最近、ある勉強会に参加して、自分のギフトや方向性について改めて発見したことがあります。
コーチやカウンセラー、コンサルタント、ソーシャルワーカーといった人をサポートすることに関わる人でも、人それぞれのアプローチや得意分野、ギフトやミッションが違います。
わたしの周りを見ていても
ある人はとても優しく受け止める人で
慰めをもたらす役割があったり、
ある人はティーンエージャー特有のお年頃のお悩みを聞くのが得意で
ある人は癒しのギフトを持っていて
ある人は論理的に整理するのが得意で、
ある人はインスピレーションを与えるタイプで
ある人はより大きな視点で方向性を示すというギフトがあります。
わたしは、慰めというよりは、目の前の課題をより大きな視点でとらえ直して、方向性を示してインスピレーションを与えるタイプです。
国連職員の中でも東ティモールと南スーダンで独立国の誕生に立ち会うという稀有な体験をさせていただきましたが、そのことを思い出して、そこには自分の中の「変革」にかんするギフトが関係していたことに気付きました。
そして、自分にとっての「コーチング」の意味を改めて受け取りました。
わたしはコーチングをリーダーの育成として取り組んできました。
この場合のリーダーとは、
人生をよりよくしたいと思っている人
自分が幸せで、周りの人たちの幸せを願う人、
人に勇気を与えたいと思っている人、
このままの世界に満足できない人
社会や世界の役に立ちたいと思っている人
のことを指しています。
わたしはコーチングを、課題やチャレンジを通じて(たいていそういう形で機会はやってくるからです)新たに自分の役割を発見することをガイドするものとして捉えてきました。
そして、自分の役割を自覚し生きている人が増え、そういう人たちがつながることで、新しい時代をつくっていくような価値やサービスも生まれると信じています。