頭ではわかっているけど、身体が動かない時どうしたらいいですか?

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私のコーチングセッションにいらっしゃる方の中で、「頭ではわかっているけれども身体が動いてくれない」とおっしゃる方がけっこういます。

 

そういう時ほど、頭が常に忙しく回転しているのですが、「考えている」つもりでも、実際には思考が頭の中でグルグルしているだけで、実際には「思考停止状態」になっている場合もめずらしくありません。

 

そういう方が自分の状況を説明する時には、話しが同じところをグルグル回り始めるのでわかります。

 

でも、上司が。。。これも問題で。。。でもでもでも。。。

 

そのループで考えている限り、表面的な改善はありえても、おそらく根本的な解決はないのが実情です。

 

同じように、なんだかいつも忙しいし、がんばっているのだけれども、いったい前に進んでいるのかどうか分からない、という場合もあります。

 

そして、そういう時ほど、思うように動けない自分に対して「自分はダメだ」と自分を責めがちですが、それもまた効果的ではありません。

 

ハーバード大学のロバートキーガン教授の研究によると、何か問題があった時、8~14%の人は自分の知識・情報・経験の範囲で解決策を組み立てようとし、42%~49%の人が自分の判断ではなく周りの意見で判断をする(日和見主義)、そうです。これは、アメリアでの研究結果ですから、日本での数字はかなり高いでしょう。

 

つまり、ほとんどの人は自分の体験や限られた範囲での体験でしか解決策を想像することができない、と言っているのです。

 

コーチングの目的の一つとは、

自分のおかれた状況を客観的に見れるように整理するお手伝いし、

何が本当の課題なのか?では、具体的にどうしたらいいのかを一緒に考えていくこと、です。

 

 

それだけを聞くと、ロジカルシンキングのようにも聞こえるかもしれませんが、たとえ「ロジカル」でもそれが単にロジカルだけでも終わると、モヤモヤが残ることがあります。

 

なぜなら、人間は感情の生き物だし、ときには、ある課題は魂の成長のために起きていることがあります。

 

それは、本来はこうあるべきだ、とか効率とった面だけでは説明できない領域があるからです。

 

または、そういうときには、一生懸命に頭で考えた答えであっても、本当にハートが望んでいることとは必ずしも同じとは限りません。

 

私のコーチングセッションの特徴の一つは、頭と心・身体をつなげるメソッドを持っているということです。

 

実際に、数人の方のコーチングを受けたけれどもモヤモヤ感が残ったけれども、大仲さんのセッションは違う気がする、と言って申し込まれた方がいらっしゃいました。

 

ところで、国連職員だった私が、なぜコーチング・カウンセリングを始めることになったのかと言うと、それは自分自身の体験から来ています。

 

私が4年を超える南スーダンでの国連勤務から日本に帰国して体験したのは、「身体が言うことをきいてくれない」という状態でした。

 

身体から気力と魂がすっかり抜け出てしまったように、身体は空っぽ。

ともかく、身体が重いのです。。。

疲れていたから、しばらく休もうとは思っていたものの、数ヶ月休んでも身体に力が入りません。

気がついていたら季節は冬から春に、そして夏を過ぎ、秋になっていきました。

 

枯葉を見ると、どうして?心は焦るばかりで、それでもやはり同じ状況でした。

 

カウンセラーも含め、何人かの方に会いましたが、なにか根本的な解決が必要だと感じていたとき、ある方の説明が直感的に腑に落ちました。

 

「あのね、あなたの身体はまだ南スーダンにいると思っているのよ。だから、身体に今はすでに安全なところにいる、ということを伝えないといけないの。」

 

身体は、「過去の出来事」を「たった今の起きていること」だと認識しているから、身体にそれはすでに「過去の出来事」だよ、ということを伝えることが役に立つかも知れない、ということでした。

 

身体には人間の原初的な知恵が保存されていると同時に、ネガティブな出来事や緊張などのすべての体験を記憶しているとのことでした。

 

例えば、むかし、パワハラ系上司から怒鳴られたことがあって、頭ではもう関係ないとわかっているのに、なんだか身体にその時の緊張が残っているのか萎縮してしまう、といった具合です。

 

これを読まれている方の中には、え?そんなことが?と思われる方もいらっしゃるかも知れません。

 

でも、おそらく誰でもそのような体験は大なり小なり持っているのです。

 

私は効くものならなんでも試してみようと感じていたので、そのアプローチを試してみることにしました。

 

