「レジリエンス」や「逆境力」こそこれからの時代に求められる力ー人が困難な状況から再び立ち上がっていく過程にある共通点とは?

最近は人が困難な状況から再び立ち上がっていくプロセスへの注目が集まり、ある共通項があることがわかりつつあります。

 

例えば、最近では、レジリエンスという概念が注目され、「精神的回復力」「抵抗力」「復元力」というように訳されています。

 

また、これからの時代には、IQやEQ以上に様々な逆境に対応する力(逆境力)こそが重要であるとも言われ、ハーバードビジネススクール客員教授のポール・ストルツ(Paul G. Stoltz)博士によって、「AQ(逆境指数)」という概念も提唱されています。

 

レジリエンスという概念が生まれたのは、第二次世界大戦後でした。

 

ホロコーストで孤児となった子どもの追跡調査で、過去のトラウマから抜け出せずに不幸な暮らしをしている元孤児がいる反面、トラウマを克服して仕事や家庭が充実している元孤児もいることがわかったからでした。逆境を乗り越えられた人たちは、レジリエンス、復活力を持っているとされたのです。

 

日本で「レジリエンス」という概念が言われ始めたのは、震災からの復興や人々の再起という文脈でした。

 

また、トラウマケアの分野には「トラウマ後の成長」(post-traumatic growth)という概念があります。

 

人は単に「回復」するのではなく、文字通り「成長する」という概念です。困難は時に人の内面を根本から揺さぶるため、それによって人を生まれ変わらせる作用があるため、と説明されています。

 

もちろん、実際の体験は、単に理論や概念だけで語ることのできるものではなく、感情的な混乱や痛みなど様々なチャレンジがあります。

 

トラウマとまで言わなくても、人生では自分の思うようにならない時もあれば、理不尽なことも起こります。一人ではどうしたらいいのか分からなくなることもあるでしょう。

 

そんな波の中にいる時にどうしたいいのか?

 

少しでもそんなヒントになるように、トラウマやPTSDの回復理論やレジリエンスに関する研究と私自身の燃え尽き症候群やPTSDからの回復体験を質問形式にしてまとめました。

 

なぜ質問形式なのかと言うと、人それぞれ性格や状況や要因も違うので、「こうしましょう」という決まった一つの方法を示すことはできないからです。

 

ここで挙げている質問は、リラックスして、まずは眺めてみて、思い浮かぶことをありのままに観察してみるというアプローチをオススメします。

 

質問を読んでもに何も思いつかなくても、ふとした瞬間に何か思い浮かぶ事もあるでしょう。

 

自分が前に進んだからこそ、意味を持ってくる質問もあるので、ぜひ定期的に眺めてみて下さいね。^^

 

だからこそあなたが輝くための55の質問目次.001

ダウンロードは⭕️こちら⭕️よりどうぞ 

 

目次

あ、今の自分の状態について把握する

い.自分の「ストレス反応」を知る

う.今気になっていることについて観察する

え.喪失(後悔、自責、サバイバーズギルト)に気づく

お.自己像、自己肯定感、自己受容度に気づく

か.自分の中の「不安」を意識化・言語化する

き.自分のコーピングスタイルを知る

く.自分と相手との優先順位(境界線)と当事者レベルを知る

け.自分のストーリー(解釈・認知)に気づく

こ.回復のストーリーをみつける

さ.試練の中の「意味」について知る

し.再結合・新しい自己の創造

す.回復・再生のためのステップ 

せ.トラウマからの回復・再生のプロセスで体験しうること

そ.トラウマからの回復の三段階

 

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《プロカウンセラー・コーチ大仲千華》

 

