国連で働いて学んだことー「問い」を持つことこそが運を上げ、才能を引き出してくれる❗️

若い人たちは内向きなのではないー誤解をしているだけ

 

私は長年の海外勤務から日本に帰って来てから、気づいたことがあります。それは日本人の共感能力の高さです。当たり前のようにも思っている人が多いかもしれませんが、これは世界的に見ても非常に稀有な能力です。

 

これからの時代、感じるとる能力はますます求められていくと思います。

 

 

同時に、そのせっかくの共感能力が、ある誤解のために活かされていない、ケースも多いと感じます。

 

 

それは、問題とは解決しないといけないから、もし解決できないのなら取り組むことさえ無駄だ、という誤解です。

 

 

私は日本に帰ってきてから、若い人たちにもっと世界のことに関心を持って欲しいと思いました。

 

 

最近の若い人は内向きだと聞いたことはありましたが、それってなんでだろうと自分の中でも腑に落ちない部分がありました。

 

 

でも実際に若い人たちと接してみると、若い人たちは世界のことに関心はあるし、実はもっと知りたいと思っている、感じました。

 

私が南スーダンのことについて話すと興味を持って聞いてくれました。他人事のように聞こえるニュースには関心は持てなくても、身近な人が実際に体験したことには興味を持つ、と感じました。

 

 

そして、関心がないのではなく、すぐに解決できないことや、やっても無理そうなことは無駄、という意識があるように思いました。

 

 

そこには、問題には答えがあるはずだ、という根本的な思い込みがあるのかもしれません。

 

 

または、課題を追うよりも解決することの方が価値がある、という前提があるのかもしれません。

 

 

私はこれまで五人ほどのノーベル賞受賞の方と会議などでご一緒して、直接質問をする機会もいただきました。

 

 

ハーバード大学のケネディースクール行政院で生徒に最も影響を与えた教授に選ばれた先生から直接リーダーシップに関するトレーニングを受けたこともあります。

 

そうした人たちに共通していたのは、すぐには答えの出ないような問いに向き合い続けるという姿勢でした。

 

彼らが追ってきたのは、世界の平和や、平等、格差の是正などすぐに答えも成果もでないものばかりです。

 

 

そんな人たちに触れる中で、彼らだけが格段別格の頭脳や才能を与えられた訳ではなく、問いを追いかけ続けたからこそ彼らの中の能力や才能、ひらめきが引き出されたのだと思うようになりました。

 

 

問いを持つことは私たちの能力を引き出し、視点を引き上げてくれます。

 

 

私がオックスフォード大学大学院から奨学金をもらえたのは、「民族が違うだけで人はほんとうに争うの?」という自分の中で生まれた問いがきっかけでした。

 

 

 

今でもこの問いに対する完全な答えが出たとは言えません。

 

 

実際に、国連に入ってからも、現場での問題に触れる度にこのやり方でいいのだろうか?という問いに何度もぶつかりました。

 

それに対しても決まった答えはありませんでした。

 

でも、その問いがあったからこそ、現場へ行き、自分の目で見て感じ、いろいろな人に会い、そして国連や米軍で働くなどいろいろなことを体験させてくれました。

 

現場で自分が見て感じたこと、体験したことの全てを含めて自分なりの答えや結論を出していくという大きな機会をもらったのだと感じます。

 

 

そういう意味では、私の仕事の本質は、問い続けることだったのかも知れません。

 

紛争地での勤務と聞くと、「さぞかし、大変だっただろう」と思われるかも知れませんが、私にとっては、ある課題を追求・探求できるということ自体が「プライスレス」な体験でした。

 

問い続けることは、私に湧き出る力、そして「運」もくれました。

 

 

私たちが何かの答えを求めるとき、その方が一直線で一見効率がよさそうに見えます。

 

 

この問題に対してピンポイントにすぐに答えが欲しい、という場合ももちろんあると思います。

 

 

 

問いを持つことは、答えをくれると同時に、その人の理解や視点全体を底上げしてくれます。

 

 

 

 

問い続けることは、自分の中の勇気や底力を呼び覚ますことでもあるのです。

 

 

弱みと克服しようとする日本人vs 強みを信じるアメリカ人

強みを伸ばす or  弱みを克服するーどっちが才能を開く?

