3週間前にとつぜんやってきた「ひらめき」。
そのきっかけは、あるパンフレットにあった「特別⭕️⭕️」の文字。
クーリエジャポンで連載を持たせていただいてから、私の脳が「作家脳」になっていて、「面白しろそう」なもの(原稿のネタになりそうなもの)を常に探しているので、本を見たり、ニュースを見たりしていると、前よりも敏感に「作家脳アンテナ」が反応します。
その日も「それ」は突然はじまったのです。
これはいける!
インタビューしたい!
💡💡💡
その感覚だけ募るものの、インタビューしたい相手は世界最高峰の⭕️⭕️。
私は新聞記者でも、大手出版社の編集者でもないし、本業はコーチ・カウンセラー。
唯一思いたった「つて」に連絡するも、
「ごめんなさ~い。今、長野にいて手元に情報がないんです。」
「がびーん(≧∇≦)。。。」
どうするワタシ???
しかも、今日私はジーンズにパーカーという格好。
週末だから名刺も持ってない。
でも、そんなことを考える暇もなく、足は動いている。
だって、このイベントは明日なのだから、
私は赤坂アークヒルズカラヤン広場でやっているイベントへ直行しました。
「あのわたくし、クーリエジャポンで記事を連載しているもので、明日の⭕️⭕️について取材をさせていただきたいのですが。。。」
広報部に直談判。
「少々お待ち下さい。」
そして、「あなたいったい誰?」という顔をされるが、それでもここで引き下がってはいけない。
次の人がでてきて、また同じ自己紹介を繰り返します。
そして、また一瞬「あなたいったい誰?」という顔をされます。
「少々お待ち下さい」、と何度言われても笑顔で。
エクササイズをやるみたいに口角をあげよう(笑)
秋の冷え込みでちょっと肌寒くても、
まだまだここで引き下がってはいけない。
だってインタビューしたいから!
ついに、
5回目の「少々お待ち下さい。」を待っていると。。。
ついに❗️
「広報の者を呼んできます」
広報部に直談判する機会がやってきました!
「記事にしていただけるとの理解でいいでしょうか?」
取材許可がおりました❗️❗️❗️
そして、いよいよ特別公演&取材当日。
全国紙の記者の方もいて、みなさん立派なカメラを持っていらっしゃいました。
(しまった。)
今のiphoneは変なカメラよりもよっぽど性能がいいけれども、
父から譲り受けた型落ちの一眼レフでもいいから首からかけて「それっぽく」しておくんだった(≧∇≦)
見かけは大事です。そういう時がきたらみなさんはぜひそうして下さい!笑
(これだけ記者がいたら、相手に聞くことができる質問の数も限られてる。
うまく相手の言葉を引き出せるのか???)
(でもやっぱりそれでひるんではいけない。
資料も読んだし、相手のバックグラウンドも調べた。
なにより確固たるインスピレーションがある。
がんばれワタシ。)
心の中の「ひとり言」はしばらく続きます (笑)
結果、記事は、クーリエジャポンでも最も読まれた記事にランクインもされ、サントリーホールの広報の方にとても喜んでもらえて、サントリーグループ全社員にも配信されました。
「世界のトップ」はなぜ東北を目指すのか? ハーバードとウィーン・フィルが教えてくれた世界にとっての「東北」①
「世界のトップ」はなぜ東北を目指すのか? ハーバードとウィーン・フィルが教えてくれた世界にとっての「東北」②
こうして、私の「初取材」は許可され、世界最高峰のオーケストラ、ウィーンフィルの取材が終わったのでした。
と、まあ当時のことをちょっと思い出すと、今ではネタになるのですが、
何が言いたかったかというと、
自分にとって価値の高いものに対しては、そんなパワーも意欲もエネルギーも出てくる、
ということです。
人間のやる気、モーチベーションのメカニズムとは突き詰めると単純なものです。
やる気が感じられないときは、その対象に対して意義を感じられない、自分を突き動かす位の価値が感じられない、のです。
自分にとって価値の高いもの、心から望んでいることに対しては身体は自然に動きます。
だから、何かに対してやる気になれないとしたら、それもまたあなたにとって大切なサインです。
それ(そのような働き方、仕事のやり方、そのような業界の慣習等)はあなたが本当に望むことではない、と身体が教えてくれているのです。
やる気を感じながら、何かに取り組みたいと思ったら、二つの方法があります。
一番目は、目の前の作業や仕事、英語の勉強などが自分にとって大切なことにどう役に立つのかを納得するまでリストアップする
別の言い方をすると、これがどう役に立つのかという自分にとってより「大きな意味」をみつけることです。
二番目は、自分の大切なことの順番を変えること
ただ、これは理論としてはありえますが、あまり実践的ではありません。
人はけっこう頑固というか自覚があってもなくても自分の大切なこと、価値基準の順番通りにすでに人生を進めてきているからです
仕事が大切な人は仕事の比重が大きいし、子供や家族に価値を置く人はそうしたライフスタイルをおおかれ少なかれすでに送っています。今自分が持っているものが自分が価値をおいているものです。
自分のやる気を再確認したり、やる気を上げたかったら、
自分が価値をおいていることの順番を再確認してみましょう。