周りの人の強みや得意分野を相手に見れるほど、自分の強みも受け入れられるようになる

どんな人にでも強みや得意な分野がある。

そこに目を向けて伸ばし、活かすことー

すべての人の強みや特性が上手く活かされたらどんなチーム・組織になるんだろう?

元司令官はそんな楽しみを私に教えてくれました。

 

そして、人の強みに目を向けることの更なる効果も感じています。

 

実は人の強みや得意分野に目を向けることによって助かるのはなにより自分じゃないか?と思うのです。

 

私たちは、うまくいっていないことや、人の間違いはいくらでも目につきます。

 

世界のニュースを開けば、毎日新しい「問題」と「危機」を耳にします。

 

いくら指摘してもきりがないほどです。

 

でも、人の強みや得意分野に目を向けることによって助かるのは実は自分だと思うのです。

 

私たちは自分で自分がやってきたことを評価することや、自分の強みを認めることにはあまり慣れていません。

 

自分に厳しいタイプの人はなおさらです。

 

日本人は世界の中でも、強みを苦手な分野を克服しようとする傾向が最も高いそうです。

 

無意識的には、私たちは周りに与えたものが自分に返ってくることを知っています。

 

そういう意味では、私たちは周りの人たちの人の強みや得意分野にも目を向けるほど、自分の強みを認めたり、自分が自分を認めることを「訓練」し許可しているのです。

 

世界65カ国以上で実践されているものに、Nonvioent Communication(NVC)=非暴力コミュニケーションというものがあります。

 

学校やコミュニティー、会社・組織でのコミュニケーションを活性化するツールとして知られています。

 

そこで教えられている原則はこう言っています。

 

「相手のどこが悪いのかに焦点を当てるのではなく、『助言する』立場にある自分に焦点を当てる」

 

私がカウンセラーとしてのトレーニングを受けた時にも、相手の「完全な姿」を見るというトレーニングを受けました。

 

私たちは誰もがなんらの課題やチャレンジを持っていますが、それはその人自身に問題があるというわけではありません。

 

仮に病気をしていたとしてもその人の回復した姿を見ることができます。

 

いまなんらかの課題を持っていてもそれを乗り越え、より強くなって姿を見ることができます。

 

自信がないと言っている人がいたとしても、私たちはその人の本来の才能や能力を見ることができます。

 

実は、震災などで被災した人のニュースを見る時、紛争の被害にあっている人のニュースを見る時にも当てはまります。

 

もし、彼らを、「かわいそうな人」と見るとしたら、私たちは彼らを「弱体化する」エネルギーを送ることになってしまいます。

 

替わりに、彼らが生活を再建し、被災した人たちがお互いを助け合い、逆行を乗り越えた勇気あるストーリーが新聞一面を飾っていることを想像することができます。

 

 

 

 

問題や大きな課題があってもその人自身は人間として欠けているわけではないのです。

 

同じ職場の人、チームの人の強みや得意分野を書き出してみましょう。

 

周りの人の強みや得意分野を相手に見れるほど、自分の強みも受け入れられるようになりますよ!

頭ではわかっているけど、身体が動かない時どうしたらいいですか?

heart-mind

私のコーチングセッションにいらっしゃる方の中で、「頭ではわかっているけれども身体が動いてくれない」とおっしゃる方がけっこういます。

 

そういう時ほど、頭が常に忙しく回転しているのですが、「考えている」つもりでも、実際には思考が頭の中でグルグルしているだけで、実際には「思考停止状態」になっている場合もめずらしくありません。

 

そういう方が自分の状況を説明する時には、話しが同じところをグルグル回り始めるのでわかります。

 

でも、上司が。。。これも問題で。。。でもでもでも。。。

 

そのループで考えている限り、表面的な改善はありえても、おそらく根本的な解決はないのが実情です。

 

同じように、なんだかいつも忙しいし、がんばっているのだけれども、いったい前に進んでいるのかどうか分からない、という場合もあります。

 

そして、そういう時ほど、思うように動けない自分に対して「自分はダメだ」と自分を責めがちですが、それもまた効果的ではありません。

 

ハーバード大学のロバートキーガン教授の研究によると、何か問題があった時、8~14%の人は自分の知識・情報・経験の範囲で解決策を組み立てようとし、42%~49%の人が自分の判断ではなく周りの意見で判断をする(日和見主義)、そうです。これは、アメリアでの研究結果ですから、日本での数字はかなり高いでしょう。

