⭕️⭕️がないと 受験だ、就活だ、婚活だとベルトコンベアに乗せられていくだけ「これでは薄っぺらい自分のない人間しかできあがりません」

自分で考えたことがないと、「受験だ、就活だ、婚活だと、『そんなものだ』とベルトコンベアに乗せられていくだけ。これでは薄っぺらい自分のない人間しかできあがりません。」

 

 

「『自分のアタマで考える子』の育て方」の中で、子どもの能力を伸ばす教育で知られる高濱正伸さんはさらに続けます。

 

「『生きるってなに』『私ってなに?』『何のために学ぶの?』『就職ってしないといけないんだろうか?』とさまざまに悩み、本を読み、誰かと議論する中で、「生きていくための軸」となるものを掴んでいくのです。

中略

それ(自分で考えること)をしなければ、根なし草のような自分しか持てなくなります。

 

そんな状態でいくら自分探しをしたところで見つかるわけがありませんし、聞こえのいい言葉を並べるだけの中身のない人間にしかならないでしょう。

 

それは『自分で考える』ところからしか生まれてこないものなのです。」

 

そもそも人間は思春期から青春記にかけては、人間は本来「哲学」するものとも言っています。

 

わざわざ「哲学」という言葉を使わなくても、子供は小さいながらにいろいろなことを感じています。

 

それを口にするかどうかは別にして、例えば、なんで戦争は起こるの?なんで戦争はなくならないの?環境問題はどうしたらいいの?

といった疑問を純粋に持ちます。

 

「生きる」とは真逆のことをなぜするのか?、

お互いになぜ殺し合い、傷つきあう行為をするのか?、と単純に思うのです。

 

「考えること」の本質は「疑問を持つこと」なので、子供の方が本能的に物ごとの「核心」をわかっていることも珍しくありません。

 

なので、

こうした疑問を持つことは、考えること、そして、なにより人生の中でもとても重要な問いである、自分にとって大切なことは何なのか?と同義語です。

つまり、自分はどう生きたいのか?何をしたいのか?の土台となる部分です。

 

今思えば、高校の時に「本質的なことを追求することをよし」とする校風で学ぶことができたのはとても幸運でした。

 

校長先生や倫理の先生が「人として生きるとはどういうことか?」と毎週本気で伝えようとしてくれました。

 

国連での勤務などを経て、10数年ぶりに先生を訪ねた時に改めて気づいたのは(今は校長先生になられています)、当時私たちが見せてもらっていたことは、人生には常に続く「問い」が存在すること、同時に、問いや自分の価値観をもって生きている人は美しいという姿でした。

 

こうした時期に、自分にとって大切なことは何なのか?=つまり、自分はどう生きたいのか?と考え、模索した体験がなかったら、南スーダンなどの紛争地で働くことも、紛争という事実に直面するような「ふんばり」も持てなかったかも知れません。

 

ただ、

そうした課題意識や探求心が尊重され評価される欧米と違って、日本ではそうしたことを話しあえるような場も機会も限られていて、ニュースは表面的な出来事しか伝えません。

 

テレビにしろ、必ずしも本当に重要なことが話されている訳でもなく、そもそも関心がない、またはどう答えていいのか分からない、大人が諦めてしまっているという事実に子どもはショックを受けます。

 

大人の社会にはがっかり、失望、無力感や諦めさえも蔓延しています。

(日本社会は残念ながらこの感覚が世界の中でも強いように感じます。)

 

そんな体験を重ねるうちに、そんなことを考えても無駄だ、無意味だ、とショックや落胆、失望が深く抑圧されていきます。

 

ただ、人間にとって、「理解されない痛み」は実はとても大きいものです。

「理解されないと人は生きていけない」と指摘する人さえいます。

 

もちろん、表面的には生きていけます。

 

これは、クライアントさんとのセッションで見せていただいたことですが、

 

例えば、医師としてプロフェッショナルに活躍されておられる方でさえ、

(そしてある意味、そうした体験や問題意識こそが、その人を医師にさせた言動力となった面もあるのですが)

ある段階になると、そうした体験が人生において「重荷」として浮上してきます。

 

わざわざ「重荷」という表現を使ったのは、

 

プロフェッショナルとして活躍され、尊敬もされる立場にあり、日常的には問題なくコミュニケーションがとれている人でも、

 

理解されない・わかってもらえないという体験や思いから、無意識に自分の意見を正当化しようとしたり、相手を説得しようとしたりすることがあったり、

または、ある部分が「満たされない」ような感覚として体験する人もいます。

 

人間にとって、「理解されない痛み」はそれ程までに大きいのです。

 

そして、これもまたセッションで見せていただいたことですが。そうした体験や想いが受け止められ、「理解される」体験をすると、文字通りその人の中の大きな「重荷」が解放され「次の扉」が開きます。

 

力がみなぎるのを感じて、身体が自然と動くようになったり、今までできなかったことができるようになった人もいます。

 

おそらく「理解されない痛み」によって奪われていたエネルギーや本来の力が戻ってきたのでしょう。

 

そして、理解されると、人を受け止める「器」が大きくなっていくのです。

 

そうした「重荷」が受け止められ、解放されると、今度は、その方自身が周りの似たような体験や想いを持つ人を受けとめ、理解していくことができるのです。

 

そうして個人から「平和」が周りに広がっていくのですね。

 

「理解されたかったらまずは相手を理解せよ」とはよく言われることですが、

 

相手を「理解する」ためにも、その余裕を持てるためにも、まずは自分が「理解される」ことを満たしてあげてください。

 

「『だからこそ』あなたが輝くための55の質問」配布中です!

 

ダウンロードは⭕️こちら⭕️よりどうぞ 

 

だからこそあなたが輝くための55の質問目次.001

 

目次

あ、今の自分の状態について把握する

い.自分の「ストレス反応」を知る

う.今気になっていることについて観察する

え.喪失(後悔、自責、サバイバーズギルト)に気づく

お.自己像、自己肯定感、自己受容度に気づく

か.自分の中の「不安」を意識化・言語化する

き.自分のコーピングスタイルを知る

く.自分と相手との優先順位(境界線)と当事者レベルを知る

け.自分のストーリー(解釈・認知)に気づく

こ.回復のストーリーをみつける

さ.試練の中の「意味」について知る

し.再結合・新しい自己の創造

す.回復・再生のためのステップ 

せ.トラウマからの回復・再生のプロセスで体験しうること

そ.トラウマからの回復の三段階

 

ダウンロードは⭕️こちら⭕️よりどうぞ 

同じ本を複数名で読むとどうなるか?ー 「自分にしかできない分野」「自分だからこそできること」を見つける方法

同じ本を数人で読むという読書法があります。

 

とても面白い読書法の一つで、それぞれが自分の興味のある分野で背景を調べたり、下読みをして参加したり、またはその場で一緒に読み進めて、最後に感想を伝え合う形式のものもあります。

 

 

なぜ同じ本を複数名で読むのか?

