イギリスEU離脱の根本にあるもの? 「少し想像してみて。隣の国には国境管理がなくて。。。」やっぱり行ってみて感じないとわからないこと

先月、出張で14年ぶりにロンドンへ行く機会がありましたが、久しぶりの印象がいくつかありました。

第一に、キャッシュレスが浸透していることでした。

一緒にいたある同僚は、そもそも成田空港で両替をするつもりもなく、実際、出張の8日間の間の買い物と食事の全てをクレジットカードのみで通していました。

 

第二に、いろんな国の料理・レストランが増えたことでした。

オフィスと宿泊先のあった「第二の金融街(シティー)」と呼ばれる高層ビルに囲まれた再開発地区だったのですが、繁盛していたレストランはトルコ料理だったり、インド料理だったり、タイ料理でした。

 

第三に、これはレストランが増えたという点とも繋がるのですが、移民というか、いわゆる白人以外の人たちが圧倒的に増えたという印象でした。

 

14年ぶりのロンドンで、その間にオリンピックもあったし、ロンドン市長はすでにパキスタン系イギリス人になって数年経つので、それは「想定内」のことではあったのですが、空港へ行くタクシーのドライバーの人はロシア系の人だったし、スーパーのレジや空港のチェックインカウンターの受付の人や空港で働いている人たちの7割以上が非白人系の人でした。

 

今回はパリ経由だったのですが、パリの空港でも事情はほぼ同じでした。

そして、ロンドンーパリ間のエールフランスの乗客も、7割近くが非白人系の乗客でした。

(旅行客というよりも通勤?住んでいる人のように見えました)

 

20年前もすでに「イギリス料理で一番美味しいのはインドカレーだ」などと言われていて、インド料理はイギリス社会にすでに浸透していていたように、旧植民地のとくにインド系やパキスタン系の二世の人たちが社会の第一線で活躍し始めていましたが、トルコ系の人たちはこの20年の間の新しい移民の人たちなのだと思います。

 

ロンドンでもニューヨークのようにまではいかないけれども、SUSHIやみそ汁やうどんなどが普通のモールの中の小洒落たお店で食べることができるのは私みたいなたまに訪れる人にとっては有難いし、いろんな国の料理を食べられるようになって嬉しいけれども、気になるEU離脱(BREGXIT)に関するイギリス人の本音については、こんな声も耳にしました。

 

「君も、少し想像してみて。隣の国から国境管理もなく大量の人が押し寄せてきて、いつの間にか周りは隣の国の人たちばかりなんだよ。そして自分の国の経済のことなのに、毎回毎回となりの国と一緒に議論しないといけないんだよ。キミ、それ我慢できる?」

 

それを聞いたとき、そういう意見があることもわからなくはないなあ、と思いました。

 

もちろん、意見を聞く相手がロンドンに住む人か、地方に住む人か、または、若い人でEU圏内で働くことができるなどの恩恵を受けているかどうなか相手によって返ってくる意見もまったく違うでしょう。

 

クーリエジャポンに、ちょうどEU離脱が決まったばかりの時期に住民投票を左右したのは、いずれにせよ、イギリス人の「エモーションだった」という趣旨の記事を書いたこともありますが、人間はロジカルなようでも、まったくロジカルではないので、わたしたちは、人間の価値観や安全というものをもっと丁寧に扱っていかなければいけないのだろう、と改めて思います。

 

「今のような変化の時代には、『技術的な課題』ではなく、『適応課題』(Adaptive Challenges)に私たちが向き合うことができるようになることが重要である」、とハーバード大学のロナルド・ハイフェッツ教授は指摘します。

 

ハイフェッツ教授は、各国の大統領、首相、IBM、マイクロソフト、マッキンゼー、世界銀行、CIAなどのアドバイザーを務め、ハーバード大学ケネディースクールで35年間リーダーシップについて教鞭をとっていますが、さらにこう言います。

 

「わたしたちは問題に対して、技術的に解決しようとするが、この変化の早い時代にわたしたちが直面する多くの課題は、技術的な問題ではなく、人の適応や価値観の転換に関する課題であって、その本質は「適応」に関する課題」だ」と。

 

