あなたの能力を120%にも20%にもするものがあります。一体なんでしょう?
ずばり「感情」です。
私たちは気付いていても気付かなくても、毎舜毎舜なんらかの感情を感じています。実際のところ、感じている感情に気づかないまま、日々の決断が左右されています。
誰かに会った時に、この人苦手だな、この人なんかイライラする。。。そんな体験は誰でもありますよね?そんな時にはなんらかの感情があります。
その感情が邪魔して相手が言うことに対して必要以上にイライラしたり、こちらの応答や受け答えもぎこちないものになってしまうことがあります。実際のところ、感じている感情に気づかないまま、日々の決断が左右されていることも多いのです。
技術的な差がほとんどないスポーツ選手が競っている時、最後に成績を左右するものも、これもまた感情のマネージメントだと言われています。
逆に言えば、感情をマネージメントできれば、どんなことでもスムーズにやっていけます。面接でもプレゼンでもまったく同じことです。
面接やプレゼンでの自分がなりやすい感情の状態が分かっていたら、ずれた針を真ん中に戻せばいいのです。
その中でお勧めしたいのが、「感情に名前をつける」トレーニングです。
私自身、はじめて感情を意識すること習ったのはニューヨークの国連本部で受けた仲裁(mediation)トレーニングの中でした。実際、これを知ってから紛争地の現場で相手の感情、自分の感情を意識し、感情を「マネージ」するのにどれだけ役にたったか分かりません。アメリカの交渉(negotiation)のトレーニングでもこうしたことをかなりの時間扱うようです。
では、感情に名前をつけるトレーニングとは実際に何をするのでしょうか?
面接の8割は準備で決まる!(感情マネージメント編②)に続く