 

同じ本を複数名で読むとどうなるのか?

 

 

「自分を知る」というテーマとしても大きなヒントがあるので、トマ・ピケティーの『21世紀の資本』を数人で読んだ時の体験をお伝えしたいと思います。

 

トマ・ピケティーは、フランスの経済学者です。代表作『21世紀の資本』は、「格差の拡大の原型がはっきりと示された」として、発行された2015年には日本でも大きな話題になりました。

 

『21世紀の資本』は、2014年4月には英語訳版が発売されるやアマゾンの売上総合1位になるなど大ヒットし、アメリカでは2014年春の発売以降、半年で50万部のベストセラーとなり、2015年1月現在で、世界10数カ国で累計100万部を突破したそうです。

 

定価は5500円で、608ページに及ぶ専門用語をちりばめた大著なので、気になるけど買わなかった、でも内容が知りたい、という人は多かったと思います。

 

トマ・ピケティーの『21世紀の資本』をみんなで読もう、という話しになったのも、難しそうなので、みんなの知恵を持ち寄った方がよさそうだ、と思ったからでした。

 

実際、複数人の人と一緒に同じ本を読むと、とても面白いことに気がつきます。

 

同じ本を読んでいるのですが、それぞれが関心をもった視点、気づいたこと、それを読んでどう思ったのかなど、持ち寄る視点がぜんぜん違うのです。

 

例えば、

ーなぜ彼はこのテーマを書いたのかというトマ・ピケティーのバックグラウンドに興味を持った人

ー彼の家族構成に興味を持った人

ー彼のアメリカでのレビューに興味を持った人

ー彼の著書の後に世界銀行が発表した世界の格差についてに興味をもった人

ー日本のメディアのあり方や考える力について思いが及んだ人

などでした。

 

本当にそれぞれが気づく視点や読んだ後の感想は見事に違いました。

 

しごく当然のことのように聞こえるかも知れませんが、このような体験をすると本当に人の受け取り方は人それぞれに違うのだということが腑に落ちます。

 

これも改めて考えてみるととても面白いことだと思いますが、人は同じ場所にいたり、一見同じ情報を受け取りながら、それぞれの「フィルター」や興味・関心分野に従って情報を処理していくのです。

 

私が南スーダンで働いていた時に実感したことですが、同じ国にいながら、情勢分析の結論がかなり違ったこともありました。

 

では何がその違いを生むのでしょうか?

 

例えば、その人の知識、教育、職業、経験値、考える力、価値観・興味や関心などです。

 

この場合の価値観とはどんなことを大切だと思っているか、といったものです。

 

複数で同じ本を読んでみると面白いのは、なぜその人は、「この点に興味をもったんだろう?」という点その人独自のポイントが見えてくることです。

 

 

ー彼の背景に注目した人は彼の主張や理論だけでなく、人間としてのライフストーリーに興味がある人なのかも知れません。人や社会をより深く理解する能力や洞察力に長けているかも知れません。

 

ーアメリカと日本でのレビューの違いに興味をもった人は、データやより複数の視点を取り入れる客観性を重視する人なのかも知れません。

 

ー格差の是正に注目した人は平等や公平さに興味があるかも知れません。

 

本人にあまり自覚はないかも知れませんが、「なぜか私はこういうことに興味をもつ」という視点やアングルが必ずあるのです。

 

これこそが、「自分にしかできない分野」「自分だからこそできること」「私たち一人一人ができる分野がある」というその人の「存在意義」といったものに近いかも知れません。

 

それは職業でもなく、それを本人が意識していてもいなくても、自然にやっているようなこと(その人がいるだけで周りが落ち着くと感じる人、周りの人を癒す人、聞き上手で人の意見を引き出す人、など)です。

 

「世界は地球上の一人一人を必要としている」という意味が単なる言葉ではなく、その意味がより腑に落ちる体験でした。

 

これは自分一人では分からないことです。

 

他者の存在を通じて、自分の立ち位置がわかるのです。

 

読書会といった形式でなくとも、会社での会議といったフォーマルな場からいったん離れて、利害関係のない、まったくプライベートな場で、自分の意見を自由に表現したり、シェアできる場を体験できることはとてもいい体験だと思います。

 

そんな体験の積み重ねが自分を知ること、そして自信につながることでしょう。

 

ぜひ試してみて下さい。

周りと違う生き方をしようとする時に知っておくと楽になる《5つの原則》

最近、ある大学4年生の方でもうすぐ卒業なんです、という方にお会いしました。

 

彼女いわく、自分にはやりたいことがあるんだけど、ある社長さんの一言でそれが「ぐらついた」んだそうです。

 

確かに、

周りと違う生き方をしようとする時、

周りとは違う意見や考えを言う時

新しいことを始める時、

そういうことは起こるもの。

 

いわば、自分の「感覚」を信じていられるかどうかが試される瞬間の一つでしょうか。

 

私も日本に帰ってきてから、「また海外に戻らないんですか?」と少なくとも100回以上聞かれ、なんで博士課程やらないんですか?ともよく聞かました。

 

「博士課程、興味ありません」と言ったら、相手が怒り始めたこともありました。(本当の話しです。)

 

最近よく聞かれるのは、「なんで国連を経てカウンセラーになったのですか?」という質問。

 

聞かれたら答えるものの、こっちが言わんとしていることが伝わる場合もあるし、伝わらない場合もあります。

 

はっきり言って、みんなに理解されることはないし、あり得ないと思う。

世の中にはどんなに努力しても理解しあえない人がいる。(たぶんお互いに)

全員に賛同されることもない。

 

もし全員に賛同されたら、逆におそらくかなり気持ち悪いだろうとも思います◕‿◕。

 

 

