興味を持ったことだけに深く集中するのが好きでなタイプの子供にとって、学校というところは不自然な環境です。
授業ではきまった科目を受け、課外活動での集団行動が重視され、そういう子たちが求める自分で考えたり創造性を発揮するため機会があるとは限らないからです。
そういう子たちが後で「花開いた」と聞いても驚くことではないですよね。
ギフテッドの子供たちを受け入れているミシガン州アナーバーのエマーソンスクールの前校長は、「彼らにとって必要な学習スタイルが違うのだ、と考えています」と言っています。
これはアメリカでの例ですが、もし学校を探せるのならば、このような学校を探しましょう、と次のように紹介されています。
・集団活動一辺倒ではなく生徒一人一人の興味を尊重し、自主性を強調している
・やさしさ、思いやりや共感性を重視している
・各クラスは少人数で生前としている
・「内向的」「繊細」「感受性が強い」「まじめ」といった気質を理解している
・学業、課題授業などにおいて、自分の子供が興味を持っている分野に力を入れている
・いじめ防止プログラムに力を注いでいる
・知的な子供が多いとか、スポーツの得意な子供が多いとか、わが子の個性に合った生徒が集まっている
少しでも参考になりましたら幸いです。
このブログについて
私自信が「ギフテッド」です。キャリアもひと回りもふた回りもしたので、ギフテッド本人の体験を伝えられることがあります。誰もがありのままで認められ、その人の持つ強みや才能を活かすお手伝いをしたい!と、このブログを書いています。ぜひ私ギフテッドかも?と悩んでいる人たちにご紹介ください。urlのリンクはこちらです。chikaonaka.com
ギフテッドコーチング
ギフテッドの子供たちは知的レベルの同じ大人と一緒に過ごすことが役立つことが知られています。自信もギフテッドの大仲千華が自分の体験をもとに丁寧に向き合います。国連での勤務より帰国後、相談に来る若い人たちがギフテッドであること、姪っ子がギフテッドであることに気づき、ギフテッドに向けた情報発信とコーチングを始める。今の子供たちや若い人たちには自分のように悩んで欲しくない、誰もがありのままで認められ、その人の持つ強みや才能を活かすお手伝いをしたい!私がコーチングを始めた理由です。⇨ギフテッドコーチングはこちら
《大仲千華プロフィール》
英国オックスフォード大学大学院より奨学金(New Century Scholar)を授与され大学院を修了(社会人類学)。ニューヨーク国連本部、スーダン、東ティモールなど国連活動の最前線において、元兵士の社会復帰支援などの平和支援に10年従事。多国籍チームのリーダーを務める。国連退職後は、国連特使にスカウトされ、米国政府(米海軍大学院)付けの専門家として、世界の閣僚経験者も講師を務める世界的なプログラムにて講師を勤める。宗教や民族の違いをこえて人と人を繋ぐことができるリーダーを育てるPeace Blossom 代表。http://peaceblossom.net