私の場合回復するまでには数回のセッションが必要でしたが、その効果は直感的に分かりました。

自覚はありませんでしたが、身体は自分が思っていた以上に緊張していたのが感覚的に分かり、同時にその緊張や重さや解放されていくにつれて、視界が明るくなっていくような身体が軽くなっていくのが感じられました。

 

私の例は少し極端のように聞こえるかもしれませんが、私のセッションにいらっしゃる方でも「頭ではわかっているけれども身体が動いてくれない。」という方はけっこう多いです。

 

同時に、自分の心の状態を整理し、意識をハートと身体に向け直し、それぞれが繋がってくると、無理をしなくても自然に身体が動くということも実際に体験しています。

 

「心」と「身体」をつなげていくことで、問題や悩みが、まったく違うように見えるようになった、問題じゃなくなったという体験の報告を実際にたくさんいただいています。

 

頭ではわかっているけど、身体が動かない方、いらっしゃいますか?

 

「頭」と「ハート」をつなげるメソッドについてはこちら

 

どうぞお気軽にご連絡ください^^

 

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国連職員だった私がなぜコーチング・カウンセリングを始めたのか?

国連職員だったのになぜコーチング・カウンセリングを始めたのですか?と聞かれることが多いので、最近少しづつ文字にし始めてます。完璧に表現できていない部分もあるけれども、どうしたらより通じるのか、表現することで学んでいっています。

 

長年の紛争地での国連ミッションから日本に帰国して気づいたことがありました。それは日本人の共感能力の高さです。

 

もしかしたら、「当たり前」のように思われているかもしれませんが、これは世界的に見ても非常に稀有な能力です。

 

これからの時代、こうした「感じるとる能力」はますます求められていくと思います。

 

ただ、同時に、あまりに課題が大きいと感じる時、自分が思うように出来ないことに無力感を感じて、その感覚に圧倒されるばかりに「無感覚」になっている人も多いんじゃないか?とも感じました。

 

また、空気を読むばかりに、いつの間にか、自分の価値観よりも他人の価値観が優先になってしまって、でも内心は実は「怒っている」人も多いように感じました。

 

いかにもわかり易く、怒ったりする人もいますが、日本社会では、一見おとなくしくて礼儀正しいように見えても、例えば、朝の満員電車で、周りにぶつかって降りていくような人を見かけるように、黙ってはいても密かに「怒っている」人たちです。

 

遅刻したり、ミスをしたりといった形で怒りを表現すること(本人の自覚があるかないかは別にして)は、「受動攻撃」と言われますが、日本は「受動攻撃性」が強い方だそうです。

 

だとしたら、もしかしたら、私が南スーダンなどで見てきた紛争とは形は違えど、「根っこ」は一緒かもしれない。

 

私自身、帰国して気がついたら燃え尽き症候群になっていましたが、何のやる気も感じられず、働けなかった状態から、少しづつ気力を取り戻していくに従って、要らないものが「削げ落ちていった」のでしょう。

 

自分が自分を受け入れ始めていくにしたがって、外からの評価を求めるのではなく、自分がただ自分でいることによる安心感や自由を伝えたいと思い始めました。

 

自分が自分であること。

誰かと比べる必要もなく、ただ自分であること。

その安心感とエンパワーメントが広がっている世界。

 

そんな人が一人でも増えたら世界はもっと優しいところになると思う。

 

これが私がコーチングを始めた理由です。

 

コーチングについて・お申し込みはこちらから⇨大仲千華のコーチング

自分のストレスパターンを知る①ー爆発型?それとも内心怒ってる人の場合は?

何か勇気を出して相手に伝えなきゃいけない時、新しいことを始める時、昇進したいけど自信がない時、初めてデートをする時。。。

 

そうでなくても、ともかくストレスを感じる?!

 

現代人のストレスレベルは高いようですが、ストレスを感じる時、私たちはいつもの「行動」や「ふるまい」をほぼ意識することなく自動的に繰り返しているそうです。

 

なにか「心地悪さ」を感じる時、自分に負荷がかかっている時、私たちはどういう風に反応しているのでしょうか?

