自分の方向性を模索しているとき、仕事をやめるか迷っている時ー言葉だけでなく絵や音楽、イメージやシンボル、動物からメッセージが与えられている

自分の方向性を模索しているとき、

今の仕事をやめようと思っている時、

それが正しいのかわからない、

答えが欲しい、と思う時ほど、

 

自分にいろんな形で与えられているメッセージに気づくことが大切です。

 

例えば、私の場合、連載原稿のテーマを考えている時、

たまたま開いた本の、しかも、たまたま開いたページに「ピン」と来る一行を見つけることがあります。

 

その日にたまたま会った人との会話の中からインスピレーションやヒントを受け取ることもよくあります。

 

たまたまお店で流れていた歌の歌詞が心に響くこともあります。

 

「どっちがかを決めないといけない」、と思った時、

風がおこらないはずの室内で、とつぜん、カレンダーが落ちて「あ、こっちだ」と思うこともあります。

 

私たちには、そのようにいろんな形で「メッセージ」が与えられています。

 

それは必ずしも言葉でもなく、絵や音楽、イメージやシンボルである場合もあります(その方が多いでしょう)。

 

例えば、「動物」もその内の一つです。

 

この前、「しまうま」が大きくジャンプする夢をみました。

夢の中で動物を見るのは珍しかったので、なぜ「しまうま」???と思って調べてみました。

 

Zebras.jpg

 

Zebra in a dream represents our life, it also has the same stripes: black stripes, failures constantly replaced by white stripes, wins and only we make a choice, on which of the stripes it is worth to stop. Therefore, if you dreamed of a zebra, you should remember that life gives you a chance to choose what suits you more.

 

「しまうまは人生そのものを表しています。しまうまの模様は黒と白の連続。

黒を失敗(影)だとすると、白は成功(光)。

自分はどっちを選びたいのか、という選択の連続。」

 

こういう表現もありました。

 

「しまうまが象徴するものの一つは、白と黒のバランスと統合。

なんでも物事や特性には「両面」があって、その二つのバランスをとっていくこと。」

なるほど、と思いました。

 

ところで、わたしはキリンが好きで、部屋にもきりんが7頭います。(置物の意味です😋)

 

私の部屋のきりんを見つける人に、たいてい「なんできりんなの?」と聞かれるので、この機会にキリンについても調べてみました。

 

「きりんは首が長いので、他の動物が見ることのできない大草原を一面見渡すことができます。他の動物が届かない木の葉っぱや木の実を食べることができます。

 

これを人間的な特質として言い換えると、『視野が高い、視野が広い、展望力がある」という風に言う事ができます。」

 

giraffes national park.jpg

 

きりんの置物を買ったときには、店先でみつけて「かわいい!」と目が釘付けになってしまいました。😍😍😍

 

それで私の部屋にはきりんちゃんたちがいてくれることになったのですが、これを読んで自分の強みとぴったりだなと思いました。

 

そういえば、2年前くらいに「チーター」の置物をもらったことがありました。

 

チーターは、「早いアクション」を象徴します。

当時、私は「アクションが大切だよ。しかも早くね」というメッセージを受け取っていた、ということになります。

 

先生とスカイプでお話しをしていた時、先生は、私の側を「アリ」を通ったのを見逃さず、

(そもそも都会の高層階の部屋の中で普段はアリをみかけるのは珍しいです。)

 

「アリは『勤勉』の象徴よ。あなたはこれから忙しくなるわね。」と伝えてくれました。

 

 

ちなみにこのサイトの説明は分かりやすいです。

https://www.spirit-animals.com/giraffe/

http://www.universeofsymbolism.com/giraffe-symbolism.html

 

 

動物(植物)は、単なるイメージを超えた存在です。

 

それぞれの特質・エネルギーを携え地球に存在することで、ある意味で人間を助けてくれています。

生物多様性が大切だ、というのは、その視点から言ってもとても大切なことです。

 

そして、いろんなメッセージをくれています。

 

あなたのお気に入りの動物は何ですか?

今の自分の成長にとってサポートになる動物は何ですか?

もしあなたが動物だとすると何に近いですか?それはなぜですか?

