ガツガツ自己主張しなくても、自分の強みを伝えるにはどうしたらいいのか❓② ー「リーダーシップ」編

欧米の子供たちはリーダーシップがあるかどかの前に、何が聞かれ、何をどう表現したらいいかを小さい時から訓練されていると書きました。

 

例えば、国際機関や外資系企業、欧米の大学・大学院や奨学金の応募で、よく聞かれるのが「リーダーシップ」に関する質問です。

 

仕事についてからも評価項目の中にも「リーダーシップ」が含まれると思っていていいでしょう。

 

リーダーシップについて質問されたとしたら、ガツガツ自己主張しなくても、自分の強みをきちんと伝えるにはどうしたらいいのでしょうか?

 

まず、彼らのいう「リーダーシップ」について理解しましょう。

 

相手は何について聞きたいのでしょうか?

 

まず、「リーダーシップ」とは、社長とも部長とも委員会の委員長といった正式な役職や係とは違います。役職と権限は「リーダーシップ」とイコールではありません。

 

古いリーダーシップは一人のリーダーがチームを引っ張るトップダウン型でしたが、今は一人一人がそれぞれの役割と責任を持っているという意味で誰もが「リーダー」であるという考え方にシフトしてきているからです。

 

「リーダーシップ」と聞くと、「大きなこと」や「立派なこと」を話さないといけないと思うかも知れませんが、人は一人で成し得ることは限られているし、ただ文句を言うだけの人も、自分の意見だけを主張してチームとして動けない人も困りますから、小さいことでもいいから自分の役割を自覚し、誠実に取り組むことのできる姿勢は重宝されると言えます。

 

 

なので、「リーダーシップ」に関する質問をされたら、

 

例えば、

身近なことでいいので、

会社の行事の幹事をした時とか、

「私はそのことを通じてこんな体験をして、こんなことを学びました」というように、

 

「ああ、この人は、『チームワーク』『リーダーシップ』について自分なりに学んだ体験があるんだな、チームで成果を出すための自分の役割とは何か」を体験的に分かっているな、という事が具体的な例と共に相手に伝わることが大切です。

 

私の友人で、「不法移民」だったので正式な職歴が短く本人も半分諦めていたのに、アメリカ連邦政府の幹部プログラムに受かった人がいます。

 

彼女と一緒に考えた作戦は、ウェイトレスとしての「リーダーシップ」体験を話すことでした。

 

正式な職歴はとても限られていましたが、イトレスとして働いていたレストランでは若い人たちに慕われ、いつも人の相談を受けていました。

 

二人で相談して、以下の点にフォーカスすることにしました。

 

同僚の間で常に信頼が高かったこと、

若い人のよい相談役になってきたこと、

時には職場内のいざこざを解消してきた事、

そして、不法移民でも諦めずに10年以上英語をコツコツ覚え続け、

働きながら大学院を修了した体験に関して、

どんな状況でも諦めずに道を切り開いてきたこと、

を全面に押し出しました。

 

彼女は見事に合格しました!

 

今ではワシントンDC郊外に3軒の家を所有し旦那さんと息子さんと幸せに暮らしています。

 

あまり正式な職歴はありませんと言うのか、こんな経験がありますと言うのか、「言い方」「魅せ方」一つで全く印象が変わります。

 

何をどう表現するかはとても重要です!

 

《まとめ》

 

1、一人のリーダーがチームを引っ張るトップダウン型から、一人一人がそれぞれの役割と責任を持っているという意味で誰もがリーダーであるという考え方にシフトしている

 

2、相手が何について聞いているのか、何を求めているのかを見極め、きちんと質問に答えること

 

3、事例やある結果など小さくてもいいので「根拠」を入れること

 

4、『リーダーシップ』について自分なりに学んだ体験を伝える

 

5、小さいことでもリーダーシップ(面接で聞かれるテーマ)を学んだ機会として組み立てる練習をする

 

Good Luck❗️❗️❗️

 

 

 

 

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ガツガツ自己主張しなくても、自分の強みをきちんと伝えるにはどうしたらいいのか? ー欧米の子供たちは何をどう表現したらいいかを小さい時から訓練されている

ガツガツ自己主張しなくても、自分の強みがきちんと伝わるにはどうしたらいいでしょうか?

 

国際機関や外資系企業に応募したいとしたらどうアプローチするのが効果的でしょうか?

