AIの時代に、AIにできないものはなにか?

AIにできないものは何か?ということが議論されています。

 

AIがなんでも出来て、将棋も勝ってしまうのなら、いったいAIにはできなくて人間にしかできないものは何か?と、考えるのはやっぱり自然なことだと思います。

 

そう考えるとき、

 

「シナジー(synergy)」、「創発性(emergence)」、「共同創造 (co-creation)」といったことを思います。

 

こうした現象にある共通点は何でしょうか???

 

これらの言葉は、一人では生まれえない、他者との交流やインターアクションから生まれるものがあることを伝えています。

 

「他者とのコミュニケーションが相乗効果的に展開すると、頭と心が開放されて新しい可能性や選択肢を受け入れ、自分のほうからも新しい自由な発想が出てくるようになる。…

 

内心に意欲がみなぎり、心が安定し、前に考えていたことよりもはるかに良い結果になると信じることができる。… そういうコミュニケーションに参加している人たち全員が洞察を得られる。」

 

シナジーを創り出すコミュニケーション(「7つの習慣」)より

 

 

私が数年前に参加したあるリーダーシップ研修では、24人全員で一つのテーマを決めて、それについて24人全員で発表する、という課題がありました。

 

このポイントは、24人全員で取り組みながら、あたかも1人で発表しているようにする、というものでした。

 

社会人の大人がそれぞれ仕事をしながら、週末に集まって、課題に取り組みます。

 

講座に参加している目的もそれぞれ。仕事ではないところで、業種もまったく違う24人が集まって何かを決めようとすると、いろいろなことが起こります。

 

実際、このまったくバックグラウンドの違う24人で意見をまとめることは、かなり大変でした。

 

意見をいう人いわない人。。。

アイデアはでるけど結論がまとまらない時。。。

批判調になる人、まとまらずにイライラする人、

いつになったら意見がまとまるんだろう、と不安がよぎります。

とくに最初の頃は、お互いにお互いを知らないし、24人がそれぞれ意見を出しあっても、それがいったいどうまとまるのか、正直見当もつきませんでした。

 

でも、わざわざ週末の時間を使って何かを学ぼうとする人たちの集まりでもあったので、幸いに、仕事でも組織でもない、この人間が集まることで起こるリアルなプロセスこそが「学び」であるという認識がありました。

 

なので、幸い無理やり結論を出して終わらせようとするよりも、少し時間はかかっても全員がなっとくできるような結論になるまで続けよう、という理解も努力もありました。

 

とはいえ、意見も出尽くしたものの、なかなか結論がでなかったことは一度ではありませんでした。

 

さすがに疲れも感じてきます。

 

いつまでこんな状態が続くんだろう?と不安もよぎります。

 

そんな時、その「ひらめき」は突然やってきました。

 

ある女性の口から、素晴らしいアイデアがでたのです。

 

その瞬間、部屋全体に「それだ!」という空気が流れました。

あたかも、彼女が、全員を代表してそのひらめきを受け取ったかのようでした。

不思議とその感覚は共有され、誰もがなっとくする形で結論がまとまりました。

この体験を経て、私たちの話し合いは格段と上手くいくようになりました。

 

この時の体験で、「ある時、まったく結論がでないように見えても、前に考えていたことよりもはるかに良い結果になると信じることができる」ようになったのです。

 

話し合いがグルグルし始めても、すぐにどうしたら上手くいくか?と全体の意識が上手くいく方に向くようになりました。

 

急に目の前の世界が開けるように感じ、

これまで見えてなかったものが見え、

聞こえてくる感覚があったり、

目の前の相手が突然違って見えてくることもありました。

 

そこにあったのは「オープンさ」だったと思います。

 

そんな体験を何回か重ねるうちに気づいたら、「話し合いは苦労するもの、全員で決めることは大変」という概念から、「全員で同じ方向に向いて集中すれば時間をかけずにもいいアイデアを得ることができる」「一人では起こらないひらめきや洞察を得ることができる」と、大勢でアイデアを出し合うことの効果も実感するようになりました。

 

一度体験すると自然とそう思えるようになっているのが自分でも不思議なくらいでした。

 

それ位に、それは自然に起こっていたのだと思います。

 

最近では、AIの時代にAIにできないものは何か?ということが議論されています。

 

「7つの習慣」はさらに言います。

 

「家庭でもその他の場面でも、ささやかなシナジーを体験したことのない人は大勢いる。このような人たちは、周りに殻をつくり、人生も他人も信用できないと思いこみ、防衛的なコミュニケーションをしている。

「これは人生の大きな悲劇だ。人生を無駄に生きてしまうことにもなりかねない。持って生まれた潜在能力のほとんどが手つかずのまま、生かされることもなく人生が過ぎていってしまうからである。」

 

AIの時代に、AIにできないものは何か?

 

「創発性」、「創造性」、「シナジー」、「インスピレーション」、WIN-WINー

 

人と人がオープンさを持って、互いに耳を傾け、同じ目標に向かって交流するときに新しく生まれるものがあるー

 

それは過去の延長でもない、一人の力も、もしくは人間の通常の意識を超えたものです。

 

AIはいくら効率的で賢くてもそれをプログラムした人間の意識を超えることはできません。

 

2018年、「創発性」、「創造性」、「シナジー」を大切にしたいと思っています。

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投稿者: blossomjp

80カ国以上もの人達が ー文化も言葉も職歴も違う人達が ー アフリカの僻地で出会い、突然「国連軍」として「国連警察」として「国連職員」として仕事を始めることになっった。。。 国連に「出稼ぎ」に来ている人もハーバード卒業の「エリート」もみんな一緒。カオスでにぎやかな現場で80カ国の人たちが一緒に平和を築くためには?!

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