「ギフテッド」特徴 42のチェックリスト: カナダアルバータ協会より

ギフテッド判定のためのチェックリスト

 

ギフテッドの子達・人達とは、どんな人のことを言うのでしょうか?

 

カナダのAlberta Learning(アルバータラーニング)とAlberta Associations for Bright Children (AABC) アルバータ協会が共同で製作した The Journey: A Handbook for Parents of Children Who Are Gifted and Talented (complete guide)より、ギフテッド判定のためのチェックリストを載せました。

 

1、一人で作業をしたり遊ぶことを楽しむ、または、好む

2、一度に二つか三つのことに集中する。

3、年上の子どもや大人と一緒にいることを好む。

4、年上の子どもや大人向けの本や雑誌を読むことがある。

5、結果と原因の関係に興味を持つ。

6、学ぶのが早く、習った知識を応用できる。

7、論理的な思考が強い。

8、年齢にしては語彙が多い。

9、自分で発見したり問題を解決するのを楽しむ。

10、言葉で遊ぶのが好き。

11、出来ることと出来ないことの差が激しい(例えば、6歳で○○は説明できるのに、自分の靴の紐が結ぶのに苦労する)

12、数学や数字で遊ぶのが好きで、数学の問題でとてもユニークな解き方をすることがある。

13、規則の理由(理由の理由も)を知りたがるー

14、アイデアを複雑にまたは今までにない視点で議論する。

15、質問や課題に取り組むのに、いろいろな可能性を見る。

16、好奇心が強く、質問をしたがり、答えについて質問をする。

17、ゲームや行動をまとめたり、グループの中のいざこざを仲裁するなどリーダーシップを発揮する。

18、興味のある事に対して長い間集中力を発揮する。

19、何かに集中するとそれ以外のことを忘れてしまう。

20、いろいろな分野でユニークな分野で趣味や興味がある。

21、何かを収集(コレクション)している。

22、想像力が豊かである。

23、ゲームやおもちゃなどを自分で創作する。

24、同じことをするのに新しい方法をみつける。

25、絵を描くこと、文章を書くこと、何かを創作すること、実験すること、発明すること、ストーリーを語ることが好き。

26、歌うこと、楽器を弾くこと、踊ること、リズムに合わせて身体を動かすこと、パントマイムをするのが好き。

27、音楽に反応を示し、歌を作曲したり、リズムを即興する。

28、全く関係のないように見えるものの中から他の人には目ないパターンやつながりを読み取る。

29、ある考えの論理や、規則や行動に関して議論する。

30、ルーティンや予想がつくものに関して興味を失う。

31、ユーモアのセンスがある。

32、ある人のスピーチや語彙を吸収し、お話しや音楽、劇、遊び、ゲームの中で真似する。

33、とてもアクティブでじっとしているのが苦手。

34、神、愛、正義や平等などの抽象的な概念について話すのが好き。

35、見えるもの、聞こえるもの、触れるもの、口にいれるもの、匂いに普通でない位に敏感で繊細である。

36、周りの人の感情にとても敏感であり、困っている人に対して感情移入をする。

37、世界の課題ー例えば、絶滅の危機のある動植物や人種差別、環境汚染や貧困問題などに関心がある。

38、論理的に正当化されなくても直観に従うことに抵抗がない。

39、エネルギー、フォーカス、激しいが高い。

40、自分や周りの人が完全でないことにフラストレーションを感じる。

41、批判に特に敏感である。

42、霊的(スピリチュアル)な価値観や考え方や、または哲学的なテーマにほぼ直観的に興味を示す。

 

1-10: 知能レベルが高い

11-34: 創造性が高い

35-42: 情緒的で繊細な性質を持つ

 

The Journey: A Handbook for Parents of Children Who Are Gifted and Talented (complete guide)より翻訳。

Adapted from Stand Up for Your Gifted Child: How to Make the Most of Kids’ Strengths at School and at Home (pp. 21–23) by Joan Franklin Smutny © 2001

 

NASA.jpg

 

例えば、37について、へっ?そうなの?と思われる方も多いかも知れません。

 

