ギフテッドの特徴①: ごまかしが嫌いー正直な大人を尊敬する

 

気性が激しい、感情の起伏が激しい、頑固、こだわりが強いなどから、母親にとって育てにくい・理解できないと感じるお子さんのタイプがいます。

その気質の多くの一つが、ごまかしが嫌いということ。

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ギフテッドの姪っ子が2歳半くらいの時、テレビに映っていたメルケル・ドイツ首相とプーチンロシア大統領の会談のワンシーンについて、テレビを指差して「今何しているの?」と聞いてきました。

ウクライナ情勢の複雑なことは話しませんでしたが、

「あのね、『一つの場所についてね、お互いに自分のものだ』って争っているんだよ」、と説明しました。

そんな説明でよかったのかは自信はなかったのですが、

そしたら

 

あっ❗️❗️❗️

 

と閃いたように、「あっ、それ保育園でもあるよ。」と言って、

おもちゃ取り合うしぐさをしてくれました。

 

「その通り!」

「一言しか言わなかったのによく分かってるなあ」と私の方が関心すると同時に、「ああ、この子には適当な事は言えないな。出来るだけ誠実に説明しよう」と思いました。

きっと、似たような体験をお持ちの方も多いと思います。

 

私もギフテッドなので、自分の体験を思い起こしてみても分かりますが、そういう子供たちは、正直な大人を尊敬します。

「正直な」という意味は、なんでも知っているという意味ではなくて、

その子が発する質問に誠実に対応してくれ、

自分なりの意見をその子にシェアしてくれることです。

 

もし聞かれたことが分からないなら「分からない」と言ってもいいし、

 

「その事についてはよく知らないから後で調べてみるね」、

「調べてみるからその時一緒に考えてみようね」、

と言うとたいてい「うん」と言って納得してくれます。

 

他にも、大人同士でも答えるのが難しいテーマについて聞かれることはよくありますが、

「そうね、これはちかちゃんの個人的な意見なんだけどね、こうじゃないかなって思う」などと、出来るだけ答えるようにしています。

 

私のカナダ人の友人に小学校の時から世界のことに興味があって、なんで「ルワンダの虐殺」が起きたのか?と、学校の先生に聞いたら、

「そういう難しいことは大人に任せて、かわい子ちゃんはさあお勉強しましょうね。」と言われて憤慨した人がいます。

その10数年後、彼女は世界各地を周りドキュメンタリーを作成し、20代後半でTEDにも登壇しています。

http://theparadigmshiftproject.org/project/

 

彼女のお母さんは幸いにそういう彼女の質問を自然に受け止めてくれたそうです。

 

子供は彼女・彼らなりにとても真剣に質問をしているので、大人がごまかしたり、適当な答えを続けていたら、その内にその子たちは失望して自分の殻に閉じこもってしまいます。

 

子供たちは大人が忘れてしまった本来なら聞かれて当たり前の質問をわざわざ投げか私たちに思い出せてくれているという「大仕事」を担っているのでしゃないか?なんて思います。

 

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私自信が「ギフテッド」という自覚のある今、「理解できない苦しみ」と「理解されない苦しみ」が少しでも埋まったらいいなと思ってこのブログを書いています。ぜひ似たような人たちにご紹介ください。urlのリンクはこちらです。chikaonaka.com

ギフテッドチルドレン: 繊細でやさしい子にとって理想的な学校

興味を持ったことだけに深く集中するのが好きでなタイプの子供にとって、学校というところは不自然な環境です。

授業ではきまった科目を受け、課外活動での集団行動が重視され、そういう子たちが求める自分で考えたり創造性を発揮するため機会があるとは限らないからです。

そういう子たちが後で「花開いた」と聞いても驚くことではないですよね。

ギフテッドの子供たちを受け入れているミシガン州アナーバーのエマーソンスクールの前校長は、「彼らにとって必要な学習スタイルが違うのだ、と考えています」と言っています。

 

これはアメリカでの例ですが、もし学校を探せるのならば、このような学校を探しましょう、と次のように紹介されています。

 

・集団活動一辺倒ではなく生徒一人一人の興味を尊重し、自主性を強調している

・やさしさ、思いやりや共感性を重視している

・各クラスは少人数で生前としている

・「内向的」「繊細」「感受性が強い」「まじめ」といった気質を理解している

・学業、課題授業などにおいて、自分の子供が興味を持っている分野に力を入れている

・いじめ防止プログラムに力を注いでいる

・知的な子供が多いとか、スポーツの得意な子供が多いとか、わが子の個性に合った生徒が集まっている

 