とくに制度や社会の構造が変わったり、人が不安を感じたり、自分の安全を脅かされたと感じるときには、とくにこの視点が大事とされ、そういう時にこそ、社会や組織の人たちが大切にしている価値観や信念を明らかにし、彼らが変化に適応できるように戦略的、かつ、政治的に対処することが鍵とされ、そうした適応の過程をサポートする働きは「適応型リーダーシップ」(Adoptive Leadership)と呼ばれています。

 

例えば、人はどのようにしたら別のやり方を受けいれやすいのか等を理解し、もしなんらかの不安や障害があるならば、それに気づいて安心を与えること、そして、新しい方向性を示すことです。

 

国連職員として南スーダンで元兵士の職業訓練に関わっていたとき、釘やネジ一つ隣国のウガンダやケニアから輸送しなければいけない中で苦労をして、元兵士の人たちに職業訓練などの技術的な支援を提供することはできましたが、本当に求められていたのは、「適応」に関するサポートだったということは多々ありました。

 

最近のヨーロッパの動きは、どの国でも起こりうることで、日本も無縁ではありません。

 

そして、自分の目で見て感じることを大切にしながら、日本の歴史における鎖国の解禁や、江戸から明治の近代国家への移行、終戦後の国づくりなど、改めて勉強してみたいと思っています。

広告

マークザッカーバーグのハーバード卒業式スピーチに何度も出てくる単語「Purpose」ーこれこそ日本の問題を解決する鍵だ!

 

Facebook創始者マークザッカーバーグのハーバード大学の卒業式で行ったスピーチが話題になっていますね。

 

スピーチでは、初めての授業に行くのにシャツを逆に着てたことや、「僕のハーバードでの最高の思い出は、プリシラ(・チャン。ザッカーバーグの奥さん)に会ったことです。」など今の奥さんに会ったことなどパーソナルなエピソードも出てきます。

 

 

そんなトーンで始まるスピーチですが、Facebookが大きくなるに従って、買収したいというオファーがあった時、そして同僚たちに反対意見にあった時会社を売るかどうかという大きなプレッシャーの中でも、彼にはある自分の判断基準があったと言います。

 

それを示すある単語がスピーチで何度も何度も出てきました。

 

 

そして、それこそが今の閉塞感を抱える日本にこそ必要なものだと思います。

 

 

それは「Purpose」、または「a sense of purpose」という単語です。

 

 

 

このスピーチの日本語役はいくつかでていますが、日本語では、目的意識や存在意義と訳されているようです。

 

さて、以下スピーチの引用です。

 

 

今日、僕は「目的」について話します。しかし「あなたの人生の目的を見つけなさい的なよくある卒業式スピーチ」をしたいわけではありません。僕らはミレニアル世代なんだから、そんなことは本能的にやっているはずです。

 

 

だからそうじゃなくて、今日僕が話したいことは、「自分の人生の目標を見つけるだけでは不十分だ」という話をします。僕らの世代にとっての課題は、「”誰もが”目的感を人生の中で持てる世界を創り出すこと」なのです。

 

 

「私の大好きな話があります。ケネディ大統領がNASA宇宙センターを訪問したとき、ほうきを持った用務員の男性を見つけて、何をしているのかと尋ねました。男性はこう答えました。『大統領、私は人類を月に運ぶ手伝いをしています』と。

 

 

目的とは、自分よりも大きいものの一部であるという感覚です。必要とされている、取り組むべきより良いものに携わっているという感覚です。目的こそが、真の幸福をつくります。

 

 

そして、自身の目的を持つだけでは不十分です。他の人のためにも目的意識を生まなければなりません。

 

 

私はそれを厳しい体験から学びました。私がやりたかったのは、会社を築くことではなく、インパクトを与えることでした。 たくさんの人たちが参加してきましたが、数年後、複数の大手企業が買収したいと言ってきました。

 

 

Facebookを率いるうえで、最も厳しい時期でした。孤独に感じました。 悩みました。

 

 

今、数年が経ちますが、より高い目的意識がないとこうなるのだと思っています。

 

 

みなさんは、このことが特に重要な時代に卒業しようとしています。両親が卒業したとき、目的意識は、仕事、教会、コミュニティから、確実に得られました。しかし今日、テクノロジーと自動化は多くの仕事を奪っています。コミュニティへの関わりは減っています。多くの人は、つながりを失い、落ち込み、人生の虚無感を埋めようと努めています。

