スマホ時代を生きる私たちが日々受け取る情報量は10年前の400倍だそうです。
たいていの情報はなんでも手に入ります。
むしろ、人は膨大な情報にうんざりしていて、大量の情報に肩まで浸かり、身動きがとれなくなっている面もあるようです。
鬱の診断を受ける人の数が今までになく増えているのは、膨大な情報にさらされて無力感を味わい、途方にくれる人が増えているから、という指摘もあります。
人はもっと情報が欲しいのでしょうか?
情報を得るということを通じて人が普遍的に求めていることは例えば何でしょう?
人間の普遍的なニーズという視点から見ると、人は誰でも、理解されたり評価されたりする前に、誰もが自分という存在に気づいてもらいたい、注意を払ってもらいたいと感じています。
情報の溢れる時代では、さらにこのニーズが強くなっているそうです。
あなたのスピーチの聞き手も似たようなことを感じている確率はとても高いと思います。
あなたが相手のことを思って誠実にスピーチをするならば、
聞き手はあなたのスピーチを通じて、「関心を払われる」という贈り物をもらったと感じることができます。
大きな贈り物ですね!