面接やプレゼンの8割は準備で決まると言えます。今日取り上げるのはあなたの強み (あなたの当たり前は当たり前じゃない)、キーメッセージを再確認するという点です。
東京誘致チームはTokyoをどうプレゼンしたのか?東京誘致スピーチから面接やプレゼンのコツを紹介したいと思います。
2013年5月の段階ではIOC委員は、イスラム圏(イスタンブール)での初のオリンピック開催という歴史をつくるのに名を残す方が魅力的だと感じていた。さてTokyoチームが練った作戦とは?!
東京オリンピック誘致コンサルタント、ニックバレリー氏はこう言っています。
「前回Tokyoが落選した時には、関係者は都市の機能も予算も世界一なのになんで落選??と落ち込んだことだと思う。でも、今までトーキョーは国際都市Tokyoとしての魅力を十分に伝えられなかった。だから、私たちが一番始めに取り組んだのは、Tokyoの強みを中心にキーメッセージを再定義することだった。」
「世界の経済大国と言えばアメリカと日本。それ自体大きな強みなのにそれさえ2016年誘致のプレゼンでは十分に伝えられなかった。日本で当たり前のことが世界では当たり前じゃないって認識することは大切だ。」
「それで安全なTokyoを全面に出すことにしたけど、『安全はいいけど、なんかつまらなそう』という印象が拭いきれていなかったんだ。」
「イスタンブールの『東西の架け橋』はエキゾチックな響きがあるからね。それに匹敵するくらいのインパクトが日本にも求められていた。
「だから、アジア唯一の候補地だったことを利点にして、欧米とは違う『エキゾチックさ』と『若さ』を全面に出すことにしたんだ。だから、画像では若者の躍動感を伝えることを意識したよ。」
「その強みさえ十分に伝えられてこなかった。日本で当たり前のことが世界では当たり前じゃない。」
「安全はいいけど、なんかつまらなそう。。。」は、プレゼンでも面接にもそのまま当てはまりそうです。
安全という点はきちんと表現しつつ、もう一つの側面を打ち出す。
自分では当たり前と思っている強みを再認識するー なるほど!!!でした。
次は、感情に訴えるように感情が伝わるように話すです。
「面接の8割は準備で決まる!」のまとめ
1、相手の視点(お悩み、立場、求めていること)を理解する
2、どんな印象を残したいのかを決める
3、キーメッセージ、ここだけは外さない、自分の強み(あなたの当たり前はみんなの当たり前じゃない)を再確認すること
4、感情に訴えるように感情が伝わるように話す(練習する)。
5、感情をマネージメントする。