最近いただいた体験談を紹介しています。
⭐️この間の講座を受けてから、プロジェクトと向き合う姿勢が変わりました。千華さんのリーダーシップのあり方をお聞きできたことが大きいです。正式な役職に関係なく、関わる人たちの間を調整するのは、私の役割であるということに気が付きました。また、明らかになっていない課題に目をむけることを学び、手応えを感じています。
東京都在住 政府機関勤務、M.H.さん
⭐️職場で自主的な勉強会を立ち上げました。安全で安心できる医療を提供できるようにするためです。2か月しないうちに当初の予定よりも何倍もの人が参加してくれました。
チームとしての意識が上がると同時に、学ぶ楽しさを体験してもらっています。自ら考え、主体性に行動できることにもつながっていると思います。医療職の人達は程度の差はあれ、皆、人の役に立ちたいと思っている人達ばかりです。参加する人が優しさや思いやりを取り戻し、眼を輝かせているのを見るのはとても嬉しいです。
医療従事者にとって、こうしたセッションを定期的に受けることは、燃え尽きの予防になっていると感じます。
大阪府在住 医師 S.H.さん
答えがないように見える時こそ、目の前の課題を整理することは、もともと自分の中にある答えや勇気、人間のや底力を呼び覚ます機会でもあります。
コーチングを終えた後には、「何をすればいいか分からない」という思考停止と行き詰まりの状態から、ああ!こうすればいいんだ!と光が見えるようになっていることが目標です。
こちらが一方的にアドバイスするというよりも、どんなことに悩んでおられて、どうしたいのかに耳を傾け、一緒に答えを探っていきます。
《大仲千華プロフィール》
国連職員として、ニューヨーク国連本部、スーダン、東ティモールなどで、元兵士の社会復帰支援などの平和支援に10年従事。多国籍チームのリーダーを務める。
2011年からは、米軍の専門家として国連の平和支援に参加するアジアの軍隊に派遣され、講師を務める。
帰国後、燃え尽き、PTSDとうつになり、何もやる気がしない・朝起きれない・働けなくなる。
心理学やスピリチュアリティーを学び始め、その過程で、科学と霊性の世界学会(ISSSEEM)にも招聘される世界的なティーチャーに出会う。自分の「弱さ」やシャドー受け入れ、統合していくことを学び、直感能力や洞察力、ヒーリング能力が飛躍的に開花する。
「自分の体験が他者への『贈り物』になる時、その傷は超越される」ことを日々体験中。オックスフォード大学大学院修了(社会人類学)。
最後に。。。なぜ国連職員だった私がカウセリング・コーチングをしようと思ったのか?
私は長年の海外勤務から日本に帰って来て、気づいたことがあります。それは日本人の共感能力の高さです。当たり前のように思うかも知れませんが、これは世界的に見ても非常に稀有な能力です。
これからの時代、「感じるとる能力」はますます求められていくことでしょう。
同時に、そのせっかくの共感能力が、活かされていない、または、逆に「とりあえず周りに合わせればよい」という「迎合」になっているケースも多いように感じました。
また、本当はなんとかしたいと思っているのにもかかわらず、課題の大きさと複雑さにあまりに「圧倒されて」しまい、「無感覚」になっているのかも知れないとも感じました。
ただ、世界は日本の能力を必要としています。
技術、テクノロジー、ものづくりといった分野はもちろんのこと、求められているのは共感力やその精神です。
海外では自己主張しないといけないという誤解はまだまだ強いようですが、国連や紛争国といった場でさえ、求められていたことは、自己主張をするよりも、言葉を超えて相手が本当に求めていることは何かを全身を傾け理解することでした。
その精神でもって、日本はもっと世界の平和に貢献できると思うのです。
民族や宗教、意見の違いといったものを超えて、人と人をつなげることができる人を育てたい。
世界にはまだ争いが絶えません。ただ、そこにたった一人でもいいから、相手の言うことに相手に耳を傾けられる人がいたら?もう少し世界は住みやすい場所になると思うのです。