念のために一言付け加えておくと、私は職業柄として個人的な性格としても、仕事でもお互いが理解するために、実際にたくさんの人に耳を傾けてきたし、理解をするための努力はいとわない方だと思う。

 

 

 

でも、これは悲観的な意味で言っているわけではなくて、人生は有限だから、自分のことを理解してくれる人に理解をしてもらえばいいのだというシンプルな結論に私を導いてくれているのです。

 

 

みんなに理解されたい、ということがいかに労力を要することかも体験しています。

 

 

私の場合、クーリエジャポンという雑誌(媒体)で連載を始めて、この事が自分の中でさらに腑に落ちました。

 

記事を書くにはエネルギーがいる。

 

時間も労力もかけて記事を書くのだから、出来るだけたくさんの人に読んでもらいたいし、もちろん「いい記事だった」と言われたら嬉しい。

 

でも、「万人受けしたい」という考えがふとよぎったりすると、「プッツリ」と見事に筆が止まってしまったり、頭の中で思考がぐるぐるし始めて、文章さえもグルグルし始めるのです。。。

 

 

「ああ、みんなに受けよう、理解されようなんて思ったら記事なんて書けやしない!」と実感をもって体験したのでした。

 

 

とはいえ、特に自分が大切だと思っていることを書いた時には、相手が同じように感じてくれないと「ショック」に感じることはあります。

 

でも、それをパーソナルにとらえないことも同時に学んでいます。

 

そして、だからこそ、理解し合える人や気の合う人、共鳴する人がいたらなおさら嬉しいし、そういう関係があるのは、決して「当たり前」じゃないから、その価値をよりありがたいなと思うようになりました。

 

だから、自分のメンターの先生に改めてありがとうと伝えたり、友人関係でもそう表現することは多くなったように思います。

 

だって本当に「当たり前」ではないから!^^

 

私はもうすぐ卒業だという彼女に言いました。

 

「私も最近も同じような体験があったし、そういうこと (理解されないことや、自分とはまったく違う意見を持つような人と一緒になること)はいつになってもあるよ。」

 

「でも、大学四年生の時と今との違いは何かと言うとね、そんなにぐらつかなくなること。」

 

それは本当にそうなのです。

 

 

似たように感じる人は、以下にご紹介する5つの「原則」をぜひ思い出してください。

 

 

1、誰かが何かを言う時、その人はほとんどの場合相手の事というよりは、大抵自分のことを投影して発言している。

だから「ああ、自分のことを言ってるんだね」と思えばいい。

 

2、自分の価値が評価されるところへ行こう。

ある人やあるグループにその価値を認められなくても、自分のアイデアや作品の価値を評価してくれる人が必ずどこかに存在する。

 

私は最近5人くらいの編集者さんにお会いする機会をいただきましたが、回を重ねていくうちに、自分の意図と強みがより明確になっていって、最後は自分と相手の望む方向性とアングルがマッチする方にお会いすることができました。

 

イエスキリストはこういう言葉を残したと言われています。

 

Go where invited. Stay where welcomed. If you are no longer welcomed, leave the dust behind and leave immediately.

 

招かれているところへ行きなさい。歓迎されたところに留まりなさい。歓迎されなくなったらすぐに去りなさい。

 

だからこそ、自分と共鳴する人や先生、仲間と出会うことの価値もより分かりますね。

 

 

3、自分と違う意見を言われても、それをパーソナルにとらえないこと。

自分と違う意見が存在し、その意見をただそのまま受け入れられることができるのは誰もがどこかの段階で学ぶレッスンのように感じます。

 

 

4、自分が自分を認め、自分が自分の一番の理解者になること。

自分が自分を認め、自分が自分の一番の理解者になると、他人に認めて欲しい、理解して欲しいという他人に対する欲求が少なくなってきます。

 

 

5、自分だけが自分に関する最終的な権威

究極のところ、誰が何と言おうとも自分の人生を生きるのは自分です。誰かの意見は参考にはできるけど、当然ながら、その結果を生きるのは自分です。

 

自分の内なる声に耳を澄ませ、自分の感覚を信じることを学ぶと人生に対する余裕と自信が生まれてきます。

 

テレビとスマホの電源を切って、自分の中の直感に耳をすます時間をとって、瞑想をしたり、自分の内なる声とのつながりを育む時間を持ちましょう!

 

 

 

不安な時人はどういう行動をとるのか?

不安やプレッシャーを感じる。
ニュースに動揺してしまう。
ストレスを力に変える方法を学びたい。

 

変化の早い今の時代を生きる
私たちのストレスレベルは
上がり気味で、

 

SNS中心のコミュニケーションでは
他人の幸せはより
大きく見えるそうです。

 

こんなに苦しんでいるのは
私だけ???

 

そんな悩みも
世界的な現象だそうです。

 

人はいろんなレベルで
社会の変化を感じている。

 

「未知」や「予測できない」

ことが日常になってきている。

 

私たちはもはや前例のない
「解がない時代」を生きています。

 

答えがない時や不安な時、
人はどういう行動を
とるのでしょうか?

 

私自身、この事を
肌で実感した体験があります。

 

その部屋にいた32人の反応は
本当に様々でした。

 

グループをまとめようとする人あり
なんらかの答えを出そうとする人あり、
議論を始める人あり
イライラする人あり
批判口調になる人あり
沈黙する人あり。。。

 

ハーバード大学
大学院教授の
リーダーシップ研修で
突然始まった実験でしたが、

 

その実験自体に
答えがある訳でもなく

 

どんな行動が
正しかったか、
間違っていたか
という訳ではなく、

 

そのポイントは、

自分はなぜそういう行動をとったのか?
という自分の反応(パターン)を
知るということでした。

 

人は答えがないという状態に
かな~り動揺と不満を
示すことがはっきりと
表れた実験となりました。

 

怖れる。
怒る。
批判する。
コントロールしようとする。
隙間をなくそうとする。
見ないふりをする。
避ける。

 

私たちの反応は
このようなものだそうです。

 

生きている限り人生からストレスはなくなりません。

そして、適度の緊張がないと人は成長しないということもわかっています。

 

私たちは、ストレスや不安、
というものに対処的に対処するだけでなく、

より根本的な対処法を身につける時だとも言えます。

 

根本的な対処とは、

この状況から学ぶことは何か?

これはどのように自分を成長させてくれる機会なのか?

