人口の3分の1は内向型だと言われています。自分のことを内気だと思っている人は意外に多いのです。
外向型の人が考えながらとりあえず口を開く、というのに対し、内向型の人は、自分の中で全体像が分かってから話す、または、周りの人が言うことを観察してから自分の発言を選ぶ、「ただしゃべる」というよりは、彼らにとって意味があると思っていることしか話すべきではないと思っている、という傾向があります。
なので、内向型の人は発言の数は少ないかもしれないし、意見を述べるまでには時間がかかりがちです。
そして、わざわざ人を遮ってまで自分がしゃべるということは好まない、という特徴もあります。
なので、コミュニケーションが苦手というわけではなく、自分にあったいわゆる外向型のようなコミュニケーションとは違うスタイルを持っているだけなのです。
外向型が内向型のパートナー、同僚、部下と会話する時のコツとは何でしょう?
・内向型のパートナーにその日の出来事をたずねてみる。こちらから聞くと会話が引き出される。
・相手の会話を途中でさえぎらない
・再び話しだすのにエネルギーを必要とすることがあるので、相手が話し終わってから、自分の考えや気持ちを話すこと
・話すだけでなく、メッセージ、ポストイット、かわいい(綺麗な)ポストカード、スタンプなどいろいろなコミュニケーション方法を使う。
内向型が外向型のパートナー、同僚、部下と会話する時のコツとは何でしょう?
・短くポイントが分かるように話す
・頭に浮かんだことをそのまま言ってもいい
(相手はあなたが頭の中で考えている10分の1も求めていない場合がほとんど)
・相手のペースについていく必要はなく、あなたが心地よく感じるペースで話してよい
・相手との関係やコミュニケーションを大切に思っていることを相手に伝える
・本当に大切なことを伝える時、大きな声をだすことも必要だと知っておく(そうでないと相手が真剣にとってくれない場合)
そして、内向型と外向型がそれぞれ相手のことをどう思っているのか、を知っておければ、相手のことも分かりやすいし、自分のこともより伝えられやすくなりますね。