少しでも参考になりましたら幸いです。

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私自信が「ギフテッド」です。キャリアもひと回りもふた回りもしたので、ギフテッド本人の体験を伝えられることがあります。誰もがありのままで認められ、その人の持つ強みや才能を活かすお手伝いをしたい!と、このブログを書いています。ぜひ私ギフテッドかも?と悩んでいる人たちにご紹介ください。urlのリンクはこちらです。chikaonaka.com

 

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ギフテッドコーチング

⭐️⭐️⭐️

ギフテッドの子供たちは知的レベルの同じ大人と一緒に過ごすことが役立つことが知られています。自信もギフテッドの大仲千華が自分の体験をもとに丁寧に向き合います。国連での勤務より帰国後、相談に来る若い人たちがギフテッドであること、姪っ子がギフテッドであることに気づき、ギフテッドに向けた情報発信とコーチングを始める。今の子供たちや若い人たちには自分のように悩んで欲しくない、誰もがありのままで認められ、その人の持つ強みや才能を活かすお手伝いをしたい!私がコーチングを始めた理由です。⇨ギフテッドコーチングはこちら

《大仲千華プロフィール》

英国オックスフォード大学大学院より奨学金(New Century Scholar)を授与され大学院を修了(社会人類学)。ニューヨーク国連本部、スーダン、東ティモールなど国連活動の最前線において、元兵士の社会復帰支援などの平和支援に10年従事。多国籍チームのリーダーを務める。国連退職後は、国連特使にスカウトされ、米国政府(米海軍大学院)付けの専門家として、世界の閣僚経験者も講師を務める世界的なプログラムにて講師を勤める。宗教や民族の違いをこえて人と人を繋ぐことができるリーダーを育てるPeace Blossom 代表。http://peaceblossom.net

ギフテッド: 繊細で傷つきやすい子供にやってはいけないこと

ギフテッドの子供たちの中には、特に感受性が高い、繊細で、内向型のタイプが多いことが知られています。

 

彼ら・彼女たちは大人が思っているよりもはるかに敏感に社会が理想とする性質と自分の性質との「差」を早々に感じ取るものです。

 

彼ら・彼女たちは、親がたとえ直接的にそう言わなくても、大人や社会が求めるように「ふるまわない」といけない、というメッセージに常にさらされています。

 

彼ら・彼女たちが日常的に感じている葛藤やプレッシャーは大人が想像しているよりも、かなり高いと言えます。

 

自分じゃない人のように振舞わないといけないとしたら、そして、彼女・彼らがもともと持っている才能や能力が削がれてしまったら、とても「もったいない」ことです。

 

 

例えば、繊細な面に対して、

「あなたが優しい子でよかったわ」

「あなたがよく物を考える子でよかったわ」などと、

 

自分の親が「あなたのままでいいのよ」というメッセージを送ってくれたら、

とても心強いことでしょう。

 

繊細、感受性の高い、内向型の子供にやってはいけないこと

・内向性を治療が必要なものとして扱うこと。オバマ大統領もガンジーも「内向型」です。内向型とはシャイとは違います。内向型の特徴を理解しましょう。

 

・本人が望んでいないのに無理やり発言を強いたり、無理やり大勢の前で話させること

 

・自分の子供が学校で人気者でなかったり、少ない友達しかいないと心配すること

たくさんの友達がいるよりも一人か二人とのしっかりした友情が大切だと専門家も指摘しています。

 

・人前や大勢の前で叱ること。彼らは怒りや非難にとても敏感であり、「恥」として捉える傾向が強いです。

 

・学校での体験を次々に質問し話させようとしたり、今日は学校でどんな楽しいことがあった?と子供は学校を楽しむものという前提のテンションで聞くこと。

 

もし、学校がそれほど楽しくない場所だったら、それを正直に伝えることができなくなってしまって「逃げ場」がなくなってしまいます。

 

・なんで「そんなに繊細なの」「考えすぎるの」と言うこと

 

本人がすでに悩んでいるので、変われないことを言っても何の助けにもならないどころか親にも「理解されない」と傷ついてしまいます。

 

繊細、感受性の高い、内向型の子供と接する上で役に立つこと

・内向型の特徴を理解しましょう。内向型をやる気にさせることをみつけましょう。

 

・信頼する人にしか簡単に打ち明けない傾向があるので、ゆっくりと時間をとって話しを聞き出す姿勢の方が効果的

 

・リラックスして子供が自然に話したくなる環境をつくる。お風呂に入っている時や眠る前など本当にくつろいだ時だけ話しをする気になる場合もある。

 

・その子が話したくなるようなトピックを選ぶ。

 

・どんな習い事やスポーツをしたいのか、出来るだけ本人に選ばせる。(なんでそれをしたいのかなど親が聞き出し、大変な面なども含めてどう取り組めるのか一緒に考える)

 

