何年働けばどんな仕事を任せてもらえそうかわからないまま自分を劣化させてはいけない❗️就活協定廃止に見る仕事人が今自分に問うべき質問

経団連は2018年10月9日、会長・副会長会議で、現在大学2年生である2021年春入社以降の新卒者を対象とする就職・採用活動のルールを策定しないことを正式に発表しました。

 

これで、1953 年に始まった就職・採用活動にかんする「採用指針」(就職協定)が廃止されることになりました。

 

経団連が採用指針を廃止する背景には、上位大学の優秀な学生が、指針に縛られない外資系の経営コンサルティング会社や投資銀行に流出していることに対する日本企業の危機感があると言われています。

 

成長意欲がある人にとっては、実力が正当に表される環境、学び成長している感覚、「その先の世界」がある程度見えていることが大切ですから、実力が評価されにくい制度や、終身雇用制の社風で学びが止まってしまい、自分意欲が削がれ、灯びが消されてしまうのは大きな苦痛なのです。

 

関連記事:

日本の雇用システムは学びとモーチベーションを失わせるー業界や職場、企業が変わっても通用する「ポータブルスキル」を身につけよ❗️

 

私が就活をしていた時代からすでに外資系企業は人気で、その理由は、高い年収だけでなく、職務内容や求められるスキル・人物像がはっきりしていて、実力とやる気があれば、責任のある仕事を任せてもらえることでした。

 

そもそも、私が国連で働くことを漠然とした夢ではなく具体的な「就職先」として意識し始めたのは、就活スーツを着て説明会や入社試験を受けていた時でした。

 

いずれは海外で働きたい(海外駐在をしたい)を思っていたものの、会社説明会に行って話しを聞いても、とくに女性にとっては、何年働けばどんな仕事を任せてもらえてどんな仕事ができそうなのかイメージできず、せっかちな私は、「それならば大変でも職務内容と応募要件が明確に規定されている国際機関の方が思いっきり働けそうだ」と思ったのです。

 

念のために一言だけ追け加えておくと、国連という組織には競争はあるし、足の引っ張り合いもあって、国連が理想の職場かというとそれはまた別の話しなのですが、

 

それでも、職務内容と求められているスキルが規定され、それに対して毎回自己志願するというプロセスによって、自分がやりたくないことはやないし、自分で応募したので仕事に責任感を持つという点は大きかったと思います。

 

なにより、毎回自分の強みを言語化してアピールしないといけないので、職種や業界がかわっても通用する自分の強みやスキルはなにか?という視点を徹底的に鍛えられました。

 

だれもがそのような働き方があっているとは限りませんが、就職したことに安心してしまって自分の学びがとまってしまう制度ではなく、会社の中での職務を明確化したり、自己志願制にしたりするといった「ハイブリッド」なやり方は十分可能だと思います。

 

100年時代、どんな仕事をしていても、どんな働き方や雇用体系であっても、仕事での経験がしっかりと自分の血となり肉となるためには、自分はこの仕事から何を学んでいて、どんなスキルを身につけているのか、その視点を持ち続けることはとても重要です。

 

それは、その会社独特の仕事のやり方やルーティンを超えて、一段高いレベルで俯瞰できることでもあります。

 

次にとても重要な質問は、

 

「自分は何を与えているのか?」です。

 

自分が「得ること」だけを考えていたらその先に行けません。

 

その意識で目の前の仕事に取り組み、その問いを自分に問い続けていれば、仕事や業界がかわっても、自分のやってきたことに一本の線が見えてくることになります。

 

業種や仕事を超えて、自分は何を与えているのか?ーこの質問こそ、あなたの存在意義やミッションにつながっています。

 

世の中に貢献している人は、その「問い」を自分に問い続け、自分が与えているものを知っているのです。

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わたしたちの想像をは・る・か・に超えた解決法を招き入れるための秘訣 ーあなた特注オーダーメイドで注文すること❗️

実は昨日からちょっと興奮気味です。

 

「人生の一つの大きなレッスンとは「奇跡」を受け入れることなのかも知れない、と思います」と3週間ちょっと前に書きました。

 

「これまでどんなに頑張っても上手くいかなかったことが自分の想像を超えた方法で物事が展開し始めるのを見るとき、思わず手をあわせて空を見上げたくなるような瞬間があります」と続けました。

 

今日クライアントさんから聞いたことは、「わたしたちの想像を超えた方法」で、ほんとうに、まったく、まったく「わたしたちの想像を は・る・か・に超えた方法」で物事が展開しつつあることでした。

 

まだ詳しいことをお伝えできないのをおゆるしいただきたいのですが、やはり「奇跡」はあります。おこります。

 