国連ニューヨーク本部、南スーダン等で元兵士の社会復帰支援や現地国政府の人材育成に約10年従事に従事。

南スーダンでは80人強の多国籍チームのリーダーを務め、紛争国での現場体験から、リーダーシップや仲裁について研鑽を積む。

米国政府の専門家として、世界的な研修プログラムにおいて唯一の日本人女性として講師を務める。

帰国後、PTSDから燃え尽き症候群になり、何もやる気がない・起きれなくなる。

心理学やカウンセリングを学び始め、自分の限界やシャドーを受け入れ、統合していくことを学ぶ。海外でトラウマ解放メソッドのトレーニングを受け回復する。

同時に、直感能力とヒーリング能力が飛躍的に開花。

同じ頃、似たような体験を持つ人、社会や人の役に立ちたいという人たちから相談を受けるようになり、もっと日本で自由に生きる人を増やしたいと思いコーチング・カウンセリングを始める。

心理面だけでなく、生理学的機能や脳との関係を踏まえたトラウマエネルギーの解消、豊富な経験と実体験に基づいた職務や人間関係の課題に対するフィードバックを合わせた統合的なセッションは医師、国際機関、ビジネスパーソンなどから支持を受けている。

スリランカ政府防衛省、フィリピン政府防衛省、バングラデシュ政府防衛省、大学など講師歴多数。

クーリエジャポン(講談社)で好評連載中⇨答えを求めない勇気

大仲千華の経歴はこちら➡️ http://peaceblossom.net

大仲千華コーチングはこちら➡️ goo.gl/2b1G8s

 

どうぞお気軽にお問い合わせください。

info(at)peaceblossom.net

 

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本気でパワハラを変えたいあなたへー「だからこそ」 あなたが輝くための105の質問

パワハラは何が本当の問題なのでしょうか?

 

私は初めての国連での赴任地東ティモールで、「パワハラ」・「セクハラ」に遭遇しました。

 

相手はパキスタンの出身の男性で、女性のスタッフには一切挨拶もせず、「女性に仕事はできない」と言い放つ人でした。

 

女性と男性は別々に食事をするような国ですから、もしかしたら、女性と仕事をしたことがないのかも知れません。(ちなみに、ノーベル平和賞を受賞したマララさんもパキスタンの出身です。)とは言え、平然と女性だけを無視したりする訳ですから、こちらも心穏やかではありません。

 

他の同僚の助けてもらいながら、自分がやるべきことは淡々とやりましたが、電気もお湯もないような任地で、国連の1年目分からないことだらけだったので、大きなストレスと精神的な負担になったのは言うまでもありません。

 

国連で働き始めてすぐに起こったことだったので、国連という組織のことも、国連での職場での人間関係についてもよく分からなかったのですが、そのうち、自分が「そのような扱い」を受け続ける必要はない、と思うようになりました。

 

我慢し続けるのも限界になり、上に訴え、彼は別の地域へ再配属されました。

 

数ヶ月の苦痛から解放され、ホッとしたのですが、「『この事件』は私にとっていったい何だったんだろう?」という「宿題」が私の中に残ったような気がしました。

 

その3年後、私は国連ニューヨーク本部へ移り、仲裁の研修を受けた時に、国連の職場で上司との関係や仕事の評価に関する異議申し立てが多いことを知り、再びそのことを思い出しました。

 

全世界で働く国連職員の数はおよそ8万人(secretariatとPKOミッションで働く職員)。

 

その8万人から、一年間の間で、国連のオンブズマンオフィスに約9,000件も仲裁(第三者を交えて話し合いを持つこと)の要請があるそうです(2012年度)。

 

相談内容については、圧倒的に多いのが、職場での仕事の評価について、契約体系(更新)、上司との関係についてだそうです。

 

国連という組織は、基本的には自動更新も自動昇進もない自己志願制の契約体系で成り立っていますから、評価や契約は大きな問題になりえるという事情はあります。

 

とはいえ、この数字は「氷山の一角」なのでしょう。

 

国連では、国連の職員が「職場での対立に建設的に対処する能力を身につける」ためのいろいろな研修が行われていて、私もそうした研修に参加したことがあります。

 

そして、部屋の中に、ありとあらゆる肌の色の人達がいるのを見た時に、「ああ、悩んでいたのは私だけじゃないんだ。」

 

