海外に行きたいのに親に反対されたら(6)

海外の大学院に行こうと思った時に、アメリカではなくてイギリスを選んだ大きな理由は「期間」と「費用」でした。

アメリカで大学院を終了するのは2年間かかるのに対し、イギリスでは一年でとれること。2年かかるという事は、授業料と合わせ生活費もかかるということー資金面での理由でした。

そして、次の選択ポイントは学部でした。

国連で働くには、国際関係が有利なのか、経済学が有利なのか?そんなことも考えましたが、私は好きな科目と苦手な科目の成績の差が激しいタイプだったので、有利そうだけど苦手そうな科目を選ぶという選択はあまり合いそうもなかったし、勉強した分野は直接関係ないので自分が好きで得意な科目を選べばよいというアドバイスに従い、社会学・人類学を選びました。

(この選択は私の場合よかったようです。)

 

そして、一番大切なのが志望動機。

ボスニアでの民族紛争やルワンダでのジェノサイドがショッキングで、私の中には「民族」や文化の差が紛争になる時はどんな時で、それはどうしたら防げるのか?という関心がありました。

「民族」や「紛争」という現象について人類学・社会学的な視点から検証することはきっと必要とされると思う。そして将来、国際機関で紛争予防にかかわる事が私が大学院で勉強する目的ですーそれがそのまま志望動機になりました。

 

そして、イギリス人の先生が言ってくれた一言。

「なんでオックスフォードも受けないの?ロンドン大学とそんなに差はないし、受けてみないと分からないよ。」

 

そうなの ?!?!?!

オックスフォード?「私なんかがついていけるのだろうか」という考えは何度も頭をよぎったけれども、イギリスの大学院に応募するのには、全校共通の英語のテストをクリアすれば、筆記試験を受ける必要もない。出願するにはお金はかからない。なにより、確かに先生が言ってくれたみたいにまず書類をださないと結果なんて誰も分からないー。

ようやく応募書類が揃った時には思わず書類に向かって手を合わせました。

 

後は結果を待つだけ。

卒業まであと3ヶ月でした。

海外に行きたいのに親に反対されたら(7)に続く

 

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安全のリスクレベルの考え方 = 脅威(threat)× 脆弱性(vulnerability)

安全(情勢分析)面でのリスクレベルの考え方を一つご紹介します。

やや専門的な話しになりますが、全体的なリスクレベルを、脅威(threat)× 脆弱性(vulnerability)と捉える考え方です。

1、まず、何が脅威なのか?という点においては 能力×意図×機会の3点に注目します。

例えば、ある勢力の脅威のレベルを検討する場合、

そのグループの能力、意図、機会にそれぞれ注目します。

 

◯ 能力⇒ 人員、リソース、資金源、統制能力はどうなのか?

◯ 意図⇒ こちらに危害を与える理由があるとしたら何か?動機は何か?グループ全体の目的、歴史的背景は何か?

◯ 機会⇒ 最近の例や前例からパターンがあるか?それによると機会は増えているのか減っているか?

その国によって、明らかな勢力がいる場合、個人がゆるく繋がった意図のはっきりしない組織など様々なケースがあります。

 

2、次に、脆弱性(vulnerability)は、個人または組織の能力や社会的、環境的要因が含まれます。

この場合の能力には、安全に対する知識、住居や車両といった設備や手段が含まれ、

個人的またはコミュニティの社会的要因には、歳、性別、民族、宗教、政治的属性、社会的地位、国籍などが含まれます。どの国籍や宗教や政治的属性がリスクになるかはその時々の政治的な情勢などによって変わります。

環境的要因は、その国の中で住んでいる地域がどこであるのか(都市の中心地なのか、空港の近くなのか、軍の設備などの近くなのか)などに関することです。

これらを総合して、安全面でのリスクレベルを脅威(threat)× 脆弱性(vulnerability)と捉えることができます。

 

やや難しい言い方になりましたが、コントロールできない面はあっても、

リスクは脆弱性(vulnerability)を下げること = 予防出来る面を増やすことで下げることができる、

つまり予防の大切さがこの式からも確認することができます。

予防・予防・予防です!

