面接やプレゼンの8割は準備で決まると言えます。今日取り上げるのは相手の感情に訴えるという点です。
東京誘致チームはTokyoをどうプレゼンしたのか?東京誘致スピーチのコンサルタントのコメントから面接やプレゼンのコツを学びます。
2013年5月の段階ではIOC委員は、イスラム圏(イスタンブール)での初のオリンピック開催という歴史をつくるのに名を残す方が魅力的だと感じていた。さてTokyoチームが練った作戦とは?!
東京オリンピック誘致コンサルタント、ニックバレリー氏はこう言っています。
「太田選手には『銀座のパレードには50万人もの人が集まりました』。このたった一言だけど、その感動が本当に伝わるまでそれこそ何百回も練習してもらった。」
「それに人間的なストーリーがあることも重要だよ。佐藤選手の自身の体験はなによりパワフルだった。ー自身の癌と津波の経験から立ち直っていくという個人の体験を『スポーツには周りの人達に勇気や希望を与える力がある』というより大きな普遍的なストーリーに繋げることでより多くの共感を得たと思う。」
それが何であれ、その人が自分が楽しみながら話している時、話している内容にワクワクしている時、その内容に深い想いがある時、その人の情熱や感動がそのまま聴き手に伝わる。
逆に言えば、内容がいくら感動的でも伝え手が感動しながら話していなければそれは相手に伝わらない。
話す内容に自分が感動していること。
感動しながら話していること。
もしワクワクできないのなら、思い切って話す内容や切り口を変えてみる必要があるかも知れませんべ。
次は、感情をマネージメントするです。
面接の8割は準備で決まる!のまとめ。
1、相手の視点(お悩み、立場、求めていること)を理解する
2、どんな印象を残したいのかを決める
3、キーメッセージ、ここだけは外さない、自分の強み(あなたの当たり前はみんなの当たり前じゃない)を再確認すること
4、感情に訴えるように感情が伝わるように話す(練習する)。
5、感情をマネージメントする。