「やめてよ」と言える子はいじめられない!パラハラは人間関係のやり直し

最近、パワハラの相談が増えています。

 

厚生労働省が2016年に行った「職場のパワーハラスメントに関する実態調査」によると、過去3年間でパワハラを受けたり、見た・相談を受けたという人は、およそ3人に1人となっており、前回の平成24年調査から大きく上昇しています。

 

労働相談に寄せられる相談では2番目の「解雇」を超えて、4年間連続でパワーハラスメントが一番に挙がっています。

 

どの程度を「パワハラ」というのか、最近の子は打たれ弱いんじゃないか?という疑問を持たれる方もいるかもしれません。

 

私が相談を受ける中で感じるのは、確かにそういう面もあるかも知れないけれども、

 

社会や国全体がこれまでのやり方や価値観を抜け出せない中で、社会の「ひずみ」がそのまま会社や組織に反映され、中間管理職による「パラハラ」という形で現れているんじゃないか、と感じます。

 

じゃあ、パワハラって何がほんとうの課題なの?と考えていたら、姪っ子のお迎え先でみつけた本でこんなくだりを見つけました。

 

「『やめてよ』と言える子はいじめられない」

 

なるほど〜。

 

子育てについての本ですが、そのまま大人に当てはまるな、と思いました!

 

私たちが本能的に気づいているように、大人になってもにんげんの基本的な行動心理やパターンは変わりません。

 

にんげんは、二人以上揃えば、どっちが「上」か判断しようとしますし、序列をつくりたがります(特に男性)。

 

「いじめっこ」は弱そうな人を探します。

オドオドしてる子、自信のない感じの人、ビビる子を敏感に感じとります。

 

彼ら(いじめっこ)は、自分の「支配下」に置ける自分よりも弱い人を見つけることで、自分の「パワー」を確認したいのです。

 

私は、国連という組織で、または軍隊という組織で、または、紛争地で、国籍や人種とわずまったく同じような力学をあちこちで見てきました。

 

実は、「いじめっこ」やDVの「加害者」は、気が弱いタイプであったり、劣等感やコンプレックスを抱えていることが多いのですが、大人になると、そこに役職や契約の更新等がからみ、時に相手がもっともらしいい理屈を述べてくるのがやっかいなところです。

 

そして、会社でもみんなパワハラが起こっているのを知っていても、何をしていいかわからない、というか、声をあげたり、誰かに何かを言うような勇気もないのも残念ながら実情です。

 

派遣社員の方から、周りの人がなにもしてくれなかったことがさらにショックだった、という相談を受けたことがありますが、そういうケースが実際にあるのも残念ながら事実です。

 

そして、職場全体のモラルやモーチベーションがさらに下がるという悪循環を起こしています。

 

日本人の和を重んじる面は素晴らしい点だと思いますが、私たちはそうした時に集団ででも声をあげていくことも学ぶ必要があると思います。

 

さて、もうこんな職場辞めたい!と思うことと思います。

 

自分の健康を害してまで続ける価値のある仕事など存在しませんし、なにより、そんな仕打ちを受ける必要もありません。

 

ただ、もし一言お伝えできることがあるとしたら、仮に辞めるとしても、自分の次への成長のために「もうひとふんばり」して欲しいと思います。

 

それは、我慢するのではなく、むしろ逆で、

心の中で思い切り!「やめてください!!!」と言うことです。

おそらく、実際の心の声は、そんな礼儀正しい言い方ではなく、

ふざけんじゃねー!!!

私に指一本ふれるんじゃねー!!!

みたいな雰囲気でしょうか。

 

もちろん、職場には役職や上下関係が存在します。

 

でも、私たちにはにんげんとしての尊厳があり、人格を持つ存在としてはみんな平等です。

 

そのような仕打ちや扱いを自分に受けさせることはない!のですから、そのようにはっきりと相手に(心の中でいいので)言うことです。

 

 

不思議とこっちが腹をくくり、こちらの態度がぶれなくなると、相手の態度が変わることがあります。

 

そして「辞める前」にぜひ一回ご相談ください。

 

その上司との関係やその職場での体験が自分の中で「嫌な状態」のまま「未完了」終わると、その体験がトラウマとなって、自分では気付かなくても無意識に仕事を制限したり、やる気や集中力がなくなったりと、メンタルに影響することがあります。

 

その上司との関係や今の職場の状況について心の整理をしておくことと、次の転職や次の仕事をみつけるのがよりスムーズになります。

 

さらに言うと、その体験をきっかけに逆に人生が上向く人さえいます。

 

そんな時ほど、人間は自分のことや自分のコミュニケーションスタイルについて振り返らずをえなくなるからです。

 

パワハラをただのパワハラで終わらせたくない人へ!