 

 

社会を前進させるために、世代的な課題があります。新しい仕事を創造するだけではなく、新たな目的意識を創造することです。

 

 

 

目的感は仕事からのみ来るものではありません。3つめの話は、コミュニティを作ることでみんなに「目的感」を与えることができるという方法です。そして僕らミレニアル世代が「everyone」という時、それは「(アメリカ国内だけでなく)世界中のみんな」のことです。

 

 

それが正しいからだけではありません。より多くの人がその夢を偉大なことに変えることができれば、私たち皆がよくなれるからです。

 

***

 

 

人間には目的が必要ー本当に本当にそうだと思います。

 

ま私たちは誰かの役に立っていることやより大きな目的がある時にこそがんばれるー

 

私は軍人に国連のPKOについて訓練する講師を務めた時に、まさにそれを目の当たりにしました。

 

日本ではあまりピンとこないかも知れませんが、国によっては、軍人こそエリートの職であったり、軍にしか就職できないという人もいます。

 

つまり、自分の選択があまりない場合です。

 

それでも、彼らが軍人として身につけてきたスキルを人を助けるために使えると知った時に、文字通り顔と目の色が変わるのを見てきました。

 

今日はある都内の中学校の「総合的な学習」で「平和と国際貢献」というテーマで私が体験してきたことをについてお話しをしてきました。

 

自分の勉強に忙しくてそんなことを考える暇はない?

自分の将来が心配で世界のことに興味がない?

 

もしかしたらそう感じるかも知れません。

 

 

それも一見もっとものように聞こえますが、世界や自分のことだけでなくより大きな世界のことに興味を持って、助かるのは本当は自分なのです。

 

 

特に、ミレニアル世代にとって意義を感じられることはとても大切なことです。

 

 

自分の勉強や仕事のことばかり考えていたらいつの間にか視野も狭まってしまうことも珍しくありません。

 

気が付いたらなんだかいつも不安や焦燥感に悩まされている、ことも簡単な時代です。

 

 

 

そんな時代だからこそ、

 

誰かの役に立っていること、

 

そして、みんなのこと(地球全体)を考えること

 

によって、いつもだったら思いつかないようなアイデアを思いついたりするかも知れません。

 

目の前のことがどう役に立っているのか、という自分だけのことではないより大きな目的を感じることができるのです。

 

ほうきを持った用務員の男性が自分の仕事を「人類を月に運ぶ手伝いをしています」と言ったようにね!^^

 

仕事の内容自体ではなく、自分の意識がどこにあるかです。

 

自分以外のものに意識を向けて、助かるのは自分なのですね!

 

日本語全文はこちらです⇨https://www.buzzfeed.com/jp/sakimizoroki/cf-mzc?utm_term=.qwk8n0Bdk#.edPDPMwjJ

 

ザッカーバーグのスピーチ⇩

 

 

「世界のトップ」はなぜ東北を目指すのか? ハーバードとウィーン・フィルが教えてくれた世界の中の「東北」①

ハーバード・ビジネス・スクールとウィーン・フィルハーモニー管弦楽団には、「ある共通点」があります。両者とも震災後の5年間、東北を訪問し続けているのです。なぜ世界最高峰の2つの組織は東北に通うのでしょうか? そして地元との出会いは何を生みつつあるのでしょうか? 

 

d6y_3045_%e3%82%b5%e3%82%a4%e3%82%ba%e5%a4%89%e6%9b%b4

⬆️ 岩手県の浄土ヶ浜で行われたウィーンフィルの団員による鎮魂のための献奏。これまで計42人のウィーン・フィルの団員が東北を訪れ、宮城県仙台市・岩沼市、岩手県山田町、福島県郡山市・南相馬市で演奏活動を行っている。招待客の数は6300人にのぼる。(写真提供) SUNTORY HALL

 

「ハーバードで教わった事がまったく当てはまらない。」

「自分たちが予想した回答とは違う答えが返ってくる。。。」

 

学生は混乱し、焦りをつのらせるが、この体験をハーバードビジネススクール(HBS)の学生は、最高の学びだったと言い、5年間で計150人もの学生たちが東北を訪れ、HBSで反響を呼ぶ授業として成長しているのです。彼らは東北で何を体験するのでしょうか?