 

 

強みを伸ばす or  弱みを克服する

どっちが才能を開くのでしょうか?

 

 

 

私たちは、教育システムをはじめ、
強みよりも弱みを克服しよう
とする文化に住んでいるようです。

 

 

ギャラップ社の調査による

 

子供を持つ親ごさんに行われた質問です。

 

「国語5、社会5、理科3、算数1という
成績を子供が持って帰ってきたとしたら、

 

子供と成績を話し合う時に
どの教科に最も時間を割きますか?」

 

 

世界平均で77%の親が算数と答え、
国語の5が6%、
社会の5は1%だったそうです。

 

日本人は世界の中でも
弱みを克服しようとする
傾向が強いそうです。

 

 

強みを知ることと弱みを知ること
どちらがあなたを
成功させると思いますか?
という質問に対しては、

 

アメリカ、イギリス、フランス、

カナダ、中国、日本の中で

 

 

アメリカでは41%が「強み」と
答えているのに対し、

 

強みに対する注目度が
最も低かったのは
日本と中国でわずか24%でした。

 

 

ただ、55歳以上になると、
世界共通で強みを伸ばす方がいいとの
回答が高くなるそうで、

 

自分の弱みをなんとかするよりも
受け入れる方がいいと悟るからでは
ないかと指摘されています。

 

 

似たような例で、
うつ病に関する研究は
4万件以上あるけれども、

 

幸せや達成感に関する研究は
わずか40件だという数字もあります。

 

 

上手くいってないことには
すぐ目がいくけれども、
上手くいっているところは
「当たり前」すぎて
なかなか気づかない。

 

 

弱みを補おうという努力も
必要ではあるけれども、

 

 

上手くいっているところ、

自分の強みや

秀でているところに対して

もっと目を向けていいのです。

 

世界の悲惨なニュースに

注目することもできれば、

その中にきらっと光る
世界で起きつつある
ポジティブな変化を
みつけることもできます。

 

 

コミュニケーション、
語学
人間関係に対しても
同じことが言えますね。

 

コミュニケーションや
人間関係で得意なところ、
上手くいっているところは
どんなところですか?

 

 

***まとめ***

コミュニケーションや
人間関係で得意なところ、
上手くいっているところは
どんなところですか?

 

日々注目するものが
私たちの体験をつくる。

 

⭐️⭐️⭐️⭐️⭐️⭐️⭐️⭐️⭐️

 

「ガツガツと自己主張しなくても世界の人と通じる方法を知りたい」

「もっとのびのびと自分の言いたいことを言えるようになりたい」

「海外で働きたい!」

「会社名や職種に限らず仕事を探したい」

「世界で通じる本物のプレゼン力を身につけたい」

 

 

そんな方により自信を持って堂々と世界で活躍してもらうこと、

そして、日本の力を世界の力を共に活かし、

民族や宗教を超えて人をつなぐことのできるリーダーを育てることが

私のミッションです。

 

ここで言う「世界」とは
海外に限りません。

 

知らないことは見えない。

 

世界が広がること=

視野が広がること=

可能性が広がることの

お手伝いになったら幸いです。

 

今日もありがとうございました。

☆共感の力☆175カ国の人と一緒に働­いて学んだガツ­­­­­ガツ自己主張しな­くても世界の人と­通­­­じる方法

「ガツガツと自己主張しなくても、相手と通じる方法を知りたい」

「もっとのびのびと自分の言いたいことを言えるようになりたい」

「海外で働きたい」

「会社名や職種に限らず仕事を探したい」

「世界で通じる本物のプレゼン力を身につけたい」

 

この会では私が175カ国の人と一緒に働いて学んだことを基に、「ガツガツと自己主張しなくても世界の人と通じる方法」をみんなで一緒に学びます。

 

 

海外で働くにはガツガツ自己主張をしないといけない?

繊細さは弱さで、弱さは隠さないといけない?

感情は抑えてロジカルに話さないといけない?

日本人はコミュニケーションが下手?

海外で働くためには難しい英語を話さないといけない?