 

人生には波があります。

波のてっぺんにいる時を人は成功と呼びます。

波の下がっている時にいる時のことを、人は挫折と呼びます。

 

でも、波は常に動いていて次の波が来ます。

 

下がったと思っても、方向が上向いていればいいのです。

次の波がまた先に連れていってくれるからです。

 

私はメンターの先生にこう言われたことがあります。

 

「波のてっぺんにいる時も波の底にいる時も違いはないのよ。

ただ、目の前に学ぶことがあるだけ」、と。

 

多くの人は(私も含めて)波の底にいる時にこそ謙虚に学ぼうとします。

 

なんでも物事が上手くいっている時に人は他の人に耳を傾けないからです。

 

自分の思うようにならないからこそ、理不尽なことがあって初めて自分はどうしたい?

と考えるようになるからです。

 

また、仮に職場が変わってもなぜか同じような課題に直面することがあるからです。

 

「辞める前」にぜひ一回ご相談ください。

 

もし、勇気がほしい、
そのために誰かにサポートして
ほしいと思うのなら、ぜひご連絡ください。

ご相談受け付けています。

ご連絡ください!

 

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上司に相談12.7%、12.9%の人が会社を退職ー多くは仕事の悩みを安心して相談できる相手がいない という実情

Peace Blossomのコーチングサービスが取り上げられています。

http://jimococo.mag2.com/pr_feed/海外でトレーニングを受けた元国連職員が燃え尽

http://getnews.jp/archives/1837896

 

燃え尽き症候群やパワーハラスメントの相談件数が年々増えています。

 

厚生労働省が平成28年に行った「職場のパワーハラスメントに関する実態調査」によると、

 

過去3年間でパワーハラスメントを受けたり、見た・相談を受けたという人は、およそ3人に1人となっており、前回の平成24年調査から大きく上昇しています。

 

このように、燃え尽き症候群やパワーハラスメントは誰にも起こりうることです。

 

同時にパワーハラスメントを受けた人で、上司や社内の相談窓口に相談した人は12.7%にとどまり、家族や社外の友人に相談した人が20.3%と一番多く、12.9%の人が「会社を退職した」と回答しています。

 

この調査結果からも伺えるように、働いている人の多くは仕事の悩みを安心して相談できる相手がいない という実情があります。

 

自身が紛争地での勤務を経て燃え尽き症候群になり、トラウマと感情を解放するメソッドを習い回復した体験から、似たような体験をされた方のサポートをしたいと思いコーチングを行っています。

 

 

《代表 大仲千華プロフィール》

 

国連ニューヨーク本部、南スーダン、東ティモール等で現地国政府の人材育成や元兵士の社会復帰支援に約10年従事。紛争国の現場でリーダーシップや仲裁について研鑽を積む。米軍の専門家として、世界的な研修プログラムにおいて唯一の日本人女性として講師を務める。

 

帰国後、燃え尽き症候群とPTSD(二次的外傷性ストレス)になり、海外でトレーニングを受け トラウマと感情を解放するメソッドを習い回復。

同じ頃、似たような体験を持つ人たちから相談を受けるようになる。

医師、医療従事者、国連職員、ビジネスパーソン、政府機関職員、地方公務員、NGO職員、通訳、カウンセラー、ソーシャルワーカー、クリエーター、学生などから支持を得ている。

 

新オープン・リニューアル日

2017年7月21日(金)URL

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問い合わせ先 メールアドレスinfo@peaceblossom.net

日本全国少子化と高齢化の中でなぜ沖縄小浜島の「おばあ」たちは元気なのか?

日本全国で少子化と高齢化が進む中で、人口増加率トップ5を更新し続け(沖縄県竹富町)、おばあたちがとても元気な島があります。沖縄県八重山諸島の一つ小浜島です。

 

この「小浜島」は、沖縄の八重山諸島に位置する人口約600人の島です。

東京からだと

羽田ー那覇(2時間)

那覇ー石垣島(50分)

フェリー(30分)

を乗り継ぎ到着します。

 

私が小学生の時は、南西航空というプロペラ機での移動でしたが、今は直行便もあります。ちなみに、東京ー石垣間は1950キロで、東京ー上海よりも長い羽田発の一番長い路線だそうです。

 

小浜島の丘からは海が見えます。海が本当に綺麗です。

 

小浜島道

 

さて、この小浜島のおばあたちには元気の秘訣がたくさんあります。

 

もう80代、90代のおばあ達ですが、毎日の日課は、朝起きたら、お隣りの家に行って、

 

「おーい、あんた生きてるか〜?一緒に東京に(合唱団の公演に)行くんだよ。まだ死んだらダメだよー。」とそれぞれが周るのだそうです。

 

そして、みんなが集まっておしゃべりをする中で、「みんな歳をとり始めたけど、何かお互いを励まして元気になる方法はないかねえ」、と、そんな話しになったそうです。

 

そして、いつものようにお茶会を開いていたら、誰が言い始めたのか、初恋ばなしを披露することになり、それがすごい盛り上がったそうです。

 

そして、戦争で着られなかったから、結婚ドレスを着ようということになって、お化粧もしてもらうことになったそうです。

 

そしたら、80歳を超えた「おばあ」たちに恋ごころが蘇ったように笑顔と元気が溢れ、みんなで「きゃっきゃっ」とすごく盛り上がったそうです。

 

おばあドレス

 

