国連の採用面接なんて簡単だー ◎◎◎ を正当化すること

 

実は国連の採用面接は簡単です。

 

なぜなら、ほとんど知られていないことですが、質問される項目がウェブサイトにアップされているからです。

http://www.umid.info/united-nations-competency-based-interview-questions

 

なぜ質問される項目がアップされているのか?

 

これは、国連という組織がどんな組織であるかを理解すると分かります。

 

国連という組織は、2015年11月現在193カ国の国連加盟国が分担金を払って運営されています。

 

これはどういうことかと言うと、国連という組織では、全ての国が納得するように、お金の使い方から人を雇う時の基準までありとあらゆることが文章化されています。

 

どんな分野に関わっていようが、このプロジェクトの根拠は、この安保理決議です、または、この総会決議です、という「バイブル」的な文章が存在します。

 

さて、人事にもそういう明確な基準が存在します。

 

国連という機関は、Core values (コアな価値観)とCore Competency(コアな資質)と言われる価値と資質を大切にしています、したがって、雇う人はこういう資質を持っている人です、ということが文章にされています。

 

ちなみに、Core valuesとCore Competencyとしては以下のような資質が挙げられています。

 

Core values:

Integrity

Professionalism

Respect for Diversity

 

Core competencies:

Communication

Teamwork

Planning and Organizing

Accountability

Creativity

Client Orientation

Commitment to Continuous Learning

Technological Awareness

 

私の時代にはなかったですが、今では国連のウェブサイトにも載っているので、採用のプロセスを透明化して、より優秀な人材を引きつけようという意図があると思います。

https://careers.un.org/lbw/home.aspx?viewtype=AYI

 

しかも、質問例まででています。

実際の質問も多少の表現も違ってもトピックとしてはほぼ同じものが出ると思ってもいいと思います。

http://www.umid.info/united-nations-competency-based-interview-questions

 

さーて、面接官が面接の後にまとめないといけない書類とはどんなものでしょう?

 

国連という機関は、こういうと価値と資質を大切にしています。

             ⬇️

雇う人はこういう資質を持っている人です。

⬇️

国連が雇う人はこの人です。なぜなら、この人はこの資質を持っているからです。なぜならこの質問に対してこういう応えをしたからです。

 

この人はこういう答えをしたので、この基準を満たしています、とあなたの質問に対する「応え」を文章の基準に合わせて「正当化」する文章です。

 

だから、面接の時には、あなたの応えがどうこの基準を満たすのか、という視点で答えてくださいね。

 

Good Luck!

 

https://chikaonaka.com/2015/11/06/面接なんて簡単だ-内向型こそ「失敗」について-3/

 

面接で「リーダーシップ」について聞かれたら

 

 

⭐️⭐️⭐️⭐️⭐️⭐️⭐️⭐️

海外留学・面接・国連応募 パワーアップコーチング

1秒で横のトレーに片付けられてしまう何百もの履歴書がある一方で、なぜか惹きつける履歴書があります。英語の履歴書とはただ経歴を羅列するものではなく、自分という人はどんな人なのかをプレゼンするもの。自分とはどういう人なのかを世界に向けて表現する大切なツール。あなたの魅力を引き出し、表現するお手伝いをします。

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《ご感想》

細かいコメント本当にありがとうございました!!自分の英文履歴書のやカバーレターの印象や内容に関して、誰かに客観的にコメントをしてもらったことはなかったのでとても新鮮です☆  ずばり指摘のとおりです・・!とても参考になりました!

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共同創造やイノベーションがおこるチームとは?

What it takes to create high functioning teams that can generate co-creativity and innovation? これからの100年に求められるリーダーシップとは?共同創造やイノベーションがおこるチームとは?

人々の関心を真の課題に向けることができること?あり方によって人生の多様性や可能性を示せること?答えを知らないと言えること?!。。。リーダーシップって定義はたくさんあって、思考で理解するよりも実践しながら腹で体験する分野なように思います。

この前学生さんにこれは私にとっても一生のテーマだから一緒に考えていきましょう、と言ったばかりなんです。 (^ ^)

さて、そんな訳でグローバル・リーダーシップ・コミュニティー(GLC)に参加しました。このグローバル・リーダーシップ・コミュニティーは、いろんなバックグラウンドの人が集まり、テーマや流れを決め、多様性の中からイノベーションや集合知(collectivewisdom)を生みだそうという会です。 それぞれが貢献しながら会を作り上げるという趣旨で、私もファシリテーターを務めました。

今回のテーマは共同創造(co-creation)がおこるチームとは?面白いことに、準備の過程自体でその会のテーマについて考えさせられます。

どんな時チームのシナジーがおこるのか?もともとシナジーはあるとしたらそれはどうしたら意識されるのか?!興味深い会話がありました。

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次回の会は、2014年2月6日でテーマはEmbodied Leadershipです。身体が教えてくれるリーダーシップです。どんなことでしょうね (^ ^)

http://glcafe.asia/?page_id=15

ダイナミックな場を味わいにぜひお越しください。

生徒11名ではじまった高校は今 ー 19年ぶりの母校

先月末、19年ぶりに母校(高校)を訪ねる機会がありました。当時の先生お二人が暖かく迎えてくださいました。

浦和の大牧というところにある女子高で懐かしい気分に浸っていると、21年前に私に倫理(哲学)を教えてくれ、今では校長先生になられた先生が朝礼の話をまとめた冊子をくださいました。

読みながらぼろぼろと泣いてしまいました。一年目のテーマは「ほんとうの自分を生きる」、二年目は「ほんとうの自由を生きる」、三年目は「ほんとうの平和を生きる」。この壮大なテーマについて、校長先生を筆頭に中高全生徒1000人と先生方が全員でしんけんに向き合っているのです。

