キャリアと人生の法則【⑤】あなたに反対する人はあなたを助けるためにいる

留学したい!

海外で働きたい!

途上国で働きたい!

 

本当はやってみたいことがあるけど、親に反対されている。。。

 

おめでとうございます!!!

なぜなら、あなたが自分の人生を生き始めている証拠だからです。

 

ある意味、親はあなたに反対することであなたの本気度を試しているとも言えます。

 

これが映画ならば、親は「悪役」。

心配性な親、頑固な親、わからんちんな親、強権的な親、「そんなの無理だ」 とあなたを否定するような親ーともかくあなたを「カチン!」とさせる役。

 

この映画の主人公であるあなたは、この「悪役」に対峙して、これから新しい旅に出るのです。

親というのは未知なことには反対するもの。だって、自分が体験したこと以上のことは分からないからです。

 

南スーダンを含め8カ国で働いたり留学した私ですが、 実は、最初の留学も夏休みのタイ旅行でさえ最初は親に反対されました。最終的には友達が案内してくれること、1週間に一回電話をすることで「交渉」は落ち着きました。 ただの旅行なのに、母と妹が成田空港に迎えに来たこともありました 。。。(汗)

 

「国連で働きたい」と言った時には、「そんなバカなこと言わないの」と 叱られて、同じ屋根の下で暮らしながらほぼ半年間も口をきかなかったこともありました。。。

 

確かに、身近な人や一番理解して欲しい人に反対されるのは苦しいです。

プロジェクトしかり、会議しかり、新規事業アイデアしかり、あなたの意見が毎回サポートされるとは限りません。

 

でも、その人はあなたに反対することであなたを助けているとも言えます。

 

「そんなの無理に決まっている」

あなた本気で言ってるの?

どうやってやるつもりなの?

 

そうやって、相手が直接的にも間接的にも言ってくれることで、こちらも悔しいけどより具体的に考え行動せざるを得ないからです。

 

なにより、その登場人物を自分の親として選んで生まれてきたのもあなたです。

 

なぜなら、自分の魂の成長のためにこのチャレンジが役に立つと思ったからです。

ある意味「比喩」だと思って、ほんの少しでもいいので、相手はあなたを助けるために反対しているかも、と思ってみて下さい。ほんの少しでもそのスペースが生まれるだけで、少し余裕を持つことができます。

 

運を下げる人は、相手が自分を応援してくれるのなら、自分に賛成するべきだと思います。

運を上げる人は、相手は反対することで自分を応援してくれていると捉えます。

 

キャリアと人生の法則ワーク⑤】

今まであなたに対して、反対意見を言ってきた人、何かしらに対して、「そんなことは無理だ」と言った人たちを思い出してください。もしかしたら、自分を助けてくれていたのかも知れないと少し思いを馳せてみて下さい。

 

⭐️キャリアと人生の法則【⑤】あなたに反対する人はあなたを助けるためにいる⭐️

 

⬆️ 運を下げる人は、相手が自分を応援してくれるのなら、自分に賛成するべきだと思います。

 

⬇️ 運を上げる人は、相手は反対することで自分を応援してくれていると捉えます。

突然中国語で呼び止められたら?! 語学力よりも大切なことー先に◯◯を持つこと

突然中国語で呼び止められた。
ウェイ!
迷子になったらしい
おばあちゃんとお孫さん。

周りもすっかり
暗くなっていたし、

抱っこされてる
男の子は
今にも
泣きだしそう。。。

おばあちゃん
ともかく
早口で
しゃべりまくる。

私少しは
中国語
分かるけど、

彼女の口から
繰り出される
弾丸中国語は

すでに私の
レベルを超えてる。

しかも、
ウオーキング中で
携帯持ってない
。。。

ふー。

ちょっと
深呼吸して

相手の状況を
想像してみた。

そういえば、
英語が
ほとんど通じない
カザフスタンで

私つたない
ロシア語しか
話さないのに

なぜか
何度も
おばあさんに
道を聞かれた。

語学力が先じゃなくて
まず、
相手と通じる意図を
持つこと。

通行人の
サラリーマンの人から
紙とペンを借り、

筆談と想像力?で

なんとか
家族に
再開しましたとさ。

 

こっちはほとんど
しゃべってないのに
あなた中国人?って、

会って5分も
経ってないのに

あなた
結婚してるの?
って、

世界共通
ばあちゃん必殺技を
繰り出し、

ばあちゃん、
ツッコミどころ
満載だったけど
(笑)

google翻訳も
便利だけど

たまには
異文化筆談も
悪くないなあ〜
⭐️⭐️⭐️

すぐに何でも調べられる時代ー大学で何を学べばいいの?