 

つまり、ほとんどの人は自分の体験や限られた範囲での体験でしか解決策を想像することができない、と言っているのです。

 

コーチングの目的の一つとは、

自分のおかれた状況を客観的に見れるように整理するお手伝いし、

何が本当の課題なのか?では、具体的にどうしたらいいのかを一緒に考えていくこと、です。

 

 

それだけを聞くと、ロジカルシンキングのようにも聞こえるかもしれませんが、たとえ「ロジカル」でもそれが単にロジカルだけでも終わると、モヤモヤが残ることがあります。

 

なぜなら、人間は感情の生き物だし、ときには、ある課題は魂の成長のために起きていることがあります。

 

それは、本来はこうあるべきだ、とか効率とった面だけでは説明できない領域があるからです。

 

または、そういうときには、一生懸命に頭で考えた答えであっても、本当にハートが望んでいることとは必ずしも同じとは限りません。

 

私のコーチングセッションの特徴の一つは、頭と心・身体をつなげるメソッドを持っているということです。

 

実際に、数人の方のコーチングを受けたけれどもモヤモヤ感が残ったけれども、大仲さんのセッションは違う気がする、と言って申し込まれた方がいらっしゃいました。

 

ところで、国連職員だった私が、なぜコーチング・カウンセリングを始めることになったのかと言うと、それは自分自身の体験から来ています。

 

私が4年を超える南スーダンでの国連勤務から日本に帰国して体験したのは、「身体が言うことをきいてくれない」という状態でした。

 

身体から気力と魂がすっかり抜け出てしまったように、身体は空っぽ。

ともかく、身体が重いのです。。。

疲れていたから、しばらく休もうとは思っていたものの、数ヶ月休んでも身体に力が入りません。

気がついていたら季節は冬から春に、そして夏を過ぎ、秋になっていきました。

 

枯葉を見ると、どうして?心は焦るばかりで、それでもやはり同じ状況でした。

 

カウンセラーも含め、何人かの方に会いましたが、なにか根本的な解決が必要だと感じていたとき、ある方の説明が直感的に腑に落ちました。

 

「あのね、あなたの身体はまだ南スーダンにいると思っているのよ。だから、身体に今はすでに安全なところにいる、ということを伝えないといけないの。」

 

身体は、「過去の出来事」を「たった今の起きていること」だと認識しているから、身体にそれはすでに「過去の出来事」だよ、ということを伝えることが役に立つかも知れない、ということでした。

 

身体には人間の原初的な知恵が保存されていると同時に、ネガティブな出来事や緊張などのすべての体験を記憶しているとのことでした。

 

例えば、むかし、パワハラ系上司から怒鳴られたことがあって、頭ではもう関係ないとわかっているのに、なんだか身体にその時の緊張が残っているのか萎縮してしまう、といった具合です。

 

これを読まれている方の中には、え?そんなことが?と思われる方もいらっしゃるかも知れません。

 

でも、おそらく誰でもそのような体験は大なり小なり持っているのです。

 

私は効くものならなんでも試してみようと感じていたので、そのアプローチを試してみることにしました。

 

私の場合回復するまでには数回のセッションが必要でしたが、その効果は直感的に分かりました。

自覚はありませんでしたが、身体は自分が思っていた以上に緊張していたのが感覚的に分かり、同時にその緊張や重さや解放されていくにつれて、視界が明るくなっていくような身体が軽くなっていくのが感じられました。

 

私の例は少し極端のように聞こえるかもしれませんが、私のセッションにいらっしゃる方でも「頭ではわかっているけれども身体が動いてくれない。」という方はけっこう多いです。

 

同時に、自分の心の状態を整理し、意識をハートと身体に向け直し、それぞれが繋がってくると、無理をしなくても自然に身体が動くということも実際に体験しています。

 

「心」と「身体」をつなげていくことで、問題や悩みが、まったく違うように見えるようになった、問題じゃなくなったという体験の報告を実際にたくさんいただいています。

 

頭ではわかっているけど、身体が動かない方、いらっしゃいますか?

 

「頭」と「ハート」をつなげるメソッドについてはこちら

 

どうぞお気軽にご連絡ください^^

 

heart-mind

 

 

弱みと克服しようとする日本人vs 強みを信じるアメリカ人

強みを伸ばす or  弱みを克服するーどっちが才能を開く?

 

 

強みを伸ばす or  弱みを克服する

どっちが才能を開くのでしょうか?

