売るスキルは読み書きと同じ位フツーの時代「大学は先生の研究を一方的に聞くだけ。私はどうしたらもっと売れるようになるのかをもっと学びたい」

「ここにあった!」私は思わず叫んでしまいました。

 

なぜなら、その店にあったのは、私がこの数ヶ月ずっと探し求めていたものだったからです。

 

大吉七菜海さんに会ったのは、東京赤坂アークヒルズ前のヒルズマルシェ。

 

彼女がおしゃれなラッピングに包み手にしていたのは「ケール」。

 

ケールは「野菜の王様」と言われるほどミネラルが豊富で、私の身体は疲れてくるとケールを求めます。そして、そのミネラルが身体に染み通ると、インスピレーションも湧き、執筆も進みます。

 

テニスチャンピオンのジョコビッチ選手も世界一位になるまでには、「起きていられる時間にできることはすべてやった」と言い、その一つが食事改革で、彼が公開しているメニューの中にもほぼ毎日ケールが登場します。

 

ケールは希少な野菜です。基本的には冬の野菜なので店頭に並ぶのは3ヶ月ほど。

 

しかも、普通のスーパーでは売っておらず、あちこち廻ってなかったので諦めていたところだったので、思わず叫んでしまったのです。

 

彼女はどうやってケールを調達して、都会のど真ん中でたった一人で、どうしてケールを売るようになったのか?と、私は興味を持ちました

 

しかも彼女のお名前は大吉さん。

 

彼女の田舎の鹿児島県の指宿(いぶすき)とではごくごく一般的な性で、同級生の名前もみんな大吉、中吉、小吉、末吉だったそうで、町を離れて始めてそれが珍しいことに気づいたそうです。(❗️)

 

彼女は大学で社会学を学ぶ大学2年生でした。

 

彼女の実家は、いぶすきで東京ドーム5個分の土地で農業を営むキャベツ専門の農家さんで、これまでずっとキャベツを育ててきたそうです。

 

町のほとんどの人が農家で、農家=キャベツという図式ができあがり、それになんの疑問も持たなかったある日、七菜海さんのお母さんが家族にこう言ったそうです。

 

「このままキャベツだけやっていたら危ない。不作になったら全部おわり。何か他のこともやらないといけない」と。

 

お父さんはそれなりに上手くいっているのだから「キャベツでいいじゃないか」と言い、その時はそこまでで終わったそうです。

 

その一方で、お母さんは着々と準備を進めていました。

 

農業の6次産業化するサポートをする「女性農業次世代リーダー育成塾」へ通い、東京へ行くようになりました。

 

「テレビの見過ぎかも知れないけど、あまりに東京で通うから、お母さん『アヤシイ』って思ったこともあったんです。今だから言えるんですけどね」と七菜海さんは笑います。

 

七菜海さんは、当時高校二年生でした。

 

そんな日々がしばらく続き、お母さんからニュースを聞くのです。

 

新宿の伊勢丹と銀座三越で大吉農園のケールを売ることになったと。

 

お母さんは、東京に行くたびにケールを片手に、卸売り市場を回り、ケールを扱ってくれませんか?『ケールの味には自信があります』と営業をしていたのです。

 

しかも、新宿伊勢丹に置かせてもらうことで、信用が付き販路も広がるだろうという作戦まできちんとあったのです。

 

彼女は高校生でしたが、ケールのラッピングはおしゃれなデザインの方がいい、というお母さんの提案で、デザインを一緒に考えるようになったり、緑に映える赤のデザインが実際につくられていく様子をずっと見てきたそうです。

 

「そんな経験があって、母からの勧めもあって、我が家のお野菜をたくさんの人にできる限り新鮮な状態で食べてもらいたい、と思ったのと、人生経験が広がるだろうと考えてマルシェで出店することになりました。」

 

昨年7月に初めて出店して、「完売」になり、初めて「完売」した時の経験は大きな自信につながっているそうです。

 