ただ、私自身がまさにこの特徴を体現するような生き方をしてきましたが、個人的には実はこの37こそがギフテッドの大きな特徴の一つだと思っています。

 

ティーンエイジャーにならないとまだはっきりとは分からないかも知れませんが、「ギフテッド」な人たちは知的好奇心が強いだけでなく、同時に社会の仕組みや政治、不正に対して関心を持つという特徴を持っています。

 

不正に関心があると言っても、必ずしもデモに参加するといった表現の方法ではなく、例えば、自分が所属する学校での規則や方針に対して一切説明なく一方的に押し付けられるのに違和感を感じたり、より根本的な問いに強い関心を持っていることです。

 

例えば、「なんのために勉強をするのか」、「人間はなんのために生きるのか?」といった問いを、「世界の争いや戦争はなぜなくならないのか?」「世界の格差はどうなったら解消されるのか?」といった問いです。

 

そういうタイプに対しては、大人の都合、社会の都合、権威主義や「そういうものだから」という考え方、子供は大人の言うことを聞くべきだというコントロールはあまり効果的ではありません。

 

彼らは、「そういうものだから」ではなく、「なんでそうなのか」を知りたいからです。

 

この点は、私自身がそういうタイプでしたが、タイプによっては、彼らをやる気にさせるもの・逆にやる気をそぐものは何か?という点にかなり直結します。

 

そして、私の場合は、「学んでいる体験が楽しいかどうか」はとても大きなポイントでした。

 

先生の教え方が一方的だったり、考えさせる内容でないととたんに興味を失うことが多かったです。

 

授業がつまらないと、とたんにモーチベーションが下がり、また、嫌いな科目を克服しようという発想はあまりなく、全体的に好きな科目と嫌いな科目の成績の差は大きかったです。

 

なので、学校が面白くない、やる気がない、成績がよくない、つまらないと持っている、組織に合わせるのが苦手と感じている人の中には、「ギフテッド」は実は多いのではないかと思っています。

 

そんな私ですが、イギリスのオックスフォード大学大学院に進学し、全額奨学金を授与され、その後国連で働くことになったので、そういうタイプは自分の特性を見極めて、自分の興味関心を自由に探求する方がいい、というのが私の持論です。

 

学校や組織に通っている時、そして、特に日本という環境では、私たちは、「目立ってはいけない」、「人と違ってはいけないという」という目に見えない強い「同調圧力」を感じ取るものなので、こうした側面があっても、そのような気持ちや違和感を一生懸命に無意識的に押し殺そうとしているかも知れません。

 

または、「合わせられない自分の方が悪いんだ」、と自分を責めているかも知れません。

 

そういう人が多いのではないかと思ってこの記事を書きました。

ぜひもう少し読んでください。

 

合わせられないから、劣っているのではなく、その感性こそが今の社会の閉塞感を打ち破るのに必要なものなのです。

 

なぜなら、自分の考えは求められずただ言われたことだけをやっていればいいという時代は終わりを告げ、今までとは違う特質や能力が強みになっていく時代であるからです。

 

2018年2月9日付けのニューヨークタイムズの記事を紹介します。

 

ニューヨークタイムズの有名コラムニストDavid Brooksが、この変化の時代の方向性を示してくれる人は誰かいないだろうか?と出向いたのが、世界93カ国3500名以上のソーシャルアントレプレナーの支援に取り組み、“社会起業家の父”と呼ばれるビ ル・ドレイトン(Bill Drayton)氏でした。

 

経営コンサルタント会社を経て、カーター政権下の環境保護庁(EPA)行政補佐官として、排出権取引の仕組みを立ち上げるなど多くの社会的変革に従事した後1980年社会起業家を支援するアショカ財団を設立。ビ ル・ドレイトン氏は物静かな雰囲気の奥に、強い意志と情熱を感じさせる人物という評判を持ちます。

 

記事にはこうあります。

 

以下引用

=====

ドレイトンによれば私たちは今歴史的転換点を生きている。

 

人々は商売やらなんだかのスキルを習得するために学校へ通った。そして習得したスキルを使って労働力に加わり、収入を得て、豊かな生活を手にすると言う構図が出来上がった。習得したスキルを一生の間ずっと繰り返すと言うパターンだ。

