話さないのに世界を変えるスピーチ⑧チームが周り始めた時

「話さない部分」がスピーチでいかに大切かを学んだ実体験の一つに多国籍チームのリーダーになった時の体験があります。

 

国連の平和支援の最前線であった南スーダンで多国籍チームのリーダーに抜擢された時のことです。

「わたしに務まるんだろうか?」という思いの中で、わたしの肩を押してくれたのは上司の応援と南スーダンの現状に触れる中で募っていた「私ならもっとこうするのに」という想いでしたが、それは思った以上の難関でした。

 

アメリカ、アフリカ、アジア等国籍がばらばらの人たちが突然何もない南スーダンに召集され一緒にチームを組むことになるのです。しかも、紛争が終わったばかりの南スーダンです。場合によっては、住居もシャワー等の設備さえ限られた極めてストレスベベルが高い中での生活と勤務です。

 

「さあ、チーム会議だ。」

「いいところを見せよう。」

 

こちらの意気込みとは裏腹に、会議では全員がストレスを発散するかのような発言や、チームとしての議論にならない自己アピールばかりが続きました。。。

コミュニケーションもかなりギスギスした感じでした。

メールも仕事も山のように貯まる一方でした。

毎晩疲れ果てて宿舎に戻る毎日。

 

すぐにこのままでは燃え尽きるのは時間の問題だと気付きました。

 

さてどうしよう??

 

ようやく気づき始めました。。。。

 

私は「優秀なリーダー」に見られたくて、無理して空回りしていたのだと。

 

「『リーダー』とはかくあるべき」像に勝手に自分を合わせようとして、そうならない!と一人で落ち込んでいたのです。でも、当時の南スーダンで誰もが大変なストレスを抱えている訳ですから、相手が必要としてたのはもっと違うことだったでしょう。考えてみれば「優秀に見られたいリーダー」なんて迷惑な話しですね。(笑)

 

その時から、「リーダー」うんぬんよりも先に、一人の人間同士として相手と誠実に関わろうと決め、チームが周り始めました。

Uganda2

あなたにとっての「リーダーとはこうあるべき」「スピーカーとはこうあるべき」はどんなイメージですか?

 

きっとあなたのスタイルがあるかも知れません。無理に合わせる必要はないのです。あなたらしいスタイルを見つけてくださいね

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投稿者: blossomjp

80カ国以上もの人達が ー文化も言葉も職歴も違う人達が ー アフリカの僻地で出会い、突然「国連軍」として「国連警察」として「国連職員」として仕事を始めることになっった。。。 国連に「出稼ぎ」に来ている人もハーバード卒業の「エリート」もみんな一緒。カオスでにぎやかな現場で80カ国の人たちが一緒に平和を築くためには?!

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