「国連勤務」と「コーチング」と「子育て」の共通点とは⁉️ ②自分の中の隠したい部分を受け入れられないと人に厳しくなったり、自分の価値を低くして、無意識に自分のやり方や価値観を押し付けてしまう

前回、「子育て」は、自分がまったく完璧でないことや自分の弱みや心の中のコンプレックス浮き彫りになりやすくなる、とお伝えしました。

 

「国連勤務」と「コーチング」「子育て」の共通点とは⁉️①ほんとうに強い人は自分の弱みを知っている人

 

わたしたちは、いつも強くないといけないと思い、自分のコンプレックスや弱みを隠そうとして、一生懸命にがんばるのですが、

 

そんな時こそ過去の影響から自分を解放して、

 

「自分の弱さ」を受け入れることこそ、

 

わたしたちに与えられている恩恵の機会であって、

 

「効果的に援助する」、「人との関係を持つ」ための根本的な解決方法の一つではないかと思うのです。

 

どういう意味かというと、「自分の弱い部分」や「自分の中の隠したい部分」、「繊細な部分」を受け入れられないと自分や人に厳しくなったり、人や周りの人を判断したり無意識に人に自分のやり方や基準、価値観を押し付けてしまうからです。

 

例えば、自分の中に過去の体験やコンプレックスがあると、無意識にそれを避けようとすることや失敗をさけることが宿題をやらせる動機になってしまいます。

 

そして、なにより相手をありのままに受け入れることが難しくなってしいます。

 

それを学ばないと、

 

わたしたちは自分の中の癒されていない部分を目の前の相手に投影してしまうので、そういう部分を見せる人や思い出させる人に会い、そうした部分(感情)が刺激され続けます。

 

子どもがそれを見せてくれることもありますし、子どもを持たない人にもなんらかの形で似たようなことを体験します。

 

そういう意味では、子育てというのは、自分が自分を受け入れ、学び成長し整えられていくための大きな機会なのだと思います。

 

前回と今回は「子育て」と「人に主体的に動いてもらうために私たちが学ぶこと」にフォーカスしていますが、

 

このテーマを思う時に思い出すのは国連難民高等弁務官を務められた緒方貞子さんです。

 

国連で活躍した日本人といえば緒方貞子さんを思い浮かべる人も多いかも知れません。

 

緒方貞子さんが国連難民高等弁務官の任につかれたのは63歳の時でした。

 

緒方貞子さんの曾祖父は、犬養毅で、お父様はフィンランド大使を務められた外交官という家系に生まれた緒方貞子さんの家庭背景やキャリアは少し特殊なのですが、主なキャリアは40代はじめまで「子育て」でした。

 

国際基督教大学(ICU)で教えられていましたが、子育ての合間でということで、40代初めまで非常勤講師でした。

 

その後、上智大学の教授と国連人権委員会公使を務められたとはいえ、実務経験のない経歴として見なされたため、当初国連難民高等弁務官の任につかれた時には、どれだけ紛争国の現場の状況に対応できるのかを疑問視する声もありました。

 

その後、任につかれた後のご活躍はご存知の通りです。

 

わたしが国連で務めていた時にはすでに緒方さんは高等弁務官を退任されていましたが、彼女の足跡や功績を各地で感じました。

 

利害がぶつかり合う環境の中で実践的でかつ人道的な政策を切り開き、周りのサポートを得ることができる方でした。

 

外交官という家系の出身とはいえ、彼女が国連高等難民高等弁務官になられる前に経験されたことでどんなことが「緒方貞子」という人をつくったんだろう?と何度か思ったことがあるのですが、今回改めて思いめぐらしてみても、同じ洞察が頭に浮かびます。

 

犬養毅(曽祖父)の暗殺をゆるしたこと、そして博士論文を通じて、なぜ日本は戦争を止められなかったのか、という日本の戦争突入への背景に向き合ったこと、

 

そしてもう一つは「子育て」です。

 

子育てを通じて、人間は待つ、信頼するといった資質を学ぶ機会を与えられるそうです。

 

他には以下の通りです。

 

待つ

聴く

受け止める

共感する

整理する

任せる

委ねる

間をつくる

場をつくる

見守る

信頼する

 

 

その反対は、

 

強制する

決定する

介入する

命令する

突っ込む

問詰める

あおる

決めつける

(自分は正しい・相手は間違ってる)

です。

 

 

待つ、信頼するといった資質は、どうありたいかという大きな方向性を示す力、存在感、安心感、調和する力です(女性性)。

 

これがある時にこそ、問題解決、切り拓く力、前に進む力、具現化、行動する、実践力といった形にする推進力が真価を発揮します(男性性)。

 

この中でも大事だと感じるのは、信頼するという力だと思います。

 

ただ、「信頼する」というのは言うのは簡単だけれども実行するのは難しい類のものです。

 

自分の人生がよい方向へ向かうことを信頼する

自分の子供がどちらを選んでも自分で乗り越えられることを信頼する

今起きていることから最善の結果が引き出されることを信頼する

チームメンバーの力を信頼する

この決断が最善のものであることを信頼する

より大きな秩序のサポートを信頼する

 

 

信頼するというのは、コーチングの際にも最も重要なことです。

 

 

そして、信頼することを助けてくれることの大きな一つが、

 

自分で「自分の弱い部分」を知っていて、受け入れていることだと思います。

 

自分を受け入れている分だけ相手を受け入れることができるからです。

 

逆の言い方をすると、「自分の弱い部分」に自覚がないとそれが信じることを妨げてしまいます。

 

ただ、自分の弱みを知っていれば、そちらに耳を傾けるのではなく、信頼することに自分の意識を向き直すことができます。

 

もし、自分の弱みや繊細な部分がわからない、という人がいたら、これが自分というつくられたペルソナやマスクをかぶっていると思っていいでしょう。

 

自分を知って「自分を受け入れること」は一度にできることではなく、少しづつ発見したり、腑に落ちる体験をして学んでいくことです。

 

人と接すること、人に伝えること、深いコミュニケーションを持つこと、人を援助すること、人に動いてもらうことー

 

「自分を受け入れること」ーはあなたの力を全体的にあげてくれる大きな土台になってくれることでしょう。

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投稿者: blossomjp

80カ国以上もの人達が ー文化も言葉も職歴も違う人達が ー アフリカの僻地で出会い、突然「国連軍」として「国連警察」として「国連職員」として仕事を始めることになっった。。。 国連に「出稼ぎ」に来ている人もハーバード卒業の「エリート」もみんな一緒。カオスでにぎやかな現場で80カ国の人たちが一緒に平和を築くためには?!

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