 

欧米の子供たちは、スキルがあるかないかの前に、応募書類や面接の際に何が求められて、何をどう表現し、何と答えたらいいかを小さい時から訓練されているように感じます。

 

これは外資系の応募、面接、国連や国際機関に応募する際の書類の準備にそのまま当てはまります。

 

何をどう表現するかはとても重要です。

 

国連に応募するための応募書類(p.11)の作成にはいくつかの意識すべきのポイントがあります。

 


<全体像>

ステップ1.Job Descriptionを次のAction Verbを使って書き出す。

 

ステップ2.自分が一番やりたいポストや分野を3つくらい選んで、実際のポストで使われているJob Descriptionからキーワードを書き出す。

 

ステップ3.これまでの仕事や今の業務が政策レベルでどういう意味を持つのか政策レベルで表現し直すこと

 

ステップ4.実績を数値化して表現すること(何人の地域を担当したのか、予算規模など)

 

ステップ5.国連PKO・平和構築分野であれば国連PKOで使われるキーワード、開発分野であればSDGsなどのキーワードを取り入れること

 

ステップ6.  大学、大学院で勉強したこと、課題活動、委員会、ボランティア活動、表彰されたことなど関係しそうなことを全て書き出す

 

ステップ7.  自分の軸(とくにパッションを持って取り組んできたこと、自分はいつもこういう視点を大事にしてきた、こういうことを大切にしてきた)という視点から全体の切り口を明確にする

 


 

関連する職歴が少ない場合、大学、大学院で勉強したこと、課題活動、委員会、ボランティア活動、表彰されたことなど関係しそうなことをともかく全て書き出すことが大切です!

 

また、自分では気付かなくても、第三者の視点から自分の体験を整理することで、自分では気付かない自分の体験に気づくことはたくさんあります。

 

仕事内容・業務内容も表現の仕方を工夫することによって印象がまったく変わります。

 

これまで関わった方々は、数回のコーチングでp.11はまったく変わりました。

 

国連で採用面接官を務めた体験を踏まえ、お伝えします。

 

お気軽にご連絡ください。

 

スカイプ・zoomにて

 

1時間ー18,000円(税込み)

 

3回ー50,000円(税込み)

 

info(at)peaceblossom.net

 

*添削サービスではありません。

 

大仲千華プロフィール

 

国連ニューヨーク本部、南スーダン等で元兵士の社会統合支援(DDR)や現地国政府の人材育成に約10年従事。南スーダンでは80人強の多国籍チームのリーダーを務める。米海軍大学院(US Naval Postgraduate School, the Center for Civil-Military Relations)の専門家・コンサルタンとして派遣される唯一の日本人女性として、交渉、交渉演習、国連PKO概論、戦略策定、異文化理解、人道支援原則、コンプライアンス、安全管理制度について担当。アジア・中東8カ国の軍人のべ400人以上に指導・助言を行う。

 

紛争地で身につけた洞察力と海外で受けたトレーニングを活かしコーチとして活動。キャリアと人生を次に段階へ進ませるための原理を取り入れることで、長年の悩みが解消されるなどブレークスルーをもたらし、医師、 医療従事者、 国連職員、 弁護士、ビジネスパーソン(製薬、 銀行、 製造業、外資系等)、政府機関職員などから支持を得ている。

 

南スーダンにおいて和平合意履行(仲裁)に関わった体験から信頼醸成やコミュニケーションについて伝えている。

これまで言わないで「損してきた」と気づいて起きた自己表現のブレークスルーー自分の思っていたことはあんがい間違いではなかった!

さて、前回、
スピーチが苦手だった
わたしが国連幹部研修で
パネリストを務め、

 

さらにそれが国連特使に
高く評価されて、
国連PKO要員養成の
世界的プログラムの
講師を務めることに
なったことを
お伝えしました。

 

ちなみに、
そのプログラムで
講師を務めている人には
世界で初の女性防衛大臣となった
フィンランド人の
エリザベスレーン
(元ボスニア
国連事務総長特別代表)
といった人もいます。

 

そして、
前回は自己表現で大きく
ブレークスルーしている
クライアントさんの例を
紹介させていただきました。

 

これまで
人とぶつかることがこわくて
自分の意見をあまり
言ってこなかったそうですが、

 

パートナーにも、
母親にも、
兄弟にも、
職場の同僚にも
言いたいことを
言えるようになっていて、

 

