大雪の日は在宅勤務。
いつでも自由に家で仕事してもいい(完全自己申告)。
各国外交団とのランチ(情報交換)ではワインも飲むし、高級寿司店やイタリアンにも行く。
国連PKO局を代表してBBCに出演する上司の部屋にはリカーが置いてあって、アフターファイブ’外交’が突然始まることもあった。
室長・課長裁量も高いから、室員全員でセントラルパークにいった日もあった。
その前提は自分の仕事内容(Job Description)が明確にされていること。
「自分で自分の仕事を知っていること」。
仕事のポイントを知ってること。
わたしがニューヨークでいた部署は、国連の中でもとびきり優秀な人たちが集まったところでしたが、ほんとうにそれぞれが仕事のポイントを押さえていたのだと思う。
自己管理を要するのは間違いないけれども、ここで言いたいことは、そういう働き方は可能だということ。
本当に必要な仕事なのか吟味せず、今までやっていたらという理由で、長時間労働が続いていたり、女性が働き続けられないモーレツ社員的「働き方」も含め、国が少子化になっていたらあまりに悲しい。
日本の企業は本気で「生産性」を考える段階にあると思う。
(写真)ニューヨーク セントラルパーク