プレゼンの8割は準備で決まる②(どんな印象を残したいのか?)

面接やプレゼンの8割は準備で決まると言えます。5つの点のうち、今日取り上げるのは「どんな印象を残したいか」という点です。

東京オリンピック誘致スピーチのコンサルタントを務めたマーティン・ニューマン (Martin Newman)さんの講演で質問をする機会がありました。マーティンさんはその講演の中で、東京オリンピックの誘致プレゼンで一番大事だったことを伝えてくれました。(ちなみに、マーティンさんはキャメロン首相やプーチン大統領のコーチもつとめた人です。)

 

彼が一番大切だと言ったことーそれは、どんな印象を残したいのかを決めるということです。

 

人は言葉で表現されることの7パーセントしか覚えていない。だから、大切なのはどんな印象を残したいかを決めること。

当時のTokyoの外国人にとっての印象はというと ー 安全だけどつならなそう。。。

「東京チームは自分たちの残したい印象を『Shining』(輝いていること)に決めた。その精神は発表者全員によく浸透して、練習が上手くいかない時や迷った時には、Shiningしてるかを基準にして互いに助けあっていた。Shiningの情熱を伝えることをとにかく重視した。」

「知事には日本語でもいいですと言ってあったんだけど、自分も「輝いている」ことが大事だって言って一生懸命英語のスピーチを練習していたよ。」

 

先にどんな印象を残したいのかを決める。それからそれを効果的に表現する表現方法や言葉を選んでいくという順番ですね。

 

次は、3、キーメッセージ、ここだけは外さない、自分の強み(あなたの当たり前はみんなの当たり前じゃない)を再確認することです。

 

面接の8割は準備で決まる5つのポイントのまとめ

1、相手の視点(お悩み、立場、求めていること)を理解する

2、どんな印象を残したいのかを決める

3、キーメッセージ、ここだけは外さない、自分の強み(あなたの当たり前はみんなの当たり前じゃない)を再確認すること

4、感情に訴えるように感情が伝わるように話す(練習する)。

5、感情をマネージメントする。

教育が意味するもの? ー 50才の元兵士の人が学校へ行きたいということ

前回授業料が無料の大学 University of the Peopleのことを紹介しました。

今、携帯電話の普及とテクノロジーによって教育分野で大きな「革命」が起きています。

 

カーンアカデミー(Khan Academy)は「質の高い教育を無料で世界中のすべての人に」

というミッションステートメントをあげ、4000以上のトピックの関する授業をオンラインで無料で提供しています。

 

UdacityやCourseraといったサイトでは、ハーバード大学、スタンフォード大学、MITといった世界の有名大学の授業を無料で受けることもできます。

東京大学も授業の一部を公開し始めました。

 

世界には、女の子だから、家族を養わないといけないから、国が戦争だったから。。。

世界には学校へ行きたくてもいけない人たちがまだまだたくさんいます。

 

南スーダンで除隊兵士の社会復帰支援をしていた時に出会った人で

自称50才の元兵士の人がいました。

 

40年近くも内戦が続いたことで南スーダンでは栄養状態などが悪いため、平均寿命が40歳~50歳ほどです。

南スーダンで50才と言えば日本の80代の感覚です。

 

「えっ?今さら学校行きたいの?

職業訓練や起業支援を受ける方が生活ができそうなのに。。。」

正直、私は内心つぶやいてました。

 

彼は私の目をまっすぐに見て言いました。

‘I was fighting in bush all my life. I want to go to school before I die.’

「わたしは人生のほとんどを戦って過ごしてきたのです。学校へ行ってから死にたいのです。」

 

学校へ行くということ ー

それは、彼にとって、

「人間である」ことの象徴なのだと理解しました。

 

☆☆☆

 

学校に行くこと、教育には本来それだけの価値があるのだと彼が思い出させてくれました。

「人間であること」を育む、そんな教育がもっと増えていけばいいなと思います。