 

海外やコミュニケーションというと、なんだか沢山の誤解があるようです。

 

今、時代はどんどん変わっています。これからは、共感力や感じ取る力がますます強みとなってくる時代です。

 

発表以来、なんと5年連続で最もよく視聴されたTEDベスト5にランクインし続け、全世界での視聴回数がいまや2300万回を超え、世界のエリートたちが「こっそり」と話題にし続けているテーマをご存知でしょうか?

そのテーマとは、ブレネーブラウンによる共感の力とありのままでいる勇気です。なぜなら、共感があるとき、人はありのままでいる勇気を持て、「ありのまま」でいる時、その人の才能や勇気は自然に周りに伝わるからです。詳しくはこちら→本当は自信がない時どうする?今世界中の人が求めている勇気と共感の力とは

 

 

実際、わたしが175カ国の人たちと一緒に働き、国連の最前線の現場で多国籍チームのリーダーを務めた時に、大きな武器となってくれたのは、共感力と聴く力、繊細さなどでした。

 

この講座ではガツガツと無理に自己主張しなくても、世界中の人と通じる力を学んでいきます。

 

⭐️ 誰も教えてくれないコミュニケーションにまつわる5つの誤解

⭐️ 175カ国の人と働いて学んだ1分で相手の心をつかむコツ

⭐️ 共感力を高める3つの視点

⭐️ 自分に共感を持つセルフエンパシーの力

⭐️ 東京オリンピック誘致プレゼンに学ぶあなたの印象をアップさせる一つの質問

 

 

⬆️ ブレネーブラウン 共感の力とありのままでいる勇気

 

英語を勉強する会ではありませんが、英語を話すことに対するハードルが下がり、英語を話す自信や伝える力、プレゼン力が上がります。

 

2016年3月5日、2016年3月13日に開催しました。

今後、講座などのご連絡を受け取りたい方はこちらにてご登録ください⇒登録

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Meet Up March 05 2016.jpg

Meet Up March 13 2016 感想

 

人は自分が見ると予想していることしか見えない

 

「ありのままの姿見せるのよ〜」が流行ったのは2014年。

流行りの歌や映画はその社会の集合無意識を示している、とも言われています。

 

誰でも「ありのまま」でいたいと願うように、「ありのまま」に理解されたいという欲求ももっています。

 

では、私たちは目の前の相手のことをありのままに見ているか?というと。。。

 

私たちは、自分が見ると予想していることしか見えない、のです。

 

なぜなら、私たちが目の前のことをどう理解するのかという認知プロセスが自動的に働くからです。

 

社会心理学によると、私たちが目の前の相手を理解しようとする時は3段階のプロセスを経るそうです。

 

第一段階:

私たちは、自分の目の前で起きている出来事を理解するために、脳はまず自分と相手との関係を判断しようとする。脳が相手と自分との関係を判断するために脳がとる方法は、相手を分類すること。

人間に本能的に備わった最も基本的な分類方法は、「この目の前の人は自分の敵か味方か?」という分類(カテゴリー化)。

 

第二段階:

次に脳は「カテゴリー」を使ってさらに詳しく判断しようとする。会社員、〜屋さん、〜の先生、社長、会計士といった職業から、〜に住んでる人、アメリカ人、フランス人、インド人(国籍)、性別や宗教などカテゴリーはたくさんあります。

 

 

第三段階:

「初頭効果」というものが働くため、第一印象が修正されるためには意識して努力をする必要があります。

 

つまり、私たちは言葉を発する前からたくさんの推測を瞬時にしていて、たとえ初対面でも、自分の目の前にいる人に対して、まったくゼロベースで見ていることはほとんどない、のです。

 

特別な人がステレオタイプや偏見を持っているのではなく、誰もがなにかしらのステレオタイプをもって相手を見ているのです。。ストレスが高い時にはさらにステレオタイプが強くなります。

 

ひょえ~

改めて聞くと私たちはどれだけ相手の本当の姿を見ているものかと思ってしまいます(汗)。

 

 

ではどうしたらいいのでしょうか?

 

人は自分が見ると予想していることしか見えないのだとしたら、それを逆手にとりましょう!