衝突を生むどころか
関係性の質がまったく
変わり始めているそうです。

 

貫禄も生まれてきていて、
彼女から輝きが
発せられているのが
わかります。

 

とはいえ、
本当に言いたいことを
口にするのは、
勇気が要ったし、
今でもそう思うことは
あるそうです。

 

でも彼女は毎回確実に
変わり続けているので、
どうしてそうなれたのか
彼女に聞いてみました。

 

「うーん、そうですね。」

 

これまで問題を避けたくて
口をつぐんできたけれども
黙ってきたことで、

 

「損してきた」ことの方が
多かったんじゃないか、
と思ったこと

 

そして、
当たり前のように
聞こえるかも
知れないけれども、

 

「『自分はこう思っている』
と言ってもいい」と思えたこと

上手じゃなくても
ぶつかってもいいから
言ってみようと思えたこと、

 

いざ言ってみると
問題になると思ったけれども
いい結果になったこと、

 

自分の気持ちや意見が
受け止められたことを
セッションを含めて
いろんな人との間で
一つ一つ体験できたから、
と伝えてくれました。

 

最近は、
一つクリアすると
ゲームのレベルが
上がっていくように、

 

反対意見を言われたり、
職場で難しい状況に
遭うこともありますが、

 

それでも彼女は相手のことを
突き伏せようとするのでもなく

 

相手が
なぜそう言うのかを的確に
理解しながら
何を言うか言わないのか
冷静に見極める賢さと
判断力を持って落ち着いて
対応しています。

 

セッションで直接的に
自己表現について扱ったのは
ちょっと前のことですが、

 

その時には
言葉として表現されず
詰まっている
一つ一つのカタマリに
言葉を与えていくことを
しました。

 

 

私たちが何か伝えるのが
難しいと感じるとき、
たいてい

私たちの中には

言いたくても

言葉にできなかった部分が

詰まっています。

 

 

何か大切なことを言っても

受止めてもらえなかった体験、

否定された体験などが

あったりすると、

 

親が忙しかった、
大人が重要だと受け止めて
くれなかったというような
ことなのですが、

 

本人にとっては
大事なことだったので、
もう大事なことを言うのはやめよう、
ほんとうのことを言うのはやめよう、
自分の意見はたいしたことない、
などと思ってしまいます。

 

すると

自分がほんとうに
感じていること、
思っていることを
口にするのをやめるように
なってしまいます。

 

そして、
これも
決して珍しくないのですが
ほんとうは
心の中では怒っているのに、

 

そんなことを思うべきではない、

そんなことを言うべきではない、

そんなことを思ってはいけない、

と、

 

これまた

自分を抑えつけてしまう
ことがあります。

 

すると、
自分の本音がさらに
わからなくなってしまいます。

 

頭で懸命に考えてから
言葉にするので
関係を深める
つながりのある
コミュニケーションを持つのが
難しくなってしまいます。

 

論理的に情報を伝えることは
できる、と自分では思っていても

 

人と人との関係を深める

コミュニケーションは

少し別モノだったりします。

 

たいてい誰の中にも
表現されていない
カタマリがお腹や身体の
どこかにありますが、

 

その一つ一つのカタマリに
言葉を与えて
一つ一つ表現していくと

 

詰まっていたものが
流れていき、
言葉が出てくる
(浮かんでくる)ようです。

 

 

彼女には、
自分の中から
生まれてくるものを
自由に発したいという
欲求・意欲がありましたが、

 

彼女はさらに
「一流」の領域へ
一歩大きく
踏み出し始めています。

 

ここでいう一流とは、
自分に与えられた
ギフトに自覚を持って、
それを次の段階で
人の役に立つものとして
活かすということに
真剣に取り組み始めた
という意味です。

 

彼女の場合、
「共感力」という
ギフトがありましたが、

 

自己表現が開くにつれて
直観力という
新しいギフトも開かれて
共感力と自己表現、
直観力があわさって
相乗効果的にさらに
開花しているようです。

 

 

どんな仕事をするにせよ
どんな職種であれ
こうして開かれたギフトは
彼女にとって大きな武器と
なってくれるでしょう。

 

自己表現は
日常的な
コミュニケーションはもちろん、
職場での人間関係、
プレゼンやスピーチ、
執筆や創作活動など
表現活動で
あなたの可能性を
大きく広げてくれるでしょう。

コミュニケーションや自己表現、
プレゼン力はあなたの人生に
人間関係、仕事、自信、
実践的なスキル・技術として
どれだけの価値を
もたらしてくれるでしょうか?

