先々月、母校(高校)の全学年合同の同窓会に参加する機会がありました。
そのときに学園創始者のカナダ人のシスターが残された言葉をまとめた冊子をいただきました。
改めて素晴らしい教育をいただいたものだと感謝の気持ちで包まれて帰ってきたのですが、その中でいくつか印象に残った言葉があります。
その一つは、「愛がなければすべて虚しい」という言葉でした。
その先生は今から50年以上前にカナダから来日され、まったくゼロから日本語を覚え、当時は電車も開通していないジャングルのような土地に校舎を建てられ、これまらゼロから学校設立の審査をやり遂げたそうです。
文部省の課す書類や基準には何度も気をくじかれそうになったものの、類まれなリーダーシップを発揮され、彼女の凛とした姿に文部省の官僚も最後はカナダ人を先頭とする新しい学校の設立に協力的になり、学校みんなが一丸となって学校設立にこぎつけたそうです。
結果からみたら、50年後、ジャングルだったような土地には立派な校舎はもちろん、1000人以上を収容するホール、温水プール、テニスコート、立派な音楽室ばかりか、なんとホールには昨年イギリスから職人さんたちを呼んで取り付けてもらったというパイプオルガンまでありました。
母校の発展ぶりに、なんと祝福された学校であったことかとそこで学べたことに改めて感謝しました。
そして、その校舎を見ながら、創設者のカナダ人の先生の言葉を思い出しました。
仮にいくら立派な校舎やパイプオルガンがあっても、「もしそこに愛がなければむなしい」と感じるのだろう、と。
逆に学校が始まってまもない時、大きな校舎に生徒たった11人で高校が始められた時でも(今は中高合わせて1,000人強います)、今のような設備はまったくなかったけれども先生と生徒の絆は強く、先生たちは情熱に溢れ、学校は愛に満ちていた様子が先生の言葉を綴った冊子から伝わってきました。
私は先生から当時愛を教えて貰っていたことの価値を改めて思いました。
昨日から、私たちの選択には究極的には「愛」(やすらぎ)か「おそれ」(不安・孤立・無力感の二つしかありません」というお話しをしています。
とはいっても、あまりにも不安やおそれに慣れてしまって愛という状態を忘れてしまっているという人も多いかもしれません。愛がわからなくなってしまっているかもしれません。
愛を別の言い方で表現すると、
安心、安らぎ、リラックス、広がりや拡大です。
自分の選択が愛に沿っているとき、
「なぜか大丈夫だろうと感じる」「人生が上向いているように感じる」、「よくわからないけどいい感じがしている」といった安心感のある、広がっていく感じ、開けていく感じを体験します。
6回セッションを受けられて、自分でもびっくりする位に予想を超えた新しい体験をされた方がいらっしゃいますが、彼女は、「その期間中まさに自分の力を超えた力があった」とお話しされていました。
この体験が貴重なのは、愛についていくら何かを読んで頭で理解しようとしてもそれは難しいことですが、彼女はその感覚をまさに体感したことです。
もちろん、人生ではいろいろなことが起こります。
いつも自分の望むように展開するとは限りません。
自分の望みどうりになるわけでもありません。
愛を忘れそうになることもおこります。
でも、そんな時でさせあなたの身体と魂は愛のある状態を覚えているのです。
「愛に戻りたい」というのは人間の魂レベルの本能だと思います。
しゃけみたいですね(笑)
さあ、みんなで愛に戻りましょう (*^-^)ニコ
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