 

つまり〜〜〜♪♪♪

 

 

これから会う相手に対して、見ることを先に決めること、です。

 

 

⭐️⭐️⭐️⭐️⭐️⭐️⭐️⭐️⭐️

相手の「真の美しさ」を見ると決めること、です。

⭐️⭐️⭐️⭐️⭐️⭐️⭐️⭐️⭐️

 

 

① 自分の中のバイアスや判断に気づき

② 自分の中のバイアスや判断をいったん脇に置き

③ 相手の「真の美しさ」を見ると決めること

 

です。

 

 

そして面白いことに、そうした姿勢は相手に伝わります。

人は基本的に自分を理解してくれようとする人に好意をもちます。

すると、お互いの心の扉が開くのですね。

 

 

「えっ?!この人ってこんな人だったっけ???」

 

そんな驚きこそ、言葉にできない喜びです。

 

「人は自分が見ると予想していることしか見えない」なら相手の真の美しさを見ると決めましょう。

 

 

(まとめ)

・人は何かしらの思い込みで相手を見ている

・自分が見ると予想していることを相手に見る

・相手を理解するという作業のためには、見ることを先に決めること

① 自分の中のバイアスや判断に気づくこと、

② いったん脇に置くことができること、

③ 相手の「ありのままの姿」を見ると決めること

ギフテッドの特徴④: 創造性が高いー「この絵は神さまから来た」と子供が答えたら

ギフテッドの子は創造性が高いことで知られています。

そして、それを表現することにとても意欲的です。

 

新しい発想やアイデアを得ている状態は、外から見ればもの思いにふけっているような感じに見えるかも知れませんが、当の本人の体験としては、さまざまな着想が浮かんでは消え、ぼんやりとしたものが形を持ちはじめ、徐々に全体像を見渡せるようになるというような体験と言った方が近いかも知れません。

 

一旦全体像をつかんだら、

それを表現する作業に入り、

 

ある場合には文学や芸術作品として、

音楽として、

ダンスとして、

論文や科学的な理論として、

建築物として、

プロジェクトとして表現されます。

 

その形になったものが私たちの目や耳に触れることになります。

 

学校の作文かもしれないし、ブログの記事かもしれないし、大きな舞台での発表かも知れないけれども、

創造性はそれに触れる人の共感や感動を生み、私たちにひらめきや直観を与えてくれるようなものです。

 

あるギフテッドの子(インディゴ、クリスタル・チルドレン)の子はこう言ってます。

 

「何も考える必要はなくて、努力なしに描いてました。

ママがこの言葉はどこから来たの?と聞いてきました。

私は『神さまからよ』と答えました。

ある時、クラスで自分が描いた絵を見せたら、『本当にあなたが描いたの?!』とみんながびっくりしました。

誰だって自分と同じように描けると思ったのですが、もう少し大きくなってから分かったのですが、これはみんなと分かち合うために他の人に教えるために神さまが与えてくれたギフトだと分かるようになりました。

 

『インディゴ、クリスタル・チルドレン~アキアネ・クラマリック』より

 

そういう事を言う子が最近は多いようです。

 

胎内記憶で有名な池川明先生もご自身の診察での体験や調査で、そういう発言をする子供達が増えていることを言っています。

 

まず、そういう発言をする子は少なくないということ、そして、けっしておかしくないこと、(そこでお母さんが変に反応するとお子さんはしゃべらなくなってしまったり、絵を描いたり、表現することをやめてしまいます)を知って、お母さんはありのままにお子さんの言うことを受け止めてあげてください。

 

 

ギフテッドの子の特徴③: 完璧主義であるー1か100にならない方法

ギフテッドの子は人生におけるすべての分野で完璧主義である傾向が強いそうです。そのせいで、宿題をするのを先送りしたり、または逆に一つのことを完璧にしたいのですごく時間をかけたりします。

 

ギフテッドの子は、得意な分野とあまり得意ではない分野の差が大きいことが多いですが、自分があまり得意ではない分野があることが自分で気に入らないために、勉強自体を嫌いに思う、または苦手に感じる場合もあります。

 

その為に、ギフッテッドの本人自身は、自分のことを「勉強が苦手である」と思っている人も多いでしょう。

 

ただ、どれも完璧にしたいというのは、時間はかかるし、疲れきってしまいます。

 

子供ながらに、例えば、胃腸の具合が悪い、食生活のリズムが崩れる、といった症状として現れることもあるでしょう。

 