 

 

ハーバード・ビジネススクール(HBS)が東北を訪れることになった背景には、HBSが100周年を契機に行った「深い反省」があるそうです。

 

それは、世界金融危機の震源地となったウォール・ストリートに多くの卒業生を輩出してきたことに関してでした。

 

そして、そこから生まれた「HBSは、果たして世界をよりよい方向に導くリーダーを育成できていたのか?もしできていたら、そもそもあの危機は起こらなかったのではないか?自分たちの教育がむしろ原因を作ってしまったのではないか?」という問いかけでした。

 

ハーバードはなぜ日本の東北で学ぶのか?」(山崎繭加著、ダイヤモンド社)によると、その反省から導かれた結論の一つが、現場での実践と体験、そして自己理解を重視する「フィールド・メソッド」への変換でした。

 

HBSが、創立以来100年にわたって続けてきた伝統的な教授法である、ある組織が抱える課題を教室で議論し学んでいく「ケース・メソッド」の見直しでもありました。

 

そして、「フィールド・メソッド」が初めて導入されたのは、折しも日本で東日本大震災が起きた2011年。

 

この授業を初めて履修した22名のHBSの学生たちは、震災の10ヶ月後に東北を訪れます。

 

渡航前には、靴を脱ぐ習慣、お辞儀や名刺交換の仕方など、日本文化とビジネス慣行にかんする特訓を受け、真冬の東北では、仮設住宅建設のために木や瓦礫を除去する手伝いに参加し、文字通り「教室では味わえない体験」しました。

 

 

そして、福島の高校生からは、本来なら応援団員以外には門外不出だという100年の伝統を持つ「秘伝の演舞」の直伝を受け、宮城県の中学生からは、彼女・彼らの考える女川の将来についての発表を聞きました。

 

「今まで映像やデータで震災を理解していた気になっていたけれども、中学生の言葉を聞いた時に、彼らにとって震災が何だったのか初めて理解できた気がした」

 

「高校生と会う前は、自分はどれだけロールモデルでいられるのか、とばかり考えていました。でも実際は、彼らの方が私たちにはるかに多くのことを教えてくれました。あれだけ大変なこと(震災)があったのに、高校生が夢や希望を持って語る姿はものすごくパワフルで、衝撃を受けた。」HBSの学生からは、そんな感想が続きます。

 

 

そして、彼らにとってなにより最高の「学び」となったのは、現地での「混乱」だったそうです。彼らは、現地で事業を行っている人たちと議論をし、何らかの提案を行うという課題を担っていました。

 

ただ、なにかが腑に落ちない。。。

 

この商店は全ての営業所を失くし、まったくゼロからの出発なのに、なぜこの事業を再開したい、海外展開をしたいと言うのか?ー収益性や規模の経済という観点から質問しても納得できる答えが返ってこない。。。

 

このままでは役立つ提案もできないと、もう一度だけお話しを聞かせて下さいとお願いして、相手の方が伝えてくれたのがこんな話しだったそうです。

 

 

「東北は昔から山の幸、海の幸に恵まれてきました。ただ、産業という点では、それを仕入れ、商品化している人たちのほうが成功をおさめている。東北の人は東北出身ということに誇りを持てず、むしろ恥ずかしいと思っている人もいました。

 

そこに震災が起き、若者の東北離れがさらに進むのではないかと心配しました。東北の若者が誇りを持てるものを作りたいのです」

 

それを聞いて、学生たちはようやく「腑に落ちた」と感じます。

 

学生の一人はその時の体験を通じて、「自分たちが習った方法とは相当に違った方法があること、自分が正しいと思っているやり方が必ずしも正しい訳ではないことを学んだ」と語っています。

 

東北の人にとってもHBSとの交流は、自分たちの取り組みを確認する機会にもなります。

 

 

彼らの多くは、津波で自宅を失い、当初は避難所で暮らし、今でも仮設住宅での生活を続けている人たちです。

 

それでも、地域のために何かをしたいと事業を立ち上げ、ただ目の前のことに向き合い、地道にやってきた。

 

すると、その事実が、HBSの学生の進路に影響する位に感銘を与えることを発見し、それらの事業が『小規模ながら個性と想いのつまった事業』と高く評価されることを知るのです。