・気の合う、知性のレベルの合う友達をみつける(ギフテッドの学校での悩みの一つは気の合う友達がそれ程多くはいないという事。一人でもいいので気の合う友達がいることはギフテッドな子に安心感をくれます。)

 

・上手な聞き役になること(傾聴する=アドバイスをしたり、意見をいうのではなく、判断なくだた聞くこと。)

 

・少し大きくなってくると、もしかしたら、本人は、親(母親)に心配をかけたくないという理由で信頼するベビーシッターや、叔母さんや年上のお姉さん・お兄さん的存在の人など、親ではない人にだけ話しをすることがあるかも知れません。その場合には、親のプライドは呑み込んで、その人たちの助けもかりましょう。

 

関連記事→『新しい時代』が必要としているのはこれまでとは違う能力を持つ人間だ

 

せっかく自分に与えられた才能や能力、経験があるのに、ある一つの指標や基準に合わないというだけで、それらが強みだとも能力だとも判断されなければそれは非常にもったいない残念なことです。

 

関連記事→たった一人の意見や基準であなたの能力を決めてはいけない!あなたが評価される場所へ行こう

 

自分の特性を理解し、自分にあった方法を一緒に考え、自分の望む方向に向かって着実に向かっていくいくことをサポートします。

 

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もしあなたの子供がギフテッドまたは内向型だったら?

もしあなたの子供がギフテッドの内向型だったら?

 

ギフテッドの子たちは圧倒的に内向型が多いと言われています。とても感受性が高く繊細なタイプの子もいます。

 

 

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Group of children running together

 

(1) 情報や刺激を処理する時間を与える

多くのギフテッドや内向型は概して知的レベルが高く、繊細で敏感な「センサー」を持っています。ギフテッドの子供たちは私たちが理解するよりも、はるかに多くの情報を受け取り、感じ考えています。その情報量は自分や親が自覚するよりも数十・百倍にもなることもあるでしょう。

 

そのセンサーのお陰で、彼ら・彼女たちは1の情報から10(100)の情報を得たり、創造性をふくらませたり、抽象的な概念を掴んだりするわけですが、同時に、彼らのセンサーはとても敏感なため、それらの情報を感情レベル、意識・無意識レベルで処理しないといけません。

 

このプロセスが途中の時には、説明を求められても言葉にならないことも多く、また多くの説明を求められることが負担になることもあります。はたから見るとこの過程は、「ゆっくり考えている」ように見える訳ですが、「考えている」というよりは、大量の「情報を処理している」という方が適切かも知れません。こうしたことが理解されないと、「怠けている」ように見えるかも知れません。

 

でも、こうした時間がないと、彼らの思考や感情は処理されず満杯のままで、脳がからっぽになったような感じがしてしまいます、そして、創造性として刺激され、表現される機会を失ってしまいます。

 

その処理の最中の時には、すぐには答えがでないかも知れません。その時には、「きっと頭が整理されれば自然に答えがでてくると思うわよ」と、彼らを「混乱」と「恥かしさ」から救ってあげてください。

 

(2) 休息をとってもいい

「休息」をとってもいいよ伝えてあげてください。

 

もしかしたら、子供が突然機嫌が悪くなったり、「ばく発」したり、癇癪をおこす場合、自分が疲れている・エネルギーが枯渇してきたことが分からずにそのように反応をするのかも知れません。

 

学校では、元気な子、活発な子がいいと思われがちですが、繊細で感受性が強い子の中には頭を整理するために一人の時間を必要としたり、エネルギー的に疲れやすい子もいます。だから、少しゆっくりしたり、一人で遊ぶことは「おかしいこと」でも「恥ずかしいこと」でもないと伝えてあげてください。5分も休んだら、また元気に走り回るかも知れないですから。

 

(3) 一人で遊ぶ・「観察する」ことは内気とは違う

内向型の子はまずグループの子たちの行動やグループ全体の反応をみてから、自分も参加する「観察する」タイプの子がいます。

学校の制度は基本的に外向型の基準を元に作られています(先生も外向型が多いそうです)が、すぐに参加しないこと・加わらないこと、一人で遊びたがることは必ずしも「内気」や「シャイ」とイコールではありません。

 

内向型の子に無理やり大勢の前で話しをさせたり、大勢の中に加わるように強制しないでください。どんな遊びや習い事、スポーツをしたいのか、出来るだけ本人に選ばせましょう。(なんでそれをしたいのかなど親が聞き出し、大変な面なども含めてどう取り組めるのか一緒に考える)

 

気の合う友達が数多くはいないかも知れませんが、一人でも二人でもいいので気の合う友達を見つけましょう。年上のお姉さんでもお兄さんでも大人でもいいのです。そういった人たちの存在は彼らの大きな安心感を与えてくれます。