これまではやったことがないことでも、

どのようなことにチャレンジする機会なのか?

この状況から学ぶことは何か?という視点、問いを持つことです。

 

 

例えば、わたしは東日本大震災の際に、東京の23区外にいたので、計画停電を体験しました。

 

その際には、毛布をかぶってもの寒くて、もの寂しい思いをしたのを覚えています。

 

ただ、当たり前のことが当たり前のことではないことが体に沁みました。

 

その時にそのような体験ができたてよかったと思っています。

 

見えない不安にどう対処するかということを学ぶ機会でもあったという点では、今回のコロナウイルスの件とも(それが更に拡大していますが)、つながる点があると感じます。

 

こんな時こそ、当たり前を当たり前だと思わず、感謝の気持ちをもって、大切なことを大切にするという姿勢が一つは大事だと今回も感じています。

 

ストレスに強くなるというのは、
ストレスを失くそうとするのではなく、

状況を受け入れそこに成長の機会をみつけられること、とも言えるかも知れません。

 

 

 

ギフテッドの特徴④: 創造性が高いー「この絵は神さまから来た」と子供が答えたら

ギフテッドの子は創造性が高いことで知られています。

そして、それを表現することにとても意欲的です。

 

新しい発想やアイデアを得ている状態は、外から見ればもの思いにふけっているような感じに見えるかも知れませんが、当の本人の体験としては、さまざまな着想が浮かんでは消え、ぼんやりとしたものが形を持ちはじめ、徐々に全体像を見渡せるようになるというような体験と言った方が近いかも知れません。

 

一旦全体像をつかんだら、

それを表現する作業に入り、

 

ある場合には文学や芸術作品として、

音楽として、

ダンスとして、

論文や科学的な理論として、

建築物として、

プロジェクトとして表現されます。

 

その形になったものが私たちの目や耳に触れることになります。

 

学校の作文かもしれないし、ブログの記事かもしれないし、大きな舞台での発表かも知れないけれども、

創造性はそれに触れる人の共感や感動を生み、私たちにひらめきや直観を与えてくれるようなものです。

 

あるギフテッドの子(インディゴ、クリスタル・チルドレン)の子はこう言ってます。

 

「何も考える必要はなくて、努力なしに描いてました。

ママがこの言葉はどこから来たの?と聞いてきました。

私は『神さまからよ』と答えました。

ある時、クラスで自分が描いた絵を見せたら、『本当にあなたが描いたの?!』とみんながびっくりしました。

誰だって自分と同じように描けると思ったのですが、もう少し大きくなってから分かったのですが、これはみんなと分かち合うために他の人に教えるために神さまが与えてくれたギフトだと分かるようになりました。

 

『インディゴ、クリスタル・チルドレン~アキアネ・クラマリック』より

 

そういう事を言う子が最近は多いようです。

 

胎内記憶で有名な池川明先生もご自身の診察での体験や調査で、そういう発言をする子供達が増えていることを言っています。

 

まず、そういう発言をする子は少なくないということ、そして、けっしておかしくないこと、(そこでお母さんが変に反応するとお子さんはしゃべらなくなってしまったり、絵を描いたり、表現することをやめてしまいます)を知って、お母さんはありのままにお子さんの言うことを受け止めてあげてください。

 

 

ギフテッドの子の特徴③: 完璧主義であるー1か100にならない方法

ギフテッドの子は人生におけるすべての分野で完璧主義である傾向が強いそうです。そのせいで、宿題をするのを先送りしたり、または逆に一つのことを完璧にしたいのですごく時間をかけたりします。

 

ギフテッドの子は、得意な分野とあまり得意ではない分野の差が大きいことが多いですが、自分があまり得意ではない分野があることが自分で気に入らないために、勉強自体を嫌いに思う、または苦手に感じる場合もあります。

 

その為に、ギフッテッドの本人自身は、自分のことを「勉強が苦手である」と思っている人も多いでしょう。

 

ただ、どれも完璧にしたいというのは、時間はかかるし、疲れきってしまいます。

 

子供ながらに、例えば、胃腸の具合が悪い、食生活のリズムが崩れる、といった症状として現れることもあるでしょう。

 

バランスで気を使う点は、ある分野がとても得意で、家での学習で学校で通う学年の3~6年上の教材を使う位に好奇心も知能もあったとしても、そのレベルの勉強を始めたとたん、難しくなって出来ない分野がでてくると「完璧にできないことは、やーめた」と思うことがあります。

 

完璧にできないなら、それには手をつけさえしない、という1か100になる傾向があります。

 

なので、学校の勉強は簡単すぎてつまらないというギフテッドの子には、ぜひ上の学年の教材を用意していただきたいのですが、

 

同時に、難しくなりすぎて、負荷がかかりすぎるよりは、「少し余裕をもった位の難しさ」がいいと思います。

 

 

大人の場合でもそのまま当てはまりますが、これが日常的にどういう風に現れるかというと

・自分が一番にならない土俵にはそもそも乗らない

・好成績がのぞめないような分野には手をださない

・自分が得意ですでに結果を出してきた分野を選ぶ傾向が強いため

新しいことにチャレンジするのを避ける

(自分的に「まあまあな」な結果は受け入れられないから)

 

 

ギフテッドに関する英語の文献によくでてきますが、

Impostor Syndromeと呼ばれるそうです。

 

 

ではどうするのがいいかと言うと、

・  一つ一つの事を終える事にフォーカスすること

・出来ていない部分ではなく出来ている部分に目を向けること

・完璧にするよりも楽しむことを学ぶこと、が役に立ちます。

 

 

より具体的には、ギフテッドの子の「完璧主義」に関わる時には、

 

・文法の細かいミスなどを細かく直さないこと

・本人にも細かいミスにこだわらなくていいと伝えること

・高学年の学校のレポートや長期にわたる宿題があったら、まず概要・全体像を掴む。

・それに取り掛かる前に、一緒にゴールを決め、どれ位の時間がかかりそうか、何ページくらいになりそうかを把握する。

・本人にとって大切な部分を見極め(本人が納得する)目標(意味)を決める。

・まず、アウトラインを書く。

・全部を完璧にこなすのではなく、どの部分に対して、フォーカスするかを一緒に考える。

 

 

本人にとって何が大切なのかは本人の感覚があると思うので、そこが一番大切かも知れませんね。

 

 