そして、「意見の違いや対立に対処する方法を最初から分かっている人はいなくて、誰もが学んでいくものなんだ」、とある意味ホッとしたのを覚えています。

 

その後、私は部下を持つようになり、南スーダンでは多国籍チームのリーダーを務めるようになりました。上司になって新たに見えたこともありました。

 

今度はカウンセラーになって新しく見えることもあります。

 

「パワハラ」では、人間関係のくせやこれまでの「課題」が「噴出」して現れることがあります。

 

新しいステージへ上がるために、自分の課題や生き方を見直すのは大切なことです。

 

いずれにせよ、はっきり言えるのはどんなケースであれ、「その先」がある、ということです。

 

何が本当の課題なのか?

何を学ぶ機会なのか?

自分はどうしたいのか?

 

まずは、今の自分の状態や体験を落ち着いて整理することが大切です。

 

今の自分の状況を整理して、ではどうしたらいいかを考えられるように、自分の体験と相談を受ける中で気づいたことを質問形式にまとめました。

 

なぜ質問形式なのかと言うと、人それぞれ性格も違うし、会社や上司の状況とかいろんなことが違うので、「こうしましょう」という決まった一つの答えはないからです。

 

今の自分の状態や体験が整理でき、理解できると、自分の奥からほんとうの力が湧いてきます。

 

ご希望の方は、こちらからご登録ください。

 

https://www.reservestock.jp/inquiry/10874

 

少しでもお役に立てましたら幸いです。

 

なんで自分はこんなに「不器用」なんだろう? なんでもっと適当にできないんだろう?ーそれでも自分に正直に生きてる人は美しい❗️

なんで自分はこんな風に考えるんだろう?

なんで自分はこんなに「不器用」なんだろう?

なんでもっと適当にできないんだろう?

 

 

自分でもよく分からないけどやっぱり「世界」のことに関わりたいというタイプの人たちがいます。

 

彼らは周りからはよくこんなことを言われるものです。

 

なぜ、そこまで世界に関わることが大切なの?

なぜ、安全な日本の生活に満足できないのか?と。

 

ただ、これは本人にとっても「理屈」でわかるレベルのことではありません。

 

時には一生懸命に自分を納得させようとするのですが、「理屈」で説明しようとしてもできることではありません。

 

人間を深い部分で動かす原動力というものはとうてい「理屈」を越えているものだからです。

 

あえて言葉で説明するとしたら、それが「自分が自分であること」の表現だから、でしょうか。

 

私自身、自分の体験を振り返り、そして、似たようなタイプの人たちにお会いするようになった体験から言えるのは、

 

あえて言えば、生まれてくる前に魂のレベルで、地球全体の発展に関わりたいと望んで転生してきた人たちがいるということでしょうか。

 

世界100カ国、18-25歳の42,257人によるミレニアル世代の若者の仕事観に関する調査でも、新しい世代は、自分を成長させてくれる機会に貪欲であること、そして、仕事の意義に高い価値をおくという点が改めて確認されています。

 

「社会や地球全体の発展があってこそ本当の発展」という意識です。

2015年「2015 Youth Speak Survey Millennials Insight Report」より。

 

 

モノに興味がないとも言われる世代。

ある意味本当に大切なことを大切にしたいと感じているのでしょう。

 

 

私自身、南スーダンといった紛争地の最前線で、いろいろなことを体験させてもらいました。

現場の仕事はけっして簡単ではなかったし、現場ならではの矛盾や葛藤に直面したことは多々ありました。

 

つい先月も戦闘状態と人道危機の続く南スーダンで、食料がヘリコプターから投下されている映像を見ながら、こう思わざるをえませんでした。

 

「世界の格差がますます広がっているという時代に、もっと根本的な解決法はないんだろうか?」

「いつまで食料を投下し続ければいいのだろうか?」と。

 

しかもPTSDと燃え尽き症候群にさえなりました。

 

 

それでも、それでも、それでも、そんな体験も含めてそれでもやれてよかったと思います。

 