 

今日聞いたことは、想像をはるかに超えたもので、彼女もわたしも「こんな方法があるなんてまさに奇跡!」と、まずそう言葉にせずにはいられなくて、興奮しながら、次の瞬間には、私たちを超えた力が見せてくれたことに対して、わたしはすっかり「スピーチレス」(感動で言葉もでてこなくなること)になってしまいました。

 

 

何回かのセッションを経て、その方にとっての大きなブレークスルーを体験すると、その体験や成果、奇跡を分かち合って、そこまでの体験を自然に振り返りながら、その感動をお互いに味わう回が時々おこるのですが、今日はまさにそのような回でした。

 

彼女の体験からヒントとして今お伝えできることを言葉にしてみると、

 

一つは、「夜明け前が一番暗い」です。

そして、「望みを伝える。あとはお任せする!」です。

 

彼女の場合、もうこの数ヶ月間、会社を辞めようかと思い浮かび始めていたものの、次のステップとしてまだ「ピン」とくるものもなく、なかなか踏ん切りがつかずにいました。

 

 

この春会社内で移動があり、よりによって評判のよくない上司にあたり、さらには組織内の構造的な問題もあって、疲れもさらに溜まっていきました。

 

猛暑の疲れも重なったらしく、8月中旬、夏休みの休暇中に身体に不調と痛みがおこりました。

 

そんな痛みや不調が実はこの数ヶ月何度かあったそうです。

 

身体が何かを強く訴えているような気がして、そして、彼女いわく、今年の猛暑からも「もう無理」「あなたはほんとうにそれでいいの?」「あなたはどうしたいの?」と言われているような気がしたそうです。

 

そして、彼女は自分がどんなライフスタイルや働き方を望んでいるのか、自分の心に正直になって手帳に書き出し始めました。

 

書ける時も書けない時もあったけれども、「もうこんな働き方は嫌だ!」と心底思った瞬間がありました。

 

そして、ともかく次の方向性にかんして少しでもいいからヒントを得たい!という思いで、ノートに向かい、自分に正直になって、「どういうライフスタイルや仕事を自分は望んでいるのか?」とひたすら書き続けました。

 

そんな職場がいったいあるのか?それはどんな職場なのか、そんな夢みたいな仕事はあるのか?とそんな考えも浮かんだけれども

 

体調も悪かったし、別に失うものがないなら書いてみよう、という気持ちでした。

 

そして、奇跡が起こったのです。

 

今お伝えできる範囲でしかお伝えできないのをご了承いただきたいのですが、彼女が望んでいたことが全てかなったのです!

 

しかもまったく想像を超えた方法で!!!

 

 

彼女にもたらされた機会は、転職エージェントでも転職サイトにのっているものではない、まさに彼女のためのオーダーメイドの特注で注文されたような仕事でした。

 

聞くと「そんな仕事が世界に存在していたのか!」と思うと思いますが、彼女はまさにオーダーメイドの特注をしたのだと思います。

 

 

「職業に自分を合わせる時代は終わりだ」とも言いました。

 

 

それは、自分が望むことをほんとうにしようと思った時には、それは既存の職業のリストにあるとは限らず、肩書きを複数持つこともフツーで、あくまでも自分という存在が先にあって、それを活かすのに最適な機会や仕事が与えられて、それを表現するのに一番近い職業や肩書きがその時々に選ばれ、つくられていく、という意味です。

 

わたしも世界中を旅しながら、教える仕事ができるなど思ってもみませんでした。

 

関連記事→ なぜ職業に自分を合わせる時代は終わりなのか?ー人生100年時代輝く大人でいるためのたった一つの質問

 

 

彼女の体験が改めて伝えてくれているのは、

 

 

どのようにそれが起こるのかわからなくても、まず自分の望みを明確にすること、書き出すことの大切さです。

 

こんなの無理とか、そんな仕事がいったいあるの?という考えが頭に浮かぶかもしれませんが、自分が望むことを自分で明確にしなければ、そのチャンスを引き寄せることもないし、その世界をみることはありません。

 

そして、望みを伝えたら、結果への執着を手放して、それが「どのように」(How)起こるのかは神様におまかせすることです。

 

グッドニュースは、人の「奇跡体験」を聞く人は、自分も奇跡を体験するという原則があること、そして、奇跡を体験した人は他の人にもその体験を伝えていくことで奇跡の循環をさらに広げていけることです。

 

さて、ここにあなたの理想や感覚に近いものはありますか?