天才児の育て方- 日本にいながらギフテッドの才能を確実に育む8つのコツ

アメリアか日本かという考え方だけではなく、アイデアややり方次第では、日本にいながらでも、

そんなにお金をかけずにもまたアメリカに行かずにもギフテッドのお子さんの能力を伸ばしてあげる方法はいろいろあるように思います。

 

天才児の育て方 ー ギフテッドの才能を確実に育む8つのコツ

 

1、「学校に合わせる」のではなく「子どもの能力に合わせる」

例えば、読み書きを習うのが大好きで、小学校に入る前にともかくなんでも読み書きを吸収する子がいるとします。

「この年齢だからこの位でいいんじゃないかな」「これ以上勉強が進んだら同学年のお友達や学校に合わなくなっちゃうんじゃないか?」といった心配はよぎるかも知れません。ですが、それは彼らの能力や才能を無理やり小さな箱に押し込めているようなものです。

 

今時、学校が合わない子どもたちは沢山います。学校の本来の目的は彼らの才能を伸ばすことです。学校に合わせてしまったら本末転倒です。

 

ある意味、一番大切なのは、社会の常識や親の都合ではなく、子供にとって本当に必要なことを優先させるという姿勢です。興味のある事は、どんどん習わせてください。

 

2、学校以外の方法からその子の知的好奇心や興味を満たす方法を考える。

本やオンライン教材やサイトも含め、学校以外の幅広い分野から子供の興味や知的好奇心を満たしてあげる良質のサイトをみつけ、一緒にみる。

カーンアカデミーは、子供が学校のペースではなく自分のペースで学べるようにと始められたプログラムで、ビルゲイツが支援していることもあって、とても質がいいのに全講義無料で提供されています。学校よりも面白いとアメリアには何十万人もの学習者がいます。

例)カーンアカデミー

数学,物理,科学,経済,金融,歴史,美術など,3000本以上の教育ビデオが登録されており、初等教育から大学レベルの講義まで様々な科目を自分のペースで学べ、利用者は100万人を超える。数学の分野は日本語で提供されていて得に充実し、高水準として知られている。

例)スタンフォード大学が運営するギフテッド向けのオンラインプログラム

Education Program for Gifted Youth (EPGY)

英語が分かり、数学に並外れた興味や能力の兆しがあるのなら最適のプログラムかも知れません。ただ、そうではない場合、例えば、数学にはとても興味があるけれども、英語はあまりできないという場合、カーンアカデミーも十分に高水準なので、まずはカーンアカデミーで日本語で数学の中身を習い、その後でスタンフォードのプログラムに挑戦してもいいと思います。

 

3、お子さんが質問することに対して「誠実に」受け止める。

彼らはたくさんの質問をします。おかしな質問のように聞こえる時もあるかも知れませんが、本人は真剣に質問をしています。例えば、「なんで世界には貧困があるの?」と質問する時、それはとても大切な質問なのです。なので、まず、そうした質問をいったん受け止めてあげることが励みになります。

 

してはいけないことは、「そういう質問は『おかしい』」「子どもはそんな難しいことを考えなくていいのよ」と彼らを子供扱いすることです。彼らの大切な才能や興味の目を摘んでしまいます。

 

お子さんは完璧な答えを聞きたい訳ではないですし、そもそも、そうした質問に簡単な「答え」はありません。なので、「分からないから調べておくね。一緒に調べようね。」「そうだね、一緒に考えようね」と言って、自分でインターネットで調べたり、誰かに聞いたり、そうした題材について分かりやすく解説している本などを一緒に読むことは役に立つでしょう。

 

「答え」を早くみつけるよりも、一緒に考える過程の方が大切なので、難しく考えず、大きな謎解きをやっているような感覚で一緒に楽しめたらいいと思います。

 

4、自分が常に学ぶこと。

自分が興味のあることやお子さんの興味のあることについて自分でも調べてみたり、関心をもってみたり、そのことに対して会話を持ってみたりすることはお子さんにとって大きな励みになります。ある意味、彼らはそういう機会をくれているとも言えますね。

 

5、「量より質」で5分でもいいから子どもの言うことを「聴く」。

子どものことを聴きましょう。例えば、5分だけはこの子のことを全身で「聴く」と決めます。特に内向型の子の場合、とくに聴いてあげることが大事です。聴いてもらえることが子どもに与える安心感は、たぶん私たちが想像している以上に大きなものです。安心するとおとなしい子でも自分で話してくるようになると思います。

 

6、クリエイティブな体験・自己表現のできる機会や環境をつくる。

自由に表現できる機会をつくる。ダンス、おえかき、音楽、リトミック。。。「上手くできる」よりも、ともかく自由に表現してもいいんだ、という機会があるといいですね。

 

7、子どもが親と違う意見を持つことを早いうちに受け入れる。

子どもが親とは違う意見を主張し、仮に親の意見に同意しないことがあることがあってもそれを受け入れること(だだを捏ねるのではなく、意見を言うとき)。その時には、「子どもなんだから大人の言うことを聞くべき」という親のエゴはいったん脇に置いて、出来るだけオープンマインドで、なんでそういうことを言っているのかな、と興味を持って相手の言うことに耳を傾ける。

 

8、「子どもの身体と感情の中に大人の知能」を持っている性質を受け入れる。

英語の文献でasynchronous development と呼ばれる、直訳すると「非同期的発達」と呼ばれる特徴があります。簡単に言うと、得意分野と苦手分野の差や、いろいろな認知能力の差、知性や気質・感情年齢の差があることを言います。

 

例えば、6歳で「なんで世界に貧困があるの?」といった社会的な課題に興味を示したり、知能や読解力は高校生レベルでも、情緒レベルでは普通の6歳の女の子としてママを必要とするとか、10歳の男の子で17・18歳レベルの微分積分が出来るけれども、情緒的にはやはり普通の10歳であるといった具合です。

子供の時には当たり前ですが、ただ遊びたい時もあれば、自然の中を駆け回ったり、逆に何もしたくない時もあるかも知れません。それも含めてありのままの彼らのニーズを尊重してあげてください。非同期的発達について詳しくはこちらです⇨

子どもの身体と感情の中に大人の知能を持つギフテッド

 

 

ギフテッドの特徴②: 子どもの身体と感情の中に大人の知能(非同期性)がある

ギフテッドの特徴の一つに、英語の文献によくでてくるasynchronous development (直訳すると「非同期的発達、または「非同期性」)と呼ばれる特徴があります。

