トラウマケア最前線ートラウマやうつ的な症状を回復のカギは、身体に溜まったエネルギーを解放すること

 

心と体を救う トラウマケア最前線

 

症状がなかなかよくならず薬を飲むのがいいのかどんな治療を受けたらいいのか、悩む人の多いうつやトラウマ、PTSD。

 

最近、トラウマケアが単に「心の病気」ではなく、身体面を含む総合的なアプローチが有効であるという見方がされてきています。

 

例えば、NHKクローズアップ現在でも、「心と体を救う トラウマ治療最前線」として紹介されています。

 

http://www.nhk.or.jp/gendai/articles/3445/1.html

 

その背景にあるのは、従来のトラウマケアの中心手法であった認知行動療法よりもより効果的な手法が常に求められてきたからでした。
認知行動療法の遷延暴露(せんえんばくろ)は、トラウマになっている事柄を焦点化して、それを何度も何度も繰り返し言わせたり、聞かせたりする手法ですが、ケアも長期にわたり、受ける方の心理的な負担が大きい割には効果もわかりにくい、とされてきました。

 

トラウマケアやPTSD治療・回復の手法や理論というのは、

 

主にアメリカで進み、ベトナム戦争からの帰還兵が直面する問題に対処するために研究が始まり、さらに、9.11による犠牲者、アフガンとイラク帰還兵による家庭内暴力といった社会的な課題として研究が進んでいきました。

 

また、「知り合いの知り合いには最低一人はアフガンかイラクから帰還した人がいる」と言われる中で、現場のニーズが先行する形で、ソーシャルワーカーやカウンセラー、またはヨガや瞑想のインストラクターといった人たちによって理論よりも臨床面でたくさんの手法が試されてきました。

 

そのような中で、この10年以来、より一般化されてきたのが、身体面からのアプローチです。

 

身体に溜まったトラウマエネルギーが解放されることによって、自律神経や記憶や感情面での安定が回復さえるとされています。

 

なぜ身体面からのアプローチなのかを説明するために、どのようにして「トラウマ」と呼ばれる現象が起こるかを説明したいと思います。

 

私たちが安全を脅かすような出来事に遭遇したり、慢性的に身体の危険を脅かすような危険にさらされる時、私たちの脳の神経系統は大きな影響を受けます。

 

その時に、人間は本能的に闘争/逃走反応 として知られる「戦う」、または「逃げる」行動をとります。戦うことも逃げることもできなかった時には、身体は文字通りフリーズ(fight, flight, freeze )し、竜巻のようなエネルギーが外へ解放されず身体の中に溜まることになります。

 

それはあたかもブレーキを踏みながら、アクセルを全開にしているような極度の緊張状態が続いているような状態で、そのエネルギーが数週間のうちに解放されるか統合されないと、いわゆる「トラウマ」の状態を引き起こすことになります。

 

この時、危険を察知し、全体に信号を送る機能を持つ「扁桃体」は、まだ現在も危険が続いている「非常事態」であると認識するため、危機が去っても安心することができません。また同じ目に遭うかもしれない、という不安や怖れを起こします。

 

そのため、他の人にとっては何でもないことに対しても過度に反応したり、それに結び付いた 感情を引き起こします。

 

闘争/逃走反応を司る「交感神経」が 優位になり、副交感神経系が機能できません。結果、常に身体に緊張や凝りがあったり、眠りが浅い、リラックスできない、と感じます。

 

鹿などの小動物がライオンやチーターなどの肉食動物に追われると、逃げるか死んだふりをしてうまく逃げおおせた時、 追われた動物は、ぶるっぶるっと体を震わせて生体に留まっていたエネルギーや恐怖をふるい落とします。

 

人間の場合、高度に発達した大脳新皮質によって動物のようなエネルギーの解放が自然に超こるわけではありませんが、人間も身体からトラウマのエネルギーを解放することができます。

 

トラウマ業界を変えたStephen Porges博士のポリヴェーガル理論やピーター・リヴァインの「心と身体をつなぐトラウマ・セ ラピー」 など、身体面におけるトラウマエネルギーの解放がより一般的になってきています。

 

より具体的にはどのようなメソッドがあるのでしょうか?

