うつ、やる氣がない、引きこもり気味、意欲がもてない、自信がない、仕事でミスばかりする、ADHDと診断された、諦めている。。。
何も考えられない。。。
何も感じられない。。。
頭が空っぽ。。。
最近あまりやる氣も意欲も湧かない。。。
だとしたら、
もしかしたら、頭の中に何もないのではなく、頭が満杯なのかも知れません。
特に、感受性が高い、繊細な「高反応タイプ」は、同じ情報を聞いても本人の自覚を超えた部分で数(十)倍の刺激として受けることがあるので、より多くの情報の処理が必要となると言われます。
頭の中が常に満杯で、古い情報が新しい情報に重なって、回線がプツン。。。
シャットダウン。。。
選別したり、整理したり、熟考するスペースがなくなり、頭の中が混乱しているような状態です。
この10年で、職場で注意散漫だとか、自分はADHDではないか?と悩む人もが急増中のようですが、実は、スマホ時代になって情報量が何百倍にもなり、頭がパンク状態の人も多いのではないかと思っています。
頭が「パンク状態」だと、皮肉なことに、せっかくの彼らの強みである、創造性やインスピレーションも同時にシャットダウンされてしまい、なにより自分の気持ちも分からなくなってしまいます。
そういう時には、自分の考えや気持ちを誰か聞き上手な人に聞いてもらう事がとても役に立つことがあります。意見やアドバイスを聞くというよりも、頭の中にあるものを口に出すことで、自然に情報を処理できる・整理できるからです。
本当に「聴いてもらう」体験とは、聞いてもらえる安心感の中で、
自分のストーリーを再検討し、人間が本当にものごとを学ぶ機会をくれる、とも言われています。
○ 話しを聞いてもらえる「安心感」
○ なんでも自由に話してもいいと思え、相手に受け止めてもらえる体験
○ 話すことで自分自身が自分のストーリーを聞くことになるので、自分の言っていることを再検討するスペースを与えられる
○ 話すことで、自分が何を理解できて、何が理解できていないのか、がはっきりしていく
○ 話す中で、自分の中の「理屈では説明できない部分」に気づき、その部分が受け止められることも含め、自分の思考や行動が整理されていく
○ 頭が整理・統合された結果、知恵や創造性が引き出される
自分のために聴いてもらう時間を持つことー
聴く・聴かれることの価値が社会的にもう少し認識されてもいいかも知れませんね。