 

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赴任国に着いたら安全対策のために家族全員で確認する場所

海外に赴任されている方の「安全対策」が見直されています。

今年1月以来、世界情勢の影響で個人旅行でさえキャンセルをする例もあり、海外赴任者とご家族の不安が高まっているという背景があります。海外赴任者に対する安全対策という点ではまだまだ意識が薄いと言わざるをえないのが現状のようです。

過度に不安になる必要はありませんが、知っておくのと知らないのでは全く違います。

では簡単に安全対策に関するクイズをしましょう。

 

Q1. まず赴任国に着いたら安全対策という面において、家族全員で確認する場所を3つ挙げて下さい。

Q2. 赴任国に着いたら子どもに◯◯の使い方を教えましょう。

Q3. 出張で泊まるホテルの部屋は何階のどの辺がいいですか?

A1. ①職場、学校、スーパーなど家族が立ち寄る場所を地図上で確認し、②家からその途中にある警察や同僚、友人など関係者の住居を地図上で確認する。

⇒ 万が一の時に途中で助けを求めることの出来る場所を事前に頭にいれておくため。

A2. 家族に公衆電話の使い方を教える。

⇒ 携帯電話を盗まれた、混線している時などのための連絡手段を複数確保しておくため。

A3. ホテルの部屋は2階~7階の間のエレベーターから近い部屋を予約する・選ぶのが好ましい。⇒ 2階以上は侵入を防ぐと同時に7階以下で階段による移動を簡単にするため。エレベーターから近い部屋を選ぶと、廊下で長い間一人になる時間を避けることができる。もし、不安になるようだったら部屋を変更してもらうこと。

 

安全=命ですから、

海外に人を送る企業・組織が海外に送られる人の安全を考えるという姿勢は当たり前ながらとても大切だと思います。

海外に派遣される人が大切に扱われれば、海外というただでさえチャレンジが多い環境の中で、

より自信と誇りをもって働けることに繋がると思います。

 

赴任してから家族全員で安全のための確認すべきことはまだまだあります。

 

海外赴任者のための安全対策②に続く

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海外赴任者にとっての最大のストレス要因は、◯◯との関係

海外赴任者にとっての最大のストレス要因は、現地スタッフの関係・マネージメントだと言われています。

安全対策という視点においても、現地スタッフとの関係が今までに増して重要にっています。

以前は、海外赴任をされる方は比較的英語も得意で、海外生活に興味のあるようなタイプの方が多いものでした。

一方、近年は、製造業の製造拠点が海外に移ったため、技術者の方の海外赴任が増え、マネージメントやコミュニケーションの面でストレスを体験される方も多いようです。

例えば、技術職としての専門性が買われ海外に赴任したものの、文化やコミュニケーションスタイルの違いから、現地スタッフとの間に距離や誤解が生じるというケースです。

そこに生じるのは「なんでそんなことまで言わなきゃ分からないんだ」「だから○○○人は困る」と今までのやり方が通じなくストレスをためる海外赴任者と、「日本人は何考えているのか分からない」とやはりストレスをためる現地スタッフとの関係です。

これが、モーチベーションの低下、ミスの増加、期限を守らない、といった受動的な形での抗議という形で現れることもあれば、場合によっては、処遇への不満・抗議、出勤拒否、賃上げ紛争・デモの実施といったより積極的な形での抗議という形で出る場合もあります。

 

上手くいっていない時…

もしかしたら、こんなことは当てはまりませんか?

 

◯「解決」モードになって、彼らの言っていることを「聴いて」いない (自分の要望が理解されたと感じられないの で不満が残る)

⇒ 彼らが本当に理解して欲しいと思っていることは何ですか?