 

最初は「ハーバード」という名前を聞くだけで遠慮しがちだった人たちが、徐々に自分たちの想いを語りだし、5年間交流を積み重ねるにつれ、東北の人自身が、町のことや自分のやっていることについて、堂々と胸をはって話せるようになっていった、そうです。

 

HBSの教授でこのプログラムを担当する竹内弘高は、

 

「世界金融危機の反省をもとにHBSで導かれた結論が、knowing(知識)からdoing(実践)being(自分であること)への移行」であり、この東北プログラムの目的は、まさにbeingを学ぶこと、特に自分を知ることだと言います。

 

beingは、リーダーシップに関する理論では、生き方や存在を通じて周りに影響を与えること、と訳されます。自分がそうである以外になろうとせず、自分が自分である、といったニュアンスも含まれます。では、beingを通じて影響を与えるとはどういうことなのでしょうか?

 

例えば、相手はあなたのことは何も知らないし、言葉も通じない。あなたは、いったい何をどうやって伝えることができるのでしょうか?

 

私は、まさにそのbeingを、5年間東北を訪れ続けたウィーン・フィルのバイオリン奏者、ダニエル・フロシャウワーに見せてもらう機会がありました。

 

「世界のトップ」はなぜ東北を目指すのか? ハーバードとウィーン・フィルが教えてくれた世界の中の「東北」②に続く

ガツガツ自己主張しなくても、相手に影響力を持てる方法とは?

⭕️元国連・米軍女性コンサルタント直伝!ガツガツ自己主張しなくても、相手に影響力を持てる方法とは?

国連での仲裁&交渉トレーニング、スウェーデン防衛大学、米軍でのトレーニング、等々で習ったことを伝授します!

⭐️自分にあったリーダーシップスタイルをみつけ世界で活躍したい人へ

⭐️ 国際映画祭のディレクターに決まりました!これから世界を相手に活躍できるのが本当に夢のようです!

 ⭐️世界が広がりました!自分だけでは思いつかなかったような可能性が世界にはあることー「文字通り」一気に世界が広がりました!

 ⭐️新聞に掲載されました!壁にぶつかった時もありましたが、最期まで形にすることができました。なにより大きな自信になりました!

 ⭐️転職が決まりました!職場の雰囲気が合うようで、不思議と前から働いているような感覚です!

 ⭐️ぼんやりしていた自分の課題が具体的になりました。今ではこの目の前の課題に対して何をしたらいいか?という風に考え、行動できるようになりました!

⭐️ 自分の言葉で考え、納得できる選択をする後押しをしていただきました!

 ⭐️自分がこれまで学んできたことを世界で生かしてみたいという強い気持ちを持つようになりました。この考えを形にしていきたいです!

⭐️ 人と人が向き合うことがとても神聖なもので特別なことだと気づきました。転職面接の怖さが優しい時間へと変わる気がします。

 ⭐️理解してもらえることによる大きな安心感を感じました。今本当に充実しています!

 

《自分のリーダーシップスタイルをみつけ世界で活躍する人ためのファシリテーション講座》

一回目は長崎県対馬からご参加いただき、二回目も山口からもご参加いただいた内容です。ワーク形式で中身が濃いので基本的に少人数制です。

こんな方に向いています。

⭕️ いつも似たりよったりの結論ではなく、いろいろな発想やアイデアが尊重されるような場を創りたい。

⭕️ チームメンバーや部下、地域住民の自主性やポテンシャルを引き出し、創発的な変化を起こしたい。

⭕️ 世代やバックグラウンドなど価値観が多様化する中で、上の世代やコミュニティーを尊重しながら、同時に若い人たち、外国人などの多様性が尊重され、お互いの強みが活かされるような場を設けたい。

⭕️ 相手をエンパワーし、相手の強みを引き出すコミュニケーションを身につけたい。

⭕️ 自分にあったリーダーシップのスタイルをみつけたい。

 

私たちはいろいろなレベルで社会の変化を感じています。「未知」と「予測できない」ことが日常になってきています。もはや前例のない「解がない時代」です。

そんな世界を指す言葉として、VUCAワールド= Volatility, Uncertainty, Complexity & Ambiguity (変化が激しく、不確実性の高い、複雑な世界)という言葉も生まれています。

そんな解のない時代に解を生み出すにはどんなことが必要なのでしょうか?