スマホですぐに何でも
調べられる時代。
じゃあ大学で
何を学べばいいの???

リーマンショック後の
アメリカでは、

私大の授業料の高さと
学生ローンを
払い続ける人達から

学位にそれだけの
価値があるのか?
との声が上がり続け、
社会問題になっています。

リーマンショック後は、
ペイしないなら
自分の好きなことを
しようと

ハーバード
ロースクールへの
志願者は減り、

アートスクールへの
志願者が
増えているそうです。

もちろん、

実験やら
研究室が
必要な分野もあるけど

「知識」だけなら
かなりの範囲で
大学に行かなくても
身につけられる時代。

じゃあ大学で
何を学べばいいの???

大学に行くか
行かないかは
別にして

姪っ子たちには
どこかの時点で
体験してもらいたいなあ〜😊
と個人的に思うのは、

「考える力」を
身につけることと
https://chikaonaka.com/2016/02/19/

いろんな国の人達と
一緒に学ぶ体験。

例えば、

夜になると元気になるブラジル人と
早く結果を出したい中国人と
タイプできないのに
口は達者なナイジェリア人と
パキスタン系イギリス人と

一緒に何かを
やり遂げるには
どうしたらいいの ⁉️

日本で暮らす
私達の価値観だって
多様化してるし、

少子化にしろ
移民受け入れにしろ

多様な考えや価値観を
理解し、
合意を探っていく
能力はますます
求められていく。

こればかりは、
体験しないと
分からないもの。

分かりあえない時も
あるけど

そんな体験こそ
人生の幅や視点を
広げてくれる

醍醐味の一つ
じゃないかと
思うので〜す
(*^-^)ニコ

弱みと克服しようとする日本人vs 強みを信じるアメリカ人

強みを伸ばす or  弱みを克服するーどっちが才能を開く?

 

 

強みを伸ばす or  弱みを克服する

どっちが才能を開くのでしょうか?

 

 

 

私たちは、教育システムをはじめ、
強みよりも弱みを克服しよう
とする文化に住んでいるようです。

 

 

ギャラップ社の調査による

 

子供を持つ親ごさんに行われた質問です。

 

「国語5、社会5、理科3、算数1という
成績を子供が持って帰ってきたとしたら、

 

子供と成績を話し合う時に
どの教科に最も時間を割きますか?」

 

 

世界平均で77%の親が算数と答え、
国語の5が6%、
社会の5は1%だったそうです。

 

日本人は世界の中でも
弱みを克服しようとする
傾向が強いそうです。

 

 

強みを知ることと弱みを知ること
どちらがあなたを
成功させると思いますか?
という質問に対しては、

 

アメリカ、イギリス、フランス、

カナダ、中国、日本の中で

 

 

アメリカでは41%が「強み」と
答えているのに対し、

 

強みに対する注目度が
最も低かったのは
日本と中国でわずか24%でした。

 

 

ただ、55歳以上になると、
世界共通で強みを伸ばす方がいいとの
回答が高くなるそうで、

 

自分の弱みをなんとかするよりも
受け入れる方がいいと悟るからでは
ないかと指摘されています。

 

 

似たような例で、
うつ病に関する研究は
4万件以上あるけれども、

 

幸せや達成感に関する研究は
わずか40件だという数字もあります。

 

 

上手くいってないことには
すぐ目がいくけれども、
上手くいっているところは
「当たり前」すぎて
なかなか気づかない。

 

 

弱みを補おうという努力も
必要ではあるけれども、

 

 

上手くいっているところ、

自分の強みや

秀でているところに対して

もっと目を向けていいのです。

 

世界の悲惨なニュースに

注目することもできれば、

その中にきらっと光る
世界で起きつつある
ポジティブな変化を
みつけることもできます。

 

 

コミュニケーション、
語学
人間関係に対しても
同じことが言えますね。

 

コミュニケーションや
人間関係で得意なところ、
上手くいっているところは
どんなところですか?

 

 

***まとめ***

コミュニケーションや
人間関係で得意なところ、
上手くいっているところは
どんなところですか?