 

しかしながら繰り返しを必要とする仕事は、もはや機械に任せておけばいいと言う時代が始まっている。『新しい時代』が必要としているのはこれまでとは違う能力を持つ人間だ。

 

ドレイトンは、この「新しい時代が必要とする別の能力を持つ人間」を「チェンジメーカー」と呼ぶ。

 

「チェンジメーカー」とは、

それは、周りの社会に存在する「パターン」を見抜く目を持つ人間。

どんな状況でも目に見えないそんな問題の存在を見る目を持つ人間。

 

そして、解決法を生み出し、その問題を解決しようと自然に集まってくる人々をまとめ、

流れる水のように柔軟性に富むチームを作り、皆が協力してアクションを起こすよう導き、

状況の変化に合わせて自分自身も柔軟に変わっていく、

そういった人間のことを指す。

 

 

以下原文  February 8, 2018 Everyone a Changemaker, New York Time

=====

ここでドレイトン氏があげている中で、まず大切なのは「問題に気付く」という部分だと思います。

 

もし、あなたが周りや行った先々の状況や問題にすぐ気付くタイプだとしたら、それは大きな能力です。その人にしか見えないものがあります。

なんの問題がなければ、新しいアイデアも解決策も考えようとしません。

歴史上の偉大な発明やイノベーションは必要性があって生まれています。

 

疑問を持つ人が一人もいなければその組織はさっさと共倒れしてしまうでしょう。

 

大量生産&画一化の時代には、同質的な集団をつくって、『この道しかない』というという一斉行動を取ればなんとか生きていけたのですが、未知の状況や課題が次々と到来する今のような時代には同じやり方ではもはや対応できません。

 

人とはちょっと違う視点、今まで「当たり前」とされていたことに疑問を持てる人、他の人が気づかないことに気付く人ー

 

多様な才能、多様な素質をもった個人が突破口を開いてくれるのです。

 

もし自分を殺してしか生きていく方法がないと感じるとしたら、どちらが「まとも」で「変わっている」かは、ほんとうは簡単にわかるはずです。

 

そうした価値基準が完全に逆転していく時代が始まっています。

 

本来のあるべき姿に自分が戻る。

素の自分に戻る。

自分が自分であることが価値となる時代なのです!

 

 

関連記事→

⭕️たった一人の意見や基準であなたの能力を決めてはいけない!あなたが評価される場所へ行こう

 

⭕️ 世界的ヒット映画グレーテストショーマンの主題歌「This is Me!」に学ぶ深いメッセージとは?ほんとうのTHIS IS ME!とは?

 

⭕️ あなたの力を取り戻す コーチング受け付けています!

 

⭕️  自分がギフテッドであると発見するまで

 

⭕️関連書籍 インディゴチルドレン

 

 

Lion3

 

 

広告

投稿者: blossomjp

80カ国以上もの人達が ー文化も言葉も職歴も違う人達が ー アフリカの僻地で出会い、突然「国連軍」として「国連警察」として「国連職員」として仕事を始めることになっった。。。 国連に「出稼ぎ」に来ている人もハーバード卒業の「エリート」もみんな一緒。カオスでにぎやかな現場で80カ国の人たちが一緒に平和を築くためには?!

“「ギフテッド」特徴 42のチェックリスト: カナダアルバータ協会より” への 1 件のフィードバック

  1. 初めまして
    blossomjpさん
    記事を拝見させていただいて、自分の中にあった疑問が解け、少しほっとしました。

コメントを残す

以下に詳細を記入するか、アイコンをクリックしてログインしてください。

WordPress.com ロゴ

WordPress.com アカウントを使ってコメントしています。 ログアウト /  変更 )

Google+ フォト

Google+ アカウントを使ってコメントしています。 ログアウト /  変更 )

Twitter 画像

Twitter アカウントを使ってコメントしています。 ログアウト /  変更 )

Facebook の写真

Facebook アカウントを使ってコメントしています。 ログアウト /  変更 )

w

%s と連携中