ハーバード大学大学院で 「生徒に一番影響を与えた教授」に選ばれ、ケネディースクールでリーダーシップを教えるディーンウィリアムズ教授は、この変化の時代を生きるリーダーに求められる資質の一つは「答えを示さない勇気を持てること」だと言います。

なぜなら、今の問題は複雑すぎて、リーダー一人が「正しい解」を示せる訳ではないからです。別の言い方をすると、答えがない状態をホールドできる力、参加者から学びを促せる力です。

 

私自身、独立前の南スーダンの最前線で、紛争当事者との対話や会合の中でこの「答えがない状態をホールドできる力」がリーダーシップにも紛争解決にも役に立つと実感した体験があります。

記事⇨ https://chikaonaka.com/2016/04/13/

 

では、その上で、そこからさらにどのような事が必要なのでしょうか?

⭕️または、どんな言い方、どんな問いかけをしたら相手に主体的に動いてもらえるのでしょうか?

⭕️支援する側と支援される側に信頼が生まれ、本当の協力関係になるためにはどんなことが必要なのでしょうか?

⭕️「押し付け」や一方的な提案や支援でもない、相手の成長につながるプロセスを創り出していくための関係性とはどういうものなのでしょうか?

効果的なアプローチの一つは、相手が本当に何を必要としているかに意識を向け、分からないことや現状を整理し、適切な「問いかけ」によって、相手のやる気や主体性、その人の中に元々ある「答え」を引き出していく方法です。

コミュニティーワーク、ビジネス、組織変革、国際協力、地域おこしーどのような仕事においても、関わる人た ちの主体性を引き出し、新しい「解を生み出す」ファシリテーションスキルはますます重要になっています。

この講座では、支援する側のあり方とともに、相手の自主性を引き出すための質問の力などを習います。

リーダーシップ、マネージメント、仲裁、ファシリテーションといった分野において、国連や米国政府の交渉研修等で使われているすでに実践知の積み重ねがあるメソッドを中心に紹介していきながら、一緒に体験していきます。

本講座は、現場ですぐに実践できることを目指した体験型の構成です。

リーダー一人が引っ張る従来型のリーダーシップスタイルではない自分にあったリーダーシップのスタイルをみつけることができます。

リーダーシップスキル、部下の育成、マネージメント、コーチングスキル、コミュニケーション能力が上がり、人間関係が向上します。

 

《自分のリーダーシップスタイルをみつけ世界で活躍する人ためのファシリテーション講座》

第四回 日時: 2016年6月19日(日)9:30-17:00

場所: スクエア荏原第一小会議室

第五回 日時: 2016年7月10日(日)9:30-17:00

場所: スクエア荏原第一小会議室

第六回 日時: 2016年7月17日(日)9:30-17:00《残席5名》

場所: スクエア荏原第五小会議室

(南北線・三田線武蔵小山駅より徒歩10分)

アクセス: http://goo.gl/VNzroL

 

お申し込みはこちら⇨ 対話的ファシリテーション講座お申し込みフォーム

 

《講師: 大仲千華》

オックスフォード大学修士過程修了(MSc Social Anthropology)。南スーダン、国連ニューヨーク本部などにおいて、元兵士の社会復帰支援(DDR)など国連の平和支援に10年従事。国連支援の最前線の南スーダンで、多国籍チームのリーダーに抜擢され、元兵士たちからも強い信頼を寄せられる。

退職後は、米軍の専門家として、閣僚経験者も講師を務める世界的なプログラムにおいて唯一の日本人女性として講師を務め、アジア・中東の軍人のべ400人以上に国連平和維持活動について訓練をする。

帰国後、燃え尽き、PTSDとうつになった体験から、心理学やコーチングを学び始める。

うつを乗り越えた時に、直感力や洞察力が飛躍的に開花する体験を経て、現在は、講師・コーチ・カウンセラーとして活動。世界に貢献することに関心の強い次世代リーダーとキャリア女性からの信頼が厚い。セラピストの資格も持つ。

内閣府や赤十字国際委員会の委員会の委員などを務める他、(株) Peace Blossom代表として、民族や宗教の違いを超えて多様性を活かすことのできる次世代リーダーの育成に関わる。

http://peaceblossom.net

COURRiER Japon クーリエ・ジャポンで2016年6月3日より「答えを求めない勇気」連載開始。

専門は、ダイバーシティー、対話、仲裁(mediation)、グローバルコミュニケーション、共感型リーダーシップ、コーチング。

 

《講座の内容》

それぞれの参加者のニーズに気づき、理解し、察知することとは?