 

あなたの表現を解放する機会です!

 

ー会議でもっと自信を持って発言をできるようになりたい方

ー人の目を気にしすぎてしまう人

ー大きな会議があるのでその準備をしたい方

ー緊張を和らげたいと思っている方

ーコミュニケーションの質を上げたいと思っている方

ー海外の人にプレゼンをするので準備をしたい

ー国際機関や外資系で通用するレベルのプレゼン力を身につけたい方

 

扱うこと(例)

 

ー自己表現のブロックを解放すること

ー人間関係に距離感を生み出すパターンがあればクリアにします

ー緊張を生み出す過去の体験やマインドセットをクリアにします

ー「ソクラテスの黄金の法則」ーロゴス(論理)、パトス(情緒)、パトス(信頼)のバランス

ーつかみで人の心をとらえるパターンを覚える

ー日本人の謙遜的表現を超えて自分の発表の内容のポイントを理解し自信を持つこと

ー聴衆を分析する

ー情報をストーリーテリングで伝える

ー構成を考える

ー英語脳的発想で結論やキーポイントを明確にすること

ープレゼン前にオーディエンスの人たちに向けてやる内的な準備を学ぶこと

 

参考書籍:
①ザプレゼンテーション
人を動かすストーリーテリングの技法
(ダイヤモンド社)

 

②感動を売りなさい
アネットシモンズ

 

一対一の個別指導ですので、
緊張を和らげたい方
自信をつけたい方
よりスキルを高めたい方など
どのレベルからでも
取り組めます。

 

それぞれの方の課題や
レベルによって
内容や回数を決めますので
まずはご相談ください。

 

info@peaceblossom.netまでお気軽にご相談ください。

 

どうぞ感謝と祝福に
あふれた日々でありますように!

 

 

よく読まれている記事→

人生から成功も幸せも奪う「いい人」という病──国連ニューヨーク本部で学んだ真実

 

会議でうまく発言できない人へー自分の考えがまったくない人はいない❗️自己表現が苦手だと思っている人ほどそこにあなたの才能がある

会議や人が集う場所で「こんなことを言ったら人にどう思われるんだろう?」と思って自分の意見を引っ込めてしまったことはありますか?

 

または、会議で言うことがわからなくなってしまう、という人はいますか?

 

私はハーバード大学大学院教授のリーダーシップ研修に参加したことがありますが、
それが新しいアイデアやイノベーションを潰してしまう大きな要因の一つだそうです。

 

国連幹部研修でパネリストを務めたプレゼンが国連特使に高く評価され、

 

米海軍大学院付けの専門家として推薦され、国連のPKOについて教える研修の講師を
つとめた私ですが、長い間スピーチやプレゼンにはすごく苦手意識を持っていました。

 

日本で教育を受けたわたしは、ときに強く自己主張して当たり前という国連という職場で、思うように発言できずに悩んだ時期もありました。

 

プレゼンという面でそんな私が大きくブレークスルーしたのは、南スーダンにいった時でした。

 

当時の南スーダンの状況は(今でもそうですが)、紛争がいつ再発してもおかしくない状況。

 

独立できるかどうかも分からない状況。

 

そんな状況だったので、

 

もしこの人たちにもう二度と会う機会がないとしたら

 

「たった今私がこの場でここにいる人たちに届けられる一言は何だろう?」と、
私なりに必死に考え言葉を紡ぎました。

 

そんな気持ちで私が話し始めると、それまでしらけていた南スーダン政府や南スーダン軍の参加者の人たちが耳を傾けてくれ、

 

彼らからも上司からも

 

「Chikaのスピーチすごくよかったよ」と何度も言われ始めたのです。

 

それは嬉しいのですが、

 

「はて、私はいつからスピーチが上手になったんだっけか?」と、

 

当人としては少し「狐につままれる」ように感じたこともありました。

 

 

ただ、今思えば「言わざるを得ない」という、ある意味南スーダンの状況に
助けられて、何かを心から真剣に伝えようとしていた気持ちが相手に伝わったのではないか、と思います。

 