それでも私にとっては「プライスレス」な体験でした。

 

ある意味で「特権」だったと思います。

 

 

だから、人がなんと言おうとも、やっぱりチャレンジして欲しいと思います。

 

海外で働くこと自体が偉いわけでもないし、今の時代、国連や国際機関が唯一の方法でもないでしょう。

 

人によっていろいろな選択や感じ方があるでしょう。

 

もしかしたら、それはあくまでも次へのステップかも知れません。

 

しかも、なんらかの成果や結論が出るかどうかもわかりません。

 

それでも、自分の内側から湧いてくる純粋な感覚に勝る『何かをする理由』はないと思っています。

 

 

自分に正直に生きてる人は美しいです。

 

その姿だけで人に勇気を与えるのです。

矛盾や葛藤も体験して「だからこそ」見えるその先の世界ーコフィー・アナン国連事務総長の手紙を代筆した時

人の本当の影響力とはどこから来るのでしょうか?

 

米国大統領が発する大統領令に各州から次から次へと差し止めが出される状況を目のあたりにする時、「政府の力」ってなんだろうか?という疑問が浮かびました。

 

この場合の「政府」とは一つの比喩で、いわゆる私たちが「絶対」だと思っているもの、いわゆる「権威」や「常識」だとしているもの、私たちが「当たり前」だと思っているものの象徴です。

 

今年に入ってから、これまでなんとか正当化されてきたかのように見える権威主義や世界的な政策の矛盾や限界がますますはっきりと浮上してきているように感じます。

 

実際、相手に公的な肩書きがあったり、役職が上であったとしても、私たちが本当にその人の言うことに耳を傾けるかどうかはまったく別の話しです。

 

では、人がなんらかの「力」や「影響力」を発揮する時、その力はどこから来るのでしょうか?

 

そうした資質の一つは、その人がその人であるという「正直さ」や「誠実さ」だと感じます。

 

その人が人間として「完璧」であることでもなく、すべての答えや解決策を持っているわけでもなく、いろいろな矛盾や葛藤も含めて、完璧でもない不十分な状態をも受け入れながら、「そのうえで私はこう選択している」という姿勢です。

 

トランプ時代の流れも関係するのか、この数ヶ月間は、国際機関関係者や人道援助関係者から「私が目指していた世界ってこういうものだったのでしょうか?」という相談がありました。

 

私自身、つい先月も戦闘状態と人道危機の続く南スーダンで、食料がヘリコプターから投下されている映像を見ながら、こう思わざるをえませんでした。

 

「世界の格差がますます広がっているという時代に、もっと根本的な解決法はないんだろうか?」

 

「いつまで食料を投下し続ければいいのだろうか?」と。

 

誤解のないように一言付け加えると、今すぐ食料投下をやめればいいかというとそう単純な問題でもありません。

 

ただ、人道支援や国際援助の現場(業界)では、誰もが必ず直面する疑問です。

 

これをビジネスに置き換えてみても、人間の営みの現場というのは、いろいろな矛盾や葛藤がつきものです。

 

ただ同時に、私はそうした相談を聞きながら、その最中にいたらそうは思えないかも知れないけれども、こうした体験こそが人に深みをくれたり、成長させてくれる機会なんじゃないか?

 

 

そして、だからこそ「その矛盾や葛藤の上で自分はどうするか?」という「その先」こそが面白いところなんじゃないか?と思いました。

 

 

そんな事を考えていたら、国連ニューヨーク本部のPKO局時代のある上司のことを思い出しました。

 

彼はまさに、いろいろな矛盾や葛藤の上でそしてどうするか?という姿を見せてくれた一人だったからです。

 

その上司は、当時コフィー・アナン国連事務総長の右腕として、スレブレニツァ虐殺に関する国連の最終報告書を取りまとめた人の一人でした。

 

 