 

コヒアランスを通じた感情・エネルギー解放に続く

 

⭐️⭐️⭐️⭐️⭐️⭐️⭐️⭐️⭐️⭐️⭐️⭐️⭐️⭐️⭐️⭐️⭐️⭐️⭐️⭐️

元国連職員でカウンセラー・セラピスト

国連勤務を経て、海外でトレーニングを受けた信頼と実績を持つコーチが、安心と効果を直に実感できるメソッドを提供します。

https://peraichi.com/landing_pages/view/krgi1

 

国連ニューヨーク本部、南スーダン、東ティモール等で現地国政府の人材育成や元兵士の社会復帰支援に約10年従事に従事。紛争国での体験から、リーダーシップや仲裁について研鑽を積む。米軍の専門家として、世界的な研修プログラムにおいて唯一の日本人女性として講師を務める。

 

帰国後、PTSD(二次性外傷性ストレス)と燃え尽き症候群になり、起きれなくなる。心理学やカウンセリングを学び始める。海外でトラウマ解放メソッドを習い回復し、直観能力とヒーリング能力が飛躍的に開花。

 

同じ頃、同じような体験を持つ人や人の役に立ちたいという人たちから相談を受けるようになり、もっと自由に生きる人を増やしたいと思いコーチング・カウンセリングを始める。

 

医師、医療従事者、国連職員、ビジネスパーソン(製薬、銀行、製造業など)、政府機関職員、地方公務員、NGO職員、通訳、カウンセラー、ソーシャルワーカー、クリエーター、大学生、中学生など多くの人から支持される。

 

《主な資格》

「ハートメタ」認定プラクティショナー、在米 SQ WorldWide Prema Birthing 認定プラクティショナー、在米国 The Center for Justice and Peace-buildng,  Strategies for Trauma Awareness and Resilience: STAR)トラウマケアトレーニング修了、ビジョン心理学100日プログラム修了、国連ニューヨーク本部仲裁トレーニング (mediation training) 修了、国連本部交渉研修修了等。

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西表島で見つける新しい自分「私はこれでいい!」

2017年8月29日一緒に西表島に行きませんか?

 

テーマは、「私はこれでいい!」です \(^o^)/

 

 

《なぜ沖縄西表島でのリトリートなのか?》

 

沖縄には、人がその人本来の姿でない状態を表わすのに「魂が抜けている」と言うことがあります。

人間は、その人の自然な想いや本当の気持ちに繋がるとき、その人本来の活力と輝きを取り戻します。

 

自分の人生について改めて考えたい、前に進みたいという時に、普段の環境と切り離されることはとても役に立ちます。

 

普段無意識に感じている「こうでなければならない」という囚われや集合意識、過去の経験から物理的に離れることができるからです。

 

このリトリートでは、世界の中でも自然がピュアで、生命エネルギーが高い形で残る沖縄の西表島へ行きます。

 

西表島の海や自然に浸る中で、要らないものは浄化され、自然と本来の自分の想いと力とつながる機会があります。

 

沖縄・西表島の太陽エネルギーと生きる力に満ちた大自然のエネルギーは、まさにあなたの本来の力を思い出させてくれるでしょう。

 

西表島⑦

 

西表島⑥

 

テーマ「私はこれでいい!」

 

《三つのメリット》

①自然の中で自分を解放できる。沖縄の中でも知る人しか知らないスポットへご案内します。

②プロコーチの誘導瞑想セッション付き

③大自然と沖縄小浜島・西表島の受容力、包容力の中で安心にハートをひらける環境にご案内

 

3歳から沖縄へ通う大仲千華特に一押しのプログラムです!

 

《なぜ「自分はこれでいい!」なのか?》

 

ほとんどの人は自分を知りません。

自分はこうだと思っていることは誰かに言われて信じ込んでいる姿にすぎません。

ほとんどの人は自分の可能性もほんの数パーセントしか信じていません。

 

自分が自分を知ることがほんとうの「自信」の源泉です。

 

自分が自分を知り、「自分はこれでいい!」と思えるほど、あっちでもない、こっちでもない、と状況や人の言葉に影響されてブレてしまうことが少なくなります。

困難にぶつかった時や、思うようにいかないときでも、「私はこれでいいんだ」という静かで豊かな自信が湧き上がってきます。

 

西表島リトリート(2017年8月)のスケジュール

テーマ「私はこれでいい!」

 

●8月28日(水)午後

小浜島へ半日フィールドトリップ

石垣島から小浜島へ移動

 