◯ 彼らが伝えようとしていること、なんでそう言うのかを理解していない

⇒「報酬を上げて欲しい」の下にある欲求は 何ですか?

◯ どちらかの意見が「正しい」と思っている。

⇒選択肢がどちらでは解決しない。win-winな方法とは?!
◯ 文句を言わせたままにしている。(現地スタッフの依存的態度を助長している)

⇒どうしたら現地 スタッフに責任を共有してもらえるのか?

◯ 日本人が全てを背負ってしまう

⇒ 現地スタッフの関与を拡げるにはどうしたらいいか?

 

赴任者は本社と現地スタッフとの間の「板挟み」におかれがちであり、さらに帯同家族のケアをしなければならないなど、その重圧は相当なものです。

 

赴任者の方が現地に着いてから充分に本来の力を発揮できるよう、想定される課題に対して事前に準備をするお手伝いをいたします。

詳しくは、http://peaceblossom.net

info(at)peaceblossom.netまでお問い合わせください。

お手数ですが、(at)を@に置き換えてご連絡くださいませ。

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海外赴任者が安全対策のために現地スタッフに聞くこと

安全対策は、海外赴任者の方、特にご家族で赴任されている方にとって日々の生活に直結する課題です。日々安心に過ごすことができることは、赴任されている方が仕事に集中できる土台でもあり、海外赴任自体の体験をも左右することになるでしょう。

ただ、過度に心配したり不安になることは逆効果ですし、なにより、せっかく海外でいる間にご自身が体験できること、またお子さんに体験させていただきたいなと思います。

安全対策という視点においても、現地スタッフとの関係が今までに増して重要になるでしょう。

 

◯ 私たち・私たちの会社・組織はこちらの社会においてどういう風に見られていますか?

◯ 何を改善したらいいですか?

 

ー彼らは本音でそれを伝えてくれますか?

ー現地スタッフとの信頼関係をより強めるには何ができますか?

ー現地スタッフはどんなことを求めていますか?

 

海外赴任者にとって、グローバルなコミュニケーション能力がますます求められています。

真のコミュニケーション能力を身につけることは、自分自身のストレスを軽減し、安全を確保することの一番堅実な手段だと思います。

クライアントのどこが悪いのかではなく「助言する」立場にある自分に焦点を当てる

講師やカウンセラーや先生といった分かりやすい立場でなくとも、人間が二人集まると私たちはどちらかが自然に「アドバイス」を始めたりするようです。

 

フラストレーションを感じたり、

こちらの意図が伝わらなかったり、

コミュニケーションが噛み合なかったり、

こちらが早く成果を出したくて焦ってしまい

相手の反発を招いたり、

そんな失敗を重ねて、気づいたこと。

 

それは ー

 

相手のどこが悪いのかに焦点を当てるのではなく、

「講師を務める」「助言する」立場にある自分に焦点を当てるということ。

 

この人は何を感じ、

何を必要としていて、

 

わたし自身はこの人に対して何を感じているのか?

私自身が必要としていることは何か?

 

相手と私が必要としていることを両方満たす方法がみつかるとたいてい上手くいくということ。

 

 

これがPeace Blossomが研修を提供する際の心構えになっています。

 

Peace Blossomが提供している研修のテーマ例です。

◯ 法人・海外赴任者向けの研修(現地スタッフ育成、安全対策、CSR、メンタルヘルス・ストレス対策)

◯ 若い人(中学生や高校生も含む)向けの世界の課題を実践的に学ぶプログラム

◯ 自分の意見を伝えたり、互いに違う意見でもいいと体験することを学ぶ教育プログラム

などです。

http://peaceblossom.net

 

どうぞお気軽にお問い合わせくださいませ。

 

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海外赴任先でご家族で安全のために確認すべき3つのことは?