おばあ達が元気な小浜島では、入会の資格は80歳以上で、70歳はまだ「研究生」、60代はまだまだ「ひよっこ」と呼ばれます。

 

ドレスと恋ばなが恒例になって合唱団を結成。それがきっかけで、島内のリゾート「はいむるぶし」のステージに呼ばれるようになりました。

 

日本全国で生産人口減少、高齢化、少子化が進む中で、全国に元気を与えた、とサントリー地域文化賞も受賞しています。

 

そして、KBG84というグループ名で「徹子の部屋」にまで出場するほどになりました。

 

kbg84 徹子

 

こんなにニコニコと全国の人たち、いやいや、世界の人たちにも(つい最近は、北海道とシンガポールに招聘され公演してきたそうです!)に惜しみなく笑顔を振りまいているおばあ達ですが、この一件温和なおばあたちの笑顔の内には、同時に沖縄の強い日差しにも負けない「芯の強さ」と「知恵」があります。

 

おばあ達が海外にも呼ばれるのは、おばあたちの姿を通じて、島の生活を生き抜いてきた強さと包容力、そして島での生活でつちかった知恵をわたしたちがどこかで感じるからではないかな、と感じます。

 

東京生まれの私が初めて小浜島を訪れたのは6歳の時。

 

小浜島は最初「カルチャーショック」の連続でした。

 

台風がやってきて丸3日間停電。

それなのに、叔母たちはまったく動じず、淡々とろうそくで食事の準備していました。

 

東京生まれの私にははじめての体験ばかりです。

 

ーテレビはNHKしか映らない。しかもよく乱れる(当時)。

ーラジオをつければ、英語か中国語の方がはっきり入る。

ー海辺を歩けば、中国語の漂流物がいっぱい(台湾がすぐそこだから)

ーお店(商店)は全部で3件。でも東京で買ってたものは売ってない(当時)。

 

 

なにより、おばあ達の言葉がわからない!

 

子供ながらにはっきりと感じました。

 

「国境」なんてしょせん人間が作ったものなんだ!、と。

 

 

日中はさとうきび刈りなどの農作業。

時々海に出てたこを釣ってくるなど日常の生活はシンプルなものです。

 

そんな生活の中で、おばあ達がキリリと凛々しい表情を見せる日があります。

 

神に豊作を感謝するために踊りと歌を捧げる祭の時です。

 

いつも見かける叔父達が、突然「きりっと」笛や太鼓、さんしんの名手に変身し、おばたちは、白い衣装に身を包み、神様を迎えるという大役を果たします。

 

島全体で、三日間、神に歌と踊りを捧げるのです。

 

「かっこいい」!!!!!

 

こうした姿を見て育つ小浜島の子供達の憧れは、社長でもサッカー選手でもなく、三線や笛、たいこ、そして歌と踊りが上手い人です。

 

その祭を6歳の時にみた私もあまりの迫力に圧倒され、「大人になったら、絶対にこの祭に参加する!」と誓ったのでした。(成人すると正式な参加資格を得ることができます。)

 

世界中の神話や神に捧げる儀式は突き詰めていくと、どこかに共通点があって、

 

人間が生きていくための知恵を教えてくれていると、人類学者や神話の研究者が言っていることを思い出します。

 

台風が来たらすべてが寸断される環境において、小浜島のおけるこうした祭事というのは、一人ではけっして生きられない島で生まれた「生き抜く知恵」を、おじいやおばあが全身で後世に伝えていく神聖な空間なのでしょう。

 

なんとも深遠な仕組みが出来ているものだと深い感銘を覚えます。

 

 

小浜島では年長者は知恵のある人として敬われます。

 

年長者は若い人に「知恵」を伝える役割があるとされています。

 

 

 

97歳の「カジマヤー」という長寿を祝うお祝いでは島全体で祝福します。

 

ヒデおばあのお祝いの時には、島の小中学校の生徒全員が手作りの竹笛を練習してお祝いをしました。(小浜島は竹笛が有名です。)

 

小浜島おばあ④

 

ちなみに最近「カジマヤー」を迎えた山城ハルおばあ(96)もKBG84のメンバーです。

小浜島⑤

🔼 写真:小浜島リゾート「はいむるぶし」さんのブログより

 

人は誰もが誰かの役に立ちたい生き物。

 

当たり前だけれども、

人は物でもないし、お金でもない。

 

生産するとか消費することと全く関係ない次元にそもそも本来の人の価値は存在する。

 

そして、

 

「いのち」には、

次の世代にほんとうに大切なことを伝えたい・残したい、

よりより社会を残したい、という本能が備わっていることを思い出します。

 

そんな人の奥深くにある自然な本能を「小浜島」は思い出させてくれるのです。

 

 

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《新プログラム》開始しました❗️

 

沖縄には、人がその人本来の姿でない状態を表わすのに「魂が抜けている」と言うことがあります。人は、その人の自然な想いや本当の気持ちに繋がるとき、その人本来の力と輝きを取り戻します。

 

自分の人生について改めて考えたい、前に進みたいという時に、普段の環境と切り離されることはとても役に立ちます。

 

普段無意識に感じている「こうでなければならない」という囚われや集合意識、過去の経験から物理的に離れることができるからです。
この特別プログラムでは、世界の中でも自然がピュアで、生命エネルギーが高い形で残る沖縄の西表島へ行きます。

 

詳細はこちら❗️⇨ https://peraichi.com/landing_pages/view/krgi1

 

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沖縄西表島での新プログラム始めました!