 

ぜひ、あなたの「内なる声」にそう聞いてみてくださいね。

 

きっとなんらかの形でメッセージがもたらされるでしょう。

 

こころをオープンにね (*^-^)ニコ

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会話を深め、相手との関係を深めてくれる魔法の質問ー対話の力

私たちはもっとお互いに突っ込みあっていいと思います。

 

どんな時に私たちは相手のことを理解したと感じて、自分のことを理解したと感じるのでしょうか?

 

よく多様性がイノベーションを生むと言われますが、仮にいろいろなバックグラウンドを持った人たちが100人集まってもこの人たちが、相互作用を及ばさなかったら、何の化学反応も新しいことも生みません。

 

例えば、こういう例です。

 

Aさんがある映画が楽しかったと言ったとします。

Bさんはそれを聞いて、「私はね、あの映画が好き」と言います。

 

AさんもBさんも「ふーん」と思って、その会話は終わります。

 

Aさんはあの映画が好き。Bさんは別の映画が好き。

 

この会話に何も間違ありませんが、それ以上二人の会話は深まりません。

 

二人の場合でも、仮に100人いても千人いても、

それぞれが自分の意見をただ一方的に表明するだけなら、何の相互作用も起こりません。

 

私は国連ニューヨーク本部での軍縮国際会議で、193もの加盟国が主張をし続けるのを聞き続けながら、この会議はいったいどこかへ向かっているんだろうか、何かを生み出しているのだろうか?と感じたこともあります。

 

最近は傾聴の力がよく言われていますが、日本では逆に会話の「その先」があまりないと感じます。

 

175カ国の人たちと一緒に働いてきた感覚からすると、突っ込みが足りないと思います。

 

では、どんな時に私たちは会話が深まり、相手のことを理解したと感じるのでしょうか?

 

例えばこういう質問です。

 

どうしてそう思ったの?

それってどういう意味?

なんでそう考えるの?

 

つまり、相手がそのような考えをもつに至った理由や背景まで踏み込むことです。

 

実際、そうした質問は相手との関係性を深めるのに役立ちます。こうした質問は、相手へのより深い関心と興味を示すことでもあるからです。

 

自分の考えについて聞かれることで、相手は理解されたと感じるでしょうし、少なくとも相手が理解しようとしていると感じます。

 

時にはあなたの質問自体が思わぬ気づきを相手にもたらすこともあります。

 

なぜなら、本人もなんでか考えたことがないかも知れないからです。

 

そして、信頼関係の構築にもつながります。

 

私がこうした質問を意識するようになったのは南スーダンで兵士の人たちとの関係構築のために彼らに会いに通っていた時でした。

 

私は彼らと一緒に仕事をする上で、まず彼らを理解しないといけないと思っていました。

 

わたしはこんな質問をしていました。

 

「今、あなたが仰った事はとても大切だと感じました。あなたが仰ったことを理解したいと思っているのですが、よかったら、どうしてそのように考えるようになったのか教えていただけませんか?

 

こう質問をすると、彼らは喜んでいろんなことを話してくれました。

 

他にはこういう質問です。

◎ どのような考えでその結論にいたったのですか?

◎ そうおっしゃるののはどんな理由があるからですか?

◎ 今のあなたの意見に関係することで私が知っておくべき歴史や体験がありますか?

 

つまり、彼らがなんでそう考えるのか、というその理由や背景を聞き続けたのでした。

 

これは「対話」と呼ばれるアプローチです。

 

当時はそんなことは知りませんでしたが、まったく違うバックグランドの人たちを理解しようする中で、本能的にたどり着いた方法だったと思います。

 

対話の聞く目的とは、

 

自分の理解を広げるために聞くこと

自分とは違う意見や異なる視点を理解するために聞くこと

相手がどのような体験を経て、そのような考えを持つように至ったのか聞くこと

自分の推測に基づいて聞くのではなく、新しい理解や可能性にオープンになるために聞くことです。

 

 

 

これとは逆なのが「伝達」か「議論」です。

私たちが触れるほとんどの情報発信は、このどちらかです。

 

伝達とは、情報のA地点からB地点への移動(ほとんどの情報発信、通達はここに分類さ れる) であり、

議論(discussion)は、自分の意見の優位性を主張し、相手を説得する(どちらかが正しい、どちらかが「勝つ」)のが目的です。

 