小浜島の包容力の中で、自分の中のおそれや心配などのパターン、いらない観念・思考パターンを手放し、豊年(豊かさと恵み)と神事(自然の摂理と神を敬う)で知られる小浜島のエネルギーを受け取り、自分の人生に招き入れます。

 

ハートメタ誘導瞑想セッション①ほんとうの自分とは?「内なる自分」と「外なる自分」、自己理解度・自己理解度をあげる)

 

●8月29日(木)

午前中 ハートメタ誘導瞑想セッション②本当に自分が望むもの(自分の中の「ゆるし」と「許可」をあげる)

11:40 ランチタイム@鳩間島

海がめウォッチング

15:00 休憩&シャワー

17:30 石垣島へ戻る

夕方  振り返り

 

 

●8月30日(水)

ハートメタ誘導瞑想セッション③ 「自分でないもの」を手放し「自分であるもの」を受け取る

大人が楽しめる極上の海へ

奥西表プレミアム・シュノーケリングツアー【1日コース】

◆大人が楽しめる最上級に美しい秘境・奥西表のポイントへご案内

◆ウミガメ遭遇率90%以上

◆ガイドも一緒に泳ぐので初心者でも安心

◆グラスボートで移動中もダイナミックな海底が観察できる

◆安定感のある屋根付き、トイレ付のボートでご案内

◆水着1枚で参加可能

 

帰宅後2~3週間後の④ 全体振り返り&その後のプランニングセッション付き

 

リトリート代は今回分に限り、6万6千円のみです。

 

基本的に口頭でのセッションというよりは、西表島と小浜島の大自然のエネルギーを最大限に活かす設計になっています。

 

いつもの環境から離れ、普段知らぬ間に影響を受けている競争社会の原理と、「~でなければならない」という集合意識とから離れられる環境にご案内すること、そして、大自然と沖縄小浜島・西表島の受容力、包容力の中で安心にハートをひらける環境にご案内し、大自然と海の浄化能力を最大限に活かす形でガイドします。

 

シュノーケリングツアー代(8/29日6000円、8/30日13000円)、宿泊費、飛行機代、西表島(往復約4000円)と小浜島(往復約2000円)への船代は実費となります。

 

ご連絡ください!

info(at)peace blossom.net

 

奥西表.jpg

 

⬆️奥西表方面の海は美しく雰囲気も抜群にも関わらず、港や交通の問題等、様々な理由からこの奥西表方面でのシュノーケリングツアーを行っているショップさんは数社しかございませんので、より沖縄離島らしい静けさを残す場所でもあります。

世界150カ国に赴任する国連職員はちゃんと勉強しないー日本人の働き方を変えるのに必要なのは 「ちゃんとやらなきゃ幻想」を超えること❗️

 

私はこれまで約12年間計8カ国で勉強したり、働いてきました。

 

米国、香港、イギリス、ドイツ、南スーダン、東ティモール、カザフスタン、ニュージーランドです。

 

香港では香港中文大学というところで人類学を勉強しましたが、留学生活の最後には香港人の友人と広東語でジョークを言えるようになりました。

 

香港人は広東語を話すわたしを面白しろがってくれました。

 

旧ソ連圏のカザフスタンでは、当時まだスーパーが限られていたので、市場で買い物をするためにロシア語を覚えました。

 

東ティモールでは、最後任地を離れる頃には、現地語であるテトン語で、選挙について説明できるようになりました。

 

わたしがこんな話しをするのは、自分の語学力が優れていると言いたいわけではありません。

むしろ逆です。

 

わたしは辞書を引いて真面目に勉強をするのが苦手でした。

辞書をひいてもなんだか頭に入らなかったのです。

 

でも、現地に行ったら、

たった3つの単語を並べるような語学力でも

カフェでカプチーノが注文できて

レストランで食べたいものがオーダーできたのです。

 

 

それをやらざるを得ない状況におかれた訳ですが、

たった3つの単語を並べるだけで自分の欲しいものが目の前にでてくることは

どれだけ自信になったことでしょうか。

 

Dresden

⇧ドレスデンの広場

 

こんな広場のカフェでカプチーノを飲むのが至福の楽しみでした。

 

この体験は、完璧に話せなくても、たった単語を並べてでも美味しいものが食べられる、というとても分かりやすい成功体験をわたしにもたらしてくれました。

 

 

たった一つの単語でもいいから、ともかく伝わればいいというメンタリティーを身につけさせてくれました。

 

