共感能力が高い人がいます。わたし自身もそのタイプに当てはまります。
人混みが苦手、疲れやすい、相手に合わせてしまう、という悩みもあります。
ただ、他人の感情を自分のものと感じる位に相手を受け止められることは、文字通り天から与えられた「天賦の才能」とも言えます。
職業はなんであれ、また本人の自覚がなくても、カウンセラー的な役割を発揮していることも多いようです。
同時に、その資質が才能として活かされるには、いくつかの学びがあるようにも思います。
必要な時にはNOを言えること
他人との健全な境界線(boundary)を持つこと、
他人ではなく自分を最優先にすること、
他人の評価でなく自分で「自分はこれでいい」と思えること、
必要とされるニーズを手放すこと
他人によらない自己価値を持つこと、
などです。
また、共感能力や感受性、情緒的エネルギーを「表現」のエネルギーとして活かすこともできます。
「共感能力」は、「感じとる力」をベースとして「エネルギーを伝達できる能力」としても発揮されるので、スピーチや文章を書くなどなんらかの表現をする人にとって大きな力になります。
その人が感動したことについて伝えようと思うと、その感動のエネルギーが文章なりを通じて相手に伝達されるからです。
そういうタイプの人たちの、自分の中から「湧きでるもの」を表現する意欲はもともと強いので、それが助けとなり、それがどんな分野であっても、自分の表現や作品は自然と高い水準に達していきます。
共感能力や感受性が「表現」として開花すると、
カウンセラーやコーチといった感情を直接的に扱う職種はもちろん、
人に教えること、講師、執筆、ダンス、デザイン、演劇、絵を描く、歌を歌う、音楽、イラスト、建築、彫刻、織物、アスリートなどとして活かすことができます。
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ぜひ、その能力を才能として開花させていただきたいと思います!
“疲れやすい、人混みが苦手、相手に合わせてしまう人が共感能力を開花させるために学ぶこと” への 1 件のフィードバック