこう付け加えました。

「ウィーン・フィルは伝統を重んじるオーケストラですから、たとえばモーツアルトを演奏するとしたら、その伝統的な解釈に準じます。

 

でも、東北の中高生の奏でるモーツアルトは、『ああ、こんなモーツアルトがあるんだ』と私を新鮮な気持ちにさせてくれました。だからこれはWin-Winの関係なんですよ」

舞台上で見せる「神々しい音楽家」とはちょっと違う、人間としてのフロシャウワーに触れ、私は彼の言葉を理屈を超えて理解できた気がしました。

 

 

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⬆️ 特別公演でソロ演奏をしたフルート奏者ディータ・フルーリーに質問をする学生。「どうしたらあんなに透き通った音色を出せるんですか?」「自分の出したい音を想像するんだ。そしてそれを技術や呼吸、自分の持っている全部を使って表現する。その音に近づくために一生練習し続けるんだよ」写真: CHIKA ONAKA

 

アフリカには、「人は人を通じて人となる」という格言があります。

 

人間は誰もが誰かの役に立ちたいと願う生き物。人は、他者の存在を通じて自分を知ります。

他者の存在を通じて、自分の想いや能力、存在意義を発見していきます。

自分の才能も能力も、それを必要としてくれる人がいて成り立つとも言えます。

 

私自身、南スーダンなどの紛争地で働いていた時、困難を乗り越えようとする人たちを目の前にしていたからこそ、「私もベストを尽くそう」と、自分の力を「引き出して」もらったと感じたことは何度もありました。

 

では、最後に、東北の中高生は何を感じ学んだのでしょうか?

 

ベートーベンの第九の合唱を一生懸命に練習してきたという福島の女子中学生に、今回の体験を通じて学んだことについて聞くと、こんなことを言ってもいいのかなと、一瞬周りの顔を探るように見渡した後で、こう伝えてくれました。

 

 

「合わせるのは大切だけど『自分』を出すことです」と。

 

 

「世界」との交わりは、世界という「鏡」を通じて「自分」をより浮き彫りにするのかも知れません。

 

 

「世界」が東北を知り、東北も「世界」を知る。

そして「世界」を通じて自分を知る。

東北と世界との間で生まれ始めた化学反応。

 

 

震災による被害や、高齢化や過疎化、人口減少などといった「課題先進国」と呼ばれる東北の問題を決して軽く捉えているわけではありません。でも、震災があったからこそ生まれることがあるのも事実のようです。

 

 

世界とのつながりの最先端でもある東北に注目し続けていきたい、と思います。

 

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⬆️ 特別公演後、ウィーンフィルメンバーと中高生との記念撮影。インタビューをした団員全員が「満たされる体験だった」と語ってくれた。(写真提供: SUNTORY HALL)

伝える人必見!世界一流の指揮者から学ぶ「ひらめき」を与える方法

先週は、世界最高峰のオーケストラと言われるウィーンフィルの演奏と世界的指揮者として知られるズービンメーター氏の指揮に触れる機会がありました。

 

ちなみに、これは、アークヒルズ音楽ウィーク・サントリーホール30周年記念の一環で、ライブビューイングとして無料で公開されました。3部のみでしたが、十分に聞き応えがありました。素晴らしい企画をしてくださった森ビル・サントリーホール事業部の方に感謝です。

http://liverary.tokyo/entry/detail.php?id=12034

 

あまりに楽しみで、前日からワクワクして、6時間も前からサントリーホール前をうろうろしてたと言ったら後でジョインした友人たちに笑われました(笑)

 

ズービンメーター氏(ウィーンフィルのニューイヤーコンサート過去最多指揮の一人)の指揮は本当に素晴らしく、彼の演奏に触れた後はしばらく文字通り「恍惚状態」でいました。

 

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「😲『巨匠』ってこういう人のことを言うんだ💡💡💡」

 

私の中でひらめきのライトが点灯して、そして、どうしても知りたくなった。

 

彼はどうやってあの領域に至ることができたのか???