 

自分が成長している実感を感じられること

誰かの役に立っていると感じられること

世界を飛び回ること

人に勇気を与えること

自分である程度進められる裁量があること

お互いに尊重があってコミュニケーションがある職場

助け合うような人間関係がある職場

早く出世できるところ

お金をたくさん稼げるところ

スーツを着なくてもいい仕事

おしゃれな人たちを一緒に働けること

デザインや感性を活かせる会社

ものづくりに関われるところ

 

自分が望む体験を自由に発想するのはあなたの権利です。

 

自分が望むことを明確にすることこそが大切なスタートの一歩です!

 

 

二人以上の力が合わさって起こる「奇跡」ー奇跡は愛の表現として自然に起こります。それが起こらないときは、何かが間違っています

先日、「奇跡は愛の表現として自然に起こります。

 

それが起こらないときは、何かが間違っています」ということをお伝えしました。

 

「奇跡に難しさの順序はありません。

ある奇跡が他の奇跡よりも「難しい」とか「大きい」ということはありません。

愛の表現は全て最高のものです。

 

愛によって生ずるあらゆるものが奇跡です。

 

 

奇跡はごく自然に起こることです。

それが起こらないときは、何かが間違っています。

奇跡は誰もが持つ権利ですが、ます清めが必要です。」

 

「奇跡のコース(A Course in Miracles: ACIM)」より

 

 

「奇跡」というと、いかにも驚くようなすごいことだと想像するかも知れませんが、奇跡はあれゆるレベルで、そして、日常の一見小さいことにもたくさんあります。

 

そして、一人にもたらされる大きな奇跡もありますが、二人以上が同じ方向に心を合わせることによって起こる奇跡もあります。

 

今日は二人以上の力が合わさって起こる「奇跡」について少しお話ししたいと思います。

 

8カ国計12年の海外勤務・生活でのわたしにとっての宝物のような「奇跡」の一つは、海外でできた親友との関係を通じて起きた数々の体験です。

 

その内の一人は大学二年生の時の交換留学先の香港で二人用の部屋をシェアした時のルームメートのメイさんです。

 

彼女は1970年代に中国の海南島に生まれました。

 

両親が文化大革命で糾弾されることになり、必死の思いで12歳の時に両親と兄弟と共に香港に渡ります。

 

不法移民だったので、レストランでウェイトレスをしながら中学校に通います。

 

早い段階で英語教育に触れるの同級生の中で、最初は英語ができず苦労したそうです。田舎者だと笑われたこともあったそうです。

 

ただ、努力家の性格が幸いし、高校と大学と奨学金をもらい、香港の名門の一つ香港中文大学に入学します。

 

そこでの最終年、今までやったことをないことをやってみようと思い、「交換留学生をルームメートにしよう」プログラムに応募して、日本人のルームメート(ワタシ)と一年間を過ごすことになります。

 

最初に会った時から気があって、小さい寮の部屋でよく夜遅くまでおしゃべりしました。

 

寮の屋上でビールを飲んだり、飲茶をしたり、マージャンをしたこともありました

(彼らはとても強いです!)。

 

バーに行くのもたまに付き合ってくれて一緒に行きました。

 

わたしは当時はタバコを吸っていたので、そう言えばたまに怒られたと思います

(≧∇≦)

 

彼女の誕生日に彼女の両親のアパートに呼ばれたのでケーキを持参していったのですが、家にはフォークとスプーンがなくて、ぼろぼろのお箸しでケーキを食べたのを覚えています。

 

(家でケーキというものを食べたことがなかったそうです。)

 

香港での生活が始まってしばらくして、尖閣諸島に日本の右翼が船を乗り付ける事件が起きました。

 

新聞一面そのニュースで持ちきりで、香港の大学生ってガリ勉タイプの子たちが多いのに、寮の周りの友だち達が全員反日デモに参加して帰ってきた日がありました。

 

嫌がらせをうけるようなことは全くなかったけれど、突然空気がピリピリし始めました。

 

私は「Chika」という個人から「日本人」として見られはじめ、すごく肩身のせまい思いをした期間がありました。

 

とても口にだせる雰囲気じゃなかったのだけど、腑に落ちなくて、メイさんに言いました。

 

「ねえねえ、コニーもアンマンもみんなデモに行ったんだって。なんか今日の雰囲気ちょっとこわいよ。」

 

メイさんは落ち着いた口調で言いました。

 

「ほら、わたしの両親って文化大革命で糾弾されたでしょ。人間ってとつぜん集団的に狂気に走ったりできるのよ。

 

まあ、日本はその対象になりやすいわね。

国は国。ChikaはChika。

あなたのことを憎いとは思ってないから安心してね。」

 

