完璧主義は、内なるモーチベーションよりも、他人からどう見られるかを常に気にしています。
誰でもある程度こういった傾向を持っていますが、完璧主義が強迫観念になっていて、身をすり減らす人もいます。
どのレベルにしろ完璧主義から解放されるには、「人からどう見られるか」から「私はこれでよい」への旅が必要です。
この旅は自己に共感を持つこと、自分のすべてを認めることから始まります。
勇気を出して弱みを受け入れ、完璧さを追求するのをやめるのです。
まず、自分がどんな人間で、どんな体験をし、何を大切にしているのかを認めることです。
そして、少し立ち止まって、人生の不完全さの中に美があることを学ぶ必要があります。
例えば、
・心の痛みを無視したり、自分を批判するのではなく、自分自身の温かい理解者になること
・自分に対して共感を持つこと
・人間は誰でも悩み、自分の無力さを感じることを知ること
・否定的な感情を抑えすぎず誇張もせず受け入れること。
・痛みを無視したら痛みに共感することはできない。弱みや不完全さを認めず、あるべき姿にそぐわない部分を切り捨て、認められるためにヘトヘトになるのでもなく、否定的な感情や思考と「一体化しすぎない」こと、
です。
ブレネー・ブラウン「本当の勇気は弱さを認めること」2013年、より
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