スレブレニツァ虐殺とは、1995年7月に、ボスニア・スレブレニツァの8000人以上もの住民がセルビア人勢力に虐殺された事件です。第二次世界大戦以降、ヨーロッパで最大の大量虐殺でとされ、旧ユーゴスラビア国際戦犯法廷(ICTY)では、ジェノサイドであると認定されました。

 

当時、ボスニアのスレブレニツァには、国連が保護する「安全地帯」が指定され、370人の武装したオランダ軍の国連軍がいましたが、セルビア人勢力による虐殺を止めることができずに国連軍のプレゼンスの前で虐殺をゆるした、という経緯がありました。

 

当時の安保理や事務局を含め国連側の体制や判断にも多くの課題が指摘され、最終報告書では、あくまでも第三者的な視点での分析と結論を出すことが求められていました。

 

国際的にも大きな注目を集めた事件でしたから、表面的な報告では国際社会の納得も得られなかったことでしょうし、国連の正当性や信用をも揺るがす大事件です。

 

実際に、その後国連ではいくつかの改革が行われました。

 

それだけを考えても、大きなプレッシャーのかかる仕事だっただろうと想像します。

 

その時、彼は何を思い、その体験はその後の彼にどうつながっていったのだろうか?

 

私がそんな上司の「歴史」を垣間見ることになったのは、コフィー・アナン国連事務総長(当時)の手紙を代筆するようにと言われた時のことです。

 

手紙は1995年にボスニア・ヘルチェゴビナで起きたスレブレニツァ虐殺関係者宛で、その内容は、国連事務総長よりスレブレニッツ虐殺関係者に10週年の追悼式での公開ディスカッションに参加して欲しいとお願いするものでした。

 

行数にしてたった5行ほどの手紙でしたが、私は書くのに数日かかってしまいました。

 

国連事務総長という立場でスレブレニツァ虐殺関係者に向けて手紙を出すことに対して、その事実をある程度は知らずに私はその五行さえ書き出すことができないと感じ、どんな言葉が適切なのか、と考えざるをえなかったからです。

 

私の仕事としてはたった5行を書くことでしたが、差出人が国連事務総長だったからか、その5行の背景にある様々な葛藤や矛盾を体験したようにさえ感じました。

 

そして、その10周年の追悼式の日がやってきました。

 

彼は自分の部屋のドアを閉め切り、自分が追悼式で伝えるべきことは何かということに集中しているようでした。

 

いよいよ、追悼式が始まりました。

 

国連ニューヨーク本部のダグハマーショルドホールの壇上には蝋燭が飾られ、参加者全員で黙祷を捧げました。

 

そして、パネルディスカッションが始まりました。

 

正直、ディスカッションの内容は覚えていません。

 

 

ただ、今でも覚えているのは、パネルの壇上で関係者とまっすぐに向き合っていた上司の姿でした。

 

彼は最終報告書作成の責任者の一人であり、そして本部の要職という立場にありながら、壇上にいたのは一人の人間としての彼でした。

 

その時の心境について、彼の口から直接聞いたことはありませんでしたが、彼の関係者とのやり取りを垣間見ながら私なりに感じたことがありました。

 

その時の彼の心境をあえて言葉にするならば、このように表現出来たかもしれません。

 

「だからこそ私は今ここにいる。だから私はこう信じる。」と。

 

いろいろな矛盾や葛藤もすべてを含めて今の彼がある ー そんなことを感じたのでした。

 

人間と人間が集まる時その程度の差こそあれど、矛盾や葛藤はおこりえます。

 

そして、どうしたらいいのか?という問いに対する絶対唯一の答えもないでしょう。

 

その先の判断や選択も人それぞれだと思います。人の数だけ答えがあることでしょう。

 

同時に、だからこそ、自分の中の「だからこそ」、そして、一人一人の「だからこそ」を大切にしたいと改めて思います。

燃え尽き症候群や他人にノーと言えない人は自分の領域をチェックしよう

ストレスへの対処の仕方はいろいろあるけれども、より根源的な見方の一つに、「境界線(boundary)」または「領域」という視点があります。

 