こんな風に思われたらどうしようではなく、

この状況で私ができることは何か?と、

「かっこよく話す」ことも、「国連職員とはこうあるべき」もやめて、

それまで「内」に向いていたエネルギーが「外」に向き始めたのだと思います。

実際、多少言葉が足らなくても、誠意を持ってハートから話すことの方が効果的だということを体験していきました。

 

 

同時に、その時に経験していたのは、

 

「ああ、私が感じていたことはあながち間違っていなかった」
という感覚でした。

 

 

それまでも私の中には数々のいい考えやアイデア、洞察、その時に必要な意見が浮かんでいたと思うのですが、無意識に抑えてしまっていたのだと思います。

 

それが、灼熱の南スーダンでスーツを着なくなったことにも助けられ(笑)、抑えていたものが外れたのだと思います。

 

クライアントさんにも、自己表現という分野で最近大きくブレークスルーしている方がいらっしゃいます。

 

まさに彼女が体験しているのも、「私が感じていたことはあながち間違っていない」
ということなのです。

 

 

これまで人とぶつかることがこわくて自分の意見をあまり言ってこなかったそうですが、

 

パートナーにも、
母親にも、
弟にも、
職場の同僚にも
言いたいことを
言えるようになっていて、

 

しかも、

衝突を生むどころか家族関係や職場での関係性の質がまったく変わり始めているそうです。

 

それどころか、コミュニケーションが深まり、上の人からは、「なにか変わったね」と言われているそうです。

 

また、自分が直観的に感じていることを言葉にすることによる自信がつき始め、対人援助職の方なので仕事の質も確実に変わりつつあるのを感じています。

 

さらには、凛とした貫禄も生まれてきていて、

 

彼女を通じて愛と知恵が周りに伝えられているように感じました。

 

新しくギフトが開き、職場で新たな段階でリーダーシップを発揮し始める段階に入ったのだと思います。

 

彼女にそう伝えると「そうですか?」とご本人のほうがまだピンときてないという
感じですが、

 

これまで埋もれてきたその人本来の力や才能、ギフトが現れてくるのを見るのはほんとうに美しいことです。

 

会議で言うことがわからないという人がいますが、自分の考えがまったくないという人はいないと思います。

 

意見や考えがないのではなく無意識に抑えてしまっていることがほとんどです。

 

しかも、人前で話すことや自己表現が苦手だと思っている人ほど、そこにギフト(才能)があることは珍しくありません。

 

そこに至るまでに彼女がやってみたことセッションでサポートさせていただいたことについて改めて明日お伝えさせていただきたいと思っています。

これからの時代に仕事を選んではいけない基準ー日本人の弱み克服主義と「普通じゃなきゃ幻想」を超えるとき❗️

私たちは今変化の時代を生きている、というニューヨークタイムズの記事を紹介しました。

 

「 繰り返しを必要とする仕事は、もはや機械に任せておけばいいと言う時代が始まっている。『新しい時代』が必要としているのはこれまでとは違う能力を持つ人間だ」という記事です。

 

関連記事→ 映画グレーテストショーマンの主題歌「This is Me!」はなぜ私たちの心に響くのか?時代の転換期を生きる私たちへのメッセージとは?

 

ではそのような時代を生きる私たちは何を基準にして仕事を選べばいいのでしょうか?

 

それを説明するために、今日は逆に「何を基準にしてはいけないか」、という観点からお伝えしたいと思います。

 

それは、「コンプレックスを克服すること」を基準にすることです

 

日本人は世界の中でも弱みを克服しようとする傾向が強いと言われています。

 

その理由の一つとして、例えばセンター試験が課す試験項目が象徴しているように幅広い科目の習得が求められること、また出来ている部分よりも出来ていない部分に目を向ける性質も関係していると思います。

 

イギリスの大学を卒業し、外資系のホテルで働く30代後半の女性の方の転職相談にのったことがあります。日本で当時進出し始めたばかりの外資系の5つ星ホテルでのリサーチにも関わったことのあるとても優秀な方なのですが、転職エージェントの方に「業界としてはPCスキルが低いと見なされる」と言われたことをとても気にされていました。

 

たくさんの強みを持っている方でしたが、それは本人にとっては当たり前になってしまって気付かず、逆の面で指摘された点ばかりが気になってしまったのです。

 