海外に赴任されている方の「安全対策」が見直されています。

安全対策は、海外赴任者の方、特にご家族で赴任されている方にとって日々の生活に直結する課題です。日々安心に過ごすことができることは、赴任されている方が仕事に集中できる土台でもあり、海外赴任自体の体験をも左右することになるでしょう。

過度に心配したり不安になることは逆効果ですし、なにより、せっかく海外でいる間にご自身が体験できること、またお子さんに体験させていただきたいなと思います。

例えば、

◯ 赴任される国に着いて、ご家族全員で安全のために確認すべき3つのことは何でしょう?

現地社会との関わりの多い奥様が知っておくべきことは何でしょうか?

◯ 安全対策としてお子さんに伝えることことは何でしょうか?

最近の世界情勢で、赴任に対する不安はもちろん、個人旅行でさえキャンセルをされる例があることを身近に耳にしました。

なにより強調したいのは、日々安全に投資をするという視点です。

Peace Blossomの提供する研修では、例えば、このような項目を扱います。

① 海外赴任者のための安全対策 : 基本編

② 海外赴任者のための安全対策:家族で確認すること

③ 海外赴任者のための安全対策: 住居編

④ 海外赴任者のための安全対策 出張・移動編

⑤ 海外赴任者のための安全対策運転・公共交通編

⑥ 海外赴任者のための安全対策: お子さんに伝えること

⑦ 海外赴任者のための安全対策: 現地社会との関わり

そして、なりより帯同される奥さまに安心してもらい、味方になってもらうという「戦略的な投資」です。

Peace Blossomは帯同ご家族向けの研修も行っています。

安全対策を扱える点では日本の中でも数少ない会社です。

奥様に味方になってもらえるならばその価値は、それこそ何十倍だと思いませんか?

お気軽に info(at)peaceblossom.net までお問い合わせください。

(at)を@に変えてください。

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日本のママの中東での奇跡「この国で生きていくためのキーワード」

最近の世界情勢で海外は危ないと感じる人は少なくないかも知れません。

 

もちろん、流動的な最近の世界情勢の中、場所によっては夜遅くになったら外出しない、デモなどの人ごみを避けるなど基本的な対策は守ることは大切です。

 

ただ、必要以上に心配することは、現地での生活が苦痛になってしまいますし、個人的にはせっかくそこでしか体験できないことを楽しんで欲しいなと思います。

 

安全対策として知っておくべきことを知ることはもちろんですが (http://赴任国に着いたら安全対策のために家族全員で確認する場所とは?)

 

現地社会のことを知ること、地道に現地の人たちと信頼関係を築いていくことは、ますます大事になってくるんじゃないかと思います。

 

姉(魂の姉)のご家族は、国際機関や政府で働く旦那さんの仕事で、15年以上ファミリーとして、イスラエルやエジプト、東ティモール、インドネシアなどたくさんの国に赴任してきました。

 

エジプトのカイロに在住の私の姉より 、素敵な体験を聞いたのでご紹介したいと思います。

 

エジプトの政情不安で一時避難帰国した体験なども経て、エジプト(中東)で暮らすキーワードを挙げてくれました。

 

 

 

~以下抜粋です~

 

嬉しかった今朝の出来事です。

 

毎日息子を学校に連れて行くのですが、こちらから挨拶するのもあって、毎日たくさんの人が挨拶をしてくれます。

ご近所の人、商店の人、門番の人、護衛の人。。。けっこう沢山の人と挨拶をかわします。

そんな日常の中、毎日同じポイントである男性とすれ違うことに気づきました。

彼と出会い始めて1か月。毎日同じ時間に同じ道を歩いているから、その方と出会った日を覚えているほど。

ちょっと不思議な雰囲気。ひげもじゃでちっちゃな帽子をかぶっていてイスラム服を着てる人。なぜか、イスラム服のすそが他の人より少し短いんです。古いリュックを肩にちょって速足で歩く。目つきが鋭くて、なんというか忍者みたいな雰囲気。

 

何度も挨拶をしようと、めを合わせようとしたり模した1か月。

そして、昨日。なぜか目があい。お互い微笑んだ。

息子と「特別な笑顔だったね」と。

 