相手の主体性を引き出すための適切な問い(パワークエスチョン)を設定する

相手をエンパワーし、相手の力を引き出すための対話術

二人以上がいるとおこりうるグループダイナミックスを理解する

支援する人と支援される人の関係性と効果的な支援者としてのあり方

お申し込みはこちら⇨ 対話的ファシリテーション講座お申し込みフォーム

 

《期待される効果》

ー会議などでおこるダイナミックについて理解することができ、ファシリテーター力が上がる。

ー苦手な人への対処法が分かり、職場での人間関係が改善する。

ービジネス、会議、国際協力、地域活動、教育現場などにおける現場での課題に対して、新しい視点から現場での課題を診断し、適切な対策を見つけることができる。

ー自分の反応をより客観的に観察できるようになり、一対一、一対多のシチュエーションにおいて、その状況で目的と参加者の要望を満たすためにできる最善の方法を探る視点を持てるようになる。

ーリーダー一人が引っ張る従来のリーダーシップスタイルだけでない自分にあったリーダーシップのスタイルをみつけることができる。

ー会社や職種を超えて、仕事や職業の可能性を世界に広げることができる。

 

参加費:

36,000円(フォローアップコーチング付き)

25,000円(講座のみ)

*上記参加費には別途消費税がかかります。

お申し込み:  対話的ファシリテーション講座お申し込みフォーム

お申し込みをいただき次第、お振込先をお知らせいたします。お振り込みを確認次第、正式なお申し込みとさせていただきます。

お問い合わせ・ご質問等はinfo@peaceblossom.netまでご連絡ください。

 

《体験談》

今回講座を受けて、国際的な場での活躍を目指している全ての方にこの講座を受けてほしいと思いました。ファシリテーションや交渉・仲裁などの最先端の理論に加え、大仲さんの国連での経験を基にしたファシリテーション・リーダーシップの極意をキャリア構築の初めのうちに知ることができるので、その後世界で活躍するために大きなプラスとなると確信しています。金森大輔

「本物、本質」に興味・関心がある人にとって、この講座は『当たり』です!

解のない解を求められた時にどのように対処していくのか? 問題のさらに根底にある問題についてどのように探っていき、どのように扱っていくのか?10人いれば10通りの意見、考え方や正解(その個人にとっての正解という意味)がある中で、それをどのようにまとめ上げていくのか?

いわゆるリーダーという立場にある方、そうなろうと考えている方はもちろん、今は全員がリーダーである時代です。仕事でもプライベートでもどんな立場の方にも役立ちます。 僕もたっくさんの氣付きがありました。 是非体験してみて下さい! 医師  沖田英久

《フォローアップ・コーチング》

研修で習ったことをしっかり身につけていただくことをお手伝いするために、講座終了後の3~4週間後に、その後の実践をフォーローアップするための一対一のコーチングセッションをお勧めしています。

通常90分27,000円のコーチングをフォーローアップとして10,000円プラスでサポートが受けられます。

講座で習ったことを職場や現場で実践していただいた後で、実際の成果やチャレンジを一緒に振り返り、現場での実践をお手伝いするものです。対面またはスカイプでの実施になります。

《このような方がご参加されています》

元国際機関スタッフ、政府機関職員、医師、NGO職員、通訳、ビジネスパーソン、学生など

本講座は(株)Peace Blossomが提供する民族や宗教の違いを超えて人をつなぐことのできるリーダー育成プログラムの一環です。(株)Peace Blossom URL: http://peaceblossom.net

《その他体験談》

◎ 国際映画祭のディレクターに決まりました!講座の3日後が面接で、アドバイスされたことを意識して相手を見つめていると、なんと相手が涙目になって自分の夢を語り始めるという前代未聞の展開になりました。そして2時間後に採用の電話が来ました!これから世界を相手に活躍できるのが本当に夢のようです!