 

簡単に言うと、得意分野と苦手分野の差や、いろいろな認知能力の差、知性や気質・感情年齢の差があることを言います。

 

例えば、7歳の子の例です。

 

身体能力は6歳レベルなのに、数学は12歳レベル、読解力は13歳レベルだということもあります。

 

6歳でも「なんで世界に貧困があるの?」といった社会的な課題や不正興味を示す子もいれば、

 

7歳の男の子が、近所の開発プロジェクトが自然に与える影響について大人のような会話をし始めたり。。。

 

 

ママの立場から見ると、甘えん坊で泣き喚く時があるかと思えば、時々、この子は、「ちっちゃい身体をした大人」なんじゃないか?と感じることもあって少しと戸惑ってしまいますね。。。

 

 

これをどういう風に捉えればいいかと言うと、

 

 

「高いレベルの魂」を持つ子が生まれてきた、と説明するのがいいかも知れません。

 

 

私の友人の子供たちにもいますが、彼らは赤ちゃんの時から「賢い」雰囲気を持っています。

 

大人の会話もよく理解しているので彼らの前では悪口もいい加減なことも言えません。

 

「どうせ子供だから」は通用しないと考えた方がいいでしょう。

 

 

ただ、同時に、大人が注意を払う必要があるのは、知能や読解力は高校生(または大学生)位でも、情緒レベルでは普通の6歳の女の子としてのケアが必要であったり、

 

10歳の男の子で17・18歳レベルの微分積分が出来るけれども、情緒的にはやはり普通の10歳であるという点です。

 

 

突然、大人のような会話をしたかと思ったら、その数時間後にはお出かけ先で泣き始めて文字通り腕に抱えて連れて帰ってきた。。。。なんて、こともあるかも知れません。

 

「子どもの身体と感情の中に大人の知能」を持っている本人自身も「とまどい」を感じているかも知れません。

 

では、そんな子ども達とどういう風に付き合っていくのがいいでしょうか?

 

 

まず、大きな前提として、

 

今の時代に生まれてくる子供たち、特にギフテッドやクリスタルチルドレンなどと呼ばれる子供たちの特徴を持ち合わせる子供たちは、身体は子供だけれども、「大人の魂」を持ったであるということです。

 

特に、大人の都合、社会の都合、権威主義や「そういうものだから」という考え方、子供は大人の言うことを聞くべきだというコントロールはあまり効果的ではありません。

 

 

彼らは、「そういうものだから」ではなく、「なんでそうなのか」に納得しないと動かないのです。

 

そんな風では適応できないんじゃないか?

 

もちろんそんな心配はあるでしょう。

 

ただ、これは「彼らの問題」ではないのです。これは、「大人の問題」なのです。

「そういうものだから」ではなく、「なぜそうなのか」、「なぜそれが大切なのか」を一つ一つ私たちに問いかけてくれているのです。

 

教育制度しかり、社会全体に新しい方策が求められています。

 

ただ私たちが内面の変容をとげない限り、制度を変えることはできません。学校しかり政府しかり、その制度をつくったのは私たち自身だからです。

 

私たちの一人一人が生活の質を改善していけば、大きな制度もそれに従わざるをえなくなります。政府や制度は社会全体の考えに従うしかないのです。

 

そういう意味では、彼らはそうした変化を助けてくれている存在です。

 

 

子供たちは神様からの「預かりもの」です。

 

子供たちはそれぞれのママとパパのところに来てくれましたが、その人たちの所有物ではありません。

 

私たち(大人)が彼らにとって出来る最大の助けは、私たちの価値観を押し付けるのではなくて、彼らが自然体で生きられるように協力することだと思います。

 

もし、そんなことをしたら大変なんじゃないか?どうにかしなければいけない、と思うとしたら、それは彼らの問題ではなくて、大人の側の課題です。わたし達大人自身がそうやって育てられてきたことから自由になれていないからです。

 

彼らの能力や才能は、自分の興味を追求したり、思っていることを口にしたり、表現したりすることから育まれていきます。

 

その為には家庭の中でそ彼らの能力を表現しても変に思われない、受け入れられる、認められるー「違ってもいい」「そのままでいい」という安心感が感じられることが助けになります。

 

何度でも何度でも何度でもそのこと言葉で体全身で伝えてあげるようにして下さい。

(*^-^)ニコ

 

⭐️⭐️⭐️

ギフテッドコーチング

⭐️⭐️⭐️

ギフテッドの人たちにとって大きな悩みの一つは誰にも理解されないと感じる孤独感です。「こんな私はおかしいんじゃないか?」と悩む方も多いのです。ギフテッドの人にとって、自分と同じ知的レベルの人と一緒に過ごしたり、理解し合える存在がいることは大きな心の支えになることが知られています。

自身もギフテッドの大仲千華が自分の体験をもとに丁寧に向き合います。国連での勤務より帰国後、心理学やスピリチュアリティー学び始める中で、自身もギフテッドであり、相談に来る人たちも姪っ子もギフテッドであることに気づき、ギフテッドに向けた情報発信とコーチングを始めました。

誰もがありのままで認められ、その人の持つ強みや才能を活かすお手伝いをしたい!私がコーチングを始めた理由です。⇨ギフテッドコーチングはこちら

 

《大仲千華プロフィール》

英国オックスフォード大学大学院より奨学金(New Century Scholar)を授与され大学院を修了(社会人類学)。ニューヨーク国連本部、南スーダン、東ティモールなど国連活動の最前線において、元兵士の社会復帰支援などの平和支援に10年従事。多国籍チームのリーダーを務める。国連退職後は、国連特使にスカウトされ、米国政府(米軍)付けの専門家として、アジアの政府(国連の平和支援に参加する軍隊)に派遣され、講師を勤める。

PTSDから帰国後、燃え尽とうつになり、何もやる気がしない・朝起きれない・働けなくなる。自分の「弱さ」やシャドー受け入れ、統合していくことを学ぶ。数年を経て、うつを乗り越えた時に、直感能力とヒーリング能力が飛躍的に開花する。

クーリエジャポンで「答えを求めない勇気」連載中⇨https://courrier.jp/columns/58542/

 