 

 

 

私たちは、教育システムをはじめ、
強みよりも弱みを克服しよう
とする文化に住んでいるようです。

 

 

ギャラップ社の調査による

 

子供を持つ親ごさんに行われた質問です。

 

「国語5、社会5、理科3、算数1という
成績を子供が持って帰ってきたとしたら、

 

子供と成績を話し合う時に
どの教科に最も時間を割きますか?」

 

 

世界平均で77%の親が算数と答え、
国語の5が6%、
社会の5は1%だったそうです。

 

日本人は世界の中でも
弱みを克服しようとする
傾向が強いそうです。

 

 

強みを知ることと弱みを知ること
どちらがあなたを
成功させると思いますか?
という質問に対しては、

 

アメリカ、イギリス、フランス、

カナダ、中国、日本の中で

 

 

アメリカでは41%が「強み」と
答えているのに対し、

 

強みに対する注目度が
最も低かったのは
日本と中国でわずか24%でした。

 

 

ただ、55歳以上になると、
世界共通で強みを伸ばす方がいいとの
回答が高くなるそうで、

 

自分の弱みをなんとかするよりも
受け入れる方がいいと悟るからでは
ないかと指摘されています。

 

 

似たような例で、
うつ病に関する研究は
4万件以上あるけれども、

 

幸せや達成感に関する研究は
わずか40件だという数字もあります。

 

 

上手くいってないことには
すぐ目がいくけれども、
上手くいっているところは
「当たり前」すぎて
なかなか気づかない。

 

 

弱みを補おうという努力も
必要ではあるけれども、

 

 

上手くいっているところ、

自分の強みや

秀でているところに対して

もっと目を向けていいのです。

 

世界の悲惨なニュースに

注目することもできれば、

その中にきらっと光る
世界で起きつつある
ポジティブな変化を
みつけることもできます。

 

 

コミュニケーション、
語学
人間関係に対しても
同じことが言えますね。

 

コミュニケーションや
人間関係で得意なところ、
上手くいっているところは
どんなところですか?

 

 

***まとめ***

コミュニケーションや
人間関係で得意なところ、
上手くいっているところは
どんなところですか?

 

日々注目するものが
私たちの体験をつくる。

 

⭐️⭐️⭐️⭐️⭐️⭐️⭐️⭐️⭐️

 

「ガツガツと自己主張しなくても世界の人と通じる方法を知りたい」

「もっとのびのびと自分の言いたいことを言えるようになりたい」

「海外で働きたい!」

「会社名や職種に限らず仕事を探したい」

「世界で通じる本物のプレゼン力を身につけたい」

 

 

そんな方により自信を持って堂々と世界で活躍してもらうこと、

そして、日本の力を世界の力を共に活かし、

民族や宗教を超えて人をつなぐことのできるリーダーを育てることが

私のミッションです。

 

ここで言う「世界」とは
海外に限りません。

 

知らないことは見えない。

 

世界が広がること=

視野が広がること=

可能性が広がることの

お手伝いになったら幸いです。

 

今日もありがとうございました。

コミュニケーションが苦手? 通じない人、理解できない人がいてもいい!

 

最近、シェア会に参加された方で、
自分はコミュニケーションが苦手だと思っている、という方がいました。

 

ただ、私には、その人がコミュニケーションが
苦手なようには見えなかったのです。

 

もう少し話しを聞いてみて気づいたのは、

その方の悩みとは、
自分の言いたいこと・
伝えたいことが
思うように相手に通じない
「もどかしさ」のように感じました。

 

 

私がその方に伝えたのはこんなことでした。

 

たとえ、

自分がどれだけ饒舌なスピーチができたとしても

自分がどれだけ完璧な英語を話したとしても

スマートな社交術を身につけていたとしても

通じない人はいるし

全員に通じなくてもいい。

 

逆説的なようですが、

もっとのびのびと自分に言いたいことを言いたい、

コミュニケーションスキルを上達させたい、

世界の人と通じたいと思えば

 

通じない人もいるという、

ことを受け入れることです。

 

 

もちろん

人間誰でも

理解されたいし

理解したい、

 

でも、

時には

どう頑張っても

 

理解できない人もいるし

好きになれない人もいるし、

同意できない人もいます。

 

 

別にそれでいいのです。

 

もしコミュニケーションが
苦手だと思っていたら
実は「逆」かも知れません。
もしかしたら、
もっと理解し合いたい
という意欲の表れかも知れませんね。

 

