3.11のちょうど一年後、私は仕事でバングラデシュにいました。
バングラデシュ軍の同僚が「今日は311の1周年だね。みんなで祈りをささげましょう。」と言ってくれ、一日の稼ぎが100円にも満たない人たちが日本の復興のためにたくさんの寄付をしてくれたことを教えてくれました。
バングラデシュではほとんどの人が銀行口座を持っていないので、10円や100円単位のスクラッチカードを買って通話をします。ある通信会社は、その何パーセントかを日本に寄付することにしたそうです。
⇧ バングラデシュの人たちから日本への寄付
その後、スリランカやフィリピンでも同じような声を聞きました。
「私たちは日本の復興を願ってます。
戦後の焼け野原の状態からあそこまでの経済大国になった日本は私たちの希望なんです。」と。
私たちは世界に対してどんな価値を発信していくのかー改めて考えさせられた瞬間でした。
今、世界では何が起きているのか?
何が必要とされているのか?
日本の技術やサービスは世界の課題の解決のためにどう役に立てることができるのか?
私たちが世界に与えられる価値とは何か?
今年も早くも3日が経ちました。今年もこのブログを通じてて、この問いに対する答えをより多くの人と一緒に考えていきたいと思っています。
今年もどうぞよろしくお願いいたします。