 

まずは、自分はストレスを感じた時にどう振る舞うかという自分の「ストレス反応」を知ることができます。

 

 

ストレス反応のパターンについて以下の5つの視点から一緒に見ていきたいと思います。

 

①ネチネチ型 vs 感情爆発型

② 外に出す vs. 内にこめる 

③ 向き合う vs 避ける

④自分優先 vs 相手優先

⑤ セルフエンパワーメント  vs 無力感

 

以下の質問に3段階(a)ほとんどそう、(b)ときどき、(c)まったくない、で答えて下さい。

 

①ネチネチ型 vs 感情爆発型

ーすぐにイライラする

ー一度怒り始めるとなかなか収まらない

ー誰かに怒りをぶつけてしまう・爆発してしまう

ー人や社会に対して批判的だと思う

ー政治家とか政府とか誰かを責めたくなる

ー笑顔を装いながら心の中で舌打ちしてる

ーある人やある仕事に対して、遅刻したり、ミスが増えるたり、どうしてもモーチベーションがあがらない

 

 

② 外に出す vs. 内にこめる 

ー自分がストレスを感じていることを周りの人に知られたくない。

ー本当は怒っているかも知れないけれどもそれを人に見せることはない。

ー初めての人に会ったらその人を信用できるかどうか慎重に見極める。

ーストレスを感じていても誰かにそれを伝えることはない。

ー困難なことがあっても自分の感情について表現することはない。

ー誰かと意見が違ってもそれを言うことはない。

ー誰かとの関係で傷つくような体験があると人との関係を避けて一人になる。

 

これらの質問の意図は、ストレスを感じる時、私たちはどういう風に反応しているのかという自分のパターンや、さらにストレスを増大させる自分の中の「信念」や「考え方」に気づくということですが、それぞれの点で少しだけ補足したいと思います。

 

①ネチネチ型 vs 感情爆発型

 

いかにもわかり易く、怒ったりする人もいますが、日本社会では、一見おとなくしくて礼儀正しいように見えても、朝の満員電車で、周りにぶつかって降りていくような人を見かけるように、黙ってはいても密かに「怒っている」人たちはけっこういるようです。

 

また、だらだらと歩いたり、遅刻したり、ミスが増えたりといった形で怒りを表現している、「受動攻撃」と言われるケースも多くあります。ちなみに、私の先生は、世界中にクライアントを持っていて、世界中でワークショップをやっていますが、日本人は「受動攻撃性」が強い方だと言っていました。

一般的に(とくに日本では)、怒りを持つこと自体が悪いことのように思われがちですが、怒りを誰かにそのままぶつけるのは適切ではないですが、「怒り」というエネルギー自体が悪いわけではなく、怒りがない振りをするのも、ただ抑圧するのも逆効果です。

人間誰しも、「怒り」は感じるものなので(逆に感じない方がおかしいのです)、ただ、自分が怒りを感じる時に気づくこと、そして、何に怒っているのかに気づけばいいだけです。

また、怒りは、「恥」や「絶望」よりも周波数的にはより高い(喜びに近い)エネルギーです。この怒りというエネルギーを、例えば「パッション」としてクリエイティブに表現することも学ぶことができます。

 

 

② 外に出す vs. 内にこめる 

 

私たちは、社会の中で長年積みあげられてきた「~は~べきである」といったメッセージに常にさらされています。例えば、「女性はいつかは母親になるべきだ」「いい母親というものは、髪を振り乱してあくせくせずに、スマートにいつも優しくニコニコとしているものだ」「男性とは『弱み』を見せるものではない」「男性は不安になることはゆるされない」などです。

 

そして、日本社会はよくも悪くも「空気を読むこと」「和」を重んじることを重視する社会なので、そういう意味でも、ストレスを感じていることを誰か信頼できる人に個人的にこっそり打ち明けることはたまにはあっても、「どちらかと言うとそういうことは周りに知られたくない」という感覚が強いかも知れません。

 

ちなみに日本という社会は世界的にみても「恥」という感情がとても強いそうで、「自分はもっと~であるべきだ」といった観念が強いそうです。

 

その社会(自分)が求める像と実際の自分が違う時、私たちはそういう自分に対して「がっかり」したり「失望」したり、「恥」を感じたりします。

 

そして、そのイメージと現実の自分との「ギャップ」が、ストレスになります。

 

「恥」は感情の中でもとても強い感情です。絶対失敗をしたくない、失敗する可能性があることはともかく避ける人がいますが、自覚はなくても、実は深いところで、この「恥」がある場合があります。

 

リラックスできない、いつも「焦り」っている感じがある人、いつも「自分は~しないといけない」という強迫観念に追われている感じがある人は、なんらかの形でそうした観念と感情が作用している可能性が高いでしょう。

 