議論も対話も必要な場合はありますが、お互いの理解が深まったり、新しい見方ができるようになったり、同意が生まれる時には、なんらかの形で対話的な要素が必要となってきます。

 

私たちは日常的にもっと突っ込んでいいと思うのです。^^

QUIET REVOLUTION 人口の三分の一は内向型ー社会を変える「静かな革命❗️」②

内向型の強みとして、共感能力の高さ、感受性の高さが挙げられます。

  

ここで言う「繊細な」という意味は、その人の「構造」というか「つくり」というか、特性が繊細であるという意味であって、「ナイーブ」であるとも「弱い」という意味とも違います。

 

別の言い方をすると、感じ取る能力が高い人、共感能力の高い人たちです。

 

「繊細」とだけ聞くと、「競争社会」の基準からすると「弱み」のように聞こえるかも知れませんが、これからの時代、「感受性が高い」ということはますます「大きな武器」となっていくことでしょう。

 

 

では、「感受性」が高いことの「強み」とは例えばどういうものでしょうか?

 

例えば、相手が伝える1の情報から、その何十倍もの情報を読み取る能力です。または、より大きな流れや全体像をつかむ能力です。

 

これは、「洞察力」(insight)と呼ばれます。

 

例えば、この人は、言葉ではこう言っているけど、その人の本心はいったい何なんだろう?または、「ミーティングで部長はこう言っているけど、どうも他の人たちはしらけてるなあ。みんなの本心はいったい何なんだろう?

 

今、会議で起きていることやこの組織全体で起きていることは何だろう?」といったより深層の部分に意識がむく能力です。

 

 

これは、人と関わる仕事、交渉や仲裁、ファシリテーション、リーダーシップといった分野で大きな力になります。

 

 

紛争地の現場でも、私にとってこの力が大きな助けとなりました。

 

例えば、南スーダンのような紛争地では、この先数ヶ月、政情がどうなるのか分からないというような環境に置かれます。

 

そのような環境の中で、国連のスタッフは、いろんな人に会って情報収集をし、あり得るシナリオなどを考え、分析を加えながら、それぞれの場合どう対処したらいいかを決定していきます。

 

私は、そういう地で仕事をする人として、いろいろな人に会って生の情報(感覚)を得て、この先の流れを掴んでおくことは、決定的に大事なことだと感じていたので、できるだけそういう時間は意識的にとるようにしていました。

 

そうした習慣もあったので、政情的に何かが起きたり、新しいニュースがあったとしても、「ああ、これはこれ以上『大事』にはならないな」、「今回は注意」など、ある程度予測がついたりしました。

 

私の「鋭敏なアンテナ」が、相手が伝える1の情報からその何十倍もの情報を読み取ってくれるのか、私の分析が流れを読んでいた、全体像を掴んでいた、ということは実際にありました。

 

同じ街にいながら、同じ国にいながら、同じ人に会いながら、同じ情報を耳にしながら、その人が導き出す結論や分析はまったく人それそれでした。

 

断片的な情報から、全体像を「掴んでいく」能力はまさに大きな力です。

 

こうして、私の感受性の高さ・繊細さは「分析力」「判断力」「紛争解決力」(仲裁力・対人関係能力)として、紛争解決の最前線で大きな武器となってくれました。

 

言葉で伝わるのは10%にも満たないと言われていますが、 

 

例えば、

初めて会う人との関係構築の中で、

 

全く新しい環境 (組織や街や国など) に慣れるために、

 

お互いに母国語ではない言語で話している時など、「感受性」が役に立つ場面はけっこう多いのではと思います。

 

この力は、そしてコーチ・カウンセラー・講師として発揮されています。

 

ある方の相談内容について聴いている時に、その方が言わんとしていることの全体像や課題の根っこの部分が「パッと」把握できる能力です。

 

もちろん、いくつか質問をして、課題を探ったり、それを確認してきますが、洞察力が大きな土台をつくってくれています。

 

実際、最近は、この「感じ取る能力」・「共感能力」のビジネス上の価値が科学的にも証明されつつあります。

 