Partnership-resize1

ギフテッド8つの強み②:ギフテッドの子の強みとチャレンジは「同じコインの表と裏」

ギフテッドであれば、知能も高いので勉強もでき「羨ましい」というのはギフテッドに対して単純な誤解のある見方です。

ギフテッドだけでなく、誰もがそうなように、ギフテッドの子ならではの強みとチャレンジもあります。いわば、「同じコインの表と裏」のような関係です。

 

ギフテッドの8つの強みに関する「ポジティブな側面」と「上手にお付き合いする側面」を2回に分けて紹介しています。

 

カナダのAlberta Learning(アルバータラーニング)とAlberta Associations for Bright Children (AABC) アルバータ協会が共同で製作した『ジャーニー: ギフテッドの親のためのハンドブック』(The Journey: A Handbook for Parents of Children Who Are Gifted and Talented)を参照にしています。

 

① 高い知能 (Advanced Intellectual Achievements)

② 高い言語能力 (Verbal Proficiency)

③ 好奇心が旺盛 ( Curiosity)

④ 創造性 (Creativity)

⑤ エネルギーが高い(High Energy)

⑥ ロジカルシンキング(Logical Thinking)

⑦ 繊細さ(Sensitivity)

⑧ ユーモアのセンス(Sense of Humor)

 

 

エネルギーが高い(High Energy)

ポジティブな側面:

活発である。

・新しい体験をすることに意欲的

・一度にいろんなことができる

 

上手にお付き合いする側面:

常に刺激を必要とする。

・動き回る(多動である)。

・頭も体も常に忙しい。

・簡単にフラストレーションを感じ、それを撒き散らす。

・集中するのが難しい時がある。

・寝付くのが難しく、寝ないのではないかと見える。

 

激しさ (Intensity)

 

ポジティブな側面:

ゴールを設定し、それを達成するために努力する

・収集する

・他の子達よりも自分の興味をさらに追求したり、問題を解決しようとしたり、課題に対する答えをみつようとしたり、ゴールを目指す

・観察する

・粘り強い

 

上手にお付き合いする側面:

頑固になる。

・視野が狭くなる。
・家族や学校での責任を忘れる。

・興味のないことに対して集中できない。

・身体能力が知的能力にマッチしないと感じるとフラストレーションを覚える。

 

ロジカルシンンキング (Logical Thinking)

 

ポジティブな側面:

数を数えたり、計量したり、測ったり、カテゴリーを整理することを楽しむ。

・地図や地球儀、チャート、カレンダーや時計が好き。

・自分の周りの環境が整理されていることを好む。

・起こった出来事に対して論理的で合理的な説明をする。

・どんなテーマに対しても、パワフルで説得力のある論点を見つける。

・規則やルールに対して理由を知りたがる。

 

上手にお付き合いする側面:

・相手を自分の都合のいいようにする。

・ソーシャルスキルを得る上で助けが要る場合がある。

・どんな事に対しても説明を求める。

・論理的でないを思う事に対して意義を申し立てる。

 

繊細さ(Sensitivity) 

 

ポジティブな側面:

・年齢が小さい時から周りの大人の気持ちや考え、経験に対して敏感に気づき理解している。

・他人の感情に対して敏感であり、他の人たちが気づかない点に気づく。

・動物に対して強いつながりを感じる。

・苦しみや暴力について質問をする。

・写真やアート、音楽に敏感に反応する。

・アートを通じて自分の感情を表現する。

 

上手にお付き合いする側面:

体験を個人的にとらえる傾向がある。

・自分には対応できないのではないかと心配する。

・こわい、不安、悲しい、落ち込むといっ体験をする

・批判されたり拒否されたりする体験を中々処理できない。

・他の人の強い感情によって自分も影響を受ける。

・簡単に泣いたり興奮する。

・食べるものや着るものにこだわる。

 

ユーモアのセンスがある (Sense of Humor)

 

ポジティブな側面:

同じ言葉でいろいろな意味を持つ謎かけやなぞなぞをつくる。

・ダジャレをつくる。

 

上手にお付き合いする側面:

クラスの中で道化師のような存在になる。

・クラスを乱す行動をとる。

・自分のジョークやダジャレが理解されないとフレストレーションを感じる。

・ダジャレやいたずらで周りを困らせる。

・他の子供達のユーモアのセンスが分からない。

 

あくまで一般論であって、ギフテッドの子に全てが当てはまる訳でもありません。当てはまらないからギフテッドではないという訳でもありません。

 

本人にとって役に立たない気質や習慣は親や大人が上手にサポートしつつ、「ポジティブな面」に注目し、長い目でやさしく「強み」を育んでいただく参考になりましたら幸いです。

 

⭐️⭐️⭐️

ギフテッドコーチング

⭐️⭐️⭐️

ギフテッドの人たちにとって大きな悩みの一つは誰にも理解されない孤独感です。「こんな私はおかしいんじゃないか?」と一人悩む方も多いのです。ギフテッドの人にとって、自分と知的レベルが同じ人と一緒に過ごしたり、理解し合える存在がいることは大きな心の支えになることが知られています。

自身もギフテッドの大仲千華が自分の体験をもとに丁寧に向き合います。国連での勤務より帰国後、心理学やスピリチュアリティー学び始める中で、自身もギフテッドであり、相談に来る人たちも姪っ子もギフテッドであることに気づき、ギフテッドに向けた情報発信とコーチングを始める。

誰もがありのままで認められ、その人の持つ強みや才能を活かすお手伝いをしたい!私がコーチングを始めた理由です。⇨ギフテッドコーチングはこちら

 

《大仲千華プロフィール》

英国オックスフォード大学大学院より奨学金(New Century Scholar)を授与され大学院を修了(社会人類学)。ニューヨーク国連本部、南スーダン、東ティモールなど国連活動の最前線において、元兵士の社会復帰支援などの平和支援に10年従事。多国籍チームのリーダーを務める。国連退職後は、国連特使にスカウトされ、米国政府(米海軍大学院)付けの専門家として、世界の閣僚経験者も講師を務める世界的なプログラムにて講師を勤める。

帰国後、PTSDから燃え尽とうつになり、何もやる気がしない・朝起きれない・働けなくなる。自分の「弱さ」やシャドー受け入れ、統合していくことを学び、数年を経て、うつを乗り越えた時に、直感能力とヒーリング能力が飛躍的に開花する。

 

クーリエジャポンで「答えを求めない勇気」連載中⇨https://courrier.jp/columns/58542/

 

stars.gif

ギフテッド8つの強み①:ギフテッドの子の強みとチャレンジは「同じコインの表と裏」

ギフテッドと呼ばれる子供・大人がいます。ある分野での能力は秀でていて、得意や不得意の差があるため、時にはADHDなどど診断される場合もありますが、アメリカではギフテッド教育(gifted education)といって、彼らの才能を伸ばす教育がされています。

 

2014年、カナダで9歳で『ギフテッド』に認定され、14歳にして5つの難関大学に奨学金付きで合格した大川翔さんが、こんなことを言ってます。

 

「日本には、僕みたいな人はたくさんいると思うんです。ただギフテッド教育とか飛び級の制度がないので、表に出てこないだけ。」と。

 

私もそう思うし、私の世代からすでにけっこういたし、今の世代はもっと割合が高いんじゃないかな?