沖縄には、人がその人本来の姿でない状態を表わすのに「魂が抜けている」と言うことがあります。

 

人間は、その人の自然な想いや本当の気持ちに繋がるとき、その人本来の力と輝きを取り戻します。

 

自分の人生について改めて考えたい、前に進みたいという時に、普段の環境と切り離されることはとても役に立ちます。

 

普段無意識に感じている「こうでなければならない」という囚われや集合意識、過去の経験から物理的に離れることができるからです。

 

この特別プログラムでは、世界の中でも自然がピュアで、生命エネルギーが高い形で残る沖縄の西表島へ行きます。

 

沖縄・西表島の太陽エネルギーと生きる力に満ちた大自然のエネルギーは、まさにエネルギーは「湧き上がり」、「循環」するものだということを思い出させてくれます。

 

西表島の海や自然に浸る中で、要らないものが浄化され、自然と本来の自分の想いと力とつながる機会があります。

 

ゆったりとしたスケジュールを組みますので、自然の中で自分の本当の気持ちとつながるセッションをしたり、世界有数の透明度を誇る西表島で海に入ったり、シュノーケリングをしたり、海と夕日の見えるテラスでのんびりすることも自由です。

 

いつも忙しいあなたに、ゆっくりと充電をさせてあげてください。自分のこころと身体、魂を十分に満たしてあげてください。

 

詳しい内容や日程は、お一人お一人のニーズやご希望や予算を聞きながら決めていきます。

お気軽にご相談・お問い合わせください!

 

料金:15万円

 

*2泊3日間のリトリート、コーチの航空券と宿泊、石垣島ー西表島間の船代、手配、コーディネート代を含みます。
*航空券(3万円位〜)と宿泊費は実費です。
*お部屋から海のみえるビラを手配・ご紹介いたします。

*海へはお部屋から徒歩3分です。手付かずのプライベートビーチです。
*奥西表島でのシュノーケリング手配します。

*石垣空港集合。空港までお迎えに参ります。

 

神へ三日間踊りと歌をささげる小浜島にルーツを持ち3歳の時から通った大仲千華のオススメ特別プログラムです!

 

記事⇨ 小浜島のおばあの生きる知恵

 

info(あっと)peaceblossom.netまでお気軽にご相談・お問い合わせください。

 

人生から成功も幸せも奪う「いい人」という病──国連ニューヨーク本部で学んだ真実|大仲千華 「答えを求めない勇気」

「人から認められたい」「誰からも嫌われたくない」という思いから、ついつい「いい人」を演じてしまう人は多いのではないだろうか。だが、他人から高評価を得るためのこの行動が、実は成功や幸せを遠ざける原因になっているという。

「いい人」は損もしないが得もしない

 

「『いい人』のままでは、誰にも君のことを覚えてもらえないよ」

 

これは、私が国連のニューヨーク本部で働いていたときに当時の上司に言われた言葉です。いい人は無難な意見ばかりを口にするけれど、そんなものは国連では何の役にも立たないし、誰の記憶にも残らない。彼にそう言われて私はかなりショックを受けましたが、「確かにその通りだ」とも思いました。

 

当時、私は国連平和維持活動(PKO)に携わっていました。国連が扱う業務のなかでも最も直接的に紛争にかかわり、国際政治や人の生死にも影響を与える仕事が単なるいい人に務まらないことは、私にも本能的にわかっていました。

 

しかしながらいい人を否定することは、私にとっては大きなチャレンジでもありました。日本で生まれ育った私に、「いい人であることは悪い」という発想はまったくなかったからです。けれども上司のその一言によって、いい人でいることは、大きな損はしないけどその代わり得もしない、いわば「守りの姿勢」ではないかと考えるようになりました。

 

いい人を演じれば、自分の本当の意見や立場を明らかにする必要がないので、自分が受け入れられなかったり、批判にさらされたりする危険を避けることができます。

 

実際、国連本部で働きはじめてからまだほんの少ししかたっていないにもかかわらず、気がつけば私は発言を求められると公式見解を繰り返すようになっていました。官僚の答弁のような物言いをすることによって、私は自分が傷つく事態を懸命に防ごうとしていたのだと思います。

「いい人」ほどトランプに怒りを感じる

 

私には米国やカナダで暮らすコーチ・カウンセラー仲間が何人かいるのですが、彼らに言わせると、いい人ほどトランプ氏が米大統領選に勝利したことに失望を感じていたそうです。

 

この場合のいい人は、「自分はいい人であるべき(はず)」、または「自分は正しい」という思いが強い人を指します。たとえば、社会的な役割が多い人、仮面(ペルソナ)を何重にもかぶっている人、公的な立場と自分のアイデンティティが一体化している人などがこれに当たります。