それでPCスキルを改善できる業界へ転職しようかと考えている、と言うのですが、私は「弱みを補う努力ももちろん必要ですが、それ自体はがんばっても平均値のちょっと上になる位で、それ自体が今後大きな武器になるとは考えられません」とお伝えしました。

 

「そしてこの場合の本当の問題はおそらく、PCスキルというよりは、自分の中のコンプレックスや自分の中の『弱み』というものとの付き合い方の問題であって、弱みというものに対する誤解だと思います」と、コンプレックスを克服することを基準をした選び方はおすすめしない、という私の考えをお伝えしました。

 

弱みというものはなくなりません。なぜなら「弱み」の存在意義があるからです。

 

もし自分がなんでもかんでも出来る人だったら、全ての分野で自分が「勝っていたら」逆に自分の「強み」が分からなくなってしまいます。

 

ある分野で「ああこの人たちにはかなわないな」、「自分はこれはあまり得意じゃないな」と思ったら、それはいいサインでもあります。なぜなら、それは、自分の「強み」を真剣に模索し認める時ですよ、というサインとも言えるからです。

 

そして、日本人は、

「普通がいい」幻想、

「普通じゃないといけない幻想」に囚われていると思います。

 

「普通」はそもそも存在しません。

「普通」とは幻想です。

 

人間誰もがコンプレックスをもっています。

(一見なんでもできて悩みのなさそうな人もです)

 

誰もが強みも弱みも持っています。

両方合わせて存在意義があるからです。

 

もちろん弱みを補う努力も必要でしょう。

 

でも、これからの機械化の時代では、機械ができることは機械が替わりにやってくれるのですから、コンプレックスを克服するよいう消去法的な選び方では自分の能力を発見することも、伸ばすこともできないので、自分の強みや秀でている点を伸ばすアプローチがより求められていくでしょう。

 

私自身、高校時代には好きな科目と嫌いな科目の差が大きいことにコンプレックスを持っていましたが、中学校から作文は比較的得意な方でした。

 

私は、大学卒業後にドイツで働いた後、イギリスのオックスフォード大学大学院へ進学し、授業料と生活費、渡航費を含む全額奨学金を授与され修士課程を終えましたが、その審査のための主な判断材料となったのは志望動機のエッセイと英語の小論文、そして面接でした。イギリスの大学院進学には筆記試験がありませんから、まさに自分の強みを活かす選択だったと思います。

 

上手くいってないことにはすぐに目がいくけれども、上手くいっているところは「当たり前」だと思っていてなかなか気づきません。

 

普段何気なくやっていること、上手くいっているところ、自分の情熱や強み、秀でているところに対してもっと目を向けていいのです (*^-^)ニコ

 

 

普通であるよりも、何か一つでいいので「これはあの人に任せよう」「これはやりたい!」「これは好き!」を持っている人になりましょう。

 

それがすぐに仕事上のスキルにならなくても、人生100年時代にきっとあなたを長く導いてくれるでしょう!

 

 

 

集合先はスリランカの首都コロンボの某米国系ホテルー米軍太平洋司令部 (USPACOM)派遣専門家としての「働き方」

集合先はスリランカの首都コロンボの某米国系ホテル。

各自到着後、翌日何時何分にロビーにてスリランカ軍の迎えの人に合流してください。

 

米軍太平洋司令部 (USPACOM)から送られてきた書類にはそう書いてありました。

 

派遣前の手続きの一環として課された治安対策トレーニングや米軍に提出する書類はかなりの量だったのにも関わらず、当日の流れについて書かれていたのはそれだけでした。

 

他に知らされているのは、これから4人でチームを組んで、スリランカ軍に向けた訓練を実施すること、4人のうち2人は元軍人であること、研修内容と担当分野、各自の予定到着時刻だけでした。

 

私は、スリランカ軍で行われる国連の平和維持活動についての訓練で講師を務めることになっていました。

 

私は米軍の専門家という立場で、すでに国連を離れていた時期でした。

 

所属は米海軍大学院 US Naval Postgraduate School, the Center for Civil-Military Relationsというところです。

 

バングラデシュ軍やフィリピン軍、スリランカ軍で国連PKOに関する多国籍演習や国連幕僚課程(UNSOC:United Nations Staff Officer’s Course)や国連PKO教官課程(UNPKO Instructors’ Course)などを教えました。

 

さて、その時のメンバーはアメリカ人のジェフ、元カナダ軍のボブ、元マレーシア軍のデービッド、そして日本人の私の4人でした。

 

それぞれ、すでに国連も軍も離れている個人の専門家としての立場です。

 

講師チームは全員で4名で1チームをつくりました。

 

研修内容は本格的で内容も興味深いものだったのですが、私が面白いと思ったのは、こうした「働き方」でした。

 

だって、集合場所はコロンボのホテル。

メンバーは太平洋を越えて合流する人もいればフライト時間も到着時刻もそれぞれです。

 

それでいったい研修が成り立つんだろうか?