実際、どこの国でもわたしが一番先に覚えた単語は、たいてい食べ物の名前でした。😊

 

 

広東語で一番初めに覚えたのは、「魚香茄子」(ゆーひょんけいちー)という茄子炒めでした。

 

 

初めて自分でオーダーして出てきたのが嬉しくて、香港にいた時のすっかりお気に入りの料理になりました。

 

 

ちゃんと勉強をしなくても、じっくりと読まなくても、完璧にしらなくても、知っているものから使っていけばいいのです。

 

国連職員として赴任する先は世界で150カ国にも及びます。

 

そこの国の歴史も理解しないといけない、語学も身につけないといけない、住居も探さないといけない、家具も揃えないといけない、新しい人間関係やネットワークも築かなければいけない、家族の面倒も見ないといけない。。。

 

もちろん、新しい仕事を覚えないといけません。

 

しかも、それを2~3年といったスパンで繰り返す国連職員としては、ちゃんとじっくり勉強するよりも、できるだけ簡単に、そしてできることからやるという(できるだけ簡単に楽チンに)メンタリティーを身につけることになるのです。

 

逆に、日本人は「ちゃんと、じっくり」幻想にかなり縛られていると思います。

 

 

何かを勉強するときには、ゆっくりじっくり前から順番に読み、準備するものだと思っています。

 

私たちはこれまでそうやって勉強してきたので、ある意味で安心感を感じるのだと思います。

 

ただ、生産性という視点からいうと、まったく別問題です。

 

これは、日本人の働き方ともつながっていると思います。

 

社会に出ると実際にはじっくり準備する時間はありません。

 

限られた時間の中でいかにポイントを押さえて簡単にできるかの方が大事になります。

 

 

日本人の働き方を根本的に変えるのに必要なことー

 

それは「ちゃんとやらなきゃ幻想」を超えることです!

ずっと成長し続けられるかどうかは、プロだった自分がまた初心者から始められるかどうか

ああ、この感覚を体験するのが嫌で私たちは全力で何かに取り組んだり、自分がやりたいことを隠してしまうんだ。

 

最近、新しい分野で新しいレベルであるチャレンジをし始めてから腑に落ちたことがあります。

 

ある分野でいったん「プロ」と認めれるレベルになったら、正直その分野で勝負を続ける方が楽です。

 

新しいチャレンジや成長による充足感を感じるかどうかは別として、私が米軍の専門家として講師を務めていた分野だったら、それほど準備もなくまた仕事はできるでしょう。

 

ただ、私の場合は、この数年神さまから新しい分野であなたのこれまでの経験を統合しなさい、と促されているのを感じるので、きっと、私の国連や紛争地での体験が別の形で活かされていくのだと思います。

 

正直、新しい分野で自分が初心者というポジションになるのは「心地わるい」です。

 

その分野で先を走っている人たちとの実力の差があまりに大きくて、自分の力のなさを感じます。その差をまざまざと見せつけられます。思ったよりも出来ない自分を発見します。

 

ああ、この感覚を体験するのが嫌で私たちは全力で何かに取り組むことを避けてしまうんだ ー そう思いました。

 

そもそもその土俵に乗っていなかったら、単なる傍観者でいるならば、こんな「言い訳」もとっておけるでしょう。

 

「どうせ私参加してないし。。。」

 

「まだ本気じゃないし。。」

 

 

でもやらないままで後悔するのも嫌だ。

 

やっぱりやりたい。

 

 

私はそう思ったのでしょう。

 

この分野で先に成功している人たちを本気で研究し始めました。

 

何かに本気に取り組みたいならば、Biginner’s Mindや謙虚であること、素直さが大切だ、と言われます。

 

「わたしなんて。。。」「そんな力ありません。」という人がいます。

 

一見もっともで謙虚に聞こえるものの、その根底にあるのはプライドや守りの姿勢であって、その本質は傲慢さです。

 

 

その反対の成長する姿勢とは、今わたしがこの状況で学ぶことは何だろう?と考える姿勢です。

 

 

一ミリでもいいから前に進みたい。

 

 

ああ、思い出した!

 

 

本気になるのはやっぱり楽しい。

 

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なんで自分はこんなに「不器用」なんだろう? なんでもっと適当にできないんだろう?ーそれでも自分に正直に生きてる人は美しい❗️

なんで自分はこんな風に考えるんだろう?

なんで自分はこんなに「不器用」なんだろう?