*今日のポイント*

通じない人、
理解できない人、
好きになれない人、
同意できない人もいる。

 

別にそれでいい。

 

それを受け入れると、
「理解しないとけない」から解放されて
「理解できたら楽しい」ドアが開く。

 

⭐️⭐️⭐️⭐️⭐️

175カ国の人と一緒に働いて学んだ
ガツガツと自己主張しなくても
世界の人と通じる8つのヒントを
お伝えしています。

⭐️⭐️⭐️⭐️⭐️

 

国際機関で働いていた時、
組織の理念には共感するけれども、
我先に自己主張をしたり、
声が強い方がいい、
みたいな風潮に違和感を感じていました。

 

英語をしゃべる=「アメリカ人」になることじゃないし、英語は世界の人と通じるための言語として学ぶのだから、必ずしも「アメリカ人のような感じ」で話さないといけないっていうのもなんだか違和感がある。。。

 

そんな私の実体験などから生まれたヒントが満載です。

次回のシェア会は3月26日(土)16:00~18:00@恵比寿で開催します。

ご興味のある方は、こちらにご登録ください。→ 大仲千華メルマガ登録

国際機関の面接ではなんで失敗体験を聞かれるのか?

 

国連の採用面接では「失敗体験」についてよく聞かれるということをご存知でしょうか?

あまり知られていませんが、よく聞かれる公式な「質問」の一つです。

 

私も面接官を務めた事がありますが、面接官はいじわるをしたいわけではありません。

 

では、なぜこの質問がされるのでしょうか?

 

なぜなら、よく計算されたスピーチのようにペラペラと饒舌に話す人がいたとしても、それは必ずしも面接官が知りたいことを満たすことにはならないからです。

 

面接官が知りたいのは、

***************

この人はどんな体験をしてきて、

そこから何を学んだのか

何を大切だと思っているのか

***************

 

という「リアルな」あなたについてだからです。

 

だって、誰も完璧な人なんていないし、足りない知識があったらこれから学べばいいのだから、「失敗した体験とそこから何を学んだか」の方が、リアルにその人のことが分かるからです。

 

面接とは自分のことをアピールをするものだと思われがちですが、ゴールはあくまでも相手に届くことです。

 

ならば、「失敗体験」を話すことは、自己開示をすることで相手との距離を縮めたり、相手の共感や信頼を得るという意味で、実はお互いにとても効果的なメソッドなのです。

参考記事⇨http://goo.gl/VDDndS

 

 

 

 

「面接やプレゼンがプレッシャー。。。」

「面接でもっとのびのびと自分の言いたいことを言えるようになりたい」

「海外で働きたい!」

「世界で通じる本物のプレゼン力を身につけたい!」

「自分の考えやアイデアを社会のために役立てたい」

 

そんな人たちのために、成功体験を積める安全でな場を創ることにしました。

 

面接やプレゼンの一番の上達法は場慣れをすることです。

 

語学やプレゼンには学習曲線があるのです。練習してるけど上達している気がしないと思っても、ある日突然!ああ!出来る!となる日が来ます。(ほんとです)

 

リーダーシップスキルの一環として、相手をエンパワーする効果的なフィードバックのし方をガイドをします。

 

今回のシェア会では、みんなで一緒にこの自己開示の力を体験します。

時間の範囲内で1~3分づつ、何回かお互いに練習していきます。

 

《テーマ例》

⭐️ なぜ国連の採用面接では「失敗体験」について聞かれるのか?

⭐️ 「失敗」について話すことがなぜ自信や信頼と関係するの???

⭐️ 「失敗体験」について話すことが成功になる時、失敗になる時

⭐️ リーダーシップとしての相手をエンパワーするためのフィードバック

⭐️ 東京オリンピック誘致プレゼンに学ぶあなたの印象をアップさせる一つの質問

 

プレゼンや面接についてのコツは時間内でシェアしますが、基本的にはプレゼンや面接についてレクチャーをする会ではないことをご了承ください。

 

参加する人たちがお互いにお互いをサポートし、より効果的な面接やプレゼンをするためのコツを学び、練習するための安全な場所です。

 

面接、プレゼン、発表、スピーチはもちろん、会社での人間関係、上司や部下との関係、人にお願いする時、グループをまとめる時などにも役に立つでしょう。

お互いの成長を楽しく助け合うコミュニティーを一緒に創りましょう。

《残席3席》です。

2016年3月20日(日)14:00-16:00

恵比寿カルフール(恵比寿駅徒歩5分)