そして、今日。

また、彼とすれ違う。すたすた、飛ぶように歩く彼。

すれ違い様に、お互い目があって初めて「サバアルヘール」と挨拶をした。

きれいな笑顔だった。

 

彼はきっとイスラム同胞団の人だと思う。

それから、いつも出会う近所のお店や護衛さんたち。

なんだか、イスラムさんとあいさつを交わせた嬉しさに、私も息子もなぜか嬉しくてにこにこ。

それを察してか、出会ういつもの護衛さんたちも、大きな声で、にこやかに「おはよう」と言ってくれた。

 

エジプトー笑顔・挨拶。

 

これが、この国で生きていくためのキーワード。

 

~以下、抜粋終わり~

 

ちなみに、このご家族の旦那さんは、通勤途中に毎回50人位に声をかけるそうです。

「こちらからみんなに笑顔で挨拶をしていれば泥棒位なら止められると思うんだ」と。

だんなさんの一言に妙に納得してしまいました。

 

 

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◯ 中東での奇跡「あなたにどうしても伝えたいアラビア語があるの」

あなたにどうしても伝えたいアラビア語があるの」 ー パレスチナと日本のママの奇跡の体験

 

 

 

人が二人以上集まると自動的にどちらかがポジティブかネガティブになる?!

先日、海外でインターンをする人たちを送り出し、海外に派遣されている人達をサポートする立場にいる方々にワークショップをする機会がありました。

お悩みを聞くと、

自分にはあまり出来る事がなくてもどかしいと感じることがある。。。

相手を何と言ったら励ましてあげられるのか分からない。。。

相手にこちらのアドバイスが伝わっているのか分からない。。。

などが挙りました。

なるほど。。。頷きながら聞いていました。

海外に派遣されている人のサポートに限らず、日常的なやり取りや対人職の方は少なからず似たような体験がありますよね。

まず、二人一組になってお互いに「サポート」をし合うということをしました。

「サポートする側」は、ついなんとかしたいと相手をサポートすることに一生懸命になってしまうものですが、自分の「サポートされる側」としての自分自身の体験を思い出すと、少しそこにスペースが生まれ、自然に今起きていることに気づいたり、思い出したり、なにより「腑におちる」ものです。

◯ 何があったのですか?

◯ それはなぜですか?

◯ その体験から何を学びましたか?

とお互いに「振り返り」(リフレクション)を促す質問を何度か繰り返し、

時には「それはなんで?」「それはなんで?」とさらに掘り下げ、

同じことを別の角度から聞いてみたり、とさらに掘り下げるということをしました。

 

そして、どんな質問が効果的でしたか?と「振り返り」自体を振り返りました。

 

シェアされた感想や気づきやまとめをまとめると、このような点が挙げられました。

 

① 相手はまず聴いて欲しい

こちらは聞くだけしかできない、と感じたり、つい相手の問題を解決したくなってしまうものですが、「聴く」ということがもたらしてくれる効果を体験しました。何もできないと感じる時には、相手のことを聴いてあげることができます。こちらが思う以上に、相手にとって「聴いてくれる人がいる」ことは大きな助けになります。

② 相手のことを聴く時の自分のくせー「ポジティブーネガティブのシーソー」に気づく

相手のことを聞こうと思っても、相手に対してもっとこうすればいいのに、なんでこうなんだろうと批判的な考えが浮かんだり、またはアドバイスしたくなったりすることがあります。

人が二人以上集まると、自動的にどちらかがポジティブ、どちらかはネガティブになるダイナミックスがあると言われています。相手がポジティブな発言をすればする程、なんだか「そんな事言われてもねー」とシニカルになったり、ネガティブになるという具合です。

いずれの場合も、本当は相手と同じだけ自分もポジティブでありネガティブであるのですが、じぶんの癖の方を表面的に表現しやすいという捉え方です。

あなたは悩み事を聞くと、つい相手を励ましたくなる方ですか?