なんでもっと適当にできないんだろう?

 

 

自分でもよく分からないけどやっぱり「世界」のことに関わりたいというタイプの人たちがいます。

 

彼らは周りからはよくこんなことを言われるものです。

 

なぜ、そこまで世界に関わることが大切なの?

なぜ、安全な日本の生活に満足できないのか?と。

 

ただ、これは本人にとっても「理屈」でわかるレベルのことではありません。

 

時には一生懸命に自分を納得させようとするのですが、「理屈」で説明しようとしてもできることではありません。

 

人間を深い部分で動かす原動力というものはとうてい「理屈」を越えているものだからです。

 

あえて言葉で説明するとしたら、それが「自分が自分であること」の表現だから、でしょうか。

 

私自身、自分の体験を振り返り、そして、似たようなタイプの人たちにお会いするようになった体験から言えるのは、

 

あえて言えば、生まれてくる前に魂のレベルで、地球全体の発展に関わりたいと望んで転生してきた人たちがいるということでしょうか。

 

世界100カ国、18-25歳の42,257人によるミレニアル世代の若者の仕事観に関する調査でも、新しい世代は、自分を成長させてくれる機会に貪欲であること、そして、仕事の意義に高い価値をおくという点が改めて確認されています。

 

「社会や地球全体の発展があってこそ本当の発展」という意識です。

2015年「2015 Youth Speak Survey Millennials Insight Report」より。

 

 

モノに興味がないとも言われる世代。

ある意味本当に大切なことを大切にしたいと感じているのでしょう。

 

 

私自身、南スーダンといった紛争地の最前線で、いろいろなことを体験させてもらいました。

現場の仕事はけっして簡単ではなかったし、現場ならではの矛盾や葛藤に直面したことは多々ありました。

 

つい先月も戦闘状態と人道危機の続く南スーダンで、食料がヘリコプターから投下されている映像を見ながら、こう思わざるをえませんでした。

 

「世界の格差がますます広がっているという時代に、もっと根本的な解決法はないんだろうか?」

「いつまで食料を投下し続ければいいのだろうか?」と。

 

しかもPTSDと燃え尽き症候群にさえなりました。

 

 

それでも、それでも、それでも、そんな体験も含めてそれでもやれてよかったと思います。

 

それでも私にとっては「プライスレス」な体験でした。

 

ある意味で「特権」だったと思います。

 

 

だから、人がなんと言おうとも、やっぱりチャレンジして欲しいと思います。

 

海外で働くこと自体が偉いわけでもないし、今の時代、国連や国際機関が唯一の方法でもないでしょう。

 

人によっていろいろな選択や感じ方があるでしょう。

 

もしかしたら、それはあくまでも次へのステップかも知れません。

 

しかも、なんらかの成果や結論が出るかどうかもわかりません。

 

それでも、自分の内側から湧いてくる純粋な感覚に勝る『何かをする理由』はないと思っています。

 

 

自分に正直に生きてる人は美しいです。

 

その姿だけで人に勇気を与えるのです。

QUIET REVOLUTION 人口の三分の一は内向型ー社会を変える「静かな革命❗️」②

内向型の強みとして、共感能力の高さ、感受性の高さが挙げられます。

  

ここで言う「繊細な」という意味は、その人の「構造」というか「つくり」というか、特性が繊細であるという意味であって、「ナイーブ」であるとも「弱い」という意味とも違います。

 

別の言い方をすると、感じ取る能力が高い人、共感能力の高い人たちです。

 

「繊細」とだけ聞くと、「競争社会」の基準からすると「弱み」のように聞こえるかも知れませんが、これからの時代、「感受性が高い」ということはますます「大きな武器」となっていくことでしょう。

 

 

では、「感受性」が高いことの「強み」とは例えばどういうものでしょうか?

 

例えば、相手が伝える1の情報から、その何十倍もの情報を読み取る能力です。または、より大きな流れや全体像をつかむ能力です。

 

これは、「洞察力」(insight)と呼ばれます。

 

例えば、この人は、言葉ではこう言っているけど、その人の本心はいったい何なんだろう?または、「ミーティングで部長はこう言っているけど、どうも他の人たちはしらけてるなあ。みんなの本心はいったい何なんだろう?