 

日々注目するものが
私たちの体験をつくる。

 

⭐️⭐️⭐️⭐️⭐️⭐️⭐️⭐️⭐️

 

「ガツガツと自己主張しなくても世界の人と通じる方法を知りたい」

「もっとのびのびと自分の言いたいことを言えるようになりたい」

「海外で働きたい!」

「会社名や職種に限らず仕事を探したい」

「世界で通じる本物のプレゼン力を身につけたい」

 

 

そんな方により自信を持って堂々と世界で活躍してもらうこと、

そして、日本の力を世界の力を共に活かし、

民族や宗教を超えて人をつなぐことのできるリーダーを育てることが

私のミッションです。

 

ここで言う「世界」とは
海外に限りません。

 

知らないことは見えない。

 

世界が広がること=

視野が広がること=

可能性が広がることの

お手伝いになったら幸いです。

 

今日もありがとうございました。

人は自分が見ると予想していることしか見えない

 

「ありのままの姿見せるのよ〜」が流行ったのは2014年。

流行りの歌や映画はその社会の集合無意識を示している、とも言われています。

 

誰でも「ありのまま」でいたいと願うように、「ありのまま」に理解されたいという欲求ももっています。

 

では、私たちは目の前の相手のことをありのままに見ているか?というと。。。

 

私たちは、自分が見ると予想していることしか見えない、のです。

 

なぜなら、私たちが目の前のことをどう理解するのかという認知プロセスが自動的に働くからです。

 

社会心理学によると、私たちが目の前の相手を理解しようとする時は3段階のプロセスを経るそうです。

 

第一段階:

私たちは、自分の目の前で起きている出来事を理解するために、脳はまず自分と相手との関係を判断しようとする。脳が相手と自分との関係を判断するために脳がとる方法は、相手を分類すること。

人間に本能的に備わった最も基本的な分類方法は、「この目の前の人は自分の敵か味方か?」という分類(カテゴリー化)。

 

第二段階:

次に脳は「カテゴリー」を使ってさらに詳しく判断しようとする。会社員、〜屋さん、〜の先生、社長、会計士といった職業から、〜に住んでる人、アメリカ人、フランス人、インド人(国籍)、性別や宗教などカテゴリーはたくさんあります。

 

 

第三段階:

「初頭効果」というものが働くため、第一印象が修正されるためには意識して努力をする必要があります。

 

つまり、私たちは言葉を発する前からたくさんの推測を瞬時にしていて、たとえ初対面でも、自分の目の前にいる人に対して、まったくゼロベースで見ていることはほとんどない、のです。

 

特別な人がステレオタイプや偏見を持っているのではなく、誰もがなにかしらのステレオタイプをもって相手を見ているのです。。ストレスが高い時にはさらにステレオタイプが強くなります。

 

ひょえ~

改めて聞くと私たちはどれだけ相手の本当の姿を見ているものかと思ってしまいます(汗)。

 

 

ではどうしたらいいのでしょうか?

 

人は自分が見ると予想していることしか見えないのだとしたら、それを逆手にとりましょう!

 

つまり〜〜〜♪♪♪

 

 

これから会う相手に対して、見ることを先に決めること、です。

 

 

⭐️⭐️⭐️⭐️⭐️⭐️⭐️⭐️⭐️

相手の「真の美しさ」を見ると決めること、です。

⭐️⭐️⭐️⭐️⭐️⭐️⭐️⭐️⭐️

 

 

① 自分の中のバイアスや判断に気づき

② 自分の中のバイアスや判断をいったん脇に置き

③ 相手の「真の美しさ」を見ると決めること

 

です。

 

 

そして面白いことに、そうした姿勢は相手に伝わります。

人は基本的に自分を理解してくれようとする人に好意をもちます。

すると、お互いの心の扉が開くのですね。

 

 

「えっ?!この人ってこんな人だったっけ???」

 

そんな驚きこそ、言葉にできない喜びです。

 

「人は自分が見ると予想していることしか見えない」なら相手の真の美しさを見ると決めましょう。

 

 

(まとめ)

・人は何かしらの思い込みで相手を見ている

・自分が見ると予想していることを相手に見る

・相手を理解するという作業のためには、見ることを先に決めること

① 自分の中のバイアスや判断に気づくこと、

② いったん脇に置くことができること、

③ 相手の「ありのままの姿」を見ると決めること

変化の激しい時代こそいかに学ぶか②: オックスフォード流「考えるステップ」

 

この変化の早い不確実性の高いこれからの時代においてはもはや決まった正解はなく、正解のないような問いに対してどうやって考えるか・アプローチするかがますます問われるようになること、

そういう時代においては、一つの正解を求めるのではなく、

新しい解を導き出すための「考え方」(思考プロセス)を学ぶことがますます大切になるだろうとお伝えしました。

 

ではその考えるステップとはどういうものなのでしょうか?