私自身もこれがとても強かったのですが、何か自分が思うように事が進まなかった時、または間違えた時、「だから言ったじゃないか」「そんなこともできないのか」といった「内なる批判の声」の声が発生することに気づき、「起きたこと (事実)」と「恥 (感情)」を分けることを学んできました。

 

私たちは誰かに批判されることも嫌ですが、実際のところ、もっと私たちを困らせているのは、自分の中の内なる批判の声なのです。

 

起きた事に対して、「事実」と「感情」を分けること、その事実をまず客観的に確認できること、そして、自分の中の感情に気づき、それを生じさせている自分の中の「観念・思考・ビリーフ」に気づくことができます。

 

 

次回は、

③ 向き合う vs 避ける

④自分優先 vs 相手優先

⑤ セルフエンパワーメント  vs 無力感

 

 

というパターンについて見ていきます。

 

続く

 

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ストレスがかかる時の自分の反応を知る

私たちは自分の「行動」や「ふるまい」をほぼ意識することなく自動的に繰り返しているそうです。

 

私たちは、とても論理的にロジカルに考えて動いているつもりでも、人間は「感情の生き物」なので、実際には「傷つきたいくない」や「恥をかきたくない」といった動機の方が強く影響するからです。

 

そうしたパターンがより顕著になるのは、ストレスがかかった時です。

 

とくに、「生身をさらすように (vulnerable)」感じる時です。

 

例えば、

・昇進したけど成功する自信がない時

・初めてデートをするとき

・新しいビジネスを始める時

・新製品に何の反応もないとき

・批判やうわさに立ち向かうとき

・自分の作品や文章を発表するとき

・愛していると伝えたけど、相手の気持ちが分からないとき

・妻・夫・パートナーをセックスに誘うとき

・3度流産した後で妊娠がわかったとき

・恋に落ちたとき

・新しいことに取り組むとき

・一般受けしない意見を言うとき

・家族をなくしたばかりの友人に電話をかけるとき

などです。

 

なんというか、このような状況って必ずしも「心地いい」ものではありませんよね。

 

できたら避けたいなあ。。。

なーんて、思いますよね。

 

だから私たちは、こういう「心地悪さ」や「ストレス」を感じた時に、ほぼ自動的に自分を守る体制に入るするそうです。

 

例えば、

何も感じないように自分の心を麻痺させる。。。

完璧主義になる。。。

クールを装ってみる。。。

先手を打って誰かを攻撃したり批判したりする。。。

何も問題がないふりをする。

などなど。

 

こういう風にすれば、傷つかなくて済むと思っているのです。

一種の「精神的な武装」と云えます。

 

でも、本当の意味では自分の課題を解決したとはまったく言えないですね。

 

こういう反応は、ほぼ自動的にしているので、まずは、自分はストレスを感じた時にどう振る舞いがちかという自分の「ストレス反応」を知ることが大切です。

 

自分の反応のパターンを知っておくことによって、負荷がかかった時の自分の状態や反応を客観的に見れるようになるからです。

 

自分の反応を客観的に見えるようになれば、より落ち着いて目の前の状況を理解できるようになる「スペース」を持てるようになりますね。

 

そうした観点から、よくあるストレス反応のパターンについて一緒に見ていきたいと思います。

 

表現する vs. 内にこもる

感情をコントロールできる vs 感情爆発型

向き合う vs 避ける

自分には出来ることがある vs 自分には何もできない

自分優先 vs 相手優先

 

続く

これって燃え尽き?② 燃え尽きを引き起こしやすい要因とは?

では、燃え尽きを起こしやすい要因としてはどういうものがあるのでしょうか?

 

燃えつき症候群を引き起こしやすい要因

バーンアウトを起こしやすい要因としては、以下の点が挙げられます。

 

①「どこまでやっても終わりがない」

燃え尽き症候群が多く見られる職種としては、従来から教師、医師、看護師、ソーシャルワーカーなどが挙げられてきました。こうした「対人援助職」の仕事の特徴の一つは、仕事に終わりがないこと、どれだけ仕事をやっても患者や症状など、いつでも状況が求める状況に終わりがないこと、同時にそうした状況に対して、必ずしも目に見える成果や「達成感」に繋がるとは限らないことです。

 

②「この状況をどうすることもできない」

人間とは、基本的には、自分で考え、自分の能力を使って目の前にある問題を解決したいと望む生き物です。

一方的に決められた方針に従わざるを得ないのか、決定事項はどのように伝えられるのか、それとも、意思決定になんらかの形で参加できるのかどうか、自分が関わっている仕事において、または、目の前の状況に対して、なんらかの形で自分が能動的に関わっているという感覚を持てるかどうかは、動機付けを影響する大きな要因になります。