5年連続で全世界での視聴回数ベスト5内にランクインし続け、2016年12月現在で全世界での総視聴数が27,677,409回(!)を超えているTEDがあります。

 

ヒューストン大学の心理学者ブレネーブラウン による「Power of Vulnerability」です。共感の力こそが、クリエティビティーやイノベーションへの入り口だと言っています。

 

世界中の企業や組織がクリエティビティーやイノベーションを求めています。

ただ、 それが大事だろうとは思っていながら、それがどうしたら起こるのか分からない。

 

そして、人間はいくら理性的に判断し、行動していると思っていても(そう信じたくても)、実際には感情で動く生き物だということも私たちは知っています。 

 

誰でも傷つくのは怖い。批判されるのも失敗するのも嫌。

 

 

見えないところで直感やイノベーション、クリエイティビティーを潰しているのはこうした「不安」や「恥」の意識だと言われています。

 

そして、その「解毒剤」こそが「共感」であると、このTEDの著者ブレネーブラウンは言っています。

 

そして、「共感」が起こる時の大きな要素として、「相手の感情がわかること」(feeling with the other)が挙げられています。

 

このTEDの後、彼女のところには、アメリカ中のCEOや企業からイノベーションを起こす秘訣を教えて欲しいと、講演の依頼が殺到したそうです。

 

 

「共感の力」とビジネスの接点が科学的に証明されつつあること、このテーマが全TEDの中でもベスト4にランクインし続けている事実そのものが興味深い現象だと思います。

 

感受性や共感能力はビジネス上でも大きな価値なのです。

創造性が高いのはどっち?ーコミュニケーションが多い or オープンな組織?!

 

2015年度で国連で働いている職員の出身国は、合計で175カ国だそうです。

加盟国数は全部で193カ国ですが、UAE、カタール、アンゴラ、ツバル、ナウル、バヌアツなど、一人も職員がいない国が若干数あって175という数字になっています。

 

国連は、いわば、世界の中で最も「多様性」の実践に対して、お金も時間も労力もかけることがゆるされ、正当化されている組織と言ってもいいと思います。

 

では、これだけたくさんの国の人達と一緒に働くことは大変なことなのでしょうか?

 

私の体験としては、単純に簡単だとは決して言えるわけではないという意味では「イエス」であり、「人間二人以上が集まれば、意見の不一致や相違はありえるもの」という前提で考えると同時に「ノー」です。

 

私自身、一番初めの国連の赴任地の東ティモールで、

「女が仕事をするのは無理だ」と全員の前で言い放ち、お手伝いさんに命令をするかのような口調で女性に命令をする、一周り以上年上のパキスタン人の男性のグループリーダーと一緒に働くことになった事がありました。

 

女性は医師や教師以外は補助的な業務にしかつかず、一般的に男性が先に食事をし、女性は台所で食事をするというパキスタンでは、その人は今までの人生の中で女性とはほとんど働いたことがなかったのかも知れません。

 

頭ではそう分かるものの、人間は感情の生き物。

「国連って人種とか女性の平等をうたってる機関じゃないわけ?!」と最初は大いに憤り、

同時に、「こういう場合はいったい相手に何と言って、どうやって対処して、どうやってこの問題を正式に提示したらいいんだろう」と、大いに悩み、だからと言って口を聞かないわけにもいかず、たくさんの失敗を重ねたものでした。

 

今思えば、175カ国もの人たちが一緒に集まって働くことを成り立たせるにはどうしたらいいのか、というリアルな現場への「イニシエーション」であり、

◎ 相手の考え方や文化背景を知ること、

◎ 自己主張をしないといけない時を知ること、

◎「アサーティブ」であること (必要であれば「ノー」と言うことを含め、自分の意見をはっきり持ちつつも、一方的に主張するだけではなく、相手に伝わるように話すこと)、

◎ 事実(facts)と人(person)を分けること、

◎ ハラスメントなどがある時は事実関係を記録することなども含め周りの人に協力してもらうこと

 

など、いろいろな国籍もの人たち、バックグラウンドも文化背景も違う人達が一緒に集まって働くことを成り立たせるにはどうしたらいいのか、という点で大事なことを本格的に意識し、学び始めることになったのはこの「事件」がきっかけでした。

 