例えば、オックスフォード大学のチュートリアルでは実際に何をどのように学ぶのでしょうか?

 

チュートリアルは、週に1回1時間程度、教授と学生が1対1もしくは1対2になって行われ、学生が、毎週与えられたテーマについて事前に調べ、そのテーマに対する回答を小論文として書いて臨みます。

 

チュートリアルでは、

そのテーマについてはすでにどういう事が言われていて(先行理論のレビュー)、

その点で大切だとされていることは何かをまとめ(論点の整理)、

課題の質問に答えることになります(議論の結論)。

 

1、これまでの論点をを理解し・整理し、結論を出す

 

毎週新しいテーマが与えられ、毎回新しい文献を読み、新しいテーマを理解し、整理し、言語化します。そのテーマに関する、それまでの何十年もの(何百年、何世紀もの)洞察の積み上げを、自分の言葉で表現していく作業です。小論文を通じ、これまでの研究では何がすでに明らかになっていて、何が重要なのか、まだどんな課題があるのか、について全体を構成し、結論を出します。

この作業を一年で、一学期8週間×3学期=計24回を繰り返します。

 

2、その結論にいたったプロセスを確認する

完成した小論文を教授に渡し、チュートリアルが始まります。教授に質問されたことは主に三点でした。

 

「それはどういう意味なのか?」

「そこをもう少し説明してくれる?」

「どうしてそういう結論になったのか?」

(私、もしくは、もう一人の学生に対して)

 

「どうして」「なぜ?」と質問されることによって、

または説明を求められることによって、

 

不明確なところは明確にし、

意見の根元にある前提を確認し、

その結論にいたったプロセスを確認しています。

 

 

3、洞察を深める

その上で、一つの意見を掘り下げ、洞察を深めていきます。

このテーマに関して言えば、今の時点ではこうだけど、この点に関してはまだ足りない、という認識の上で、あなたはどう思う?「こういう意見もあるけど、それ対してはどう思う?」と、自分の意見が求められ、時には、自分とは異なる意見に対する意見が求められます。

 

4、何が分かっていて何が分かっていないのか?

そのような質問をされると、自分の中で理解できている時には答えることができても、理解が足りない時には上手く言語化できなかったり、説得力のある答えができなかったものでした。こうした質問のやりとりによって、どこを分かっていてどこを分かっていないのかが明らかになっていきます。

 

5、理解を「積み上げる」

オックスフォードでのチュートリアルでは、ある問いに対する答えや解が一つでないこと自体は問題にされません。

 

むしろ、

解は一つとは限らないこと、

誰も一人では理解を深めることは出来ないという前提の上で、

 

お互いに意見を交わし、自分とは違う意見についても聞くことによって、自分はなぜその結論にいたったのか、という自分の思考プロセスを確認する、という作業が求められました。

 

オックスフォード David Parkin.jpg

⬆️ デービッド・パーキン学部長とクリスマスパーティーにてー授業がパブで行われたことも

 

理解や解はある日突然やってくる訳ではありません。「閃き」も、何千回、何万回もの地道な作業の延長にやってくると言われるように、この時の体験から「理解」とは「積み上げる」ものなんだと学んだように思います。

 

「考える」という作業にも「型」があり、

新しい解やオリジナルな解も「型」を経て到達すること、

一つ一つ成功体験を積み重ねていくこと、

 

そして、

多様な意見があってよいこと、

誰も一人では理解を深めることができないという前提は、

 

変化が激しく、不確実生の高い時代に生きる私たちに大きなヒントを示してくれているように思います。

 

(まとめ)