 

《体験談》

「千華さんの実体験からのシェアだったので心に響いて、すぐに使えるものがたくさんありました。」

「人と人が向き合うことがとても神聖なもので特別なことだと気づきました。転職の面接の怖さが優しい時間へと変わる気がします。」

「今日の2時間の体験のすべてが私が味わった事のない空間でした。一対一で親友と会話をしている時に感じる心地良さを全員で初対面の方と感じることが出来ました。」

 

今後、大仲千華が主催する講座などの情報を受け取りたい方はこちらからご登録ください⇒登録

Meet Up March 13 2016

Meet Up March 13 2016 感想

⭐️Power of Vulnerability⭐️ 国際機関の面接ではなんで失敗体験を聞か­れ­­る­の? 面接とプレゼンがちょっと優しくなる会­­­­️

Sunday, Mar 20, 2016, 2:00 PM

恵比寿カルフール
東京都渋谷区恵比寿4-6-1 恵比寿MFビルB1 Tokyo, JP

6 enthusiasts Went

国連の面接ではなんで失敗体験を聞かれるの???なぜなら、面接官が知りたいのは⭕️⭕️だから。。。「面接やプレゼンがプレッシャー。。。」「面接でもっとのびのびと自分の言いたいことを言えるようになりたい」「海外で働きたい!」「世界で通じる本物のプレゼン力を身につけたい!」「自分の考えやアイデアを社会のために役立てたい」これはそんなあなたのためのmeet upです。Have you ever wondered how you can better gain trust of others?Are you Looking for a way to express your passion in a more creative way?Do you want to learn…

Check out this Meetup →

 

人は自分が見ると予想していることしか見えない

 

「ありのままの姿見せるのよ〜」が流行ったのは2014年。

流行りの歌や映画はその社会の集合無意識を示している、とも言われています。

 

誰でも「ありのまま」でいたいと願うように、「ありのまま」に理解されたいという欲求ももっています。

 

では、私たちは目の前の相手のことをありのままに見ているか?というと。。。

 

私たちは、自分が見ると予想していることしか見えない、のです。

 

なぜなら、私たちが目の前のことをどう理解するのかという認知プロセスが自動的に働くからです。

 

社会心理学によると、私たちが目の前の相手を理解しようとする時は3段階のプロセスを経るそうです。

 

第一段階:

私たちは、自分の目の前で起きている出来事を理解するために、脳はまず自分と相手との関係を判断しようとする。脳が相手と自分との関係を判断するために脳がとる方法は、相手を分類すること。

人間に本能的に備わった最も基本的な分類方法は、「この目の前の人は自分の敵か味方か?」という分類(カテゴリー化)。

 

第二段階:

次に脳は「カテゴリー」を使ってさらに詳しく判断しようとする。会社員、〜屋さん、〜の先生、社長、会計士といった職業から、〜に住んでる人、アメリカ人、フランス人、インド人(国籍)、性別や宗教などカテゴリーはたくさんあります。

 

 

第三段階:

「初頭効果」というものが働くため、第一印象が修正されるためには意識して努力をする必要があります。

 

つまり、私たちは言葉を発する前からたくさんの推測を瞬時にしていて、たとえ初対面でも、自分の目の前にいる人に対して、まったくゼロベースで見ていることはほとんどない、のです。

 

特別な人がステレオタイプや偏見を持っているのではなく、誰もがなにかしらのステレオタイプをもって相手を見ているのです。。ストレスが高い時にはさらにステレオタイプが強くなります。

 

ひょえ~

改めて聞くと私たちはどれだけ相手の本当の姿を見ているものかと思ってしまいます(汗)。

 

 

ではどうしたらいいのでしょうか?

 

人は自分が見ると予想していることしか見えないのだとしたら、それを逆手にとりましょう!