 

 

という訳で、彼が登場するインタビュー動画をこの一週間で聞きまくり、観まくりました。

 

そして、この週末は、ジョナサンノット指揮のブラームス一番(東京交響楽団)を聴きに行きました。

 

これからヨーローパ演奏ツアーに出かけるという彼。

ブラームス一番はとても好きなので、チケットは数ヶ月前から予約していたし、演奏は十分に楽しませてもらいました。

 

ですが。。。

 

なんと言うか、指揮に力が入っていた。

 

先週のマエストロの指揮は、完全に自分という「器」を通じて音楽を奏でていらしゃったので、まったくそんな力を感じるどころか、すごくリラックスした気持ちになりました。

 

かえって先週の巨匠の演奏がいかに「格別」だったかがより一層浮き彫りになって、なんだかやけに「納得」して帰路につきました。

 

巨匠ズービンメーターがどうやってあの領域に至ることができたのかは、まだわかりません。

 

ただ、彼がインタビューで言ってたことで印象に残ったこと。

 

「指揮者の仕事とは、偉大な作曲家が残してくれた偉大な音楽をその意図通りに最後の一ミリまで再現することです。そこに『私』が入り込む余地はまったくありません。

 

その偉大な音楽を少しでも再現できた感じる時、とても謙虚な気持ちになります」と。

 

フランス人の指揮者シャルル・ミュンシュは、リーダーシップに関する本質を書いた本としても知られる著書「指揮者という仕事」の中で、指揮者の仕事についてこう言っています。

 

「壇上に立ち、第一拍を振り始める瞬間、あなたには無数のまなざしが向けられ、観客はそれぞれが自分の光と熱をそこから汲み取ろうとする。」

 

 

「指揮者(conductor)という言葉自体には統率するという意味も含まれていますが、大事なのは、命令を与えるというよりも、自分自身がそれを身振り、態度、そして抗じ難い放射によって、表すことです。

 

…(中略)…

 

この瞬間には、音楽の知識はほとんど役に立たない。指揮者に求められるのは、ただ生きること、ハートを脈打たせ、魂をふるわせ、あなたの感情を歌わせることだ。」

 

確かに、そういう音楽はハートに響きますよね。

 

そんな音楽に触れると、思考はいつの間にかどこかに行ってしまい、

 

直感がおりてきたり

何かが腑に落ちたり

何かが突然分かったり

洞察やインスピレーションを受け取る

 

ことはよくあります。

 

音楽を通じて表現されるハーモニー(調和)のエネルギーが、人間のもともとの調和の状態を思い出させてくれ、源とつながりやすくなるのでしょう。

 

 

ミュンシュはさらに言います。

 

「指揮者が楽曲を忠実に再現することによって、聴いている人の思考や感情が指揮者の思考や感情と同時に再創造される。」

 

まったく個人的な感覚ですが、ズービンメーター指揮から醸し出される音色からは「人類への祝福」すら感じました。

 

しかも、荘厳なだけでなく、繊細で柔らかくて甘い音色。。。

 

マエストロの意識の状態を借りて、より高い、より広い意識の世界・景色を垣間見せてもらったのかも知れません。

 

世界一の記録を打ち立てた深海ダイバー、ジャック・マイヨールの映画を見る人は、マイヨールが潜る時の「変性意識」の状態につながり、映画館を出る時には恍惚状態で出てくると言いますが、きっとそれと同じ原理なのでしょう。

 

ただ大事なのは、その調和の状態もインスピレーションも「ゾーン」の状態も、音楽など外からもたらされるものではなくて、元々いつでも自分の中にあるということ。

 

しかも、常に調和した状態で「ゾーン」にいられることも可能らしい。

 

そう、世界的なカウンセラーである私の先生が言ってた。

「『オン』も『オフ』もないのよ。」

 

音楽を奏でる人は音楽を通じてひらめきを与える。

 

講師・カウンセラー・コーチは言葉も話すけど、言葉を超えた部分でひらめきを与える。

 

目指せ~(*^-^)ニコ 巨匠の世界。