また、与えられた状況に対して、自分が望むように対処できないと感じる時、人は無力感を感じることがあります。

 

③ サポートやコミュニティーの欠如

燃えつきを引き起こす要因となりやすいもう一つの要因は、職場におけるサポートやコミュニティーの崩壊です。どんな組織や人の集まりでされ、お互いがお互いに対して深い関わりを持っていくには意識的な努力が要ります。果たして、このチームは長いこと続くのだろうかと思ったり、また、時には、あるポストをめぐって、メンバー同士が競争しなければならない場合などはお互いのサポートが特に難しくなります。

また、組織の理念と現場との状況に大きなギャップがある時、または、現場で必要とされることと逆に見えるような決定が行われたりすること、時には自分の考えとは違う組織の方針について説明したり弁明することになったり、時には相容れない選択が求められる場面に周囲のサポートがないような状況です。

 

④ 「対人援助過労」(caregiver fatigue)

対人援助職に従事する人の中には、自分が人の役に立っていると感じられることに充実感を感じ、それをさらなる原動力とモーチベーションとするタイプの人たちも多くいます。自分のためだけには頑張れなくても、なんらかのチャレンジに置かれても、自分の目に前の人の状況のためになんとかしたいと思うことで、大きな力を発揮するような人たちです。

同時に、自分の目の前にいる人がなんらかの苦痛を抱えている状態に対して、自分が何もできないと感じたり、自分が思うように応えられていないと感じると大きなストレスを感じます。

そういう時には、自分に対して落胆したり、無力感を感じたり、無意識レベルにおいては、「自分は価値がない」とも感じがちです。そうした無力感を補うために、必要以上にワーカホリックになることもあります。

また、「彼らはもっと困っているのだから、自分の悩みはとるに足らない」、「彼らはこんなに苦労しているのだから、私もそうあるべきだ」と、自分のケアよりも相手のケアを優先し、自分を犠牲にしてまで周囲の要求に応えようとします。

また、誰かの役に立つことと、自分のアイデンティティーが同一化されてしまうと、「なんとかしたい」「自分がいなければならない」と思うあまりに、何らかの問題が起こると、自分のせいじゃないかと、さらにストレスを溜め込みます。

また、「あの時はもっとこうできたんじゃないか?」「自分は十分にできていないのではないか?」といった失敗感を抱える傾向も高いのです。

こうした現象は、カウンセラーやソーシャルワーカー、医療従事者などの対人援助職の間で、「対人援助過労」(caregiver fatigue)と呼ばれています。援助する側と援助される側との関係性において健全な境界線(boundary)を持てなくなると、仕事での役割と個人としての人格を別けることが困難になるのです。

こうした傾向は、ある面においては、その人たちが元々持つ共感能が高いからこそ起こりうる現象でもあると言えます。自分の中にある他者への共感や人を思いやる気持ちが高いからこそ、自分が思うように応えられない事に対して、必要以上に厳しくなることがあるからです。

 

では、燃え尽きのよい根源的な要因とは何でしょうか?

今すぐに出来ることは何でしょうか?

 

燃え尽き症候群③ 燃え尽き症候群の間違った対処法 vs. より効果的な対処法

 

 

キャリアと人生の法則【③】分かってもらえるのは奇跡

キャリアと人生の法則【③】分かってもらえるのは奇跡

 

つい最近読んで、改めてびっくりしたことがありました。

 

それは、私たちは目の前の人の姿を10%も見ていないらしい、という社会心理学者による指摘です。

 

社会心理学が教えてくれる認知プロセスというものによると、私たちが相手を理解する際にはいくつかのステップを経るそうです。

1、二分化

まず、目の前で起きている出来事を理解するために、脳は自分と相手との関係を判断しようとします。この際に脳がとる思考法は、相手を分類することであり、人間に本能的に備わった最も基本的な分類方法は、「この人は自分の敵か味方か?」という分類です(二分化)。

 

2、確証バイアス

そして、脳がそれを判断するのと同時に、私たちの頭の中に瞬時に浮かぶのが、職業(会社)、性別、社会的階層(役職)、人種、民族、宗教などの「カテゴリー」です。

私たちは、ポジティブなものもネガティブなものも含め「○○の人は~だろう」という、それぞれのカテゴリーに関する解釈やバイアスを持っています(確証バイアス)。

 