校長先生は、生徒から作文を募集したり、お話しをしたり、4月~3月まで文字どおり対話をしていきます。毎月のお手紙通信しかり、先生方は中学生にも分かる言葉で自由について丁寧に伝えていきます。先生たちは本気で12歳から17歳の子たちに関わっていました。

入学式ではじまり、卒業式で終わる最後のメッセージ、それは「人は自分の限界を知る時自由になれます。神よ私をあなたの楽器として奏でさせてください。その精神こそが本当の自由です。」

そして、帰る前に先生が伝えてくださいました。
「おおなかさんはいつも耕された道を歩んできた方じゃないですか?」「明の星でまかれた種がひらかれたのですね。」戦前明の星学園を開いたシスター方は戦争がはじまっても帰らず残り、生徒11名先生10名で高校がはじまったことを思い出しました。

そう、なんでも自分の力でやってきたかのようについ傲慢になるけど、先生は今でもさりげなく私に大事なことを教えてくださいました。

私も種をまく人になろうと思いました。本当に大切なことを大切に守り続けている先生方に感謝です。

男性がもっと女性のような発想をしたら?というアンケート

バングラデシュに尊敬する友人がいます。2021年までにバングラデシュの貧困をなくそうという「Vision2021」の活動をしている素敵な女性です。その友人より嬉しいニュースがありました。

働く女性がまだ圧倒的に少ないバングラデシュで、娘さんが通う高校のクラスでは働くママはたった2人しかいなかったため、娘さんは周りから「かわいそう」と言われ、一時は元気もなく成績も悪かったそうです。

彼女は「だからあそこの家は成績が悪い」と言わるののだけは絶対に嫌で、「女性が働くことはよい影響をもたらす」ことを証明しようと決めたそうです。旦那さんとも娘さんとも毎日話しをする時間をとり、職場や女性支援の現場にも連れていって、一生懸命なママの「姿」を見せ続けたそうです。彼女自身、農村生まれながらはじめて大学へ行った女性の一人で、独学で英語も身につけ、今の仕事をしている人ですから、教育の価値を身にしみて知っているのでしょう。

嬉しいニュースとは、その娘さんが高校卒業試験で優秀な成績を収め、これから大学に進学することになったというニュースです。大学に進学できるのは全試験受験者の6%位で、女性だとさらに少ないそうですから、彼女の娘さんが大学へ進学することの大きさが分かります。

女性の就業率、就労率、富裕度が高まるとその国の生活水準も向上することが、多くの研究によって示されています。また、こんなアンケートがあります。「男性がもっと女性のような発想をしたら、世界は好ましい方向に変わると思いますか?」これに対して、世界平均で66パーセントの男性がイエスと回答し、日本では79%、フランスとブラジルでは76%、ドイツでは70%の男性がイエスと答えているそうです。

こんなエピソードもあります。イスラエルのペレス大統領がオバマ大統領から「何が中東の民主主義と和平を妨げているのですか?」と質問された時、ペレス大統領は「男どもです」と答えたのだそうです。ペレス大統領の「男どもです」という意味は、「他者を排除して、力による攻撃にものを言わせようとする人たち」という意味だったそうです。

そして、「アラブの女性たちとユダヤの女性たちが対話をすれば、短期間に和平が実現するだろう」とも言ったそうです。大切にする必要があるとは思いますが、思わず頷いてしまう興味深いコメントだと思いました。

携帯電話が途上国で意味すること

携帯電話のノキアがインドの字が読めない層をターゲットに携帯電話をデザインしたものの、字が読めない人だと見られるのが嫌だったからだったので、その製品はほとんど売れなかったというエピソードがあります。

日本は素晴らしい携帯電話端末を作っているのに、なぜグローバルに売れないのか、という問いにもつながります。

逆に、その国の人たちの体験を理解することで新しい製品の開発に成功した事例もあります。パナソニックのミャンマー支店長の方が、ミャンマーで初めて電気のない村を見学した時の経験が、新しい製品の開発につながったというエピソードです。

彼は、だんだんと日が暮れていく「暗さ」を実際に体験ながら、それでも、ろうそくで勉強する男の子の一生懸命さを目のあたりにしたり、「今まで日が暮れるとやることはなかったけど、携帯が電話ができて友だちとおしゃべりができるようになってとても嬉しい。けれども、携帯電話を充電するためだけに隣町まで30分かけて歩かなければならないの」という女性の悩みを聞きます。

ミャンマーのような国では、携帯電話が外の世界と繋がる唯一の手段ですから、病人が出た時などのライフラインであるなど、携帯電話の重要性はさらに大きいのです。

そこで、彼は、携帯電話も充電できるソーラーランタン(電灯)を開発することを決意します。ミャンマーの人たちが買える値段にするために、開発チームを協議を重ね、国内向けの家電開発とは逆に、機能をできるだけ削ぎ落としたシンプルな製品にします。その製品がその村に届けられた時、女性や男の子はとても嬉しそうな顔をしていました。

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世界の課題を思うとき、シンプルな技術で解決されそうなものが沢山あります。問題の一つは、世界で流通している製品のほとんどが先進国に住む人たちの視点で設計されているということです。最近は、Technology for the other 99という、途上国の人たちの視点でデザインを見直してみようという動きがあって、実際、シンプルな技術で途上国の長年の課題が解決されていくイノベーションが起きています。

ます「知ろうとする」ことから。彼らの生活を観察すること、彼らに聞いてみることから。そこから大きな一歩が進みそうです。