 

特に欧米では、社会的地位の高い人ほど「ポリティカリー・コレクト」(発言やふるまいに差別や偏見がなく、道徳的)であることが求められるので、 肩書きや社会的役割と自分のアイデンティティが同一化されていく傾向が強くなります。

 

もちろん、トランプ大統領の乱暴な物言いや、移民・イスラム教徒に対する差別的な発言に、純粋に怒りや不快感を覚えた人も多いでしょうが、「自分はいい人で正しい」と思っている人ほど、トランプの傍若無人な言動が許せないと感じたそうです。

 

人間には誰でも強みと弱みがあります。自分のなかにはいい部分もあれば、嫉妬や無力感に苦しむ嫌な部分もあることをみんな理解しています。しかし、「自分はいい人で正しくなければいけない」と思い込んでいる人ほど、人間の性質をありのままに受け入れることが難しくなってしまうのです。

 

いい人でいることのもう一つの恐ろしい弊害は、いい人を演じ続けなけばいけない義務感、そしてこうすれば人から評価されるという期待感に囚われてしまうことです。

 

「いい人」ほど怒りをため込む

 

私たちは子供の頃から勉強ができるとかスポーツが得意とか、行儀がいいとか褒められた体験を通じて、「こうすれば認められる」という観念体系を学んでいきます。そしてその経験は、大人になってからも私たちを「人を喜ばせよ、有能であれ、完璧であれ」と煽りたてます。

 

そこには、「自分の価値は、残した実績に対する他人からの評価によって決まる」という思い込みがあります。内なるモチベーションよりも、他人からどう見られるかに意識が向いてしまうのです。

前回の記事で、ニューヨークで働いていたときの私は、能力も努力も常に足りない気がして焦燥感とストレスに悩まされていたと書きました。いま思うと当時の私を苦しめていたのは、「国連の本部で働く人はこうあるべき」という思い込みと、「自分をそう見せなければ」と自ら課したプレッシャーでした。

 

このように、私たちは人に認められたいあまりにヘトヘトになり、心をすり減らしてしまうのです。しかも、そんな人ほど実は心のなかで怒っているのです。

 

彼らは「自分はこんなに我慢しているのに」「自分はこんなに尽くしているのに」と思う一方で、相手からは期待するような反応や評価が返ってこないことに対し、常にイライラや不満をためているのです。自分の満足が、コントロールの及ばない他人の反応に左右される状況は、当然、人に非常に大きなストレスを与えます。

日本人特有の「受動攻撃性」とは

 

私が長年の海外生活を経て日本に帰国して驚いたのは、日本人の受動攻撃性の高さでした。

受動攻撃性とは、あからさまに怒りをぶつけて攻撃をするのではなく、無視、無関心、連続して遅刻やミスをするなどの無気力な態度で「抗議」することを指します。私は日本人特有のこの性質を、満員電車の乗り降りのときに特に強く感じました。これも恐らく普段からいい人を演じていることからくる弊害なのでしょう。

 

いい人は、自分の意見を持たない、もしくは自分よりも他人の意見や価値観を優先させることによって、自分で自分を傷つけています。我慢し過ぎて自分の希望がわからなくなったせいで、無気力に陥り、鬱を発症するケースさえあるのです。

 
また、必要以上にいい人になろうとすると、期待に応えられなかったらどうしようという不安にとりつかれ、失敗や批判が怖くてたまらなくなります。その結果、ちょっとした失敗に対しても自己嫌悪を感じる状態に陥ってしまいます。つまり、いい人でいることは、成功の妨げにもなるのです。

 

このような状況から抜け出すには、自分で自分に課しているハードル、そして、社会やメディア、学校や親から植え付けられた以下のような「理想像」に自分が無意識に囚われていることにまず気づかなければなりません。

 

男性は「弱み」を見せてはいけない。
いつもいい成績をとらなければいけない。
絶対に失敗をしてはいけない。
周囲の人に賞賛されなければいけない。
やるからには成功しならなければいけない。
誰よりも優れていなければいけない。
スマートでなければいけない。
もっと痩せなければいけない。
人気者にならなければいけない。
かっこよくなければいけない。
おしゃれでなければいけない。
女性は若くなければいけない。
母親は常に子供思いで優しくなければいけない。

 

私がこうした「いい人」の呪縛から逃れられたのは、ニューヨークでストレスのピークを体験した後にPKOで南スーダンに赴任したことがきっかけでした。

まず、灼熱の南スーダンで、私はスーツを着なくなりました。

 

そして、国連で働く人はこうあるべきだという思い込みを実現するためではなく、現地の状況に合わせて最善を尽くすことに自分の目的がシフトしたとたん、変化が起きました。このとき初めて私は、自分のエネルギーが内から外に向かうのを感じました。

 

人の評価を求めてストレスにさらされるよりも、少しでもいいから毎日自分が成長したと感じられるほうが、自分の力で人生を歩んでいる実感が得られます。南スーダンでは別の意味でのチャレンジがたくさんありましたが、これに気づいたおかげでどれだけ気持ちが楽になったかわかりません。