 

今、会議で起きていることやこの組織全体で起きていることは何だろう?」といったより深層の部分に意識がむく能力です。

 

 

これは、人と関わる仕事、交渉や仲裁、ファシリテーション、リーダーシップといった分野で大きな力になります。

 

 

紛争地の現場でも、私にとってこの力が大きな助けとなりました。

 

例えば、南スーダンのような紛争地では、この先数ヶ月、政情がどうなるのか分からないというような環境に置かれます。

 

そのような環境の中で、国連のスタッフは、いろんな人に会って情報収集をし、あり得るシナリオなどを考え、分析を加えながら、それぞれの場合どう対処したらいいかを決定していきます。

 

私は、そういう地で仕事をする人として、いろいろな人に会って生の情報(感覚)を得て、この先の流れを掴んでおくことは、決定的に大事なことだと感じていたので、できるだけそういう時間は意識的にとるようにしていました。

 

そうした習慣もあったので、政情的に何かが起きたり、新しいニュースがあったとしても、「ああ、これはこれ以上『大事』にはならないな」、「今回は注意」など、ある程度予測がついたりしました。

 

私の「鋭敏なアンテナ」が、相手が伝える1の情報からその何十倍もの情報を読み取ってくれるのか、私の分析が流れを読んでいた、全体像を掴んでいた、ということは実際にありました。

 

同じ街にいながら、同じ国にいながら、同じ人に会いながら、同じ情報を耳にしながら、その人が導き出す結論や分析はまったく人それそれでした。

 

断片的な情報から、全体像を「掴んでいく」能力はまさに大きな力です。

 

こうして、私の感受性の高さ・繊細さは「分析力」「判断力」「紛争解決力」(仲裁力・対人関係能力)として、紛争解決の最前線で大きな武器となってくれました。

 

言葉で伝わるのは10%にも満たないと言われていますが、 

 

例えば、

初めて会う人との関係構築の中で、

 

全く新しい環境 (組織や街や国など) に慣れるために、

 

お互いに母国語ではない言語で話している時など、「感受性」が役に立つ場面はけっこう多いのではと思います。

 

この力は、そしてコーチ・カウンセラー・講師として発揮されています。

 

ある方の相談内容について聴いている時に、その方が言わんとしていることの全体像や課題の根っこの部分が「パッと」把握できる能力です。

 

もちろん、いくつか質問をして、課題を探ったり、それを確認してきますが、洞察力が大きな土台をつくってくれています。

 

実際、最近は、この「感じ取る能力」・「共感能力」のビジネス上の価値が科学的にも証明されつつあります。

 

5年連続で全世界での視聴回数ベスト5内にランクインし続け、2016年12月現在で全世界での総視聴数が27,677,409回(!)を超えているTEDがあります。

 

ヒューストン大学の心理学者ブレネーブラウン による「Power of Vulnerability」です。共感の力こそが、クリエティビティーやイノベーションへの入り口だと言っています。

 

世界中の企業や組織がクリエティビティーやイノベーションを求めています。

ただ、 それが大事だろうとは思っていながら、それがどうしたら起こるのか分からない。

 

そして、人間はいくら理性的に判断し、行動していると思っていても(そう信じたくても)、実際には感情で動く生き物だということも私たちは知っています。 

 

誰でも傷つくのは怖い。批判されるのも失敗するのも嫌。

 

 

見えないところで直感やイノベーション、クリエイティビティーを潰しているのはこうした「不安」や「恥」の意識だと言われています。

 

そして、その「解毒剤」こそが「共感」であると、このTEDの著者ブレネーブラウンは言っています。

 

そして、「共感」が起こる時の大きな要素として、「相手の感情がわかること」(feeling with the other)が挙げられています。

 

このTEDの後、彼女のところには、アメリカ中のCEOや企業からイノベーションを起こす秘訣を教えて欲しいと、講演の依頼が殺到したそうです。

 

 

「共感の力」とビジネスの接点が科学的に証明されつつあること、このテーマが全TEDの中でもベスト4にランクインし続けている事実そのものが興味深い現象だと思います。

 

感受性や共感能力はビジネス上でも大きな価値なのです。

同じ本を複数名で読むとどうなるか?ー 「自分にしかできない分野」「自分だからこそできること」を見つける方法

同じ本を数人で読むという読書法があります。

 

とても面白い読書法の一つで、それぞれが自分の興味のある分野で背景を調べたり、下読みをして参加したり、またはその場で一緒に読み進めて、最後に感想を伝え合う形式のものもあります。

 

 

なぜ同じ本を複数名で読むのか?