 

そんな疑問が日本で書類を受け取ったわたしの脳裏にふとよぎったのですが、十分に成り立ったのです。成り立ったどころか素晴らしいチームワークを発揮できたのです。

 

こんな働き方があるのか!とある意味わたしの仕事観さえも更新された体験でした。

 

そんな「働き方」も可能なんだというお話しを今回はしたいと思います。

 

研修で扱うテーマは、国連PKOにかんする主なテーマすべて。

武装解除・動員解除・元兵士の社会復帰(DDR)から人道支援、安保理決議や国連PKOの意思決定と組織構成について、交渉、武器使用権限、交渉、停戦後の復興について、そして演習です。

 

武力で敵を倒し、破壊するのは簡単ですが、停戦後、政府や議会などの制度を一から確立し、国の根幹をつくり、国が復興へ向かうための支援をすることは軍事的な戦略を超えた幅広い視点を要します。

 

そのため幅広い知見をカバーするために軍人と文民の両方がチームを組んで最低2週間の研修にのぞみます。

 

講師チームはたいてい4名で1チームをつくりました。

 

顔をあわせるのは前日でした。

しかもみんなフライトの到着時刻もバラバラなので、集合はホテルの朝食場所で、

そこで初顔合わせなのですが、実際は半分以上は雑談でした。

 

訓練はさっそく翌日から始まりましたが、前日に合流したとは思えないスムーズなチームワークがありました。

 

米軍のつくったカリキュラムは1日中びっしりで、

1日50分のコースが7コマもありましたが、それぞれがそれぞれの役割を果たし、

コースはスムーズに流れていきました。

 

コーヒーブレークにはジョークを言い合ったりもしました。

 

その中でも仲よくなったアメリカ人のジェフとの会話でスリランカの経験について学んでいたと思っていたのに、日本について学んでいたことに気づいたこともあります。

 

アメリカ人のジェフが言いました。

 

「戦争って『勝つ』方も本当の意味で勝利じゃないよね。

アメリカではこんなこと言う人少ないけど、原爆の投下ってアメリカにとって『勝利』とは思えないんだ。」

 

その時点でスリランカ内戦終結からすでに3年ほどたっていましたが、シンハラ系住民にもタミル系住民の間にも、それぞれに大きな苦しみや大きな葛藤があり、かつ、

同時に、もう二度と内戦には戻りたくないという強い思いも感じる、という文脈での会話でした。

 

「まあ、僕たちの国も大きな戦争をしたけどさ、今こうやってすでに戦後生まれ2世の日本人のChikaとアメリカ人の僕がこうやって、世界の平和のため(国連PKO)のトレーニングの講師を一緒に努めているんだから、世の中少しは進んでるよね」と続ける彼に

勝手に「同志」のような繋がりを感じながら、私も大きく頷いていました。

 

そんな彼との会話も印象的でしたし研修自体も成功となりました。

 

スリランカ軍の参加者が個人的な体験を話し始めるなど、国連や外部の立ち入りや調査団を何度も拒否してきたスリランカ政府の歴史から考えても、驚くような展開もありました。

 

共振する人たちとチームを組み、そんな風にスムーズにかつ楽しくかつみんなで「いい仕事」ができるものだと私の中の「仕事観」も更新されました。

 

個人専門家が集まりプロジェクトベースでチームを組む。

 

世界単位でもそういう働き方が可能である!ということを実感したのでした。

 

欧米ではそういう働き方をする人がすでに増えていますが、さらにこうしたトレンドは進んでいくと思います。

 

だから、やっぱり英語で仕事ができる能力を身につけましょう!

 

だってそうしたら働き方も仕事の可能性もぐーーーーーーんと広がるのですから!!!

10年働いても指示待ち&自分で考えられない人 vs どんどん自信をつけていく人ーその差は普段自分はどうやって○○○しているかを意識しているかにあった!