 

つまり〜〜〜♪♪♪

 

 

これから会う相手に対して、見ることを先に決めること、です。

 

 

⭐️⭐️⭐️⭐️⭐️⭐️⭐️⭐️⭐️

相手の「真の美しさ」を見ると決めること、です。

⭐️⭐️⭐️⭐️⭐️⭐️⭐️⭐️⭐️

 

 

① 自分の中のバイアスや判断に気づき

② 自分の中のバイアスや判断をいったん脇に置き

③ 相手の「真の美しさ」を見ると決めること

 

です。

 

 

そして面白いことに、そうした姿勢は相手に伝わります。

人は基本的に自分を理解してくれようとする人に好意をもちます。

すると、お互いの心の扉が開くのですね。

 

 

「えっ?!この人ってこんな人だったっけ???」

 

そんな驚きこそ、言葉にできない喜びです。

 

「人は自分が見ると予想していることしか見えない」なら相手の真の美しさを見ると決めましょう。

 

 

(まとめ)

・人は何かしらの思い込みで相手を見ている

・自分が見ると予想していることを相手に見る

・相手を理解するという作業のためには、見ることを先に決めること

① 自分の中のバイアスや判断に気づくこと、

② いったん脇に置くことができること、

③ 相手の「ありのままの姿」を見ると決めること

ギフテッドの特徴④: 創造性が高いー「この絵は神さまから来た」と子供が答えたら

ギフテッドの子は創造性が高いことで知られています。

そして、それを表現することにとても意欲的です。

 

新しい発想やアイデアを得ている状態は、外から見ればもの思いにふけっているような感じに見えるかも知れませんが、当の本人の体験としては、さまざまな着想が浮かんでは消え、ぼんやりとしたものが形を持ちはじめ、徐々に全体像を見渡せるようになるというような体験と言った方が近いかも知れません。

 

一旦全体像をつかんだら、

それを表現する作業に入り、

 

ある場合には文学や芸術作品として、

音楽として、

ダンスとして、

論文や科学的な理論として、

建築物として、

プロジェクトとして表現されます。

 

その形になったものが私たちの目や耳に触れることになります。

 

学校の作文かもしれないし、ブログの記事かもしれないし、大きな舞台での発表かも知れないけれども、

創造性はそれに触れる人の共感や感動を生み、私たちにひらめきや直観を与えてくれるようなものです。

 

あるギフテッドの子(インディゴ、クリスタル・チルドレン)の子はこう言ってます。

 

「何も考える必要はなくて、努力なしに描いてました。

ママがこの言葉はどこから来たの?と聞いてきました。

私は『神さまからよ』と答えました。

ある時、クラスで自分が描いた絵を見せたら、『本当にあなたが描いたの?!』とみんながびっくりしました。

誰だって自分と同じように描けると思ったのですが、もう少し大きくなってから分かったのですが、これはみんなと分かち合うために他の人に教えるために神さまが与えてくれたギフトだと分かるようになりました。

 

『インディゴ、クリスタル・チルドレン~アキアネ・クラマリック』より

 

そういう事を言う子が最近は多いようです。

 

胎内記憶で有名な池川明先生もご自身の診察での体験や調査で、そういう発言をする子供達が増えていることを言っています。

 

まず、そういう発言をする子は少なくないということ、そして、けっしておかしくないこと、(そこでお母さんが変に反応するとお子さんはしゃべらなくなってしまったり、絵を描いたり、表現することをやめてしまいます)を知って、お母さんはありのままにお子さんの言うことを受け止めてあげてください。

 

 

ギフテッドの子の特徴③: 完璧主義であるー1か100にならない方法

ギフテッドの子は人生におけるすべての分野で完璧主義である傾向が強いそうです。そのせいで、宿題をするのを先送りしたり、または逆に一つのことを完璧にしたいのですごく時間をかけたりします。

 

ギフテッドの子は、得意な分野とあまり得意ではない分野の差が大きいことが多いですが、自分があまり得意ではない分野があることが自分で気に入らないために、勉強自体を嫌いに思う、または苦手に感じる場合もあります。

 

その為に、ギフッテッドの本人自身は、自分のことを「勉強が苦手である」と思っている人も多いでしょう。

 

ただ、どれも完璧にしたいというのは、時間はかかるし、疲れきってしまいます。

 

子供ながらに、例えば、胃腸の具合が悪い、食生活のリズムが崩れる、といった症状として現れることもあるでしょう。

 

バランスで気を使う点は、ある分野がとても得意で、家での学習で学校で通う学年の3~6年上の教材を使う位に好奇心も知能もあったとしても、そのレベルの勉強を始めたとたん、難しくなって出来ない分野がでてくると「完璧にできないことは、やーめた」と思うことがあります。

 

完璧にできないなら、それには手をつけさえしない、という1か100になる傾向があります。

 