メイさんの腹のすわった落ちつきぶりに安心したものでした。

 

その後、民族紛争が起こる地域に赴任しましたが、わたしは一人一人が、民族や国籍を理由に人を責めることのない芯の強さを持つことができることをメイさんに見せてもらいました。

 

それから、わたしにとっての個人的な奇跡は、当時留学生のボーイフレンドがいたので国が近くなるし、当時アジアを希望する人は少なくて奨学金がもらえたのでバックパッカーをするのにいい拠点だから、というちょっと不純な動機?で始めた留学でしたが(笑)、

 

香港留学中にいい先生に巡り合え、その時から勉強が楽しくなったことでした。

(それが、のちのイギリス留学に繋がりました)

 

その後さらに続いた奇跡は、メイさんは私のクラスメートでもあったアメリカ人の友人と結婚してニューヨークに住んでいて、私が国連本部で働くことになった時には、ニューヨークで再び一緒に暮らす(今度は三人で)ことになったことでした。

 

中国出身ということでグリーンカードの申請に時間がかかり、不法移民、再びウェートレスからのスタートでしたが、不法移民でありながら持ち前のがんばりでフルタイムで働きながら大学院に通い、アメリカ国籍もとれる見込みがでてきました。

 

そして、次のさらなる大きな奇跡がやってきました。

 

働きながら通った大学院が3年越しで卒業見込みとアメリカ国籍のタイミング、それからアメリカ連邦政府のキャリア官僚募集が重なったのです。

 

彼女に面接でどんな質問が聞かれると思うか?と聞かれて、私は国連の面接でよく聞かれる質問を伝えて、二人で練習をしました。

 

次の日、聞かれた質問はなんと前日に練習した5つの質問のうち4つが全く同じものだったのです!!!

 

そして、これがアメリカ社会の面白いところなのですが、移民から道を切り開いたことが評価され、中国籍バックグラウンドだったからこそ海外部署のアジア地域の担当者となることが決まりました。

 

今彼女は、ワシントンDC の郊外に家を3件所有し、彼女を愛してくれるだんなさんと2歳の息子さんと幸せに暮らしています。

 

分かり易い「奇跡」とすると、彼女にとってわたしは旦那さんを紹介した人でもあり、面接を助けてくれた人であり、わたしにとって彼女は香港留学生活を充実した楽しいものにしてくれ、かつわたしのニューヨーク生活を助けてくれた人でした。

 

楽しい留学体験も私にとってはとても大事な、留学が楽しかったからこそ、わたしは海外勤務や国連勤務をしようと思えたのかも知れません。

 

最近会ったのは3年前にワシントンDCで再会したとき、彼女が成田にトランジットで一泊したときですが、会えば物理的な距離も会っていなかった時間も忘れてしまいます。

 

人が見返りを求めずお互いを助け合い、二人以上が心を同じ方向に合わせるとき、パワーは倍増し、さらに大きなサポートを招きいれることが可能になるのだと思います。

 

 

「愛によって生ずるあらゆるものが奇跡です。」

 

アコースインミラクルズ(奇跡のコース)より

「国連勤務」と「コーチング」と「子育て」の共通点とは⁉️ ②自分の中の隠したい部分を受け入れられないと人に厳しくなったり、自分の価値を低くして、無意識に自分のやり方や価値観を押し付けてしまう

前回、「子育て」は、自分がまったく完璧でないことや自分の弱みや心の中のコンプレックス浮き彫りになりやすくなる、とお伝えしました。

 

「国連勤務」と「コーチング」「子育て」の共通点とは⁉️①ほんとうに強い人は自分の弱みを知っている人

 

わたしたちは、いつも強くないといけないと思い、自分のコンプレックスや弱みを隠そうとして、一生懸命にがんばるのですが、

 

そんな時こそ過去の影響から自分を解放して、

 

「自分の弱さ」を受け入れることこそ、

 

わたしたちに与えられている恩恵の機会であって、

 

「効果的に援助する」、「人との関係を持つ」ための根本的な解決方法の一つではないかと思うのです。

 

どういう意味かというと、「自分の弱い部分」や「自分の中の隠したい部分」、「繊細な部分」を受け入れられないと自分や人に厳しくなったり、人や周りの人を判断したり無意識に人に自分のやり方や基準、価値観を押し付けてしまうからです。

 

例えば、自分の中に過去の体験やコンプレックスがあると、無意識にそれを避けようとすることや失敗をさけることが宿題をやらせる動機になってしまいます。

 

そして、なにより相手をありのままに受け入れることが難しくなってしいます。

 

それを学ばないと、

 