⭐️解はまったくゼロの状態から導き出すのではない。

⭐️ 新しい解やオリジナルな解にも「型」を経て到達する。

⭐️理解を積み上げる先に解がある。

⭐️解は一つとは限らない。

⭐️ 誰も一人では理解を深めることは出来ない。

main_oxfofrd

マイストーリー②友達に出稼ぎ労働をしたいと頼まれる

その後、小浜島では何回か夏休みを過ごすと同時に、小学校では、ローラースケートとバレーボール三昧。バレー部では、背は低かったけどレシーブが上手で都大会の地区予選ベスト8まで進みました。

洋楽が大好きで、フィルコリンズ、ジェネシス、マドンナ等80’sはほぼ網羅。マイケルジャクソンのコンサートのビデオは毎日みていたのでビデオが擦り切れる程でした。

中学校に入り、どうやらそろそろ勉強というものをしないといけないらしいと子供ながらに感じ名案を思いつきます。

 

私:「ねえ、5を5つとったらマイケルジャクソンのコンサートに連れて行ってくれる?」

母:「いいわよ」(理由はなんでもいいわ!)ー即答。

交渉は即決でした。(笑)

母はまだ塾なんて行かなくていいわよーというマイペース派だったので、塾に行かせてーとお願いしました。

 

制服を着るのは苦痛で、中学校の授業はつまらなくて、退屈だったけど、

塾の先生がやさしくて、

解けなかったのが解けるようになる体験、

チャレンジさせてくれる体験が楽しくて、成績は自然に上がりました。

 

ただ、中学校2年生後半位から、塾の先生が偏差値の話しをはじめた時から

なんのために勉強をするのか?私はしばらく、なんのために勉強をするのか?クライシスにおちいってしまいました。

 

面白しろいテーマでも、先生の教え方が一方的だったり、

「こっちが権威だから言う事を聞け」や「これが規則なんだからそうしなさい」みたいな態度の人に対しては、嫌なことを無理にさせられると、頭で納得させようと思っても、身体がストライキを起こしました。

そして、ある分野での能力は高いのだけど、

必ずしも全体的に成績がいいわけでもなく、好きな科目と好きでない科目の差や得意と不得意分野(認知や才能の)差が激しいという傾向がありました。

こうした傾向は「ギフテッド」と呼ばれる子供たち・大人たちの間で見られる共通した特徴であるということを知ったのはずっと後のことです。(ギフテッドについてはこちら→ギフテッド8つの強み②ギフテッドの子の強みとチャレンジ)

なんのために勉強をするの?と誰かに聞くこともできず、「学校へ行きたくない」とも言えず、毎朝マイケルジャクソンの曲を大音量でかけながら、なんとか自分を学校に向かわせるものの、たぶん、心の中はほんとうにギリギリだったと思います。

 

公立校でしたが、素晴らしい先生方が何人もいらして、

とても恵まれた方だと思うのですが、

正直、卒業式の日には心からホッとしたのを覚えています。

 

当時を振り返ると、

私みたいなタイプには、

学ぶ体験自体が楽しいという事と、

なんのために勉強をするのか?に自分が納得している事が、

とても重要なのだと思います。

 

そして、同じ頃、世界では大異変が起きようとしていました。

ベルリンの壁の崩壊と湾岸戦争の勃発です。

今まで人々を分断していた壁が破られ人々が歓喜に沸いている!

たった数年前までは考えられなかったことが目の前で映し出されている。

そうかと思えば、テレビ画面には砲弾が撃ち込まれる様子が映っている。

ルワンダでの大虐殺は特にとてもショックな出来事でした。

 

これってどういうこと???

民族が違うとなんで殺しあうの?!

もっとこういう事を勉強したい!!!

 

こうした漠然とした思いが具体的に繋がってきたのは高校二年生の時でした。

同じクラスの子が一年間アメリカへ留学することになったのです。これまで漠然と感じていた、留学や海外をはじめて具体的に意識し始めた瞬間でした。

 

結果的に南スーダンでも働いた私ですが、一番初めに留学したいと言った時は母に反対され、大学一年生の時にはじめてタイに旅行に行った時には、帰国の日には私を迎えに成田空港に来る程でした。(バックパック旅行の話しです。。。(汗))

 

一番初めに留学が反対された時の理由は「治安が心配だから」でした。

「もし安全だったらいいの?