3、対応バイアス

そして、そのカテゴリーに関する自分の中の解釈にしたがって、自分が見ると予想していることを相手に見ます(対応バイアス)。

この理論によると、私たちは相手のことを本当に見ているというよりは、自分が思うように相手のことを見ている、という事になります。私たちは言葉を交わす前から瞬時に沢山の推測をしているからです。

しかも、「初頭効果」というものが働くために、一度自分の中で決められた第一印象は、自動的に修正されることはなく、その印象が変わるためには意識的な努力を要すること、また、ストレスが高い時にはステレオタイプがさらにが強化される傾向がある事が指摘されています。

つまり、特別な人がステレオタイプや偏見を持っているのではなく、誰もがなんらかのステレオタイプを持って相手のことを見ているという訳です。そういう意味では、私たちは目の前の人の事をほとんど見ていないのかも知れません。

改めて聞くとちょっとびっくりです(汗)。。。

 

では、これが日常レベルで何を意味するかと言うと、まず、人は自分のことを客観的に見てくれているだろうという観測(期待)を見直すこと、同様に、こちら側も周りの人のことを理解しているだろうという「思い込み」を見直す必要があるということです。

 

例えば、一生懸命にやっていれば、人は自分のことを分かってくれるだろうという訳ではなく、理解するのにも理解されるのにも自ら積極的に働きかける必要があるのです。

 

人を理解し、人に理解されるということは意識的な努力を必要とする作業であるという認識を持つことです。

 

運を下げる人は、自分の事が分かってもらえない、理解されていないと感じます。

運を上げる人は、自分が理解されるためにも相手のことを理解する努力をします。

 

⭐️キャリアと人生の法則【③】分かってもらえるのは奇跡⭐️

 

⬆️ 運を下げる人は、自分の事が分かってもらえない、理解されていないと感じます。

 

⬇️ 運を上げる人は、自分が理解されるためにも相手のことを理解する努力をします。

コミュニケーションが苦手? 通じない人、理解できない人がいてもいい!

 

最近、シェア会に参加された方で、
自分はコミュニケーションが苦手だと思っている、という方がいました。

 

ただ、私には、その人がコミュニケーションが
苦手なようには見えなかったのです。

 

もう少し話しを聞いてみて気づいたのは、

その方の悩みとは、
自分の言いたいこと・
伝えたいことが
思うように相手に通じない
「もどかしさ」のように感じました。

 

 

私がその方に伝えたのはこんなことでした。

 

たとえ、

自分がどれだけ饒舌なスピーチができたとしても

自分がどれだけ完璧な英語を話したとしても

スマートな社交術を身につけていたとしても

通じない人はいるし

全員に通じなくてもいい。

 

逆説的なようですが、

もっとのびのびと自分に言いたいことを言いたい、

コミュニケーションスキルを上達させたい、

世界の人と通じたいと思えば

 

通じない人もいるという、

ことを受け入れることです。

 

 

もちろん

人間誰でも

理解されたいし

理解したい、

 

でも、

時には

どう頑張っても

 

理解できない人もいるし

好きになれない人もいるし、

同意できない人もいます。

 

 

別にそれでいいのです。

 

もしコミュニケーションが
苦手だと思っていたら
実は「逆」かも知れません。
もしかしたら、
もっと理解し合いたい
という意欲の表れかも知れませんね。

 

*今日のポイント*

通じない人、
理解できない人、
好きになれない人、
同意できない人もいる。

 

別にそれでいい。

 

それを受け入れると、
「理解しないとけない」から解放されて
「理解できたら楽しい」ドアが開く。

 

⭐️⭐️⭐️⭐️⭐️

175カ国の人と一緒に働いて学んだ
ガツガツと自己主張しなくても
世界の人と通じる8つのヒントを
お伝えしています。

⭐️⭐️⭐️⭐️⭐️

 

国際機関で働いていた時、
組織の理念には共感するけれども、
我先に自己主張をしたり、
声が強い方がいい、
みたいな風潮に違和感を感じていました。

 

英語をしゃべる=「アメリカ人」になることじゃないし、英語は世界の人と通じるための言語として学ぶのだから、必ずしも「アメリカ人のような感じ」で話さないといけないっていうのもなんだか違和感がある。。。

 

そんな私の実体験などから生まれたヒントが満載です。

次回のシェア会は3月26日(土)16:00~18:00@恵比寿で開催します。

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