そして、自然にケールがどうしたらもっと売れるようになるのかを考えるようになったそうです。

 

「スーパーに行くと、それまでは気にならなかったポップが目に入るようになりました。

 

例えば、『どうしたら商品を手に取ってもらえるか』『「自分がどんな接客を受けると嬉しいか』などに意識が向くようになりました。」

 

 

ケール

 

ケール②

 

 

「大学は先生の研究を一方的に聞くだけ。私は、例えばこのケールがどうしたらもっと売れるようになるのかをもっと学びたいです。」と続ける七菜海さんですが、大学と仕事や就職のギャップは全世界的に指摘されている課題の一つでもあります。

 

テクノロジーの進化や価値観の変化など、大学と現場のギャップが大きくなっているからです。

 

大学では考える力を学ぶべきだ、「ビジネス」や「儲け」とは関係ない次元で学ぶことがある、といった声もあると同時に、体験しながら学びたいという若者の声も全世界的な傾向です。

 

「お客様と話しているときが、一番楽しいです。学校では経験できない、貴重な機会だと思います。毎回のマルシェ出店や人との出会いを通して、実践的に学んでいきたいです。何でも自分の実体験を通して、ひとつひとつ経験を積んで、それを自分の実力に変えていけたらいいなと思っています。」

 

きっと、これも多くの大学生や学生や今の若者の声を代弁したものなのでしょう。

 

 

寮でもケール料理を友達にふるまっているという七菜海さんは、「一時間で5品も作れるようになったんです!」とケールパスタ、スープ、サラダにバーニャカウダの美味しそうな写真を見せてくれました。

 

ケールサラダ.jpg

 

大吉農園(だいきちのうえん)は、指宿ではパートさんを雇うほどの農家になり、最初は反対したお父さんもいまでは全面的に協力しているそうです。

 

Dean & Delucaでも、キウィ&ケールスムージーが今年の夏の看板メニューになっているように、ケールも身近になっているので、大吉農園のケールをもっと身近に目にする日も近いかも知れません。

 

「このままではいけない」と感じ取った女性の「第六感」。

 

『ファースト・ペンギン』に反対はつきもの。

 

反対されても形にしていったお母さんの勇気が、ケールを通じて指宿と東京をつなぎ、女性に勇気を与えてくれているように感じます。

 

 

そして、七菜海さんの話しを聞いていると、起業とは何か大きなかた意地はってやるようなことでもなく、起業か就職かの二者選択でもなく、

 

自分がいいというものを周りに伝え、拡げる(提供する=売る)ということは、日常生活の延長にある身近な行為で、簡単に楽しく気軽にやっていい時代なんだ、と感じます。

 

 

 

時代は後からついてくる。だから時代の変わり目では自分で道を切り開くしかない。

 

いいものを必要な人へ。

そして軽やかに楽しく。(*^-^)ニコ

 

バニラアイスとケールのケールシェイク試してみてくださいね!

 

大吉農園

https://www.instagram.com/explore/tags/大吉農園/

http://www.thepicta.com/user/daikichifarm/3965071611

 

大吉農園 ケール販売場所

アークヒルズヒルズマルシェ(毎週火曜日)11:00〜19:00

http://www.arkhills.com/hillsmarche/

8月は夏休みのため8月1日と8月29日に出店

 

 

お問い合わせ先

大吉農園(だいきちのうえん)

鹿児島指宿市湯の浜6−3−21

daikichifarm@gmail.com

 

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投稿者: blossomjp

80カ国以上もの人達が ー文化も言葉も職歴も違う人達が ー アフリカの僻地で出会い、突然「国連軍」として「国連警察」として「国連職員」として仕事を始めることになっった。。。 国連に「出稼ぎ」に来ている人もハーバード卒業の「エリート」もみんな一緒。カオスでにぎやかな現場で80カ国の人たちが一緒に平和を築くためには?!

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