そうであるならば、自分の中のネガティブな部分を受け入れると過剰に相手を励ます必要を感じることなく、自然と相手のネガティブな発言を含め受けとめ、聴くことができます。

あなたは、もっとこうすればいいのにと相手に対して思ったりする方ですか?

そうであるならば、あなた自身が自分自身に対して厳しい傾向があるかも知れません。にんげんどんな人でも完璧な人はいないので、相手のよい面に意識をフォーカスすることが助けになります。

③ 今・全て「解決」しなくてもいいー相手を信頼することの力

今、問題や課題と見えることも、長期的なスパンで見れば、必要なことが起きていると考えることもできます。

自分が生まれた時から今までの自分年表を書いたことがあるのですが、自分にとって大変だった出来事と嬉しかった出来事は前後で「対」になっていることを発見しました。

あの時は大変だったけど、それがあったからこそ次の体験に繋がった、というのはあながち単なる慰めの言葉でもないのです。

なにより、問題を「解決」することはその方本人が決めることです。

こちらが相手との関わりで自分のベストを尽くし、相手のことを信頼する。

信頼は大きな力です。

 

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海外を訪れる・海外で働く人のための安全対策の視点とは?

海外赴任者の方々の安全対策の見直しが緊急に行なわれています。昨今の世界情勢の変化で赴任に対する不安はもちろん、個人旅行でさえキャンセルをされる例も少なからず起きていると聞きました。

安全対策は、海外赴任者の方、特にご家族で赴任されている方にとって日々の生活に直結する課題ですよね。日々安心に過ごすことができることは、赴任されている方が仕事に集中できる土台でもあり、ご家族全体の海外赴任自体の体験をも左右することになるでしょうから、対策できるところは対策いただいて、海外赴任という貴重な体験を、ご自身とご家族・お子様のために有意義な体験にしていただきたいと思っております。

安全対策は、南スーダンや東ティモールといった紛争地で働いていた私にとっても日々の生活に直結する課題でした。国連の場合、この数年地域によってはテロの直接的な対象にもなっている背景もあり、例えば、以下のようなテーマを安全対策の一環として扱いました。

 

◯ 通勤時に注意する点

◯ 安全対策としての住居の選び方

(どんな対策や設備、連絡手段の用意があるとよいか)

◯ 出張先のホテルの選び方

(何階のどの位置に部屋をとるのがいいか)

◯ レストランではどこの席に着くのがいいか

◯ 日常的なコミュニケーションで気をつけること

◯ デモやストライキが起こった際にとるべき行動は

◯ 万が一、人質にとられた時のための行動と心の保ち方

◯ コンパスや地図、GPSの読み方

 

確かに、事前に知っておく事で対策をできる部分やちょっとしたことで未然に防げることは多くあると思います。

そして、例えデモやストライキが起きたとしても落ち着いていられます。

ただ、

長年南スーダンや東ティモールといった紛争地で働いてきた体験から言えるのは、

安全対策のためにまず大切な視点とは、

「私たちはどう見られているのか?」という視点を持つことだと思います。

 

政情が流動的である程、

外国人である私たちがその社会における自分たちを見る視点と、

実際、現地の人からどのように見られているか(perception)との間にギャップがあることがあります。

 

例えば、これは世界的に知名度もあり中立と人道の立場をとる国際赤十字委員会もこの例外ではありません。国際赤十字委員会の主催する研究会に委員として呼ばれたことがありますが、その時に話し合われたのも、まさにこのperceptionのギャップの問題でした。

 

私たちはこの社会の中でどう見られているのか?

 

この問いは今更に重要になっています。

 

Peace Blossomは、安全対策に関する研修を提供しています。

詳しくは、http://peaceblossom.net

info(at)peaceblossom.netまでお問い合わせください。お手数ですが、(at)を@に置き換えてご連絡くださいませ。

 

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