なので、学校の勉強は簡単すぎてつまらないというギフテッドの子には、ぜひ上の学年の教材を用意していただきたいのですが、

 

同時に、難しくなりすぎて、負荷がかかりすぎるよりは、「少し余裕をもった位の難しさ」がいいと思います。

 

 

大人の場合でもそのまま当てはまりますが、これが日常的にどういう風に現れるかというと

・自分が一番にならない土俵にはそもそも乗らない

・好成績がのぞめないような分野には手をださない

・自分が得意ですでに結果を出してきた分野を選ぶ傾向が強いため

新しいことにチャレンジするのを避ける

(自分的に「まあまあな」な結果は受け入れられないから)

 

 

ギフテッドに関する英語の文献によくでてきますが、

Impostor Syndromeと呼ばれるそうです。

 

 

ではどうするのがいいかと言うと、

・  一つ一つの事を終える事にフォーカスすること

・出来ていない部分ではなく出来ている部分に目を向けること

・完璧にするよりも楽しむことを学ぶこと、が役に立ちます。

 

 

より具体的には、ギフテッドの子の「完璧主義」に関わる時には、

 

・文法の細かいミスなどを細かく直さないこと

・本人にも細かいミスにこだわらなくていいと伝えること

・高学年の学校のレポートや長期にわたる宿題があったら、まず概要・全体像を掴む。

・それに取り掛かる前に、一緒にゴールを決め、どれ位の時間がかかりそうか、何ページくらいになりそうかを把握する。

・本人にとって大切な部分を見極め(本人が納得する)目標(意味)を決める。

・まず、アウトラインを書く。

・全部を完璧にこなすのではなく、どの部分に対して、フォーカスするかを一緒に考える。

 

 

本人にとって何が大切なのかは本人の感覚があると思うので、そこが一番大切かも知れませんね。

 

 

海外で働く: 多国籍な環境では目立つように話さないと評価されない?の誤解

海外で働きたいのだけれども、いつもガンガン自己主張をしないといけないの?多国籍な環境でより自分らしく自分を表現するにはどうしたらいいでしょうか?

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自分の考えや提供できるものを知ってもらうためのセルフプロモーションのスキルはあった方がいいと思いますが、

少しだけ結論を先に言うと、話す量が大ければいい訳でも目立てばいいという訳でもなさそうなのです。

なぜなら、2週間でたった3分しか話さなかったのに国連特使にスカウトされた体験があるからです。

でもあまり話さなかった (オブザーバーだったので話せなかった)けれども、研修中ずっとやっていたことがありました。

 

それは。。。

 

さて、それは2週間の国連のリーダー研修での出来事でした。

 

私のすぐ側には、女性で世界初の防衛大臣になったフィンランドの元大臣や国連特使、1万2千人の国連軍を前線で指揮した元司令官などの方たちが講師として座っていました。

そして、参加者としては、各国から推薦された軍人や警察のトップ、ニューヨークやアフリカなどから集まった国連の幹部などが揃っていました。

彼らの多くは、国を代表している立場であり、この研修で推薦され、いろいろな要件が合えば「国連事務総長特別代表」として派遣され、国連外交でのプレゼンスを上げることが目的なので、すべての講義や課題が評価の対象となるのでかなり真剣です。

 

日本からは外務副大臣が開会式で挨拶をしていました。

さて、私は「オブザーバー」という立場での参加でした。この研修を受けるにはまだ若いけれども経歴が買われ、正式に「話す」権利はないけれども、研修にいてもいいよという訳でした。

前線で活躍してきた講師陣の生のリーダーシップ体験を聞ける機会がありながら、課題をしたり発言をしないといけないというプレッシャーから解放されているので、ある意味とても理想的なシチュエーションだったかも知れません。

 

ある仮想国のトップとして意思決定をしていくことを学ぶ、米軍が作ったシナリオや課題はけっこう本格的で、内容が面白かったので、正式には何の評価にもならなかったけれども、資料は読んだし、私だったらこうするかなあと課題にも取り組んでました。

 

その様子があまりに熱心に映ったのか、初めの1週間が過ぎてから、特使がパネルのメンバーとして参加して欲しいと言ってくれました。

 

「えっ?」

「でも私『オブザーバー』だし、みなさんそれぞれの国のトップの方々ですけど。。。」

 

断わるのはあまり得意ではないし、せっかくのチャンスだし、その分野での南スーダンでの体験に関しては私しか喋れる人が他にいなかったので、引き受けることになりました。

 