領域とは何かと言うと、簡単に言うと、自分がコントロールできる範囲のことです。

 

境界線について自分も体系的に学びたいし、上手く説明できたらいいな、と思っていたら、バイロン・ケイティー(彼女の著作「タオの教え」は読むだけで心が落ち着きます)の「ザ・ワーク」という本の中にとても分かりやすく説明されている一節をみつけました。

 

katie

(以下彼女の本を元に少しアレンジ)

 

世界にはたった三種類の領域しかありません。

 

私の領域、他人の領域、そして神の領域です。

 

 

私の領域とは何かと言うと、簡単に言うと、自分がコントロールできる範囲のことです。

 

私たちがコントロールできないもの、それが神の領域です。

 

ストレスの多くは、自分の領域から離れた時に起こります。

 

(あなたは)時間通りに来るべきだ

(あの人は)仕事に就くべきだ

(彼は)もっと愛情表現をするべきた

(母は)もっと私を理解するべきだ

(洪水は)起こるべきではない

(戦争は)起こるべきではない

などなど。

 

そう考えている時、私たちは「他人の領域」に入り込んでいます。

 

 

もし、地震や洪水、戦争や死などについてすごい心配したり怒っていれば、神の領域に入っていることになります。

 

イライラしたり、傷ついたと感じたり、無力感を感じる時には、私たちはたいてい他人の領域に踏み込んでいる、とバイロン・ケイティーは言います。

 

これは特に「燃え尽き症候群」の人に当てはまります。

 

なぜなら、たいてい私たちは、他人の領域、または神の領域をなんとかしようと常に忙しく、自分の領域がほっぽらかしになっているからです。

 

または、自分の領域に他人が侵入していて、自分の領域がのっとられている状態かも知れません。

 

例えば、他人に「ノー」と言えなかったり、自分の価値観ではなく他人の価値観を優先させている場合です。

 

これらは、疲労困憊の原因になります。

 

または、エネルギー的にとても敏感というか繊細なつくりを持っている方で、他の人の不安が心配などのエネルギーが自分の領域に入り込んでいて、それによって本人の自覚はなくても大きな影響を受けている人もいます。

 

私のところにセッションに来られる方も含め、この境界線があいまいになっているケースは少なくないようです。

 

境界線は、何が「自分」であり、何が「自分でないのか」を明確にします。

 

 

自分が何をやりたいのか分からない、ということをよく聞くことがありますが、もしかしたら自分の領域が「自分でないもの」でいっぱいになっていませんか?

 

そういう人は、ぜひ「ノー」と言うことを学んでください。

 

 

スティーブ・ジョブズは、彼はIphoneの完成にたどり着くために少なくとも1000回は「ノー」と言ったそうです。

 

彼はNoを通じて、Yesにたどり着いたのですね。

 

そうでなかったらあんなスタイリッッシュなIphoneもIpodも生まれなかったのかも知れません。

 

逆説的に聞こえるかも知れませんが、「自分でないもの」がそぎ落とされることで、「自分」が残るのです。

 

自分の領域とは自分のための時間、身体、心、感情、思考、内なる声、魂などです。

 

今の「自分の領域」はどんな状態で、何パーセント位が「自分のもの」なのか、ぜひ意識を向けてみてください。

 

 

もし、自分のものではないもの(感情、思考、信念なども)があったら、外に出て行ってもらいましょう。

 

 

自分の領域の状態を整えることは自分の心の状態や才能の基盤になる部分です

そして、自分の領域が強固になっていくにしたがって、直感や才能は開き始め、自分が望んでいること、やりたいことも自然に明確になっていくでしょう。

 

 

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⭕️それはあなたの不安ですか?

 

 

もしかしたら、それはあなたの不安でも焦りでもないかも知れません。

 

このセッションでは、あなたの領域からあなたでないものに出て行ってもらうお手伝いをします。

 

自分の領域の状態を整えることは自分の心の状態や才能の基盤を整えることです。
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