わたしたちは自分の中の癒されていない部分を目の前の相手に投影してしまうので、そういう部分を見せる人や思い出させる人に会い、そうした部分(感情)が刺激され続けます。

 

子どもがそれを見せてくれることもありますし、子どもを持たない人にもなんらかの形で似たようなことを体験します。

 

そういう意味では、子育てというのは、自分が自分を受け入れ、学び成長し整えられていくための大きな機会なのだと思います。

 

前回と今回は「子育て」と「人に主体的に動いてもらうために私たちが学ぶこと」にフォーカスしていますが、

 

このテーマを思う時に思い出すのは国連難民高等弁務官を務められた緒方貞子さんです。

 

国連で活躍した日本人といえば緒方貞子さんを思い浮かべる人も多いかも知れません。

 

緒方貞子さんが国連難民高等弁務官の任につかれたのは63歳の時でした。

 

緒方貞子さんの曾祖父は、犬養毅で、お父様はフィンランド大使を務められた外交官という家系に生まれた緒方貞子さんの家庭背景やキャリアは少し特殊なのですが、主なキャリアは40代はじめまで「子育て」でした。

 

国際基督教大学(ICU)で教えられていましたが、子育ての合間でということで、40代初めまで非常勤講師でした。

 

その後、上智大学の教授と国連人権委員会公使を務められたとはいえ、実務経験のない経歴として見なされたため、当初国連難民高等弁務官の任につかれた時には、どれだけ紛争国の現場の状況に対応できるのかを疑問視する声もありました。

 

その後、任につかれた後のご活躍はご存知の通りです。

 

わたしが国連で務めていた時にはすでに緒方さんは高等弁務官を退任されていましたが、彼女の足跡や功績を各地で感じました。

 

利害がぶつかり合う環境の中で実践的でかつ人道的な政策を切り開き、周りのサポートを得ることができる方でした。

 

外交官という家系の出身とはいえ、彼女が国連高等難民高等弁務官になられる前に経験されたことでどんなことが「緒方貞子」という人をつくったんだろう?と何度か思ったことがあるのですが、今回改めて思いめぐらしてみても、同じ洞察が頭に浮かびます。

 

犬養毅(曽祖父)の暗殺をゆるしたこと、そして博士論文を通じて、なぜ日本は戦争を止められなかったのか、という日本の戦争突入への背景に向き合ったこと、

 

そしてもう一つは「子育て」です。

 

子育てを通じて、人間は待つ、信頼するといった資質を学ぶ機会を与えられるそうです。

 

他には以下の通りです。

 

待つ

聴く

受け止める

共感する

整理する

任せる

委ねる

間をつくる

場をつくる

見守る

信頼する

 

 

その反対は、

 

強制する

決定する

介入する

命令する

突っ込む

問詰める

あおる

決めつける

(自分は正しい・相手は間違ってる)

です。

 

 

待つ、信頼するといった資質は、どうありたいかという大きな方向性を示す力、存在感、安心感、調和する力です(女性性)。

 

これがある時にこそ、問題解決、切り拓く力、前に進む力、具現化、行動する、実践力といった形にする推進力が真価を発揮します(男性性)。

 

この中でも大事だと感じるのは、信頼するという力だと思います。

 

ただ、「信頼する」というのは言うのは簡単だけれども実行するのは難しい類のものです。

 

自分の人生がよい方向へ向かうことを信頼する

自分の子供がどちらを選んでも自分で乗り越えられることを信頼する

今起きていることから最善の結果が引き出されることを信頼する

チームメンバーの力を信頼する

この決断が最善のものであることを信頼する

より大きな秩序のサポートを信頼する

 

 

信頼するというのは、コーチングの際にも最も重要なことです。

 

 

そして、信頼することを助けてくれることの大きな一つが、

 

自分で「自分の弱い部分」を知っていて、受け入れていることだと思います。

 

自分を受け入れている分だけ相手を受け入れることができるからです。

 

逆の言い方をすると、「自分の弱い部分」に自覚がないとそれが信じることを妨げてしまいます。

 

ただ、自分の弱みを知っていれば、そちらに耳を傾けるのではなく、信頼することに自分の意識を向き直すことができます。

 

もし、自分の弱みや繊細な部分がわからない、という人がいたら、これが自分というつくられたペルソナやマスクをかぶっていると思っていいでしょう。

 

自分を知って「自分を受け入れること」は一度にできることではなく、少しづつ発見したり、腑に落ちる体験をして学んでいくことです。

 

人と接すること、人に伝えること、深いコミュニケーションを持つこと、人を援助すること、人に動いてもらうことー

 