国連スタッフデー

⬆️ 国連スタッフデー。自分の国のドレスや民族衣装を着て来る人もいる。スコットランド人の軍人の同僚が着ているのは「キルト」と呼ばれるスコットランドの民族衣装。@ニューヨーク本部にて

 

私のケースは少し極端な例ですが、国連のワークカルチャーは基本的には「アングロサクソン文化」寄りでありながら、同時に、例えば、自分の上司や同僚がアフリカや太平洋の島の出身の人であることなどもあり得ることを考えると、相手の考え方や文化背景を知るなどの努力が数倍以上に求められるという面は確かにあります。

 

そうした環境も関係してか、

国連では職場での人間関係、上司と部下の関係、自分の仕事に対する評価などについての意見の相違、または、ハラスメントに対する異議申し立てがそれなりの数であること、

それが時には、国籍や人種にからめられて捉えられることが多い事、

そうした背景から、国連の人事部が年間を通じて「効果的なフィードバックの仕方」や「仲裁」に関する研修を実施している事を知ったのでした。

 

「フィードバックの仕方を学ぶのに丸二日も研修に費やすものなんだ」(!)と少しびっくりすると同時に、

 

私自身もそうした研修に参加する機会を得て、部屋の中に、ありとあらゆる肌の色の人達がいるのを見た時に、

 

「ああ、悩んでいるのは私だけじゃないんだ」

 

そして、

「意見の違いや対立に対処する方法を最初から分かっている人はいなくて、誰もが学んでいくものなんだ」、とある意味「ホッ」としたのを覚えています。

 

実際、そうした研修は、「急がば回れ」じゃないけれども、長期的な視点で言うと、時間も労力もかける価値が十分あったと思いますし、組織としても投資し続ける価値があるものだと思います。

 

「職場における意見の相違や対立は自体は、人間の自然の営みの一部であって、組織が学び、進化をする呼びかけである」としつつ、「私たちは職場での対立に建設的に対処する能力を身につけなければならない」と、国連には2002年にオンブズマンオフィスというものが設けられました。

 

国連のオンブズマンオフィスは、非公式に職員間の仲裁(mediation)を行うことも含め、職員が職場での対立に対処する能力をあげることを目的にしています。

 

最近ではさらに進んで、「職場での懸念や対立を効果的に提示する方法についてのガイダンスやコーチングを秘密厳守で提供します」、とまで、書かれているのを見ると、こうしたサービスがより身近に気軽に申し込めるようになったという印象があります。

 

アメリカ政府で働く友人に、「連邦政府マネージャーハンドブック」という物を見せてもらったことがありますが、こちらにも、何十ページにも渡ってオフィスでの意見の相違や対立の扱い方に関するコーチングのコツが書かれていたのが印象的でした。(アメリカ政府の職員もいろいろな国の出身の移民の集まりです。)

 

職場での意見の相違や対立は出来れば避けたいのが本音だけれども、意見の相違や不一致自体は人間の営みの自然な一部なのだとしたら、

 

個人的な体験としては、

 

まったくそうした会話が持てないような雰囲気の環境よりは、

意見の相違や対立はありえるものとする雰囲気は、

ある意味大きな安心感をくれたように思います。

 

ハーバード・ビジネススクールのデイビッド・ガービン教授は、

組織が創造的に機能するためには、

「コミュニケーションの回数が多いことよりもむしろ批判的なコミュニケーションをオープンに行えるかどうかが重要である」と指摘し、以下の3点を創造的な職場環境を支える要因として挙げています。

 

 

1. 精神的な安全 (思ったことを自由に発言できる、自分の意見に対して批判されたり、報復されない等) 

2. 違いの尊重 (意見や考えの食い違いが起きても建設的な対話ができる等) 

3. アイディアの許容度 (新しいアイディアや変わった?発想も尊重される) 

 

異なる意見や対立を扱う能力と創造性には相関関係があるという訳です。

 

意見の不一致や相違が、調整や新しい選択やアイデアのための機会でもあるとしたら、

 

これからますます不確実性の高まる解のない時代、

意見の不一致や対立を避けるのでもなく、

単に「解消する」ものでもなく、

新しい発想を生み出す機会として活かすことのできる知恵を身につけたいものです。