 

同じ本を複数名で読むとどうなるのか?

 

 

「自分を知る」というテーマとしても大きなヒントがあるので、トマ・ピケティーの『21世紀の資本』を数人で読んだ時の体験をお伝えしたいと思います。

 

トマ・ピケティーは、フランスの経済学者です。代表作『21世紀の資本』は、「格差の拡大の原型がはっきりと示された」として、発行された2015年には日本でも大きな話題になりました。

 

『21世紀の資本』は、2014年4月には英語訳版が発売されるやアマゾンの売上総合1位になるなど大ヒットし、アメリカでは2014年春の発売以降、半年で50万部のベストセラーとなり、2015年1月現在で、世界10数カ国で累計100万部を突破したそうです。

 

定価は5500円で、608ページに及ぶ専門用語をちりばめた大著なので、気になるけど買わなかった、でも内容が知りたい、という人は多かったと思います。

 

トマ・ピケティーの『21世紀の資本』をみんなで読もう、という話しになったのも、難しそうなので、みんなの知恵を持ち寄った方がよさそうだ、と思ったからでした。

 

実際、複数人の人と一緒に同じ本を読むと、とても面白いことに気がつきます。

 

同じ本を読んでいるのですが、それぞれが関心をもった視点、気づいたこと、それを読んでどう思ったのかなど、持ち寄る視点がぜんぜん違うのです。

 

例えば、

ーなぜ彼はこのテーマを書いたのかというトマ・ピケティーのバックグラウンドに興味を持った人

ー彼の家族構成に興味を持った人

ー彼のアメリカでのレビューに興味を持った人

ー彼の著書の後に世界銀行が発表した世界の格差についてに興味をもった人

ー日本のメディアのあり方や考える力について思いが及んだ人

などでした。

 

本当にそれぞれが気づく視点や読んだ後の感想は見事に違いました。

 

しごく当然のことのように聞こえるかも知れませんが、このような体験をすると本当に人の受け取り方は人それぞれに違うのだということが腑に落ちます。

 

これも改めて考えてみるととても面白いことだと思いますが、人は同じ場所にいたり、一見同じ情報を受け取りながら、それぞれの「フィルター」や興味・関心分野に従って情報を処理していくのです。

 

私が南スーダンで働いていた時に実感したことですが、同じ国にいながら、情勢分析の結論がかなり違ったこともありました。

 

では何がその違いを生むのでしょうか?

 

例えば、その人の知識、教育、職業、経験値、考える力、価値観・興味や関心などです。

 

この場合の価値観とはどんなことを大切だと思っているか、といったものです。

 

複数で同じ本を読んでみると面白いのは、なぜその人は、「この点に興味をもったんだろう?」という点その人独自のポイントが見えてくることです。

 

 

ー彼の背景に注目した人は彼の主張や理論だけでなく、人間としてのライフストーリーに興味がある人なのかも知れません。人や社会をより深く理解する能力や洞察力に長けているかも知れません。

 

ーアメリカと日本でのレビューの違いに興味をもった人は、データやより複数の視点を取り入れる客観性を重視する人なのかも知れません。

 

ー格差の是正に注目した人は平等や公平さに興味があるかも知れません。

 

本人にあまり自覚はないかも知れませんが、「なぜか私はこういうことに興味をもつ」という視点やアングルが必ずあるのです。

 

これこそが、「自分にしかできない分野」「自分だからこそできること」「私たち一人一人ができる分野がある」というその人の「存在意義」といったものに近いかも知れません。

 

それは職業でもなく、それを本人が意識していてもいなくても、自然にやっているようなこと(その人がいるだけで周りが落ち着くと感じる人、周りの人を癒す人、聞き上手で人の意見を引き出す人、など)です。

 

「世界は地球上の一人一人を必要としている」という意味が単なる言葉ではなく、その意味がより腑に落ちる体験でした。

 

これは自分一人では分からないことです。

 

他者の存在を通じて、自分の立ち位置がわかるのです。

 

読書会といった形式でなくとも、会社での会議といったフォーマルな場からいったん離れて、利害関係のない、まったくプライベートな場で、自分の意見を自由に表現したり、シェアできる場を体験できることはとてもいい体験だと思います。

 

そんな体験の積み重ねが自分を知ること、そして自信につながることでしょう。

 

ぜひ試してみて下さい。