「自分を受け入れること」ーはあなたの力を全体的にあげてくれる大きな土台になってくれることでしょう。

国連や海外、外資系企業で働きたい人必見❗️自分の⭕️⭕️を知ること、日本人特有の謙遜の表現を言い直すこと

先日国際学会登壇エントリー用の英訳を頼まれたのですが、それが、見事に今度シンガポールで開催される国際学会でのプレゼンテーションの一つに選ばれたという嬉しい報告をいただきました。

 

ご縁のある先生から頼まれて引き受けた件だったのすが、同じ大学の他の先生のエントリーは通らなかったのにもかかわらず、わたしが英訳したものは通ったそうです。それがこの2年半ほどで数回続いています。

 

ちょっと振り返ってみると、そのコツは、英語力でも翻訳力でもなく、論点を明確にするということ、そして「日本人的な謙遜」を超えて健全な意味で自分の仕事や研究の価値を認識し、さらに言うと、自分の「差異性」を認識するということ、だと思います。

 

これは国連に応募する人(p.11の書く人)、海外で仕事をしたい人にもすごく関係することなので、どういうことなのか、ちょっと記事に書いてみたいと思いました。

 

わたしは約10年国際機関というあまり日本人のいない環境で英語で仕事をしてきたのでテーマによっては英語で話す方が楽なのですが、翻訳に関してはとくに訓練を受けたことはありません。

 

でも、イギリスの大学院で鍛えられてすごく意識することは、とくに学会発表用の要約の場合、この論文はいったい何を言いたいのか?という論点を冒頭で端的に明確にする、ということです。

 

自動的に訳を当てはめるのではなく、発表者の方が一番言いたいことと論拠や全体の結論を理解した上で英語脳的な思考回路で全体の構成を組み立て、最適な訳を当てはめるていくことをやっていきます。

 

洗練された英文表現を考えるのは三番目くらいの優先順位で、論点をはっきりさせること、次に構成(ロジカルに結論まで展開されているか)の方が断然に大事だと思います。

 

英語では、この研究はなんで重要なのか?この研究からどんな結論が導かれるのか?が非常に重要になるからです。

 

シカゴ大学を卒業した大学時代の社会学のアメリカ人の先生はなんども「So What」? と言ってこの点を強調していました。

 

これは、英語で仕事をする人、英語でプレゼンをする人、英語で書く人にも共通する点なので、「英語脳的仕事術」もぜひ読んでいただきたいと思います。

 

関連記事⇨国連ニューヨーク本部で学んだ「英語脳的仕事術/

 

そして、次に重要なのは、日本人特有の謙遜の表現を、言い直すことです。

 

日本の方が書かれるものは、結論もタイトルも全体的に控えめなものが多いように感じます。

 

日本の社会では「わたしすごいでしょ」的な表現方法は好まれないので、ちょっと控えめな表現になるのだと思いますが、

 

ただ、あまりに控えめすぎると、英語という言語ははっきりとした結論を求める構造を持つ言語なので、この論文はいったい何を言いたんだろう?となってしまいます。

 

そして、おそらく一番大事なことは、自分のやってきた仕事や、研究、作品や創作活動の価値を世界の文脈で捉え直して、その価値を相手にわかりやすいように表現しなおすことです。

 

2020東京オリンピック誘致コンサルタントだったニックバレリーが、東京はなぜ2016年立候補の時は都市の機能も予算も世界一だったのに落選したのか?という点で同じことを言っています。

 

僕たちは「謙遜が美徳だっていう『日本の文化』に直面したんだ。僕にしてみれば、世界の経済大国と言えばアメリカと日本。

 

それ自体大きな強みなのに2009年の第一回目の誘致プレゼン(2016年度)では、それを十分に伝えられなかった。日本で当たり前のことが世界では当たり前じゃないことを認識することは大切。

 

でも、これをプレゼンするのは日本の人たちだから、委員に伝えたい日本の魅力を本人たちに納得してもらうまでコミュニケーションを続けたんだ。」

 

これはオリンピック誘致に向けた世界の中で「トーキョー」がどう見えるのか、という点ですが、これは個人にもそのまま当てはまります。

 

あなたにとって当たり前だけど、世界から見たら当たり前じゃないことは何ですか?

 

世界の中の日本の強みを活かして、あなたの論文や経歴や仕事のどの部分を強調すればいいでしょうか?

 

一見違う業種だけれども仕事の本質の部分でその応募する業種との共通点はありますか?

 

例えば、国連や国際機関、外資系企業などに応募をするならば、

 

(1)相手が求めていることは何か?

 

(2)自分のやってきた仕事はそれにどう当てはまるのか?

