里山資本主義③: おばあという究極の資源ーBBC絶賛84歳のアイドルグループを生まれた秘訣

沖縄の小浜島出身の平均年齢84歳のアイドルグループ「KBG84」が注目を集めています。http://kbg84.jp

おばあ達から元気をもらうと、東京公演はすでに4回を迎え、品川プリンスでのコンサートは連日満席。95才のおばあが踊りだすと観客もみんなが自然に踊りだす。

NHKから民放各局に出演し、BBCやCCTVにも取り上げられ、海外からの取材も絶えないそうです。

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インドネシア語でも紹介されてます。

KBG84, “Girlband” Nenek-nenek Asal Jepang

歌うことに「年をとり過ぎる」という言葉は当てはまらない。その表現がふさわしいのが日本のガールズバンド「KBG84」である。

 

日本全国で生産人口減少、高齢化、少子化が進む中で、全国に元気を与えた、とサントリー地域文化賞も受賞しています。

今年の夢は「紅白歌合戦」に出場することー

「徹子の部屋」で徹子さんに堂々と語っておりました。(*^-^)

kbg84 徹子

小浜島おばあ②

日本全国で少子化と高齢化が進む中、小浜島がある沖縄県竹富町は、人口増加率全国トップレベルなのと同時に、「おばあ」という「究極の資源」が光っているのです。

小浜島のおばあ達の元気の秘訣は何なのでしょうか?

 

この「小浜島」は、沖縄の八重山諸島に位置する人口約600人の島です。

東京からだと

羽田ー那覇(2時間)

那覇ー石垣島(50分)

フェリー(30分)

を乗り継ぎ到着します。

 

私が小学生の時は、南西航空というプロペラ機での移動でしたが、今は直行便もあります。ちなみに、東京ー石垣間は1950キロで、東京ー上海よりも長い羽田発の一番長い路線だそうです。

小浜島の丘からは海が見えます。海が本当に綺麗です。

小浜島道

小浜島集落

 

東京生まれの6歳の私にとって、小浜島は最初「カルチャーショック」の連続でした。

ーテレビは当時NHKしか映らない(しかもよく乱れる)。

ーラジオをつければ、英語か中国語の方がはっきり入る。

ー海辺を歩けば、中国語の漂流物がいっぱい(台湾がすぐそこだから)。

国境なんてしょせん人間が作ったものなんだ、と思いました。

 

台風がやってきては丸3日間停電。

叔母たちはまったく動じず、淡々とろうそくで食事の準備していました。

 

お店は全部で3件。

 

日中はさとうきび刈りなどの農作業。時々海に出てたこを釣ってくるなど普段の生活はシンプルなものです。

 

気候も暖かいためか、時間ものんびり流れます。

 

そんな島ですが、ひときわ存在感を放っているのが小浜島の「おばあ」達です。

みんなが歳をとり始めてきたから、

お互いに元気を出そうと、お茶会を開いて、みんなに初恋ばなしを披露してもらったらすごい盛り上がった。

そして、戦争で着られなかったから、おばあ達に結婚ドレスを着てもらおうとなって、お化粧もしてもらうことに。

これまたすごく盛り上がり、80歳の入会式では、ドレスと恋ばなが恒例になって合唱団を結成。その内、島内のリゾートはいむるぶしのステージに呼ばれるようになって大好評だったのが、KBG84のはじまりです。

おばあドレス

 

毎日の日課は、朝起きたら、お隣りの家に行って、

 

「おーい、あんた生きてるか?一緒に東京に行くんだよ。まだ死んだらダメだよー。」とそれぞれが周るのだそうです。

 

小浜島では年長者は知恵のある人として敬われます。

97歳の「カジマヤー」という長寿を祝うお祝いでは島全体で祝福します。ヒデおばあのお祝いの時には、島の小中学校の生徒全員が手作りの竹笛を練習してお祝いをしました。(小浜島は竹笛が有名です。)

 

小浜島おばあ④

 

ちなみに最近「カジマヤー」を迎えた山城ハルおばあ(96)もKBG84の現役メンバーです。

小浜島⑤

🔼 小浜島リゾートはいむるぶしさんのブログより写真をは拝借いたしました。

年長者は若い人に「知恵」を伝える役割があるとされているからか、

ちょっと前に私に島の文化などを教えてくれた時のおばはその時すでに82歳だったけれども、とても凛々しかったです。

KBG84の正式なメンバーは80歳以上で、70歳から研究生。小浜島では60代はまだまだ「ひよっこ」です。

90歳以上生きるおばあは多いし、70代でも自分たちのことを「年寄り」と言えない環境にいるからか、実際に70代の方々は若く見えるのです(本当に!)

 

そして、島の人たちの「本当の顔」は別のところにもあって、どうもそれがおばあと島全体が元気な秘訣と関係しているように思うのです。

 

この時間がゆっくりと流れる島で、島の人たちが別人になったような表情を見せる時があるからです。神に豊作を感謝するために踊りと歌を捧げる祭事です。

 

いつも見かける叔父さん達が、突然「きりっと」笛や太鼓、さんしんの名手に変身し、叔母は、白い衣装に身を包み、神様を迎えるという大役を果たします。

 

「かっこいい」!!!!!

 

だから、

子供達の憧れは三線か笛かたいこが上手い人、と

踊りが上手い人。

 

世界中の神話や神に捧げる儀式は突き詰めていくと、どこかに共通点があって、

人間が生きていくための知恵を教えてくれていると、人類学者や神話の研究者が言っていることを思い出します。

 

台風が来たらすべてが寸断される環境において、小浜島のおけるこうした祭事というのは、一人ではけっして生きられない島で生まれた「生き抜く知恵」を、おじいやおばあが全身で後世に伝えていく神聖な空間。

 

なんとも深遠な仕組みが出来ているものだと深い感銘を覚えます。

 

人は誰もが誰かの役に立ちたい生き物。

当たり前だけれども、

人は物でもないし、お金でもない。

 

生産するとか消費することと全く関係ない次元にそもそも本来の人の価値は存在する。そんな当たり前のことを「小浜島的里山資本主義」は思い出させてくれます。

 

おばあ達のオリジナルソング「Come on and Dance 小浜島」ー小浜島の海に癒されます。ぜひ覗いてみてください!

 

 

さて、東京にも面白い例があります。

東京で新宿から35分圏内で専業農家を営む清水さんの畑のスタンドはいつもお客さんでいっぱい。しかも、学校から帰る子供達が次々から次に清水さんに声をかける。なんで???都会に息づくお金にたよらないサブシステムとは?

都会に息づく働くママの里山資本主義④: NHKから電話がかってくるミラクル農家と子供見守りシステム

続く。

 

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投稿者: blossomjp

80カ国以上もの人達が ー文化も言葉も職歴も違う人達が ー アフリカの僻地で出会い、突然「国連軍」として「国連警察」として「国連職員」として仕事を始めることになっった。。。 国連に「出稼ぎ」に来ている人もハーバード卒業の「エリート」もみんな一緒。カオスでにぎやかな現場で80カ国の人たちが一緒に平和を築くためには?!

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