人生を生きていると当然ながら学校から就職、引越しから結婚、転職など、いろんな局面で自分でなにかを決める必要が出てきます。

 

その選択が自分の人生の方向性や自分の価値基準に沿っているとき、いい気持ちがします。

 

先が開けていくというような、人生がいい方向に向かっているという感覚を感じるときもあります。

 

人はある程度自分の直感を含めてそうしたことを無意識にやっていますが、

 

鍵は「何を基準に決めるのか?」という自分の判断基準を持っているかどうかです。

何を選んでいるかは人それぞれ違うからです。

 

自分で決めた人は幸福度が高いという調査結果もあります。

 

ではどうやって決めたらいいのでしょうか?

 

それを教えてくれているのが

 

アメリカをはじめ累計発行部数5000万部突破!の超ベストセラーとなった1分間意思決定―決断力が身につくたった1つのルールです。

 

1分間意思決定

 

 

人生は決断の連続だとすると

こうしたことを知っているか、習ったことがあるかどうか、

自分はどうやって決めているかを意識しているかどうかでは

長い人生の質に大きな「差」がでるだろうと感じます。

 

この本によると、

 

幸せな決断ができるために大切なことは自分の優先順位や価値観を知っていることです。

 

より具体的には

自分にとって理想のライフスタイルはどういうものか?

自分にとって大切な価値観とはどういうものか?

何を大切に生きていきたいのか?

自分にとって優先順位が高いものは何か?

どんな時にやりがいを感じるのか?

という質問です。

 

 

例えば、

転職やキャリアを考えるとしたら、

自分にとって理想の働き方はどういうものか?

自分にとっての優先順位はどういうものか?

仕事に求めるもので自分にとって大切なことは何か?

といった質問です。

 

 

どんな「決断」にも「論理的な問い」と「内面的な問い」があります。

 

人は論理的にいろいろな条件やメリット・デメリット判断するだけでなく、

人それぞれの価値基準をもっているからです。

 

 

その選択が自分の価値観に沿っているときには、

いい気分がして、物事も身体も自然に動きます。

 

 

自分で決めると納得感がありますし、なにより自分で決めたという体験自体が自信になります。

 

自分の意思で決めたので多少の困難があっても、ふんばれます。

 

では自分で決めないとどうなるでしょうか?

 

「こんなはずじゃなかった。」

「そんなこと聞いてなかった」と

誰かのせいにしたくなる気持ちがでてきます。

 

自分で決めていないので

目の前の状況や自分の人生に対してどこかで他人まかせにしています。

 

指示待ち人間 & 自分で考えられない人が増えていると言われていますが、

自分で決める体験をしてこなかったことも関係していると思っています。

 

会社や組織でそれなりに仕事をこなす人でもそういう傾向はあるように感じます。

 

私は約10年国連で働き、毎回どうして自分はこのポストに最適なのか?ということを明記し応募しました。

 

そういう作業を毎回するのは確かに大変なのですが、大事な点は自分の「自己決定」と責任感が養われるということです。

 

どんな仕事にも面白いもあれば大変な面もあります。

 

そんな時、自分で応募して、なぜ自分はこの職種に就きたいかを毎回面接で訴えるわけですから、簡単に辞めることもできないし、

 

もう少しなんとかしてみようと思います。

 

この場合の「責任」というのは自分で選び決めていく覚悟とパワーとも言い換えられると思います。

 

逆に自分の力や潜在能力を奪う「決め方」は、

 

みんながやっているから自分もそうする

人から「答え」を教えてもらって、自分で決めずにそれに従う、

自分で考えず、調べず、大勢の人がやっていることにただ従う、

という決め方です。

 

 

「決める」という行為は、

 

自分を知り

自分に対する理解を深め、

自分が自分を大切にし、

自分で自分の願いに耳を傾け

自分で自分の願いを尊重し、

 

 

自分はこうしたい!

自分はこういう人間です!

自分はこういうことを大切にして生きていきたい!

ということを

 

いわば宇宙に向かって宣言をするようなもので、

 

その本質とは、

自分で自分が大切にすることを追求してもいい!

 

つまり、自分が自分を信じる=「自信」への投資とも言えるのです。

 

ぜひたくさんに人にそんな体験をして欲しいと思います!

 

https://chikaonaka.com/coaching/