 

(3)相手の視点からみた自分の資質や仕事、経歴の強み・競争力は何か?

 

(4)自分が一番のCandidateであることの説得力や経歴とポストとの一貫性をどう持たすことができるのか?

 

(5)それをどう表現すればいいのか?

 

という5点を改めて見直す必要があります。

 

国連に応募する方のp.11を何件か見せてもらったことがありますが、日本の文脈で自分がやってきたことの羅列に終わっているケースがほとんどです。

 

別の表現でいうと、

 

自分のやってきた仕事や、研究、作品や創作活動の価値を(一)世界の文脈で捉え直して、(二)その価値が説得力をもつように、(三)相手に伝わるように表現しなおすことがポイントいなると思います。

 

 

あなたにとって当たり前だけど、周りから見たら当たり前じゃないことは何ですか?

 

この質問を自分に問い続け自分が答えを出し続けることができたら、ほんとうの強さと自信を得ることができますね。

 

正攻法が実を結んでいくいい時代です。

 

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なぜチコちゃんが流行るのか?「ボーッと生きてんじゃねえよ❗️」と叱ってもらいたい現代人の心理

チコちゃんが人気だそうです。

 

NHK番組「チコちゃんに叱られる」のキャラクターで、「ボーッと生きてんじゃねーよ!」とキレるあのチコちゃんです。

 

番組の視聴率も毎回上がっているそうです。

 

番組は日常の題材を取り上げてなんで?とクイズ方式で番組に登場する芸能人に聞きます。

 

「かんぱーいってするときにグラスをカチン、あれはなぜするの?」といった、「5才のチコちゃんが問いかける素朴な疑問」という設定ですが、

 

ほとんど考えたことのないようなものばかりで大抵は答えられず、チコちゃんに「ボーッと生きてんじゃねえよ!」と叱られるのです。

 

お盆の帰省先でこの番組を見ながら、母は「チコちゃん嫌い」と一人つぶやいていましたが、わたしは単純にけっこう楽しんで番組をみました。

 

そして、このキャラがウケるのもわかるなと思いました。

 

私たちは、本能的に時代の変化や変化が当たり前の日々というのを直感的に感じています。

 

記録的大雨

観測史上初

前代未聞。。。

 

国際政治はもちろん、日々のお天気ニュースでもそんな形容詞がつくニュースが溢れています。

 

時代の変化とは一言で何かというと、

 

右肩上がりの経済を前提とした働き方や価値観がもはや今のわたしたちに当てはまるわけでもないのをわたしたちは感じているので、

 

「今までと同じではやっていけなさそう」「なにか自分も変化しないといけない」「親や世間の価値観を信じてこのまま生きていっていいんだろうか?」といった、自分にあった働き方や仕事やライフスタイルはなんだろう?という本能的な「内なる訴え」があるのだと思います。

 

とはいえ、人間というのは基本的には「変わりたくない」と思っている部分の方が強いので、惰性で日々はいとも早く過ぎていきます。

 

だからこそ、人はときに誰かにお尻をたたいて?欲しいのだと思います。

 

わたしのカウンセリングの先生はカナダ人で、世界学会でも講演し、世界各地にクライアントを持つ方ですが、彼女のセッションの通訳を務めていた時に何度か叱られたことがあります。

 

こんな風に言ったら日本人にはきつ過ぎるんじゃないか?ダイレクト過ぎるんじゃないか?と勝手に心配をして、表現をソフトにした時でした。

 

先生はそれを察知して、わたしを止めて「もう一度言葉をそのままに言い直してちょうだい」と言いました。

 

通訳をしながら、こんなことを言ってもいいんだろうか?と内心ヒヤヒヤしたことが数回あったのですが、私がその体験で学んだのは、

 

それで今の状況が変わったり、何か打開策や解決策があるのならば、もっとよい人生が開けそうだったりするのであれば、ほとんどの人は「はっきり言ってもらうことを望んでいる」ということでした。

 

一見ショックに聞こえることでも、私が立ち会ったセッションでは例外なく、最後はみなさんとてもすっきりした顔で帰られていきました。

 

逆に、日常の当たり障りのない距離感の関係であれば、人のことに踏み込むことも踏み込まれることも躊躇することも多いですし、はっきり言ってくれる人の方がまれだと思います。

 

もちろん、ただはっきり言えばいいというものではありませんが、チコちゃんと見ていると、人は今「「ボーッと生きてんじゃねーよ!」と言ってもらうことを求めているんじゃないか?、と感じたりします。

 

それは、どこかで自分が変わるきっかけを求めていたり、一歩踏みさせないことがあったり、気になっていることがあるけどどうしたらいいのか分からないことが誰の中にもあるからだと思います。