同じクラスのミエはアメリカに留学するんだよー。

アメリカじゃなくてニュージーランドとかオーストラリアならいいの?」

 

身近に短期留学に行った友達がいたこと、高校自体に交換留学プログラムがあってそれにも応募したけど落ちた事を伝えながら、 資料請求をし、書類を揃え、担任の先生にも推薦書の作成をお願いをし、そして、試験の日が来て、面接にも行き、ついに合格通知が届きました。

その後、いろいろな国で働いた私ですが、高校2年生でニュージーランドに留学をするのを決めた時が一番勇気がいったような気がします。行き先というよりも、当時インターネットもEメールもない時代に海外に行くことの意味がもっと大きかった時代、日本人がいない日本語もまったく通じない環境へ飛び込むと決めた一歩の「一歩」は文字通り大きかったのだと思います。

 

さて、私は晴れて1年間ニュージーランドの高校に交換留学しました。

ああ、日本で勉強したはずなのに英語が話せない。。。悔しい。。。

正直、留学先の高校ではあまりいい思い出がありません。

 

ただ、人より羊が多い国。そのせいかとてものんびりと時間が流れる国で。日本とはまったく違った価値観があるのだと肌で感じたのを覚えています。

sheep

 

そんな中で、私の心に影響を残した出会いがありました。

ブラジルから来ていた留学生のアマンダです。

一緒にアイスクリームを食べて帰ろうと言うと、彼女はこう言います。

 

「あのね、食べたいんだけど、あのね、もうあんまりおこずかいが残ってないんだ。」

「そっかあ。。。」

 

彼女は一年に3回くらい一回に一万円ほどブラジルの両親から送られてくる「おこずかい」を受け取っていたのですが、それがニュージーランドまで届かず途中で紛失してしまうのです。

 

「たぶん、盗まれたんだと思う。ブラジルではよくあることなの。」

「そっかあ。。。」

(一緒にアイスクリームを食べたいし、もう一人分のアイスクリーム代くらいは私も持っているけど、だからと言って私が彼女のアイスクリーム代を払うのも変だよなあ。。。こういう時はどうしたらいいんだろう?)

 

答えは出ないまま、私たちはけっきょく何度かアイスクリームを食べることを諦めて帰ることになりました。

知識としては知っていた世界の格差や貧困というものを目の前の友人を通して垣間見た瞬間でした。

 

そして、彼女はさらに続けます。

 

「CHIKA、私、いい考えを思いついたの!あのね、私、ここからあなたと一緒に日本に行って働きたいと思うの。ほら、日本で働いているブラジル人のコミュニティーがあるって聞いてるし。私、高校は休学して、日本から帰ったら終えるようと思うの。そんなこと考えたこともなかったんだけどね、あなたと友達になって思いついたのよ。ねえねえ、どう思う?」

 

彼女はいたって無邪気な口調で、ちょっと興奮気味でした。

「そうね。。。」

私はしばらく言葉がでてきませんした。

この事実を受け入れることに時間がかかったのです。

 

えーーーと、整理をすると、

 

彼女は私の大事な友だち。

彼女は私と同じ年(高校生)。

高校を休学して日本で働きたいと言っている。

えーと、いわゆるブラジル人を受け入れている工場があるらしい。

いわゆる「出稼ぎ労働」に当たるものだと思う。

でも、「出稼ぎ労働」って家族や自分の国から離れて働く寂しいイメージ。。。

 

出稼ぎ労働者って、この目の前の友人みたいな普通の人がなるんだ。。。

 

 

「そんなに簡単でもないように思う。。。」

そんな答えしかできなかった。

 

私は単純に、この目の前の友達にそんな大変そうなことをさせたくない、と思うと同時に、私は帰国したら当たり前のように大学に進学する予定の一方で、目の前の友達が自分の国から地球の反対側にある国で出稼ぎ労働をしたいと言っている事実を受け入れられなかったんだと思う。

 

 

でも、それはこっちの言い分。私が勝手に大変だろうと思っているだけで、彼女は持ち前の前向きさで、苦労はあってもなんとかやっていくかも知れない。

なにより、それだけのお金を稼ぐことができるという機会自体が地球上の一部の人にだけ与えられた特権とも言えるとしたら、私はそのせっかくのチャンスを断ってもいいんだろうか?

 

同じ人間だけどどこに生まれるかでこんなにも環境も機会も違う。。。

 

けっきょく、どうしたら一番よかったのか答えは分からなかったけれども、貧困や世界の格差をとてもリアルに感じた体験だったのでした。