バランスで気を使う点は、ある分野がとても得意で、家での学習で学校で通う学年の3~6年上の教材を使う位に好奇心も知能もあったとしても、そのレベルの勉強を始めたとたん、難しくなって出来ない分野がでてくると「完璧にできないことは、やーめた」と思うことがあります。

 

完璧にできないなら、それには手をつけさえしない、という1か100になる傾向があります。

 

なので、学校の勉強は簡単すぎてつまらないというギフテッドの子には、ぜひ上の学年の教材を用意していただきたいのですが、

 

同時に、難しくなりすぎて、負荷がかかりすぎるよりは、「少し余裕をもった位の難しさ」がいいと思います。

 

 

大人の場合でもそのまま当てはまりますが、これが日常的にどういう風に現れるかというと

・自分が一番にならない土俵にはそもそも乗らない

・好成績がのぞめないような分野には手をださない

・自分が得意ですでに結果を出してきた分野を選ぶ傾向が強いため

新しいことにチャレンジするのを避ける

(自分的に「まあまあな」な結果は受け入れられないから)

 

 

ギフテッドに関する英語の文献によくでてきますが、

Impostor Syndromeと呼ばれるそうです。

 

 

ではどうするのがいいかと言うと、

・  一つ一つの事を終える事にフォーカスすること

・出来ていない部分ではなく出来ている部分に目を向けること

・完璧にするよりも楽しむことを学ぶこと、が役に立ちます。

 

 

より具体的には、ギフテッドの子の「完璧主義」に関わる時には、

 

・文法の細かいミスなどを細かく直さないこと

・本人にも細かいミスにこだわらなくていいと伝えること

・高学年の学校のレポートや長期にわたる宿題があったら、まず概要・全体像を掴む。

・それに取り掛かる前に、一緒にゴールを決め、どれ位の時間がかかりそうか、何ページくらいになりそうかを把握する。

・本人にとって大切な部分を見極め(本人が納得する)目標(意味)を決める。

・まず、アウトラインを書く。

・全部を完璧にこなすのではなく、どの部分に対して、フォーカスするかを一緒に考える。

 

 

本人にとって何が大切なのかは本人の感覚があると思うので、そこが一番大切かも知れませんね。

 

 

天才児の育て方- 日本にいながらギフテッドの才能を確実に育む8つのコツ

アメリアか日本かという考え方だけではなく、アイデアややり方次第では、日本にいながらでも、

そんなにお金をかけずにもまたアメリカに行かずにもギフテッドのお子さんの能力を伸ばしてあげる方法はいろいろあるように思います。

 

天才児の育て方 ー ギフテッドの才能を確実に育む8つのコツ

 

1、「学校に合わせる」のではなく「子どもの能力に合わせる」

例えば、読み書きを習うのが大好きで、小学校に入る前にともかくなんでも読み書きを吸収する子がいるとします。

「この年齢だからこの位でいいんじゃないかな」「これ以上勉強が進んだら同学年のお友達や学校に合わなくなっちゃうんじゃないか?」といった心配はよぎるかも知れません。ですが、それは彼らの能力や才能を無理やり小さな箱に押し込めているようなものです。

 

今時、学校が合わない子どもたちは沢山います。学校の本来の目的は彼らの才能を伸ばすことです。学校に合わせてしまったら本末転倒です。

 

ある意味、一番大切なのは、社会の常識や親の都合ではなく、子供にとって本当に必要なことを優先させるという姿勢です。興味のある事は、どんどん習わせてください。

 

2、学校以外の方法からその子の知的好奇心や興味を満たす方法を考える。

本やオンライン教材やサイトも含め、学校以外の幅広い分野から子供の興味や知的好奇心を満たしてあげる良質のサイトをみつけ、一緒にみる。

カーンアカデミーは、子供が学校のペースではなく自分のペースで学べるようにと始められたプログラムで、ビルゲイツが支援していることもあって、とても質がいいのに全講義無料で提供されています。学校よりも面白いとアメリアには何十万人もの学習者がいます。

例)カーンアカデミー

数学,物理,科学,経済,金融,歴史,美術など,3000本以上の教育ビデオが登録されており、初等教育から大学レベルの講義まで様々な科目を自分のペースで学べ、利用者は100万人を超える。数学の分野は日本語で提供されていて得に充実し、高水準として知られている。

