面接やプレゼンで緊張してしまう時のパターンを考えてみました。(面接やプレゼンで緊張する時の6つのパターン①より続き)
4、自分の中で基準を高くしすぎている。
こういう人は、完璧なプレゼンや面接とはこういうものだ、面接というものはきちんと話さないといけない、と自分の中でハードルを高くしているかも知れません。これでは、リラックスして臨めなくなってしまいます。ベクトルが相手ではなく自分に向いている状態です。
プレゼンや面接の本質は相手との対話です。相手がこれだけは聞きたいと思っていることは一言で言うと何ですか?相手が聞きたいことは概して格段にシンプルだったりします。自分から相手にベクトルの方向を向け直しましょう。
5、完璧に知ってなきゃいけないと思っている。
面接やプレゼンは準備が大切です。準備でほぼ決まるとも言えます。その上での話ですが、いくら準備しても想定外の質問や分からないことを聞かれることもあります。
ただ、相手はあなたにアナウンサーのようなしゃべりを求めている訳でもなく、辞書のような完璧な知識を求めている訳でもありません。相手が知りたいのは、この人は信用できるか?一緒に働けそうか?ということです。多少言葉につまってもいいから自分の言葉で答えればいいし、どうしても答えが分からない時には「それについては調べてお答えします。」と答えても案外問題はないのです。それだけで、ずい分楽になることでしょう。
6、相手が求めていることを知らない
相手や相手が求めていることを知らない時こそ、「あんな風に思われたらどうしよう?」「~こんなこと言っていいのかな?」「こんな表現でいいのかな?」と余計な心配で頭が一杯になりがちです。
まず、相手が知りたいことにシンプルに分かり易く答えましょう。
就活の面接だったら、コミュニケーションはとれるか?(会話のキャッチボールが成り立つか?)チームで働けるか?うちの業界を知っているか?あなたはうちで活躍できそうか?
プレゼンだったら、これは現状の課題解決にどう役たつのか?この案(あなた)は信用できるか?一緒にこれを進めていけそうか?ー原点に戻りましょう。