 

アメリカでは、学齢期の子ども達の6~10%、300~500万人の子ども達がギフテッドであると推定されていて、だとすると、日本の子供や若者・大人の10%以上はギフテッドではないかとも言われています。

 

ギフテッドというと単純に「頭のいい子」と思われるかも知れませんが、「頭のいい子」と「ギフテッド」はちょっと違うので、まず、彼らの特徴を理解してあげて下さいね。

 

ギフテッドだけでなく、誰もがそうなように、ギフテッドの子ならではの強みとチャレンジもあります。いわば、「同じコインの表と裏」のような関係です。

 

ギフテッドの8つの強みに関する「ポジティブな側面」と「ポジティブでもない側面」を2回に分けて紹介します。

 

カナダのAlberta Learning(アルバータラーニング)とAlberta Associations for Bright Children (AABC) アルバータ協会が共同で製作した『ジャーニー: ギフテッドの親のためのハンドブック』(The Journey: A Handbook for Parents of Children Who Are Gifted and Talented)を参照にしています。

 

何がポジティブか何がポジティブではないかは、成長の過程で変わることもありますし、論理的に区切りができるものではなく、ある意味社会が求める大人の言い分でもあるので、本人にとって役に立たない面に偏っていたら上手にガイドしつつも、「ポジティブな面」に注目し、長い目でやさしく「強み」を育んでいただければと思います。

 

・高い知能 (Advanced Intellectual Achievements)

・高い言語能力 (Verbal Proficiency)

・好奇心が旺盛 ( Curiosity)

・創造性 (Creativity)

・エネルギーが高い(High Energy)

・ロジカルシンキング(Logical Thinking)

・繊細さ(Sensitivity)

・ユーモアのセンス(Sense of Humor)

 

《高い知能 (Advanced Intellectual Achievements)》

 

ポジティブな側面:

新しい考え方や概念を素早くつかみ、同じ年齢の子供たちよりも深く理解する。

•自分自身の新しい考え方や概念を発見し、クリエイティブでユニークな方法でそれを当てはめる。

•記憶力が高く、データやリスト、名前などを覚える。

•難しいゲームや壮大な計画を作る。

 

ポジティブでもない側面:

すぐに飽きる。

•すでに知っているかのように振る舞う。

•全ての理由を知りたがり周りが辟易する。

•他の人たちが「遅い」ことに忍耐強くない。

•他人の意見に対して批判的であったり、寛容的でない。

•手が頭についていけないので、手元の作業が雑になったり、間違える。

 

《高い言語能力 (Verbal Proficiency)》

 

ポジティブな側面:

比較的小さい時からお話しが上手で、言葉を正確に使う。

•発達した語彙力を持ち、複雑な文章構造を使う。

•洗練されたストーリーを展開する。

•詩やリズムを暗唱したり記憶することを楽しむ。

•読書が好き。

•新しい体験を複雑でユニークな方法でそぐにその場で簡単に表現する。

 

ポジティブでもない側面:

同じ年齢の友達から理解されるのが難しい。

・自分の都合のいいように相手にしてもらうために言葉を使う。

・ひっきりなしにしゃべる。

 

《好奇心が旺盛 ( Curiosity)》

 

ポジティブな側面

たくさん質問をする。

・愛や関係性(リレーションシップ)、宇宙についてなど抽象的なアイデアについて知りたがる。

・「なぜ世の中には戦争があるの?」といった質問をする。

・新しいことを体験するのが好き。

 

ポジティブでもない側面:

質問がいつにたっても終わらない。

・興味の対象が一つのことから次のことに移っていく。

 

《創造性 (Creativity)》

 

ポジティブな側面:

目の前の題材を新しくユニークな方法で見る。

・たくさんアイデアがある。

・ストーリーや歌、映画、ゲームなどを付け加えて、新しいものを創り上げる。

・ある質問に対して、考えられうる答えを列挙する。

・複雑な遊びやゲームを創り出す。

 

ポジティブでもない側面:

ファンタジーに逃避する。

・何がリアルでリアルでないもの区別できない時がある。

・インストラクションに従うよりも自分のやり方で進めることがある。

・夢想したり考えることに時間を費やすので、時間を無駄にしているように見える。

・もっともらしい言い訳を考えたり、「抜け穴」(loopholes)をみつけ、自分のふるまいに対する責任を逃れようとする。

 

ところで、日本人は世界の中でも弱みを克服しようとする傾向が強いそうです。その理由の一つとして、特に教育システムをはじめ、私たちは強みよりも弱みを克服しようとする文化的背景も関係しているようです。

 

ただ、才能を伸ばすという側面から見ると、弱みを克服するというアプローチには限界があります。誰も一人で全て出来る人なんていないのだから、ビジネス界でも自分の強みを生かし、弱みを補ってくれるチームと組みましょう、というパートナーシップの考え方が主流です。

 

だから、まず、「この年齢だからこの位でいいんじゃないかな」「これ以上勉強が進んだら同学年のお友達や学校に合わなくなっちゃうんじゃないか?」といった心配はいったん脇に置いておいて、社会の常識や親の都合ではなく、子供にとって本当に必要なことを優先させて下さい。

興味のある事は、どんどん習わせてください。

 

全てを得意にできる訳ではないから、逆に強みを活かそうということを教えてもらってる気がします。

 

ギフテッド8つの強み②ギフテッドの子の強みとチャレンジ②

 

強みを伸ばすor 弱みを克服するーどちらが才能を開く?