 

それからは、多国籍チームのリーダーに抜擢され、国連の幹部に「うちの部署で働かないか」と誘われたこともありました。南スーダン政府や南スーダン人民解放軍との会合では、私が話しはじめると白けていた人たちが耳を傾けてくれるようにもなりました。

 

当時の南スーダンは、いつ紛争が再発してもおかしくない状況でした。そんななか、「たったいま、私がここにいる人たちに届けられる一言は何だろう?」と私なりに必死に考え、それを伝えようとしたことによって、気持ちが相手に伝わったのだと思います。

 

人は「正論」では動きません。なんらかのメッセージが人の心に届いたとしたら、それはその意見が立派だからでも正しいからでもありません。伝える人間が心の奥から湧き出るものを表現しようとするときにこそ、言葉を超えた思いが相手に伝わるのです。自分の保身のためにいい人を演じ続けていたら、言葉さえ力を失ってしまいます。

 

「どんなときでもあなたは一人しかいない。だから、あなたの表現は必ずユニークなものになる。もしそれを表現しないのならば、それは世界にとっての損失である。自信を持って踏み出しなさい」──これは、モダンダンスを開拓した米国の舞踏家マーサ・グラハムの言葉です。

 

彼女の言う通り、あなたという存在からしか伝えられないものが必ずあります。

 

私たちはもっと自分が自分であることを表現し、もっと正直にわがままに生きていいのです!

 

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《新プログラム》開始しました❗️

 

沖縄には、人がその人本来の姿でない状態を表わすのに「魂が抜けている」と言うことがあります。人は、その人の自然な想いや本当の気持ちに繋がるとき、その人本来の力と輝きを取り戻します。

 

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売るスキルは読み書きと同じ位フツーの時代「大学は先生の研究を一方的に聞くだけ。私はどうしたらもっと売れるようになるのかをもっと学びたい」

「ここにあった!」私は思わず叫んでしまいました。

 

なぜなら、その店にあったのは、私がこの数ヶ月ずっと探し求めていたものだったからです。

 

大吉七菜海さんに会ったのは、東京赤坂アークヒルズ前のヒルズマルシェ。

 

彼女がおしゃれなラッピングに包み手にしていたのは「ケール」。

 

ケールは「野菜の王様」と言われるほどミネラルが豊富で、私の身体は疲れてくるとケールを求めます。そして、そのミネラルが身体に染み通ると、インスピレーションも湧き、執筆も進みます。

 

テニスチャンピオンのジョコビッチ選手も世界一位になるまでには、「起きていられる時間にできることはすべてやった」と言い、その一つが食事改革で、彼が公開しているメニューの中にもほぼ毎日ケールが登場します。

 

ケールは希少な野菜です。基本的には冬の野菜なので店頭に並ぶのは3ヶ月ほど。

 

しかも、普通のスーパーでは売っておらず、あちこち廻ってなかったので諦めていたところだったので、思わず叫んでしまったのです。

 

彼女はどうやってケールを調達して、都会のど真ん中でたった一人で、どうしてケールを売るようになったのか?と、私は興味を持ちました

 

しかも彼女のお名前は大吉さん。

 

彼女の田舎の鹿児島県の指宿(いぶすき)とではごくごく一般的な性で、同級生の名前もみんな大吉、中吉、小吉、末吉だったそうで、町を離れて始めてそれが珍しいことに気づいたそうです。(❗️)

 

彼女は大学で社会学を学ぶ大学2年生でした。

 

彼女の実家は、いぶすきで東京ドーム5個分の土地で農業を営むキャベツ専門の農家さんで、これまでずっとキャベツを育ててきたそうです。

 

町のほとんどの人が農家で、農家=キャベツという図式ができあがり、それになんの疑問も持たなかったある日、七菜海さんのお母さんが家族にこう言ったそうです。

 

「このままキャベツだけやっていたら危ない。不作になったら全部おわり。何か他のこともやらないといけない」と。

 

お父さんはそれなりに上手くいっているのだから「キャベツでいいじゃないか」と言い、その時はそこまでで終わったそうです。

 

その一方で、お母さんは着々と準備を進めていました。

 

農業の6次産業化するサポートをする「女性農業次世代リーダー育成塾」へ通い、東京へ行くようになりました。

 

「テレビの見過ぎかも知れないけど、あまりに東京で通うから、お母さん『アヤシイ』って思ったこともあったんです。今だから言えるんですけどね」と七菜海さんは笑います。

 

七菜海さんは、当時高校二年生でした。

 

そんな日々がしばらく続き、お母さんからニュースを聞くのです。

 

新宿の伊勢丹と銀座三越で大吉農園のケールを売ることになったと。

 

お母さんは、東京に行くたびにケールを片手に、卸売り市場を回り、ケールを扱ってくれませんか?『ケールの味には自信があります』と営業をしていたのです。

 

しかも、新宿伊勢丹に置かせてもらうことで、信用が付き販路も広がるだろうという作戦まできちんとあったのです。

 