さて、私にふられた質問は一つ。話した時間は3分位だったと思います。

 

パネルが終わった10分後、私は国連特使からプログラムの講師にスカウトされたのです。私にとっても予想外の展開でした。

 

そして、その研修のしばらく後、今度は同僚として再開したある講師の方との会話の中でこんなことを聞きました。

「あれはとてもいい研修だったね。~さんはbig mouth (ビッグマウス)なだけで、中身が空っぽでちょっとがっかりしたけど、あの彼女はしっかり考えてたよね。」

紛争の前線に派遣されるリーダー研修で、しかも、元軍人といったバックグラウンドの人たちでも、そういう風に評価をするんだ、とけっこう「新鮮」に感じたのを覚えています。

 

さて、正式には3分しか話さなかったのだけど、今考えてみれば、役に立ったことがあったと思います。

・コーヒーブレークの時にチョコレートを持参して配った。(朝から夕方まで深い講義が続いて甘い物が食べたくなったのにお菓子がなかったから)

・ランチの時間にはフィンランドの元大臣の隣に座って彼女の体験を聞いた(私が聞きたかったから)

・毎朝、笑顔で目を合わせて参加者や講師の人たちに挨拶をした (素晴らしい講義が続いたからか自然にそう思えたから)

・コーヒーブレークを含めると2週間でほぼ全員に話しかけた (どんな人たちが参加しているのか興味があったから。私は「聞き役」になることが多いですが)。

 

多国籍な環境だからこそ、たった一言でもいいので、「あうんの呼吸」が成立する日本とは違って直接言葉をかわすことは、

 

「私はあなたの敵ではありません。」

「私はあなたを尊重しています。」

「私はあなたに関心があります。」

そんなメッセージを送るサインとして、思っている以上に大きいかも知れません。

 

そして、密かに?!にやっていたことがあります。

 

この研修自体が成功であることを祈っていたこと、でした。

 

講師を務めていた方々が、自分の体験をこれから世界の前線の立つ人に役に立てて欲しいと、公式な肩書きを超えてあまりに「白熱教室」を繰り広げるものだから、自然にそんな気持ちになったのかも知れません。

私は国を代表してる訳じゃないし、賢く見られる必要もないし、選抜されない心配もないし、「楽しんでいた」のも大きかったかも知れないですね。

ぜひ、自分にあったスタイルをみつけてください。

⭐️⭐️⭐️⭐️⭐️

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えっあの人も?! 内向型の著名人・有名人

内向型の有名人は意外に多いですね。

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ビルゲイツ

エイブラハム・リンカーン(アメリカ大統領)

ヒッチコック(映画監督)

マイケルジョーダン(バスケットボール選手)

トーマスエジソン(発明家)

グレースケリー(女優)

ローラブッシュ(ファーストレーディー)

クリントイーストウッド(俳優、映画監督)

ハリソンフォード(俳優)

ジュリアロバーツ(女優)

オードリーヘップバーン(女優)

マハトマガンジー

 

「私はとても長い間、『内向的でもいいじゃないか』と直観的に信じる気持ちを否定し続け、ウォールストリートで弁護士になりました。本当は作家になりたかったのに。

ある意味、私が弁護士になったのは「私だって大胆になれる、人を言い負かすことができる、自信満々に威勢よくいられるのだ」と自分自身に証明するためでした。

そして、本当は親しい友人とレストランで美味しい食事と会話を楽しみたいところを、混み合ったバーに顔を出して社交的に振る舞っていました。

私はそのように、自分の信念や自分自身を否定するような行動を条件反射で取っていた。しかも、意図的にではないものの、気づかぬうちに自分自身を否定していたのです。

多くの内向的な人が、このような状況に陥っています。そしてこれはとてももったいないことです。内向的な人々自身のためにならない、というだけではなく、内向的な人と、働く人々やコミュニティにとっても損なのです。」

 

2013年に出版された Susan Cain(スーザン ケイン)著「Quiet ‒ The Power of Inroverts in a World That Can’t Stop Talking、内向型人間の時代、社会を変える静かな人の力」がミリオンセラーになったのは、

たくさんの人を「外向型のように振舞わないといけない」というプレッシャーから救ったからじゃないかと言われています。

Susan

このブログでは、内向型の長所がいかに外向型の限界を補えるか、に焦点をあてています。

さて、内向型の強みとはどんなものでしょう?

内向型の持つ強み②