◎ 大仲さんには、自分の思っていることを素直に話せる雰囲気があります。コーチングを受けて、ぼんやりしていた自分の課題が具体的に見え、では何をしようか?というふうに変わりました。それを職場で実践する中で新たに見えてくることもあり、転職を決めました。自分の言葉で考え、納得できる選択をする後押しをしていただいたなと思っています。ありがとうございました!

◎ 千華さんには、現場に立った人独特のパワーを感じます。自分の視点が広がりました。自分が学んできたことを世界で生かしたいです!

◎ 千華さんの実体験からのシェアだったので心に響いて、すぐに使えるものがたくさんありました。

◎ 人と人が向き合うことがとても神聖なもので特別なことだと気づきました。転職の面接の怖さが優しい時間へと変わる気がします。

◎ 今まで私のいた環境では自分の分野や悩みがあまり理解されない面が多かったように思います。理解してもらえることによる大きな安心感を感じました。「迷い」や「恐れ」は、想像以上に膨大なエネルギーを私の中から奪っていたのかもしれません。受け入れいただけたことが支えになっていると思います。 今本当に充実しています!

◎ この分野の仕事には向いていないのでは、と思っていた面もあり、感受性はプラスになるというお話は本当に驚きでした。そういえば、友人が似たようなことを言ってくれていたことを思い出しました。有難うございました!

今後、大仲千華が主催する講座などの情報を受け取りたい方はこちらからご登録ください⇒https://chikaonaka.com/メルマガ登録/

ハーバード「生徒に最も影響を与えた教授」が教えるリーダーシップ(1)

【地球時代のリーダーシップ(1)】

とっても刺激的な3日間を過ごしました。彼の一流っぷりにすっかり心が揺さぶられてしまいました。一流とは学び続ける人のことを言うのですね。リーダーシップとは「境界」に関係することだった?!

ディーンウィリアムズ(Dean Williams)ハーバード大学ケネディースクール教授による3日間のGlobal Change Agentコース@アカデミーヒルズを受けました。

人はいろんなレベルで社会の変化を感じている。「未知」と「予測できない」ことが日常になってきている。でも怖いから人は自分の「部族」に縮じこまって安心を求めようとする。

「部族」(会社、政府、組織、NGO, etc.)は問題を専門的に「テクニカル」に議論したりするけど、問題の「本質」は議論されない。「部族」の見方も認識も硬直してるから解決策はいつも似たりよったりで、問題は相変わらずそのまま。。。

部族は「長」に忠誠を誓って「長」に依存する。違う部族は自分の存在を脅かす存在にしか見えない。。。

最近世界で政情不安やナショナリズムが激しくなってるのは、世界の変化に対する「部族化」を求める人間の動きも関係してるとか・・・

企業の経営でも教育でも貧困解消プロジェクトでも同じパターンが生まれる。。。この部族化現象はチンパンジーと一緒なのだとか。。。(人間は98%チンパンジーとDNAを共有しているそうです。)

「部族」は「長」に簡単な答えを求めます。今度の「長」こそなんとかしてくれるだろうと期待しては失望します。。。かくして「長」はコロコロと変わります。追いやられたら困る「長」はニセモノの課題と答えを「部族」に示し、部族は迷走を続けます。トホホ。。。

ディーンはホンモノのリーダーとは答えを示さない勇気を持てる人だと言います。なぜなら、今の問題は複雑すぎて、リーダー一人が「正しい解」を示せるわけじゃないからです。

コース中ある実験が行なわれました。企業、大学、NGOなどの32人の参加者の反応は様々でした。場をコントロールしようとする人あり、早く答えを出そうとイライラする人あり、沈黙する人あり。。。

その実験自体に答えはなく、それによる学びは何だったか?というわけです。なんで自分はその時そういう行動をとったのか?=自分の反応(パターン)を知ることでした。人は答えがないという状態にかな~り不満や動揺を示すことがすごく表れた実験でした。

だから、それに対する自分の反応を知っておこうというわけです。そして相手の感情的な反応を予期して必要なケアをしようというわけです。

ブレークスルーは「境界」に関すること?!なぜなら。。。

【地球時代のリーダーシップ(2)】に続く