彼女は高校生でしたが、ケールのラッピングはおしゃれなデザインの方がいい、というお母さんの提案で、デザインを一緒に考えるようになったり、緑に映える赤のデザインが実際につくられていく様子をずっと見てきたそうです。

 

「そんな経験があって、母からの勧めもあって、我が家のお野菜をたくさんの人にできる限り新鮮な状態で食べてもらいたい、と思ったのと、人生経験が広がるだろうと考えてマルシェで出店することになりました。」

 

昨年7月に初めて出店して、「完売」になり、初めて「完売」した時の経験は大きな自信につながっているそうです。

 

そして、自然にケールがどうしたらもっと売れるようになるのかを考えるようになったそうです。

 

「スーパーに行くと、それまでは気にならなかったポップが目に入るようになりました。

 

例えば、『どうしたら商品を手に取ってもらえるか』『「自分がどんな接客を受けると嬉しいか』などに意識が向くようになりました。」

 

 

ケール

 

ケール②

 

 

「大学は先生の研究を一方的に聞くだけ。私は、例えばこのケールがどうしたらもっと売れるようになるのかをもっと学びたいです。」と続ける七菜海さんですが、大学と仕事や就職のギャップは全世界的に指摘されている課題の一つでもあります。

 

テクノロジーの進化や価値観の変化など、大学と現場のギャップが大きくなっているからです。

 

大学では考える力を学ぶべきだ、「ビジネス」や「儲け」とは関係ない次元で学ぶことがある、といった声もあると同時に、体験しながら学びたいという若者の声も全世界的な傾向です。

 

「お客様と話しているときが、一番楽しいです。学校では経験できない、貴重な機会だと思います。毎回のマルシェ出店や人との出会いを通して、実践的に学んでいきたいです。何でも自分の実体験を通して、ひとつひとつ経験を積んで、それを自分の実力に変えていけたらいいなと思っています。」

 

きっと、これも多くの大学生や学生や今の若者の声を代弁したものなのでしょう。

 

 

寮でもケール料理を友達にふるまっているという七菜海さんは、「一時間で5品も作れるようになったんです!」とケールパスタ、スープ、サラダにバーニャカウダの美味しそうな写真を見せてくれました。

 

ケールサラダ.jpg

 

大吉農園(だいきちのうえん)は、指宿ではパートさんを雇うほどの農家になり、最初は反対したお父さんもいまでは全面的に協力しているそうです。

 

Dean & Delucaでも、キウィ&ケールスムージーが今年の夏の看板メニューになっているように、ケールも身近になっているので、大吉農園のケールをもっと身近に目にする日も近いかも知れません。

 

「このままではいけない」と感じ取った女性の「第六感」。

 

『ファースト・ペンギン』に反対はつきもの。

 

反対されても形にしていったお母さんの勇気が、ケールを通じて指宿と東京をつなぎ、女性に勇気を与えてくれているように感じます。

 

 

そして、七菜海さんの話しを聞いていると、起業とは何か大きなかた意地はってやるようなことでもなく、起業か就職かの二者選択でもなく、

 

自分がいいというものを周りに伝え、拡げる(提供する=売る)ということは、日常生活の延長にある身近な行為で、簡単に楽しく気軽にやっていい時代なんだ、と感じます。

 

 

 

時代は後からついてくる。だから時代の変わり目では自分で道を切り開くしかない。

 

いいものを必要な人へ。

そして軽やかに楽しく。(*^-^)ニコ

 

バニラアイスとケールのケールシェイク試してみてくださいね!

 

大吉農園

https://www.instagram.com/explore/tags/大吉農園/

http://www.thepicta.com/user/daikichifarm/3965071611

 

大吉農園 ケール販売場所

アークヒルズヒルズマルシェ(毎週火曜日)11:00〜19:00

http://www.arkhills.com/hillsmarche/

8月は夏休みのため8月1日と8月29日に出店

 

 

お問い合わせ先

大吉農園(だいきちのうえん)

鹿児島指宿市湯の浜6−3−21

daikichifarm@gmail.com

 

ビルゲイツが支援している大学でMBAも授業料完全無料!194カ国の学生とタダで一緒に勉強できるのに、なぜ日本の大学なのか❓❓❓

なぜ日本の大学なのか?

海外の大学ではなくなぜ日本の大学なのか???

日本の大学を出ると、どんなスキルが身につけることができてどう役立つのか???

 

 

これまで、海外(アメリカやイギリス)の大学を出ることことの一番のネックは学費と語学力、そして、治安(実際の治安状況というよりは親の心配)でした。

 

授業料は高いし、生活費もかかります。

 

オンラインで、アメリカの大学卒業資格が無料(試験料あり)で得られる時代になった、とお伝えしました。

 

オックスフォードやハーバードの教授たちが軒並み顧問に就いていている、University of the Peopleです。

 

ビルゲイツが、アメリカの教育費が高すぎることが問題だとして、しかもオンラインの時代にあった教育改革をしようという試みの一つとして、支援しています。

 

なぜ無料でできるかというと、ハーバードやMITなどの無料公開講座を講義コンテンツとして利用しているからです。

 

無料公開講座とは言え、質はかなり高いです。

 

しかも、名門ニューヨーク大学(NYU)とも提携をしています。

すでに、3千人以上の卒業生がいて、世界194カ国❗️以上もの学生が学んでいるそうです。

 

2009年に事業開始、卒業はアメリカの四年制大学の卒業資格として認められます。

 

入学条件は高校を卒業していること、英語で授業を受けられること。

 

面白いのは、世界194カ国から参加するクラスメ-トが20名前後でクラスを組み、
オンラインで課題を提出しながら、互いに学び合う仕組みです。

 

ビルゲイツも応援する授業料が無料の大学が開講 !