例)スタンフォード大学が運営するギフテッド向けのオンラインプログラム

Education Program for Gifted Youth (EPGY)

英語が分かり、数学に並外れた興味や能力の兆しがあるのなら最適のプログラムかも知れません。ただ、そうではない場合、例えば、数学にはとても興味があるけれども、英語はあまりできないという場合、カーンアカデミーも十分に高水準なので、まずはカーンアカデミーで日本語で数学の中身を習い、その後でスタンフォードのプログラムに挑戦してもいいと思います。

 

3、お子さんが質問することに対して「誠実に」受け止める。

彼らはたくさんの質問をします。おかしな質問のように聞こえる時もあるかも知れませんが、本人は真剣に質問をしています。例えば、「なんで世界には貧困があるの?」と質問する時、それはとても大切な質問なのです。なので、まず、そうした質問をいったん受け止めてあげることが励みになります。

 

してはいけないことは、「そういう質問は『おかしい』」「子どもはそんな難しいことを考えなくていいのよ」と彼らを子供扱いすることです。彼らの大切な才能や興味の目を摘んでしまいます。

 

お子さんは完璧な答えを聞きたい訳ではないですし、そもそも、そうした質問に簡単な「答え」はありません。なので、「分からないから調べておくね。一緒に調べようね。」「そうだね、一緒に考えようね」と言って、自分でインターネットで調べたり、誰かに聞いたり、そうした題材について分かりやすく解説している本などを一緒に読むことは役に立つでしょう。

 

「答え」を早くみつけるよりも、一緒に考える過程の方が大切なので、難しく考えず、大きな謎解きをやっているような感覚で一緒に楽しめたらいいと思います。

 

4、自分が常に学ぶこと。

自分が興味のあることやお子さんの興味のあることについて自分でも調べてみたり、関心をもってみたり、そのことに対して会話を持ってみたりすることはお子さんにとって大きな励みになります。ある意味、彼らはそういう機会をくれているとも言えますね。

 

5、「量より質」で5分でもいいから子どもの言うことを「聴く」。

子どものことを聴きましょう。例えば、5分だけはこの子のことを全身で「聴く」と決めます。特に内向型の子の場合、とくに聴いてあげることが大事です。聴いてもらえることが子どもに与える安心感は、たぶん私たちが想像している以上に大きなものです。安心するとおとなしい子でも自分で話してくるようになると思います。

 

6、クリエイティブな体験・自己表現のできる機会や環境をつくる。

自由に表現できる機会をつくる。ダンス、おえかき、音楽、リトミック。。。「上手くできる」よりも、ともかく自由に表現してもいいんだ、という機会があるといいですね。

 

7、子どもが親と違う意見を持つことを早いうちに受け入れる。

子どもが親とは違う意見を主張し、仮に親の意見に同意しないことがあることがあってもそれを受け入れること(だだを捏ねるのではなく、意見を言うとき)。その時には、「子どもなんだから大人の言うことを聞くべき」という親のエゴはいったん脇に置いて、出来るだけオープンマインドで、なんでそういうことを言っているのかな、と興味を持って相手の言うことに耳を傾ける。

 

8、「子どもの身体と感情の中に大人の知能」を持っている性質を受け入れる。

英語の文献でasynchronous development と呼ばれる、直訳すると「非同期的発達」と呼ばれる特徴があります。簡単に言うと、得意分野と苦手分野の差や、いろいろな認知能力の差、知性や気質・感情年齢の差があることを言います。

 

例えば、6歳で「なんで世界に貧困があるの?」といった社会的な課題に興味を示したり、知能や読解力は高校生レベルでも、情緒レベルでは普通の6歳の女の子としてママを必要とするとか、10歳の男の子で17・18歳レベルの微分積分が出来るけれども、情緒的にはやはり普通の10歳であるといった具合です。

子供の時には当たり前ですが、ただ遊びたい時もあれば、自然の中を駆け回ったり、逆に何もしたくない時もあるかも知れません。それも含めてありのままの彼らのニーズを尊重してあげてください。非同期的発達について詳しくはこちらです⇨

子どもの身体と感情の中に大人の知能を持つギフテッド