 

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⭕️人生の転機にあると感じている方

 

プレゼンコーチングもしています。

 

あるグローバル企業でマネージャーを務める米国在住の日本人の方で、全世界の支社を集めたグローバル会議でプレゼンをするのに緊張してしまうという方がいらっしゃいましたが、コーチングで緊張の「原因」を扱った結果、緊張がずいぶん減って、グローバル会議を楽しむくらいになられて、そのプレゼンが社長にも好評でディレクター候補に昇進された方もいます。
英語脳的思考からのフィードバック、「ステージファイト」緊張を和らげることのサポートをすることができます。
わたしはプレゼンに苦手意識があって困っていましたが国連勤務でスピーチクラスを受けたり、「場数」を踏んで逆にプレゼンが得意になりました。
国連事務総長特別代表養成研修でパネリストを務めたときには、それが好評で米海軍大学院の専門家に推薦され、フィリピンやスリランカ、バングラデシュ軍で国連の平和維持活動について教える講師を務めました。

 

わたしの経歴を見ると人は勝手にいろんなことを想像したり判断するのだと思いますが、思ったよりもぜんぜん優しかったです、とよく言われます。笑

 

もし、「ボーッと生きてんじゃねーよ!」と言ってもらいたい方がいましたら対応いたします。

 

大丈夫です。優しいバージョンにしましょうね(笑)

 

詳細はこちらより⇨ https://chikaonaka.com/coaching/

「自分の中に答えはすでにある❗️」ー虹は変容・トランスフォメーション(transformation)のしるし

先日、都内のある有名な老舗のお米屋さんの方とおしゃべりすることがありました。

 

こちらのお米屋さんの扱うお米はとても美味しくて、引っ越した先でもわざわざ送ってもらう人も多いそうです。

 

地元でも評判のお米屋さんです。

先日、「どのお米がお勧めですか?」何気なく聞きました。

 

すると答えはこうでした。

 

「うちはね、まずお客さんに数種類のお米の値段帯のお米を試すことをお勧めしているんですよ。」

 

「これ」という銘柄(答え)はありませんでした。

 

でも、その人にとってベストな「お米」をみつけられる方法を教えてくれるのだと思います。

 

そうなんです。

 

この変化の時代の特徴の一つは、先生や専門家といった権威と呼ばれる人の言うことを一方的に聞くのではなく、

 

「自分の中の答え」をみつけることです。

 

「自分の中に答えはすでにある」と知ることです。

 

それを忘れてしまったり、いろんな事があってまったくそう思えない時には、それを邪魔しているものを取り除いたり、心の落ち着きを取り戻すサポートをして、そこに向かっていくお手伝いをセッションでしています。

 

セッションの後に、「自分の中に答えはすでにある」という言葉がずっと残っていて、そういえばあの時こんなことを思っていた、といった自分の中の情熱を思い出した、という方もいらっしゃいました。

 

「自分の中の答え」は直観と呼ばれたり、

「内なる声」「内なる智慧」と呼ばれたりしてきました。

 

それが意味するのは、自分の中にはこっちだよーと教えてくれるコンパス(内なる智慧)がそでに備わっている、ということです。

 

この数日神さまに応援される人になろう、

神さまの視点を理解すればもっと楽にうまくいく、といったことをお伝えしていますが、

 

神さまはどこか遠くにいて戒律や教典を押し付ける人のことを言うのはなく、

私たちと一緒にいて、やさしく見守り、内から語りかけ、導いてくれている存在のことを言っています。

 

わたしの内なる声は常に私たちと一緒にいて、見守り、応援してくれています。

 

つい最近、あるクライアントさんが旅行先で3重の虹を見たといって写真を見せてくれました。

 

セッションを受け始めて二回目くらいから、よくわからないけれども何かが変わりそうなこれから上向いていくような感じを感じたそうです。

 

その感覚を信じてみることにしました。

 

その彼女の意思表示を祝福して応援するように、彼女の目の前で虹が現れたのだと思いました。

 

虹は変容、トランスフォメーションの象徴です。

 

応援や祝福のしるしでもあります。

 

三重の虹というととても珍しく数年前にFACEBOOKで何万件もシェアされていたのを思い出しました。

 

昨日惜しくも甲子園の決勝戦で敗れた金足農業高校(カナノウ)の試合の後にも甲子園の上空には虹がでていたそうです。

 

祝福はすでに誰の上にも与えられています。

 

わたしたちはいつも見守られ、愛され、応援されています。

 

心を開いてうけとりましょう💛

 

4rainbow

 

quadruple rainbow