University of the Peopleに入ってみました

 

そもそも大学を出ることは必要なのか?という議論もありますが、

 

いろんな国の人たちと一緒に学ぶこと、多様性に降れることはそれだけでも十分に価値があると個人的には思います。

 

そして、この大学では科目は主に、Business Administration(MBAの大学版)とMBA、そしてプログラミングとHealth Scienceに特化しています。

 

3年前に初めて聞いた時には、MBAはありませんでしたが、MBAも始まっていました。

こちらも無料です!

 

大学ではもっと幅広い教養を身につけるべきだ、という意見もあります。

 

私個人は、大学では考える力を身につけることが大事だと思っていますが、実業に近いものを学ぶという選択は理解できます。

 

 

さて、では次の質問です。

日本の大学を出ると、どんなスキルが身につけることができてどう役立つのでしょうか❓❓❓

 

この数年、このギャップがかなり深刻な問題として認識されてきています。

 

最近もある現役女子大生の方から、大学で勉強していることと自分が知りたいことが全然違う、という声を聞きました。

 

 

もう一つ、海外の大学卒業生は日本の企業の就職に不利だと言われてきました。

 

4月一斉入社前提で大企業に雇われることを最優先としたら、10年間にはそういう面も確かにあったでしょう。

 

でも、グルーバル人材をなんとしても欲しいという企業にとってそういう人は即戦力になります。

 

ちなみに、イギリスの大学を卒業をした友人で、通常の採用プロセスを経たら倍率何十倍だったであろうところを、外国人のマネージャーとの面接たった一回で、五つ星ホテルに就職を決めた人がいます。

 

しかも、これまで日本のホテル業界の慣習だった、専門学校をでて、ベッドメイキングから修行をするというコースを、ベッドメイキングもドアベル(玄関でお迎えする人)も各一日で終え(人事がそうしてくれたそうです)、一気にそれを飛び越して、フロントを経て希望だったマーケティング部署に一気に行ってしまいました。

 

彼女は、イギリスの大学で勉強していたのですが、最終学年在籍中に、ロンドンの「ザ・サボイ」でアジア人女性初のインターンとして雇われました(ちょっと時代錯誤に聞こえますが、本当の話しです)。

 

彼女は学校から奨学金をもらい、インターン最終段階でサボイに属したまま日本へ調査に来ます。

 

当時、東京で外資系の5つ星ホテルがちょうど進出ラッシュだった時期で、「世界のホテルの中のホテル」と言われる「サボイ」ブランドの力はすごくて、どこも快く調査に協力してくれたそうです。

 

それだけでなく、5つ星ホテルの人事担当者からそれとなく採用の話しをもちかけられたそうです。

 

そして、すでにお話したように、採用されただけでなく、これまでの日本の慣行とされてきたベッドメイキングから修行をするというコースさえも一気に飛び越えていってしまいました。

 

Savoy

Reardon-Savoy

London Hotel Savoy

 

この話しをしたポイントは、「そもそもなんで?」という質問をあえて提起したかったからです。

 

そもそもなんで日本の大学なのか?

 

そもそもなんで日本の企業なのか?

 

 

日本の企業には、どこに配属されるのか分からない、そしてどんなキャリアパスがあってどんなスキルを身につけられるのか分からない、という点があります。

 

専門家よりも、その会社特有のやり方や会社人間を育てることに重点がおかれます。

 

だからこそ、入る方も目的意識をもたないといとも簡単に目的を見失ってしまいます。

 

 

いちおう大学はいこう。

とりあえず塾はいこう。

とりあえず受験勉強はした方がいいだろう。

 

 

「とりあえず」、「いちおう」ばかりに時間を費やすほど人生は長くありません。

 

 

受験勉強⇨大学⇨流企業

 

このモデルの限界をどこかで知りつつあるのに、そうでない自分にとっての幸せのモデルがわからないという面もあるのでしょう。

 

日本全国とりあえず受験勉強、いちおう大学、やっぱり一流企業という「思考停止」状態に陥っているように見えます。

 

受験勉強に向かって努力をしていれば、がんばっている感も得られるので、それ自体がそれなりの安心や満足感にもなるのでしょう。

 

 

でも、今こそ「そもそも」が大切な時代です。

 

そもそも何のために、この勉強をしているのか?

そもそも何のためにそれを目指しているのか?

そもそも、それをすると自分は幸せになれるのか?

 

 

そういう「そもそも」に一人一人が向き合う時代なのです。