先月末、19年ぶりに母校(高校)を訪ねる機会がありました。当時の先生お二人が暖かく迎えてくださいました。
浦和の大牧というところにある女子高で懐かしい気分に浸っていると、21年前に私に倫理(哲学)を教えてくれ、今では校長先生になられた先生が朝礼の話をまとめた冊子をくださいました。
読みながらぼろぼろと泣いてしまいました。一年目のテーマは「ほんとうの自分を生きる」、二年目は「ほんとうの自由を生きる」、三年目は「ほんとうの平和を生きる」。この壮大なテーマについて、校長先生を筆頭に中高全生徒1000人と先生方が全員でしんけんに向き合っているのです。
校長先生は、生徒から作文を募集したり、お話しをしたり、4月~3月まで文字どおり対話をしていきます。毎月のお手紙通信しかり、先生方は中学生にも分かる言葉で自由について丁寧に伝えていきます。先生たちは本気で12歳から17歳の子たちに関わっていました。
入学式ではじまり、卒業式で終わる最後のメッセージ、それは「人は自分の限界を知る時自由になれます。神よ私をあなたの楽器として奏でさせてください。その精神こそが本当の自由です。」
そして、帰る前に先生が伝えてくださいました。
「おおなかさんはいつも耕された道を歩んできた方じゃないですか?」「明の星でまかれた種がひらかれたのですね。」戦前明の星学園を開いたシスター方は戦争がはじまっても帰らず残り、生徒11名先生10名で高校がはじまったことを思い出しました。
そう、なんでも自分の力でやってきたかのようについ傲慢になるけど、先生は今でもさりげなく私に大事なことを教えてくださいました。
私も種をまく人になろうと思いました。本当に大切なことを大切に守り続けている先生方に感謝です。